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■ 天然前橋温泉 「クア・イ・テルメ」 〔 Pick Up温泉 〕



天然前橋温泉 「クア・イ・テルメ」
住 所 :群馬県前橋市関根町31-2
電 話 :027-233-0202
時 間 :9:00~23:00 / 不定休
料 金 :650円/3h (日祝・繁忙期 650円/2h)
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (るるぶ.com)

群馬大そばの整形外科医院が併設する変わりだねの日帰り温泉施設。
ここは2003年にレポしていますが、その後数回行き、2008年にじっくり入ったので、そのときをメインに書いています。


【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 銘板

病院っぽい外観ですが、ウッディな館内はきもちスポーツクラブ風で暗さはありません。
受付は医院と共通で、問診票記入で入湯税50円が免除(で、実質600円)となるのでいそいそと書きました ^^)


【写真 上(左)】 エントランス
【写真 下(右)】 浴場入口(2003)

2階に浴場、上層階にはアンチエイジング関連施設などがあって全館禁煙です。
窓の広いあかるい浴室は、赤みかげ石をふんだんにつかった豪勢でゆったりしたもの。
風情はさほどないものの機能的に構成されたつかい勝手のいい浴室で、入ったとたんにただようアブラ臭に期待が高まります。


【写真 上(左)】 浴場(2003)
【写真 下(右)】 大浴槽(2003)

浴槽はすべて赤みかげ石枠タイル貼。
大浴槽(20人以上、半身浴×3付)、ジャグジー槽(ややぬる、3-4人)、歩行浴槽(ぬるめ、大人気!)、打たせ湯2本、広いサウナ、水風呂(浴感に特徴ないがかけ流しできもちいい)と多彩ですが露天はありません。

大浴槽は石の大きな湯口から大量投入&底面・側面注入で、よわいオーバーフロと底面吸湯。
ジャグジー槽は強力ジェット注入+底面注入でオーバーフローなくたぶん槽内排湯。
歩行浴槽は底面注入でオーバーフローなくたぶん槽内排湯。

カランが40以上も並ぶのは壮観。シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜14時で10人程度(2003年)、土曜16時で10人程度(2008年)でした。

お湯は浴槽ごとにかなり差があります。

大浴槽は適温で、うす緑色でわずかにうす茶の浮遊物。(ぬるめのお湯は、緑黄色でややにごりがあり、青のり様の浮遊物(2003年))
投入・吸湯量が時間とともに変動する複雑な湯づかいですが、鮮度感はさほど高くなく循環ベースかと・・・。
味不明、独特のアブラ臭でツルすべときしきしが入りまじり、肌にくい込むような土類重曹泉的な重厚な浴感。

ジャグジー槽は、大浴槽より濃く、歩行浴槽よりはうすい感じ。
ただでさえつよいアブラ臭がジャグジーで撹拌されて、さらに強烈なものになっています。
アブラ臭マニアにはたまりません(笑)

歩行浴槽はつねに誰か歩いていたのでじっくりと確認できなかったのですが、黒みを帯びた緑色でたぶん黒と茶色の浮遊物あり。
強アブラ臭に薬品臭or臭素臭+ヨウ素がまじる強烈な温泉臭で、かなりつよいとろみがあります。

かけ湯槽は、強アブラ臭+弱ガス臭+微イオウ臭のすこぶるよさげな温泉臭。
つよめの塩味に中苦味をまじえて、ここのお湯がベスト。

お湯のよさは、かけ湯槽 > 歩行浴槽 > ジャグジー槽 = 大浴槽かと。


【写真 上(左)】 大浴槽の湯口
【写真 下(右)】 寝湯

ここのお湯の特長はやはりアブラ臭でしょう。
粘土臭と石油臭と樹脂臭と臭素臭を絶妙にブレンドした王道系アブラ臭で、それに微イオウ臭や墨臭、焼タイヤ臭までも加わるすこぶる複雑なもの。
香りのつよさはくらぶち相間川、香りのよさはかつてのしんとう高山いぶきに匹敵する逸品です。

弱いツルすべのあるお湯は温まりますが、ほてりはさほどありません。
でも、みっしりとした濃度感とアブラ臭に負けて長湯不可、浴槽まわりにはトドが群生 ^^)

欲をいえば湯づかいのいい、かけ湯槽や歩行浴槽なみのコンディションの普通浴槽がほしいところですが、アブラ臭王国、群馬平野部を代表するお湯なので、アブラ臭マニアは必湯かと・・・。

