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藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

伝えていくこと

2011年01月11日 | 雑感
 一月八日に、百村の妙見様で、「神化祭」(八日まつり)という行事が行なわれました。
 なんと、今年で350年続けられてきたものだそうです。

 村民の疫病防除・五穀豊穣・の安寧を祈願するもので、祈願の護摩焚き法要が妙見寺住職と常楽寺・医王寺の各住職によって行なわれました。
 その後、参加者がお護摩の煙を身に頂き、妙見尊中腹にて、入魂されたお札・四天王のお名前などをわら縄につけて、鳥居前に高く掲げました。

 毎年行なわれているこの行事も、ごく一部の方達で執り行われていたとのことですが、今回、多くの方に知っていただき、百村の伝統を継承していく一助にしようと考えられたそうで、荘厳かつ意義深い行事で、参加させていただいて本当に良かったと思いました。

 百村では、冬至に行なう「星祭り」・八月八日の「蛇より」と、歴史ある行事が行なわれていますが、各地区でも単位で様々な伝統ある行事が行なわれています。
 稲城は既に<新住民>と呼ばれる人のほうがはるかに多くなりましたが、新も旧も無く、同じ稲城に住んでいるからには、この地に伝わる文化や行事は共有し協働して、大事に継承していく必要があると思います。

 情報文化が発達して、世界中で起きていることが瞬時に伝わる時代になりました。

 けれど、自分が住んでいる場所で、どんなことが行なわれてきたか。知識としてでは無くて、人と人が寄り合ってきた知恵の暮らしを知るということも、大切なことなんだよね。

 
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