あはは~(^。^)!
私、先日、ろくじゅっさいになりました!
「え?ろくじゅうって、こんなもんか」が素直な感想。
なぜなら、唄にありましたよね・・・「こ~としろくうじゅ~のおじいさん~」て。
え?「六十でお爺さん」と言ってたことに驚くのではなくて、「その歌はナニ?」と驚くほうでしょうか・・・。でも、私と同じくらいの年齢のかたならご存知ですよね。
まあとにかく、一昔前に比べればほんと、60っていっても元気にみえるのではないでしょうか。
その60になった私は今、ほぼ三十数年ぶりに「定時出勤」しております。
前にも少し書きましたが、少しだけ仕事のこと、お話します。
世田谷区の等々力にあります、社会福祉法人の臨時職員として、週に三日ないし四日、働いております。
現在の仕事の内容は、自立支援の「B型」、精神障がいの人達の施設で、障がいを持つ人達と一緒に、法人が所有している<茶房>のメニューや皆で食べるお昼を作ったり、通信の印刷から配布、紙パックの加工なんぞをやっています。
もともと、精神障がいの人達が、ケーキやクッキーなどを作るところなので、それらの品を販売したり、食事をしたりする<茶房>もつくったわけなのです。(このケーキやクッキー、一般のお店となんら遜色ナシ。障がい者が作ってるって知らない人ももちろん沢山おいでです。)
一方、お店に出るのはちょっと重荷、という人達が、少しだけ作業したり休憩したりというところもあり、そこで私が働いています。
ついでに、もっと働ける、という人は、「A型」(なんか変ね、AだのBだのって。制度上の呼び名で仕方ないけど)の場所で「クロネコメール」を配る作業をしています。
稲城市にも、「わくわく」という施設がありますが、それこそ、「朝きちんと起きて来るのが課題」という人から、「あと少しで一般企業に就職できそう」という人までがいる場合、一箇所しかないのではなかなか厳しい。障がいに応じて動ける、あるいは提供できるような場所の設定が必要だと思います。
今の職場には、多くの見学者がお見えになります。区外、都外、遠くからもいらっしゃるのは、同様の施設がまだ少なく、モデルケースが限られているからでしょう。特に精神に関しては、法律の整備そのものも他の障害(身体・知的)に大きく遅れ、やっと今、「三障害」と言われるようになりましたが、まだまだ不備な状態です。
私は若いときに難病を患ったりした経験もあり、「障がいがある」という人達との距離をあまり感じないようです。
むしろ、結婚前に勤めた施設では、それこそ<聾唖><知的><身体><精神>そしてそれらの重複など、いろんな障がいのある人達とゴヤゴヤと仕事をしたことにより、様々なことを学ばせてもらったと思っています。
立派な大学をでた職員が、三日で辞めたり、長崎から出てきた職員が、半日でいなくなったり、なんてこともありましたっけ。障がいがあるっていわれている人達のほうが、よっぽどしっかりしてました。
えらそうな、かっこつけたことを言わせて貰えば、
「なんでも人生の栄養になるんだから、いろいろ学んで、他人様の役に立つような人間になろうっと。」ていうとこかな。
ろくじゅうでも、がんばろっと。