イタリアより

滞在日記

アリタリア ビジネスクラス 2019/その4.

2020年07月13日 | アリタリアーイタリア航空

世界遺産モディカ

サン・ベネデッド・ダ・ノルチャ通りから撮影した
対面のモディカ・アルタの町並み


ホテルに迎えに来てくれたタクシーに頼んで
ノルチャ通りに連れて行ってもらいました

ほんとは徒歩で上がる予定が時間切れ…
いや、体力切れでした


■2019年12月29日

往路では、こんな風に残念・無念・ガッカリ感満載の機内でしたが、そもそも私がビジネス席に期待を寄せるのは、身体を横たえることができるから。その目的は十分に果たせたので満足ではあるのですが、こうなると、フルフラットの座席だけを別売りしてほしいなぁと思います。往時の機内の様子を思い浮かべて、何やらもどかしいような、ふつふつとした気持ちを抱きながら帰国の途に就きました。


2013年の旅より/ローマ・フィウミチーノ空港に停まるアリタリア機

そうはいっても、やっぱりいいなぁアリタリア機

なんだかんだと言ってもアリタリアのファンなのです ^^)


往路と同じく日本人の女性スタッフが乗っていましたが、見るからにベテラン風のこのCAさんに声を掛けられました。何でも、どうしてもと強く乞われた客の希望を承諾したところ、当初の予定の料理が足りなくなったそうで、一人で居る気弱そうな(私のことですよ~)私に白羽の矢を立てて、その断りに来たのでした。それも、プリモとセコンドの両方で。


帰路便の機内食の写真は撮っていないので
せめて…モディカ/ファイラホテルの夕食前菜

握りずしが出てビックリ
※このお話は又後日


一体その客はどんな要望をしたのか今となっては知るすべもないけれど、どうせ食事には期待はしていないしこだわりもないので、いいですよと快諾はしたものの、もしもあの時イヤだと言ったらどうなったかしらん…と、少々慇懃無礼だったCAさんの態度を思い出しながら意地悪なことを考えました。

一人の客の無理難題を聞くと、こうして他の客にそのしわ寄せがいき、CAさんはその対処に追われる、誠にご苦労だなと思う反面、了承してくれそうな客を探して交渉をする、ここが彼らの腕の見せ所です。あのCAさんは、私の了解が取れて、小さくガッツポーズをしたに違いありません(笑)


帰路便の機内食の写真は撮っていないので
せめて…モディカ/ファイラホテルの温かなクリームスープ


余談
2020年7月、コロナ禍はなかなか静まりそうもなく…実は、手元に今年のお正月明け早々、ポチっとしてしまったイタリア行きのチケットがあります。いつも通り出発は年末なので、その頃にはこの騒ぎにも一段落が付いているだろうと、当初は楽観視していました。夏になれば、ウイルスは消滅するという専門家もいて、一縷の望みを託していましたが、季節が変わっても首都東京の新たな感染者が再び100人、いや200人をも超える日が続き、この新型コロナウイルスの脅威を改めて痛感します。夏になってもこれだけの感染力を保つ…ましてや冬になれば…ですよね…

-続く-

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8 コメント

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第2波、すごいことに・・・ (広島れもん)
2020-07-19 09:44:07
一度感染が落ち着いてしまって、みんなたがが外れたか、かなりの数の感染者が出るようになってきましたね。私は7月からジムに行くのを再開したのですが、消毒液、消毒方法などトレーナーさんたちの自覚のなさ😲ホストクラブやキャバクラで感染者が増えていることがほんとにわかるような気がします。

そして海外旅行を楽しみにしている私たちにも黄色信号はついてしまったような・・・。それで方向転換して、今年行く予定だったヴェローナ・ヴェネチアにボルツァーノを加えたり、何年後かに行く予定だった、ローマからアッシジへ行くところにグッビオを加えたりして遊んでいます。kazu
さんのグッビオのレポートで興味がそそられて(笑)アッシジ2泊で2日目にグッビオに行き、ローマへの帰りにスポレート、どうでしょうか?
以下が私の今後の予定ですが、ひゃ~何歳まで!

1.ヴェローナ・ボルツアーノ・ヴェネチア
2. シチリア
3.ナポリ・アマルフィ・カプリ
4.プ―リア
5.ボローニャ近郊
6.ミラノ近郊
8.ローマ近郊
9.フィレンツェ近郊

実はもう6まで行程ができてるんです(笑)強度の方向音痴でガラケーしか持たない私は事前の準備が不可欠で(地図はプリントアウトして持っていきます)、5と6は来年からの予定だったんですが、旅するイタリア語が素敵すぎてシチリアが入り込み、この自粛中に感染者の少ない南部2つを急遽追加しました(笑)
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追加!(^^) (kazu)
2020-07-19 15:59:32
広島れもんさん、こんにちは。沢山の記事にコメントを頂いていて、またまたお返事が遅れてすいません。ありがとうございます。順次お返事させていただきますね。ジム?ですか。凄いなぁ。そうですよね。イタリア旅行を敢行しようと思えば、一に体力二に体力~ですもんね。私は犬の散歩がかろうじての運動ですが、広島れもんさんを見習わなくては。

