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■ 猿ヶ京温泉 「湯元長生館」 〔 Pick Up温泉 〕



<猿ヶ京温泉 「湯元長生館」>
(群馬県利根郡みなかみ町(旧 新治村)猿ヶ京温泉1178、8:00~20:00(要時間確認)、600円、0278-66-1131)
オフィシャルHP
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (じゃらんnet)
紹介ページ (楽天トラベル)

猿ヶ京温泉の老舗旅館で”湯島旧四軒”のうちの一軒で共有泉湯島の配湯を受けています。
国道から離れたしずかな高台にあります。
建物は、けっこう年季入っていますが、大規模豪華宿の多い温泉地ではこういう宿の方がお湯がよかったりするので期待できます。

日帰りは内湯か露天どちらかの選択。
露天がウリ(猿ヶ京の名物、野天風呂の元祖らしい)のようなのでこちらにしました。


【写真 上(左)】 飲泉所
【写真 下(右)】 アプローチの階段

建物脇にある飲泉所のよこを通り、林のなかの階段を下っていきます。
手前に開放的な男湯用の脱衣場と一段ひくく男湯露天。そのおくに一段高く女湯露天があります。


【写真 上(左)】 女湯
【写真 下(右)】 脱衣所

周囲は緑濃く、眼下に赤谷川の流れを見下ろすナイスロケ。
カラン水のみ、その他アメニティなし。土曜13時で男女湯とも独占でした。


【写真 上(左)】 男湯からのながめ
【写真 下(右)】 赤谷湖も見えます

男湯露天は、岩枠丸石敷30人以上の広いもの。女湯露天は6-7人でこぶりです。
岩の湯口から熱い湯を湯滝状に40L/min以上の投入で、湯口そばには柄杓が置いてありました。


【写真 上(左)】 男湯
【写真 下(右)】 男湯の湯口

槽内注排湯はなくオーバーフローはかけ流しでしょう。
男湯の湯口脇には女湯からの排湯がザンザコに流され、川の方に放流?されているので配湯量は相当にありそうです。


【写真 上(左)】 湯色&湯口
【写真 下(右)】 析出

お湯は湯口のそばでは熱め、端でぬるめで好みの湯温を選べます。
無色透明で白とうす茶の湯の花が舞っていて、湯船には石膏系の析出がでています。
よわい石膏味に石膏系のおだやかな湯の香。
よわめのとろみと明瞭なきしきしがあり、肌に染みてくるような硫酸塩泉の浴感。
温熱感はさほど強くないのに、ふしぎとあたたまり汗がとまりません。
”おとなしそうに見えて実は凶暴”系なお湯 (^^ の典型かと・・・。

上毛らしいいぶし銀のお湯を落ちついた雰囲気で堪能できる、いい露天だと思います。

Ca・Na-硫酸塩温泉 55.5℃、pH=7.6、湧出量不明、成分総計=1.21g/kg、Na^+=130mg/kg、Ca^2+=218、F^-=2.1、Cl^-=100、SO_4^2-=652、メタけい酸=54.3、メタほう酸=11.1 <H14.11.8分析> (源泉名:共有泉湯島)

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:なし 循環ろ過装置使用:なし 消毒剤使用:なし

■ブランドグルメ
〔 猿ヶ京のおやき 〕
”おやき”といえば信州がメッカですが、群馬でもよくつくられていて猿ヶ京のいくつかの宿では名物アイテムとなっています。
「小麦粉をこねた生地にみそや季節の野菜を入れ、平らに丸めてほうろくで焼く」のが上州流のようです。
(「秘密のぐんま」HPを参考。)

〔 2010/04/04UP (2005/11/6レポ (2005/07入湯)) 〕


E138.53.51.770N36.43.39.790
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