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■ 韮崎旭温泉 「韮崎旭温泉」 〔 Pick Up温泉 〕



韮崎旭温泉 「韮崎旭温泉」
住 所 :山梨県韮崎市旭町上条中割391
電 話 :0551-23-6311
時 間 :10:00~21:00 / 火休
料 金 :600円
紹介ページ (社団法人やまなし観光推進機構)
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (韮崎市観光協会)
紹介ページ (るるぶ.com)
紹介ページ (温泉みしゅらん)

2001年1月オープン、その泉質と抜群の鮮度感から、温泉好きの根強いサポートを受ける日帰り温泉施設。(→ @niftyの口コミ78件

韮崎市の南、甘利山のなだらかな山裾の爽快なロケーションにある民営日帰り施設。
韮崎市方面からだと「旭バイパス」を南下し、大輪寺の先の看板を左折、あとは看板どおりに進みます。(高齢者施設「あさひホーム」の裏手はす向かい、「あさひホーム」「あさひ歯科医院」の看板を目印にした方がいいかも。)
ゆるやかな斜面に畑が広がる一見、温泉が出そうもないロケにうぐいす色の屋根が目立つかわいい建物。正面のカベに描かれた温泉マークがお茶目。


【写真 上(左)】 住宅地図
【写真 下(右)】 外観

券売機でチケットを買い、受付にわたします。
受付前がロビー、右手に畳敷きの休憩所。BGMもカラオケもない静かな館内は時間が止まったようなのんびりとした雰囲気です。
ロビー正面右が女湯、左が男湯で、脱衣所はやや小ぶりなので、混雑時はちと窮屈。


【写真 上(左)】 ロビー
【写真 下(右)】 脱衣所

南西向きに窓の広いあかるい浴室は、掛け湯槽(飲泉コップあり)と内湯(石+タイル造、15人以上)のシンプルな構成。
カラン5、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
ここはいついってもそれなりにお客がいますが、客数が多いというより、長湯モードでゆったりのお客が多いので、回転が遅くてそう感じるのかも・・・。
ただ、週末には地元の常連さんにまじって他県からの温泉好きも入り込むので、やはりそれなりに混みます。
お湯好きのお客が多そうで、客数のわりに浴場はいつもしずか。じっくりお湯と対峙できます。


【写真 上(左)】 あかるい浴場
【写真 下(右)】 湯口

鉄分で赤褐色に変色した石の湯口から源泉を豪快に投入。
一時、湯口そばのコップがなくなっていましたが、2011年4月時点では復活していました。


【写真 上(左)】 白濁する湯口そば
【写真 下(右)】 よさげな湯色

浴槽の床も湯口そばから流れるように赤味がかりいい雰囲気。
入口よこの掛け湯槽も赤茶にコーティングされ、これまたいい味を出しています。
浴槽が湯口付近でやや浅くなっているのがちと残念。
ただ、湯口そばは混雑時は常連さん(?)の指定席となるので、なかなか近づけません。
槽内注排湯はなく、潤沢なオーバーフローでお湯の鮮度感は抜群です。


【写真 上(左)】 湯色-1
【写真 下(右)】 湯色-2

ややぬるめ(タイミングにより変動する)のお湯は、新鮮な鉄分の緑味をおびたきれいな淡緑色透明、細かな気泡でところどころ白濁しています。
湯口では金気だし味+弱重曹塩味、金気貝汁臭+微イオウ臭+モール臭。
調子がいいときは湯船でもかすかなイオウ臭がただよいます。
総硫黄=0.0mg/kgでこのイオウ臭は、鮮度感のなせるワザかと。

アワアワは、同じくアワつき湯の雄、山口温泉より細か目で量は同等かそれ以上。
並のアワつき湯はこすらないと浮上しませんが、ここのアワアワ達は勝手にプクプクと浮上を始めます ^^) (韮崎市観光協会の紹介ページには「日本最大級の泡付きが楽しめる。」とある(笑))
アワつきはもちろん湯口そばでmaxですが、槽内どこでも楽しめます。
もともとのヌル&ツルにアワつきのぬるが加わったヌルツルの美人の湯系湯ざわり。


