先日、商工会議所の機関紙にアラヤを掲載するということで記者の方が来社され、インタビューを受けました。
取材をする記者の方は、事前に私の著書や今月初旬に掲載された日経産業新聞の記事を読んでいましたので、インタビューは順調に進み1時間でしたが十分お話ができたと思います。
インタビューを受けるたびに必ず聞かれるのは「本当のところ成功の秘訣は何ですか?」ということです。
記事を書くにあたり、読者に経営のヒントとなるものを提供したいという考えが根底にあるからでしょうか。
まだ成功したということでもないし、やっと事業を継続できているだけというのが実感なだけに、この質問の回答にはいつも困ります。
「たまたま運が良かったのだと思います」と答えると、案の定ですが記者の方は困惑顔になり、本当の秘訣を教えてほしいと言うのです。
私は「運」が自分の周りにいつもいてくれるコツを知っているのですが、なかなか普通の人には理解ができないようです。