久しぶりの南山です。

京王稲城駅南側、駅のすぐ近くに南山はあります。オオタカやちょうげんぼうが舞い、約400種の植物が根を張り、夏でも涼やかに感じる所です。都心から僅か30分の別天地で、私は勝手に「稲城のエメラルド］と呼んでいます。　　しかし、そこは、全て私有地で、もう間もなく開発が始まろうとしています。崖を削り、谷を埋めて、７６００人の人口を要する住宅地になろうとしているのです。　確かに、地権者の方にしてみれば、税金もかかるし、維持することが困難でありましょう、しかし、如何せんあの山が何処にでもあるような住宅地になるのは忍びないのです。まだ、なんとかして、農地と緑の景観を維持できる方法を模索したいと思っています。　今日も、100人を超える方達が南山を歩き、心地よい疲れと共に、なんとかこの山を維持できないかと考えられているのではないでしょうか。