【写真 上(左)】 いろいろと紹介されてます
【写真 下(右)】 休憩所

それなりに成分濃度があり、鮮度感が高いためかかなりつよいあたたまりがあります。
T教授じゃないですが、ガイアの力がのり移っているような・・・ ^^)
でも、それを重曹成分がおだやかに収めて、充実感&爽快感が入り混じるなんともいえない湯あがりは、さすがに名湯と喧伝されるだけのものがあります。
(「一郷一会100名湯」でtakayamaさんも指摘されているが、私もうらでさりげにSO_4^2-=72.0mg/kgが効いていると思う。)


【写真 上(左)】 まわりは畑
【写真 下(右)】 浴場側の外観

このエリアで露天なし600円はちと高い気もしますが、それでも固定客を掴んでいるのは、やはりお湯のよさゆえでしょう。
甲府のモール泉群からはやや離れていますが、温泉好きは通り過ぎることのできない佳湯だと思います。

〔 源泉名:あさひ温泉 〕
Na-塩化物・炭酸水素塩温泉 40.0℃、pH=8.1、266.1L/min掘削揚湯、成分総計=1.244g/kg
Na^+=330.4mg/kg (84.53mval%)、Mg^2+=13.8 (6.71)、Ca^2+=21.7 (6.35)、Fe^2+=0.1、Fe^3+=0.3、Cl^-=365.3 (58.16)、Br^-=1.1、HS^-=0.0、SO_4^2-=72.0 (8.47)、HCO_3^-=357.3 (33.09)、陽イオン計=381.2 (17.00mval)、陰イオン計=796.8 (17.71mval)、メタけい酸=56.8、メタほう酸=7.4、遊離炭酸=1.6、硫化水素=0.0 <H20.2.4分析>

Na-塩化物・炭酸水素塩泉 40.5℃、pH=7.7、393L/min(1,200m掘削揚湯)、成分総計=1233mg/kg、Na^+=335.0mg/kg (82.97mval%)、Fe^2+=0.9、Cl^-=365.3 (58.86)、HS^-=痕跡、SO_4^2-=100.6 (11.94)、HCO_3^-=306.9 (28.75)、陽イオン計=391.9 (17.56mval)、陰イオン計=775.8 (17.50mval)、メタほう酸=7.7、遊離炭酸=11.1 <H8.6.3分析>

もの凄いアワつきの量から、”炭酸泉”と書かれることも多いですが、遊離炭酸はわずか1.6mg/kgに過ぎず、炭酸泉ではありません。
アワつきは窒素などの気体によるものかと思います。


【写真 上(左)】 豪快な排湯 (2003)
【写真 下(右)】 排湯の池 (2011)

建物の裏手にまわってみると、田んぼ?に大量に排湯され湯気のあがる池が出現していました。(2003年1月)

■ブランドグルメ
〔 井筒屋醤油の醤油・味噌 〕
韮崎市街にある江戸期創業の老舗。良質な原料に釜無川の名水を加えた味噌、醤油は品質に定評があります。
甲州大豆を使用したキッコーゲン丸大豆醤油、甲州認定味噌、武田氏にちなんだ武田八幡味噌、井筒こうじ、みそジェラートなど、オリジナリティの高いアイテムを多くもちます。
(オリジナルHPなどを参考。)

一郷一会100名湯 (by takayamaさん)

○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。(2002/05/052003/01/15) 

〔 2011/05/05内容補強のうえUP (2002/05以降、幾度となく入湯) 〕


E138.26.52.005N35.40.47.258
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■ 三依温泉(太郎温泉) 「山宿 観峰」 〔 Pick Up温泉 〕



三依温泉(太郎温泉) 「山宿 観峰」
住 所 :栃木県日光市藤原町中三依1106 (旧 塩谷郡藤原町)
電 話 :0288-79-0380
時 間 :時間要確認
料 金 :500円
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty旅行)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (じゃらんnet)

川治温泉のおく、五十里ダムから北側に伸びる五十里ダム湖。
左岸を走る会津西街道(R121)をさらに北にたどると、三依エリアに入ります。
三依(みより)村は、1955年5月に藤原町となり、2006年3月には日光市の一部となっています。
男鹿川沿いにいくつかの集落が点在し、最上流の横川にある山王トンネルを抜けると、南会津(田島)です。
鬼怒川・川治と会津のあいだにあるので見落とされがちですが、ここにはいくつかの自家源泉のお湯があって、ここもそのひとつ。


【写真 上(左)】 国道の看板
【写真 下(右)】 日帰り入浴の看板

野岩鉄道(会津鬼怒川線)「中三依温泉駅」から北西側の入山沢沿いの道に入って1km強、人家もまれな山の中に1軒宿の佇まい。
知らなければほとんど到達できないロケですが、R121沿いに日帰り温泉の看板がでているので温泉好きは突入するかも・・・。
Pを挟んで入山沢の渓流、敷地内にテニスコートやバーベキュー場などがあって、林間学校やスポーツ合宿などに向いているのでは?


