民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

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「外郎売り」 三回目

2013年03月11日 00時15分22秒 | 大道芸
 昨日(3月9日)は、月に一度の定例ライブ。
ギターと口上の二本立て。

 ギターはさんざん。
暗譜で弾くようになって、忘れた時の不安がある。
そういう時のためのいいMCを思いついたのがいけなかった。

 ギターはいいか、ここは民話のブログだから。

 外郎売りをやった。
三回目、今までの中では一番、実際の口上に近かったかな。
オリオン通り(宇都宮一の繁華街)で、なにかやってんな、なにやってんだろう、どれどれ、
っていうノリで、聞いてくださいと、最初にお願いした。

 前回の失敗(数行飛ばし、など)はムダではなかった。
今までの中で一番、よどみなく言えた。
いつも噛むヶ所がはっきりしてきたので、その部分練習をみっちりやった成果。

 ひとつ、収穫があった。
この外郎売りの口上のクライマックスは、武具馬具 ぶぐばぐ だろう(と思う)。
今までマックスの速さでやっていた。
そこを最初はゆっくり、一粒飲んで、ちょっと速く、さらに一粒飲んで、さらに速く。
三段階の速さでやれば、この薬の効用が引き立つんじゃないかな。
今度、これでやってみようっと。

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2 コメント

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外郎の効用 (MAYU)
2014-02-20 02:10:27
外郎売の過去ログ読んでみました。

薬の効用がわかるような早さで語ってみるっていいですね!
外郎を買いたくなりそうです(笑)

百貨店の実演販売と一緒にするのはよくないかもしれませんが
ちょっと似ているなぁと思いました。

あれもリズミカルなトークに合わせた見事な実演によって
お客さんに「ほしい!」と思わせるので、外郎売のようなものが原点になっているんだなと思いました。

外郎売は江戸時代にできたものだということをこちらで知ったのですが
改めて江戸時代は日本の魅力が詰まっているのだなぁと思いました。

わらべうたとかも歌われていましたしね。
江戸への関心が沸いてきました!
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RE外郎の効用 (akira)
2014-02-20 02:44:52
 民話からたどって「外郎売」に出会い、
そこから「声のパフォ-マンス」に興味を持つようになり、
大道芸の口上、落語、朗読、読み聞かせと広がっていきました。

 声だけで、声ひとつで表現する世界です。
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