Na-塩化物温泉、65.4℃ *1、pH=8.3、湧出量不明、成分総計=6.45g/kg、Na^+=2148、Ca^2+=354、Fe^2+=0.09、F^-=3.3、Cl^-=3710、HCO_3^-=29.9、CO_3^2-=8.4、陽イオン計=2518、陰イオン計=3755、メタけい酸=59、メタほう酸=113 <H10.8.27分析> (源泉名:医王薬師の湯)
*1) HPによると、揚湯試験時で68℃、自噴温度時58℃とのこと。

<温泉利用掲示>
加水:運動浴(歩行浴槽)のみあり 加温:熱交換により随時 循環ろ過装置使用:「浴槽沈殿物質を常時除去する為のろ過循環」 高温消毒:あり

■ブランドグルメ
〔 登利平の鳥めし 〕
有名な”焼きまんじゅう”にしようかと思いましたが、「渋川ベスト」説もあるので、個人的に愛用している「登利平」にしました(^^)
群馬県人では知らない人がいないほどの有名店で県内各地にお店があり、本店は前橋。
メニューは多彩ですが、なんといってもおすすめは、鳥めし「松重」&「竹重」。
お持ち帰り弁当の人気も高く、「松重」は「鳥めし弁当 松」、「竹重」は「鳥めし弁当 竹」と名を変えます。
「松重」は厚切りのもも肉入りでボリュームあり。「竹重」は薄切り肉のあっさり系。
群馬県人のtakayamaさんによると、地元群馬では、「松」派と「竹」派が熾烈な抗争を繰り広げているとか・・・(笑)

ポイントはなんといっても創業時から伝わる「秘伝のたれ」。
このたれの作り方は、登利平の中でも数名しか知らないとか・・・。

個人的には、愛用していた鶴ヶ島店が先日閉店してしまったのはひじょ~に痛い!

〔 2010/08/14UP (2008/01入湯) (2003/01/28レポ (2003/01入湯)) 〕


E139.3.13.280N36.25.48.890
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■ 南那須温泉 「ユーカリヒルズ温泉センター 壽乃湯」 〔 Pick Up温泉 〕



南那須温泉 「ユーカリヒルズ温泉センター 壽乃湯」
住 所 :栃木県那須烏山市(旧 那須郡南那須町)曲畑1021-1
電 話 :0287-88-0132
時 間 :10:00~21:00 / 原則無休
料 金 :700円 (夕方~ 500円)(要確認)
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (ぐるなび)
紹介ページ (栃木の温泉宿(求人ジャーナル社))

那珂川の梁(やな)に鮎を食べにいったついで?に、4湯攻めました。
まずは、大金温泉「大金温泉グランドホテル」(南那須町)に行ったのですが、なんと10/1(後註:2002/10/1)から料金が500円→1,000円に値上げとのことで頭にきて撤収。
成分総計14,330mg/kgでカルシウムの多いなかなかの化石海水型温泉なのですが・・・。
で...、ユーカリヒルズ温泉センター壽乃湯(南那須町)へと目標変更。

旧南那須町にあるリゾホが併設する日帰り温泉施設。
「首都圏日帰り温泉」(JTB、当時)に、「滑らかな泉質が湧出する深さ(約600m)で掘削を止めている。」とあり、これは相当な源泉ではなかろうか? と前から気になっていました。


【写真 上(左)】 エントランス
【写真 下(右)】 ロビー

場所はわかりにくいので、下の地図を参照ください。(と、逃げる(笑))
このあたりは道が非常にわかりにくいので要注意。看板は要所にはあったかと思います。

山のなかにポツンとあるこの日帰り施設は、「大広間120畳に日本一のカラオケセット音響装置つき舞台装置」とのことで、カラオケが売りのよう。
この日もカラオケが元気に響き渡っていました。

浴室は、男女別で内湯(みかげ石造、20人以上、ジャグジー付)、水風呂、サウナ、露天(岩造、10人以上)とオーソドックスな構成。
カラン10、シャンプーなし・ドライヤーあり。
土曜13時で10人程度となかなかの賑わいでした。


【写真 上(左)】 浴室
【写真 下(右)】 露天

内湯・露天とも黒褐色に変色した湯口からの大量投入&底面吸湯で、たぶん循環かと・・・。
熱めのお湯は、無色透明で細かな白い浮遊物。
微甘味に強カルキ臭+何かわからないが甘い臭いで、よわいツルすべがあります。
Fe^2+=11.2mg/kgもあるのに鉄・金気臭も濁りもないのは除鉄のせい?
露天は田んぼと山を見下ろすのどかなロケーションですが、カルキが強いのには閉口。

