世界遺産モディカ
サン・ベネデッド・ダ・ノルチャ通りから撮影した
対面のモディカ・アルタの町並み
サン・ベネデッド・ダ・ノルチャ通りから撮影した
対面のモディカ・アルタの町並み
ホテルに迎えに来てくれたタクシーに頼んで
ノルチャ通りに連れて行ってもらいました
ほんとは徒歩で上がる予定が時間切れ…
いや、体力切れでした
ノルチャ通りに連れて行ってもらいました
ほんとは徒歩で上がる予定が時間切れ…
いや、体力切れでした
■2019年12月29日
往路では、こんな風に残念・無念・ガッカリ感満載の機内でしたが、そもそも私がビジネス席に期待を寄せるのは、身体を横たえることができるから。その目的は十分に果たせたので満足ではあるのですが、こうなると、フルフラットの座席だけを別売りしてほしいなぁと思います。往時の機内の様子を思い浮かべて、何やらもどかしいような、ふつふつとした気持ちを抱きながら帰国の途に就きました。
2013年の旅より/ローマ・フィウミチーノ空港に停まるアリタリア機
そうはいっても、やっぱりいいなぁアリタリア機
なんだかんだと言ってもアリタリアのファンなのです ^^)
往路と同じく日本人の女性スタッフが乗っていましたが、見るからにベテラン風のこのCAさんに声を掛けられました。何でも、どうしてもと強く乞われた客の希望を承諾したところ、当初の予定の料理が足りなくなったそうで、一人で居る気弱そうな(私のことですよ~)私に白羽の矢を立てて、その断りに来たのでした。それも、プリモとセコンドの両方で。
帰路便の機内食の写真は撮っていないので
せめて…モディカ/ファイラホテルの夕食前菜
せめて…モディカ/ファイラホテルの夕食前菜
握りずしが出てビックリ
※このお話は又後日
※このお話は又後日
一体その客はどんな要望をしたのか今となっては知るすべもないけれど、どうせ食事には期待はしていないしこだわりもないので、いいですよと快諾はしたものの、もしもあの時イヤだと言ったらどうなったかしらん…と、少々慇懃無礼だったCAさんの態度を思い出しながら意地悪なことを考えました。
一人の客の無理難題を聞くと、こうして他の客にそのしわ寄せがいき、CAさんはその対処に追われる、誠にご苦労だなと思う反面、了承してくれそうな客を探して交渉をする、ここが彼らの腕の見せ所です。あのCAさんは、私の了解が取れて、小さくガッツポーズをしたに違いありません(笑)
帰路便の機内食の写真は撮っていないので
せめて…モディカ/ファイラホテルの温かなクリームスープ
せめて…モディカ/ファイラホテルの温かなクリームスープ
余談
2020年7月、コロナ禍はなかなか静まりそうもなく…実は、手元に今年のお正月明け早々、ポチっとしてしまったイタリア行きのチケットがあります。いつも通り出発は年末なので、その頃にはこの騒ぎにも一段落が付いているだろうと、当初は楽観視していました。夏になれば、ウイルスは消滅するという専門家もいて、一縷の望みを託していましたが、季節が変わっても首都東京の新たな感染者が再び100人、いや200人をも超える日が続き、この新型コロナウイルスの脅威を改めて痛感します。夏になってもこれだけの感染力を保つ…ましてや冬になれば…ですよね…
-続く-
そして海外旅行を楽しみにしている私たちにも黄色信号はついてしまったような・・・。それで方向転換して、今年行く予定だったヴェローナ・ヴェネチアにボルツァーノを加えたり、何年後かに行く予定だった、ローマからアッシジへ行くところにグッビオを加えたりして遊んでいます。kazu
さんのグッビオのレポートで興味がそそられて(笑)アッシジ2泊で2日目にグッビオに行き、ローマへの帰りにスポレート、どうでしょうか?
以下が私の今後の予定ですが、ひゃ~何歳まで!
1.ヴェローナ・ボルツアーノ・ヴェネチア
2. シチリア
3.ナポリ・アマルフィ・カプリ
4.プ―リア
5.ボローニャ近郊
6.ミラノ近郊
8.ローマ近郊
9.フィレンツェ近郊
実はもう6まで行程ができてるんです(笑)強度の方向音痴でガラケーしか持たない私は事前の準備が不可欠で(地図はプリントアウトして持っていきます)、5と6は来年からの予定だったんですが、旅するイタリア語が素敵すぎてシチリアが入り込み、この自粛中に感染者の少ない南部2つを急遽追加しました(笑)
ほんとに黄信号よりもう赤信号ですわ。すっかり諦めモードです。自分の努力ではどうにもならない、こんなことが世の中起こるんですね。でも、広島れもんさんのアグレッシブさ、凄いです。いやいやこうして計画を立てるだけでも楽しめますもんね。以前、どこのツアーだったか、80歳を超えたご婦人がいらっしゃいました。お孫さんが一緒でしたが、トラピックスのあの弾丸ツアーに見事に付いて来られて感服しました。私もその時に、目指せ80歳!と決意した次第って、だんだんと自信を無くしてますが。
沢山の旅程、素晴らしいですね。私もまだまだ行きたい場所はいっぱいあってこうした計画を見せて頂くと勇気をもらいます。ローマからアッシジ、そしてグッビオ、いいですね。アッシジからグッビオまでのバスがネックのように思いますが、広島れもんさんのことだから、もう調べておられるのでしょうね。そま途上にペルージャもあるので、もしかしたら、又追加!ってなるかもしれませんね(笑)
ローマとフィレンツェ方面はまだほとんど手を付けていません。っていうかグッビオという街も知らなかったくらいですから💦
今塩野七生さんの本を読み始めていて、フリードリッヒ2世とフランチェスコが幼い頃、同じ時代のほぼ同じところに暮らしていたという話に驚いてしまいました。すごい本ですね!
そうなんですよね。フリードリッヒ2世とフランチェスコ。イタリア語ではフリードリッヒはフェデリーコといいますが、母親が夫の戴冠式のためパレルモに下る途中、アンコーナ近くのイエージの町で産気づいて出産、アッシジで洗礼を受けたと、私は高山博さんの本で知りました。が、彼は3歳でシチリア王の座についているし、フランチェスコとは10歳以上の年の差があるから、諸説があるとは思いますが、ほんのわずかの間のニアミス、という感じを受けます。イエージ、グッビオから近いですよ。
それでも並行して今年行く予定だったヴェローナ・ヴェネチアのホテルを予約。どこも予約が入っていないんでしょうね・・・。今年よりお安く泊まれるのですが、複雑でした。
娘たちが帰省を辞めたので先週食材を届けに京都に行ったんですが、新幹線もがらがら、普段は外国人観光客がたくさんいる京都駅も地元の人しかいなくて、食事をしたレストランの方がほんとうに寂しがっていらっしゃいました。
ホテルは結婚式も大幅にキャンセルになっていて、でも高くないランチにすごく手の込んだお料理を出してくださって、すこし涙が出ました。
イタリアも、まだまだ平常通りにはいかないようで、私の方は、予約していたミラノのホテルから、年内いっぱい閉鎖するからと、キャンセルの申し入れがありました。残念ですが、これで私も諦めが付きました。それにしても、いつまでこんな状況が続くのか、観光で成り立っている国だけに、イタリアはほんとに心配です。