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■ いこいの村涸沼温泉 「いこいの村涸沼」



<いこいの村涸沼温泉 「いこいの村涸沼」>
(茨城県鉾田市(旧 旭村)箕輪3604、11:00~14:30、火休、700円、0291-37-1171)
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)

県開発公社が運営する宿泊施設が浴場を日帰り開放するもの。
一時、昼食付プランのみでしたが、入浴のみもOKとなりました。
しじみで有名な涸沼(ひぬま)に面したリゾートホテル並みの立派な建物で、2階の奥に男女別の浴室があります。


【写真 上(左)】 看板
【写真 下(右)】 エントランス

みかげ石貼の豪華仕様の浴室は、大浴槽(みかげ石貼12人以上)、ジャグジー槽(同7-8人)にサウナと水風呂ですが、サウナは15:00~なので宿泊者専用です。
露天はないですが、広い窓の外には涸沼の雄大なながめが広がります。
カラン11、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。平日13時で2~5人とゆったり。


【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 浴場からの涸沼

大浴槽は、赤茶に染まった石の湯口からぬる湯を大量投入でけっこう鮮度感もありますが、硫化水素=1.7mg/kgもあるのにイオウ臭は感じられず、やはり循環湯か?
べつに熱湯の側面注入と槽内吸湯があり、軽くオーバーフローもありますが循環でしょう。
ジャグジー槽は、槽内注排湯ありでオーバーフローなしの循環仕様。


【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 窓の向こうはすぐ涸沼

適温のお湯は、やや緑黄色がかった透明。弱塩味+金気だし味でけっこう美味(飲泉不可)。
弱いタール系アブラ臭 or カルキ臭。ジャグジー槽にはカルキ臭あり。
そこそこのヌルすべがあってよくあたたまるお湯は、なかなかの実力派です。


【写真 上(左)】 内湯の湯口
【写真 下(右)】 ジャグジー槽から内湯

温泉稀少の地の新興温泉なのであまり期待していませんでしたが、温泉らしい浴感もあって悪くないです。
「美人の湯」と謳っていますが、看板に偽りなしでしょう。
ただ、クセもの系の泉質なので非加温源泉にふれてみたいところです。

※ 入浴可能時間が短いので要注意。

■ブランドグルメ
〔涸沼しじみ〕
鹿島灘の海水が流れ込む汽水湖涸沼は養分が豊富で、味のよいしじみがとれる関東有数のブランド産地です。
夏の「土用しじみ」、冬の「寒しじみ」とともに、味のよさと鮮度に定評があります。

Na-塩化物・炭酸水素塩泉 33.3℃、アルカリ性、湧出量不明、成分総計=2.285g/kg、Na^+=760mg/kg (94.30mval%)、Fe^2+=8.8、NH4^+=9.2、Cl^-=960 (75.94)、HCO_3^-=470 (21.59)、CO_3^2-=24、陽イオン計=799.0 (35.06mval)、陰イオン計=1455.5 (35.66mval)、硫化水素=1.7 <H6.7.15分析> (源泉名:いこいの村涸沼温泉)

〔 2009年10月26日再UP (2003年8月31日レポに加筆、画像補強、地図追加) 〕

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