パレルモ/サン・ジョヴァンニ・デッリ・エレミティ教会の赤いクーポラ
教会の庭から撮りました
教会の開く時間は以下
月曜ー土曜日9:00~18:30
日曜日・祭日9:00~13:00
※2019年12月現在
教会の開く時間は以下
月曜ー土曜日9:00~18:30
日曜日・祭日9:00~13:00
※2019年12月現在
■2019年12月20日
旅行の楽しみ方は、人それぞれですが、わたしにとっては、機内ステイもその一つです。映画を観たり、本を読んだり、これから行く先の行程や景色を思い描いたり、座したままながら、こんな非日常は、ワクワクします。何よりも飛行機に搭乗した瞬間から、もうそこは異国ですもんね。
友人の一人は、海外旅行の、あの移動時間が苦痛だといいますが、わたしは長時間のフライトもさして気にはなりません。特に今回は、機内食にも少なからずの期待を抱いて楽しみでした。何しろ巨匠シェフがプロデュースしたらしい、本格イタリアンのフルコースが提供されるのだもの…
もう半年前になる、忘れかけ始めた記憶をたどりながら、上記は、確か、アンティパストの、ポレンタとマッシュルームのトマト・バジルソース添え~みたいな。キノコが頭突きしてる。うーん…これが米国の旅行雑誌「グローバル・トラベラー」・読者調査で、最優秀機内食!と愛でられた味…それも9年連続で…うーん…うーん…
次に出された、これはプリモのパスタです。何とかなんとかのリガトーニ・バスタ、ナッツのソースがけ…。イタリアが誇る名窯(めいよう)リチャート゛・ジノリの白いお皿に、無造作にどさっと盛られたパスタです。湯がき加減は、イタリア人がこだわるアルデンテ…あまりの迫力に目が点になり、そうしてその口当たりというか食感にこんなのアルデンテ?とあらぬツッコミが口をついて出てしまった…
そもそも、麺類は同じ味が(当たり前だけど)ずっとずっと続くのに、ほのかなナッツの香りは感じるものの、小麦粉を練った塊だけのようなリガトーニをソースが乾いてしまったカピカピのまま口に入れ続けるのはちょっと辛い…いや、はっきりきっぱり言おう…マズイ…。
続いて出てきたのはセコンドですが、雑な盛り合わせを目の当たりにして気分はすっかり萎えてしまいました。この肉料理は豚肉のメダリオンステーキと銘打たれ、芯の残るローストポテトと火を入れ過ぎたフダン草のソテー突合せ、じゃなかった付け合わせ。この付け合わせは、塩とオリーブオイルで頂くシンプルなイタリア・家庭料理の副菜なのだれど、国内の有名なグルメ雑誌「ガンベロ・ロッソ」が監修したメニューだというのに芸がなさすぎる。そうしてこのお肉、ふゃっと柔らかいだけで味がない…フツーにデミグラスソースのかかったハンバーグでよかったのに…。
朝食メニユー
フォカッチャと生ハム&セロリとドライイチジクのサラダ添え…
フォカッチャと生ハム&セロリとドライイチジクのサラダ添え…
フォカッチャ、ちんして下さい
ちなみに、メニューの紹介には、『ピエモンテ州の山々からトレンティーノ・アディジェ州のアルプスまで、ミラノの伝統の料理や海に豊かな州を通り、今回ご提供するお食事は、イタリアの秋のマジックを語ります。季節の食材や本物の味を使用し、全てにクリエイティブなタッチを加えました…。イタリア人のパッション、心遣い、純イタリア食材がすべてのメニューに入っています』…とありました…。
余談
時々チェックする在イタリア日本国大使館のホームページですが、新たな情報が上がっていました。
2020年7月2日現在です。
★在イタリア・日本国大使館
★日本発イタリア行き経路に関する情報-2020.7.2-
簡単に言えば、イタリア政府・保健省によれば、イタリアに日本から出かける旅行者(ビジネス・観光目的いずれも)に対して、規制はなくなったものの、二週間の自己隔離と健康観察は継続される訳で、やっぱり、そうおいそれとは渡航できない…ということになりますね…
-続く-
それから機内食はエコノミーだし毎回同じなのであまり食べません。どう考えてもイタリアに着いてから食べた方が美味しいので(笑)ドバイのトランジットが長い時は、日本から調理パンを買って行ったり、向こうでパニーニを買って途中で食べたりします。ああ、イタリアのピッザやパニーニが食べたい(笑)
いろいろな情報で中国では昨年の夏あたりから病院が混んでいたとか・・・。そうなると北イタリアで昨年年末から肺炎の患者が増えていたのもうなづけますね。
そんなわけでしばらく南イタリアを旅したいなと考えていますが、どうなることやら。空港のPCRセンターが9月にできるらしいですが・・・。
そうそう、イタリアでは昨年秋に、既に感染者が出て居たかもしれないという話もあって、私も正直ぞっとしました。昨年は南イタリアとはいえ、ローマの空港も利用している訳で、よくぞ無事に帰って来られたと思いました。イタリアに到着しても、国内では沢山の規制があるし、万が一の時には、何よりも人様に迷惑をかけるし、渡伊は当分出来そうにないですよね。でも、こうして広島れもんさんとお話していると、おっしゃるように、ピッツァやパニーニ、あっ私は、シチリアで食べたアランチーニが食べたくなったりして、こうして思い浮かべるだけでも、イタリアモード、お陰で楽しいです(笑)