【写真 上(左)】 エントランス
【写真 下(右)】 館内

外観はペンション+民宿風ですが、館内は思いのほか綺麗。
感じのいい管理人さんは、入浴を乞うとちょっと困り顔。「さっきまでキノコ採りの団体さんが入浴されていたので、お湯が汚れている。それでもよければ・・・」との由。
むろん、承知のうえで入りました。


【写真 上(左)】 男湯入口
【写真 下(右)】 脱衣所

フロントの右手を進んでロビーを抜けたおく、右が男湯(太郎の湯)、左が女湯(花子の湯)。
脱衣所、浴室ともにコンパクトですが、独占だったので全然問題なし。
ただし、満室時などやや混むかも・・・。


【写真 上(左)】 男湯
【写真 下(右)】 外は林

扉を開けると浴室。
目の前にゆるやかな林の斜面がひろがる雰囲気のあるもの。
葉の落ち切った木立。初冬のやわらかな日差しが差し込む明るい浴室。
鉄平石枠水色角タイル貼3-4人の浴槽ひとつとシンプル。女湯は木枠タイル貼です。


【写真 上(左)】 女湯
【写真 下(右)】 女湯の湯口

カラン4、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜12時で独占。

赤茶に色づいた自然木の湯口からの投入で、これはお湯の感じからして加温源泉かも・・・。
ほかに冷温の混合カランがあって、当然チェックしたハズですが、なぜかメモに残っていないので詳細不明。(源泉の可能性大)
側面の排湯口からごくよわい吸湯か自然排湯でかなりの量のオーバーフローもあります。


【写真 上(左)】 男湯の湯口
【写真 下(右)】 カラン

ややぬるめのお湯はわずかに懸濁し白~灰色の浮遊物。
湯中の指先が青白く発光しています。

よわい鉄味+弱酸性泉的な収斂味にかなりつよめの石膏臭が香ります。
きしきしとした湯ざわりで、肌に染み入るような弱酸性泉系の浴感。
泉質名はアル単。分析書スペックはpH=8.5で、CO_3^2-(炭酸イオン)も8.13mval%でているので、アルカリ泉なのですが、どうしても弱酸性泉系の浴感に思えました。

カルキ気もなく、湯づかいは悪くありません。
相当に個性のあるしみじみといいお湯で、やはり単純温泉は入ってみないとわかりません。
街道から入っているのでついつい落ちしがちになるお湯ですが、温泉好きなら寄ってみる価値はあるかもしれません。

〔 源泉名:三依温泉(太郎温泉) 〕
アルカリ性単純温泉(Ca・Na-SO4型) 30.0℃、pH=8.5、77.1L/min掘削揚湯、成分総計=0.387g/kg
Na^+=40.9mg/kg (33.74mval%)、Ca^2+=68.6 (64.98)、Fe^2+=0.1、F^-=2.6、Cl^-=2.9 (1.49)、HS^-=0.4、SO_4^2-=227.5 (86.10)、HCO_3^-=5.0、CO_3^2-=13.4 (8.13)、陽イオン計=110.9 (5.27mval)、陰イオン計=251.9 (5.50mval) <H13.9.5分析>

■ブランドグルメ
〔 そばサンショケーキ 〕
「限界集落」(過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落)といわれている三依地区が活性化の突破口として開発したご当地グルメアイテム。
三依は蕎麦の美味しさで知られるところ、そして山椒も名産なのでしょう。
「地域のお祭りなどで試食していただき大変好評を得ました。」というこのアイテム、製造量も買える店も不明なだけにレア度は抜群です。
(栃木県資料などを参考。)

〔 2011/05/05UP (2008/11入湯) 〕


E139.41.46.715N36.59.42.128
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■ 片品温泉 「子宝の湯 しおじり」 〔 Pick Up温泉 〕