ほんとに黄信号よりもう赤信号ですわ。すっかり諦めモードです。自分の努力ではどうにもならない、こんなことが世の中起こるんですね。でも、広島れもんさんのアグレッシブさ、凄いです。いやいやこうして計画を立てるだけでも楽しめますもんね。以前、どこのツアーだったか、80歳を超えたご婦人がいらっしゃいました。お孫さんが一緒でしたが、トラピックスのあの弾丸ツアーに見事に付いて来られて感服しました。私もその時に、目指せ80歳!と決意した次第って、だんだんと自信を無くしてますが。

沢山の旅程、素晴らしいですね。私もまだまだ行きたい場所はいっぱいあってこうした計画を見せて頂くと勇気をもらいます。ローマからアッシジ、そしてグッビオ、いいですね。アッシジからグッビオまでのバスがネックのように思いますが、広島れもんさんのことだから、もう調べておられるのでしょうね。そま途上にペルージャもあるので、もしかしたら、又追加!ってなるかもしれませんね(笑)
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崖の上に街があった (広島れもん)
2020-07-25 23:05:05
NHKで罪な番組をやっていました(笑)

ローマとフィレンツェ方面はまだほとんど手を付けていません。っていうかグッビオという街も知らなかったくらいですから💦

今塩野七生さんの本を読み始めていて、フリードリッヒ2世とフランチェスコが幼い頃、同じ時代のほぼ同じところに暮らしていたという話に驚いてしまいました。すごい本ですね!
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広島れもんさんへ (kazu)
2020-07-31 22:28:52
そうでしたか。モディカ、NHKで放映されたのですね。日本ではまだなじみのないエリアですが、世界遺産だからなのでしょうね。

そうなんですよね。フリードリッヒ2世とフランチェスコ。イタリア語ではフリードリッヒはフェデリーコといいますが、母親が夫の戴冠式のためパレルモに下る途中、アンコーナ近くのイエージの町で産気づいて出産、アッシジで洗礼を受けたと、私は高山博さんの本で知りました。が、彼は3歳でシチリア王の座についているし、フランチェスコとは10歳以上の年の差があるから、諸説があるとは思いますが、ほんのわずかの間のニアミス、という感じを受けます。イエージ、グッビオから近いですよ。
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ホテル、キャンセルしました (広島れもん)
2020-08-10 20:18:23
どう考えても秋に行くのは難しく、それでもなかなかキャンセルできずにいたのですが、Gotoキャンペーンが始まって国内もいいかなと、キャンセルボタンを押しました(笑)

それでも並行して今年行く予定だったヴェローナ・ヴェネチアのホテルを予約。どこも予約が入っていないんでしょうね・・・。今年よりお安く泊まれるのですが、複雑でした。


娘たちが帰省を辞めたので先週食材を届けに京都に行ったんですが、新幹線もがらがら、普段は外国人観光客がたくさんいる京都駅も地元の人しかいなくて、食事をしたレストランの方がほんとうに寂しがっていらっしゃいました。

ホテルは結婚式も大幅にキャンセルになっていて、でも高くないランチにすごく手の込んだお料理を出してくださって、すこし涙が出ました。

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広島れもんさんへ (kazu)
2020-08-15 22:49:43
こんばんは。コメントを頂いていたのですね。お返事が遅れてすいません。そしていつもありがとうございます。そうですか。国内旅行に切り替えられましたか。賢明なご判断だと思います。京都までの新幹線、そんなに空いているのですね。通常なら、夏の京都は、暑くても大変なにぎわいをみせるのに、寂しいですね。レストランの方達もお気の毒に思いますが、それぞれ工夫して、なんとか生き残るしかないですよね。一方、娘さんは、お母様の差し入れに、さぞかし喜ばれたことと思います。そんなお話を伺うと、私までほっこりします。

イタリアも、まだまだ平常通りにはいかないようで、私の方は、予約していたミラノのホテルから、年内いっぱい閉鎖するからと、キャンセルの申し入れがありました。残念ですが、これで私も諦めが付きました。それにしても、いつまでこんな状況が続くのか、観光で成り立っている国だけに、イタリアはほんとに心配です。
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年内は閉鎖って・・・ (広島れもん)
2020-08-16 20:31:55
そのくらい観光客が戻って来ない計算なのでしょうね。どこの国でも近場の観光でお茶を濁してる感じですもんね。日本もどうなることやら、これまでのような日常は戻ってくるのでしょうか?
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広島れもんさんへ (kazu)
2020-08-26 22:28:29
こんばんは。お返事を下さっていたのですね。すいません、いつも反応が遅くなって申し訳ありません。そうですよね。観光が主な産業なので、この国にとっては、ほんとに苦しい状況だろうと思います。ウィズ・コロナって、声高に叫ばれますが、そう簡単なことではないですよね。確実な治療薬と安全な予防薬がないと、このコロナと一緒に~なんてムリっぽいし、元の日常もこれらの薬が開発されないと難しいかなぁ。。。
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