イタリアより

滞在日記

アリタリア ビジネスクラス 2019/その2.

2020年06月28日 | アリタリアーイタリア航空

ラグーサ・イプラの町

マッジーニ通りからショートカットで
イブラの町へ下りていく


■2019年12月20日

一抹の不安と、そうはいっても、アリタリアでは初めてのビジネスクラス搭乗に、少なからずの期待も抱いて席に着きました。昨年2018年に乗ったエアチャイナ(中国国際航空)では、着席と同時に実に丁寧な応対を受けて感激しましたが、アリタリアはフツー。


機内の様子

日本人の女性スタッフも乗っていましたが、一人一人の乗客に気配りするわけでもなく、腰が少し曲がったご高齢の日本人のご夫婦、恐らくツアーにご参加だろうと思われるお二人にも手を貸すそぶりも見せず、機内を幾度もバタバタと行き来していました。この時間に乗客が搭乗するのは分かっているはずなのに、飛行機も定刻通り飛び立つ予定なのに、客を迎える準備もできていないのかと勘ぐってしまうほど。


窓際のわたしの席


以前、アリタリア・プレミアムシートの
少し広い窓際席に座ったことがありますが
寒くて寒くて風邪をひきました
12時間、隙間風にさらされていたわけですが
今回はさすがにそんなことはなく快適でした


ようやく機内が落ち着いてきた頃合いを見計らって、やっと私も脱いだコートをイタリア人のCAさんに声を掛けて預かってもらいましたが、そういえばエアチャイナでは、コートを肩から外すと同時に、男性のスタッフがすっと寄ってきて手を差し伸べてくれたなぁとついつい比較までしてしまいます。分かっているのよ~ウンウンこの飛行機に乗った途端、ここはイタリアだもの。


配られたフェラガモのアメニティ

やけに大きくて…ごめんなさい…置き場所に困る、荷物になる

ちょうどB5サイズ


かのご夫婦はとみると、ご自分たちの荷物の整理がまだつかないようで、そうしてシートの操作が分からないようで、なんだかなぁ…これがエコノミーの席なら手伝ってあげればいいのだけれど、席も少し離れているし、何と言ってもビジネス席となると、CAさんの仕事に、私がしゃしゃり出るのも…とちょっとしたジレンマでした。


アメニティの中身は

歯ブラシ・知覚過敏やプラークに有効とある歯磨き粉・森林の香りがするらしいフレグランス
芳香入りのリップクリーム・ボディローション・グルテンフリーで砂糖無しのキャンディ1粒
それとアイマスク

だけど

なんかねー使わない…使えない


いつも思うことですが、お客様は神様です、などと時代がかったことは思わないし、そんな要求をするつもりもさらさらない。自分のことは自分でするし、けれど、せめて目配りくらいはして、困っていそうな人に声を掛けないと、こんなサービス業ともいえる職種は成り立たない。まっこれも、ここはイタリア…それも、ホスピタリティは望めないアリタリア。ハイッ私のいらぬおせっかいです。


乾杯-*頑張れ私!


やがて、ざわついていた機内が静かになり、ウエルカムドリンクで、やっと一息付きました。さっいよいよ今年の旅行が始まる!無事に行って帰って来られますように、と前祝いの杯をあげました。
-続く-

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