山本夏彦さんの本に昔のことが書いてあるのを読んで、なるほどと感じたのでブログに書こうと思います。
山本夏彦さんが子供の頃に聞いた言葉だそうです。
「羽織ごろ」は立派ななりをして、表玄関から入って天下国家を論じて、結局はいくらか出させる。
ここで言う羽織は紋付きハカマで、たいていはひげを生やしていた。
紋付きハカマやひげは、人にあなどられないためのものだったようです。
こんな羽織ごろには硬派と軟派がいたそうで、硬派は記事を書いたが軟派は記事を書かなかった。
羽織を着たごろつきという意味で「羽織ごろ」と言ったそうです。
そんな羽織ごろの子孫が新聞記者ということになります。
なるほどと感じてしまいます。