片品温泉 「子宝の湯 しおじり」
住 所 :群馬県利根郡片品村越本626-1
電 話 :0278-58-2328
時 間 :時間要問合せ
料 金 :500円
オフィシャルHP
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (るるぶ.com)
紹介ページ (じゃらんnet)
紹介ページ (0278.biz)
紹介ページ (日本観光旅館連盟Web)
紹介ページ (群馬の温泉宿(求人ジャーナル社))

尾瀬の玄関口、片品にある湯宿が日帰り対応するもの。
片品にはいくつかの源泉がありますが、ここは自家源泉と思われます。(→ 戸倉・片品エリアの源泉
場所は片品の中心部でわかりやすいです。
室数20ほどの中規模旅館で、女将さんは物ごしやわらかくとても感じのいい方でした。


【写真 上(左)】 夜の外観
【写真 下(右)】 サイン

階段をおりて手前が男湯、おくが女湯。
浴室手前に飲泉所があったのにはびっくり。


【写真 上(左)】 浴場へのアプローチ
【写真 下(右)】 飲泉所

脱衣所、浴場ともにほどよい大きさ、すみずみまでメンテが効いてきもちがいいです。
浴場に入って右手手前にあるかけ湯は源泉かも・・・。


【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 脱衣所

浴槽はひとつ。中央手前に柱があるので、コの字型になっています。
木枠伊豆石敷の豪勢な湯船で、左サイドに4人、右に3人の7人ほどの大きさ。
左サイドに打たせ湯とジェット×2。


【写真 上(左)】 左サイド
【写真 下(右)】 右サイド

右手おくに褐色に色づいた石の湯口(適温湯をかなりの量投入)と熱湯の側面注入で底面吸湯があるものの、お湯のコンディションはかなりのもの。
打たせ湯と石の湯口は、お湯の感じからして源泉かと思います。
ところどころに白い石膏系の析出もでています。
ジェットの余波は右サイドに及ばないので、右手湯口そばではゆったりと入れます。


【写真 上(左)】 湯口
【写真 下(右)】 打たせ湯

カラン7、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜16時で独占~3人(宿泊客)。

ほぼ適温のお湯は、無色透明で浮遊物はほとんどない清澄なお湯。
硫酸塩泉系らしく湯中の指先が青白く発光しています。
よわい芒硝塩味に弱芒硝臭で、キシキシとヌルすべと弱とろみが入りまじるやわらかな湯ざわり。カルキ気はほとんど感じられません。
硫酸塩泉系のお湯にまれにある、すこぶる軽いイメージのお湯で、入っていてきもちがいいです。


【写真 上(左)】 かけ湯
【写真 下(右)】 掲示

片品村の温泉は歴史が浅いので、正直、湯づかいがいまいちこなれていないお宿もありますが、ここはなかなかのもの。
館内掲示からしても、お湯を大事にしている姿勢がうかがえます。
日帰りもいいですが、泊まりで真価を発揮するお宿のように思います。

〔 源泉名:不明(湧出地:土出字塩尻33-1) 〕
アルカリ性単純温泉(Na-(CO3)・Cl・SO4型) 53.0℃、pH=9.1、湧出量不明、成分総計=308.30mg/kg
Na^+=67.5mg/kg (94.84mval%)、F^-=3.65、Cl^-=31.1 (26.11)、SO_4^2-=33.3 (20.48)、HCO_3^-=38.6 (17.80)、CO_3^2-=36.0 (35.61)、陽イオン計=72.20 (3.10mval)、陰イオン計=137.0 (3.37mval)、メタけい酸=97.4 <S55.12.24分析>

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり(気温の低い期間のみ) 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり

〔 脱衣所掲示 〕
温泉は”自然からの贈り物”です。大切に御利用いただき、誠にありがとうございます。

■ブランドグルメ
〔 片品村の高原レタス 〕
夏場涼しく雨量が少ない片品特有の気候が、味と形の良いレタスを育てるそうです。
早朝に収穫されるものは「片品の朝採りレタス」といわれ、シャキシャキとした食感に定評があります。収穫期は7月中旬~9月中旬。
(片品村Webなどを参考)

〔 2011/05/05UP (2007/11入湯) 〕


E139.14.24.730N36.48.21.609
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