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問題解決ガイドのひとりごと。



日本国の統治は国会、内閣、裁判所によってなされているのですが、今回のコロナウイルス肺炎のように突然の国家的な危機に陥った時に、まったく効果的な施策を打つこともできないまま、いたずらに時間だけが過ぎ去っているように見えます。

国家的な危機が発生した時には過去の事例にとらわれずに、躊躇なく果敢に必要な施策を打ち出す必要があるのですが、最高指導者にその全権を与える憲法になっていないので、各省庁の権限の範囲にとらわれた部分部分の対策を小出しにするしかなく、責任がかぶる部分では各省庁のすりあわせを行わなければ、まったく1ミリも動かすことが出来ないのです。

危機が発生した場合は戒厳令を発して、総理大臣に全権を委任し、平時とはまったく違う指揮系統を発動するというのが普通の国がやっていることです。

日本国憲法のもとで、いかなる危機に遭遇しても総理大臣に全権を任せる手段を持っていないのでは、最高の人材がトップにいても適切な決断による果敢な施策は期待出来ないことを、日本国民は知るべきです。

そのことを知らずに、いたずら政府の施策に文句を言っているのが今日の日本!


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