源泉じたいはかなりの濃度の食塩泉ながら、残念ながら泉質なりの浴感は感じられませんでした。
近くに名湯、喜連川があるのにこの湯づかいで対抗できるのかな?
源泉スペックはかなりクセもの系の感じがするので、源泉槽がほしいところです。
 
もっとも、カラオケが売りみたいなのでこれでいいのかもしれませんが・・・。

註)これは2002年10月時点のレポです。現在は湯づかいがかわっているかもしれません。
機会をみて再訪、最近の状況をレポしたいと思います。

Na-塩化物泉 38.0℃、pH=8.4、59.3L/min動力揚湯、成分総計=6906mg/kg
Na^+=2586.5mg/kg (96.74mval%)、Ca^2+=50.2 (2.16)、Fe^2+=11.2、Zn^2+=9.4、F^-=5.8、Cl^-=4090.7 (98.73)、HS^-=0.4、CO_3^2-=3.2、陽イオン計=2673.6 (116.30mval)、陰イオン計=4164.5 (116.87mval)、メタほう酸=56.7 <H7.8.7分析> (源泉名:南那須温泉 寿の湯)


【写真 上(左)】 やな
【写真 下(右)】 やなにかかった鮎

その後、那珂川水系荒川にかかる一ッ石観光やなへ。
新しくて眺めもよくいい感じです。
那珂川のやなには毎年行っていますが10月は初めて。
やなに落ち鮎が大小とり混ぜたくさんかかっていたのにはびっくりでした。 

■ブランドグルメ
〔 みなみちゃんかぼちゃ 〕
農業王国、栃木。当然かぼちゃも美味しいものがとれます。
南那須町でとれるかぼちゃは、『みなみちゃんかぼちゃ』とネーミングされ、一部で知られていました。
市町村合併にともない旧 南那須町農業協同組合は那須南農業協同組合(JAなす南)に統合されたため、那須烏山市(旧 烏山町)中山地区で栽培されている高級ブランド『中山かぼちゃ』の陰にかくれがちですが、産地だけでなく品種じたいもちがう別ブランドのようです。
いろいろたぐっていくと、『中山かぼちゃ』は中山地区の在来種、ないしはこれを改良した「ニューなかやま」という品種。
『みなみちゃんかぼちゃ』は「中山かぼちゃ」と「みやこかぼちゃ」の交配種ET2号(「E」は園研、「T」は栃木の略)のようです。

日本の農産物は、狭い地域ごとに品種や品質がことなることが多いので、本来、キメのこまかなマーケティングが必要ですが、市町村合併やJAの統合により貴重な弱小ブランドが埋もれがちになっているのは残念なことです。
『みなみちゃんかぼちゃ』、かわいくてインパクトのある名前なので、もっと広まるといいですね。

〔 2010/08/14UP (2002/10/13レポに加筆 (2002/10入湯)) 〕


E140.5.53.390N36.37.6.190
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小室哲也氏、完全復活なるか!?

ゴタゴタつづきだった小室哲也氏が春から本格的に活動を再開している。

5月に AAAに”Dream After Dream”&”逢いたい理由”を提供。
先日8/11に北乃きいに提供した”花束”がon sale。
8/18にAAA”負けない心”、9/22には浜崎あゆみ”crossroad”on saleとピッチが上がってきている。

”Dream After Dream”はありがちなダンスビート曲だったが、”逢いたい理由”では小室氏ならではのバロック的曲展開が顔をのぞかせる。

AAA”負けない心”、浜崎あゆみ”crossroad”はまだ聴いてないので何ともいえないが、”crossroad”は「王道の“TKサウンド”とあゆの歌声が融合した極上のミディアムバラードに仕上がった。」(8/9サンスポWeb)ということなので期待できそう。

AAA / Dream After Dream ~夢から醒めた夢~(short ver.)


AAA / 逢いたい理由(short ver.)


先日発売の北乃きい”花束”は、キャッチなメロをもつ佳曲で、FMでもヘビーローテーションされてるのでかなり行くかも・・・。

北乃きい 花束


小室氏にしてはシンプルかつヒネリのすくない曲構成で、個人的には初期の名曲”Teenage Walk”あたりのイメージに近い感じがする。

渡辺美里 Teenage Walk


北乃きいは、本業女優ながら声質がかなりよく、磨き方によっては第2の今井美樹を狙えるかも・・・。

いずれにしても、希有の才能をもつ小室氏の本格復帰は朗報。
神曲”CAN YOU CELEBRATE?”に匹敵する傑作をふたたび世に送り出してほしい。
(”神曲”って、Webではなんとゆ~こともない曲にもすぐつかわれるけど(^^)、この曲はホントに数すくない”神曲”だと思う。)

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