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問題解決ガイドのひとりごと。



会社を設立するときに出資する、してもらうという形で資本金が形成されます。
その後の増資でも資本金が変化しますので、最終的には今現在の資本金構成がすべてです。
会社は、誰がどれくらいの金額(比率)を出資しているかによって、その会社が誰のものかが決定されるのですが、その会社を実質的に運営している実績があるから、自分が所有していると錯覚している人もいます。
これは上場している、していないにかかわらずその実態は変わりません。
起業をしようとする場合この資本政策を間違えると、事業が成功した時点で、まったく事業に関与もせず努力もしなかった出資者が、会社の所有者であるという実態を知るということが起こります。
身を粉にして働いた結果、その当人が放り出されるという悲劇すら起こります。
実際に事業を成功させたのだから、もう一度起業しなおせば良いというほど甘くは有りません。
ビジネスはそのタイミング、その環境だったから成功したという要素も大きいからです。
起業することを計画している人、もう起業していてがんばっている最中の人は、もう一度資本構成を見直しすることをお勧めします。


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