久しぶりの書き込みなのに、いきなり台所の三角コーナーの話で、すみません。
あの、流しの隅に置いて野菜の皮とか入れる、主にプラスチックでできているものです。
結婚してからずーっと、それはあって当たり前のものでした。
汚れたらきれいにして、あんまり汚れたら買いなおして使ってました。
しかし、最近になって、ふと思ったのです。「これは無くても良いかもしれない」と。
「もうとっくに使ってないわ」という方は大勢おいででしょうが、私はこの年齢でやっと気が付きました。
そして、三角コーナーを止めたらあらら、流しが広くなったし、なぜかクズが少なくなったようです!
今まで、あって当たり前、と思っていたものが、実はなくてもよくなった。
そこで、これまた思ったのです。
「サミットG7は、無くてももう良いのではないか」と。
我が家の三角コーナーとサミットを同列に話すなんて、不謹慎だ!と怒られるかもしれませんが、とにかくそう思ってしまったのです。
今回のサミット。伊勢志摩の賢島。(新婚旅行で行きました!)
世界の頂上におられる方々が、地球規模の課題について話し合い、世界人類の営みが、良い方向に向くように力を合わせてくれる場であると解釈していました。
ところが、今回のサミットを、安倍首相はご自分の戦略に利用しようとしたのではないか。
ちまたでは、あのリーマンショックと同じ状況を示すというグラフは突然でてきたもので、いったいどこの部署がつくった資料か明確ではない、というような話です。
三本の矢の話も、胸を張ってできるものではないのに、サミットの場で、お墨付きを貰って<消費増税延期>と<アベノミクスの肯定>を明言できるようにしようとしたのでは?
冷静に判断される他国の首相がおいでで、安倍首相のもくろみは、あんまり上手くはいかなかった。
でも、次に気になるのは、麻生外務大臣の「解散必要説」です。
この流れで、衆参同日選挙に持ち込もうという流れなのか、となんだか台本があるような感じがしてなりません。
「消費増税の再延期は、絶対しません!」ときっぱり言い続けていた安倍さんが、国民の声をきちんと聴くことはしないで、言を翻す場にするようなサミットなら、もうやめたほうが良いかもしれない、と思ったのです。
国中の警察がピリピリし、料理担当の方はメニューに心を砕き、きっと大勢の人が、床やドアなどピカピカに塵ひとつないようにした中で、世界のサミット=頂上におられる方たちが参集する。もし、これを持続させるなら、世界の大半を占める<ふもと>や<谷間>に生活している人たち、今なら、政治不安、治安の悪化による難民問題、またはIS問題や資源問題などを真剣に話し合う場にしてもらいたいです。
一回、やめてみるのも良いかもしれない、と思うのは、私くらいでしょうかね。