関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 大仁温泉 「一二三荘」 〔 Pick Up温泉 〕


<大仁温泉 「一二三荘」>
(静岡県伊豆の国市(旧 大仁町)大仁503、7:00~23:00、300円、0558-76-3123)
■ 紹介ページ (「ゆうゆうネット伊豆」(伊豆観光推進協議会/(株)静岡新聞社)
■ 紹介ページ (「アットエス」((株)静岡新聞社)
大仁温泉は、伊豆長岡(古奈)と修善寺にはさまれた地味な温泉地です。
高台にある「大仁ホテル」をのぞき、こぢんまりとした湯宿がまちなかに点在しているイメージです。
ここもそんな宿ですが、湯づかいがいいのと、低価格で長時間日帰り受け入れをしてくれるので、温泉好きのあいだではわりに知名度の高いお宿です。
また、日本プロ友釣協会(JPA)公認アユ釣りプロの 井川弘仁さんが経営するお宿で、鮎料理が名物の宿としても知られているようです。
県道80熱海大仁線が大仁橋手前で伊豆箱根鉄道を横断する踏切のよこにあります。
オープンで入りやすい玄関、湯宿というより、地元の銭湯的なイメージがあり、じっさい夕方には地元客で賑わうそう。


【写真 上(左)】 玄関
【写真 下(右)】 フロントまわり
フロントまわりには鮎の魚拓がいくつかかかげられ、釣りの宿の趣。
脱衣所、浴場ともにこぢんまり。
おくの窓側に赤みかげ石枠石敷5-6人の浴槽が据えられています。
窓のすぐわきは伊豆箱根鉄道の線路、線路わきの浴場というと、南会津の湯野上温泉 「清水屋」や谷津温泉 「薬師の湯」が記憶にありますが、ここは本数が多いのと、内湯の至近距離を走っているのではるかに迫力(?)があります。


【写真 上(左)】 男湯-1
【写真 下(右)】 ナゾの浴槽?
手前に丸石がちりばめられたぬる湯がためてある浅い浴槽(?)がありますが、これは何?
(釣り客が多そうなので足洗い場か?)
カラン3、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。カランもたぶん温泉だと思います。
年末の15時でエアーポケット的に独占。(玄関前Pは満車。入るときも出るときも地元の人と入れちがいだった。)


【写真 上(左)】 男湯-2
【写真 下(右)】 湯口
樹脂製竹樋風の湯口から熱めの源泉をしぼり投入。
べつに手前にカラン×3があって、まんなかのだけ生きていました。(緑青&石膏まみれの蛇口からでる熱湯はこれもたぶん温泉)
槽内注吸湯はなく、全量をオーバーフローのかけ流し。
適温~ややぬるのお湯は、うすく懸濁しうす茶の浮遊物がただよいます。
はっきりとした芒硝塩味は長岡・古奈よりつよめ。
ほこほことした石膏~芒硝系の湯の香。


【写真 上(左)】 生きてるカラン
【写真 下(右)】 湯色&湯口
ヌルすべととろみのあるやわらかないいお湯で、あたたまりはさほどつよくなく、お湯のイメージは韮山に似ているかと・・・。
鮎釣りプロの話しをきけて、鮎料理三昧。
しかも質のよい温泉のかけ流しですから、鮎釣りファンにとってはたまらないお宿ではないでしょうか。
Na・Ca-塩化物・硫酸塩温泉 63.5℃、pH・湧出量不明、成分総計=1.021g/kg、Na^+=244.0mg/kg、Ca^2+=69.2、Cl^-=262.8、HS^-=0.3、SO_4^2-=283.1、HCO_3^-=61.5、陽イオン計=315.7、陰イオン計=610.9、メタけい酸=86.9、メタほう酸=5.8 <H3.7.3分析> (源泉名:大仁6号泉)
<温泉利用掲示> 当温泉は泉質維持の為、ろ過・循環をしておりません
■ブランドグルメ
〔 狩野川の鮎 〕
美しい姿と香り高い味わいから「香魚」とも言われる鮎。
狩野川は鮎の友釣り発祥の川で、例年、5月下旬の解禁から秋にかけて、多くの鮎釣りファンで賑わいます。
当然、鮎料理も名物で、塩焼きはもちろん、ひらき、甘露煮、洗い、雑炊、塩辛などの多彩なメニューを地元の旅館、民宿、料理店で存分に味わえます。(「駿豆」駿豆地区広域市町村圏協議会HPなどを参考)
〔 2010/01/04 (2006/12入湯) 〕
E138.56.37.371N34.59.20.851
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