藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

選挙権を得た 若い人たちへ

2016年07月01日 | その他
 
 もう7月!

 6月は世界も日本もわたくしも、いろいろさまざまなことがあって、落ち着いて座っている時間のまあ少ない日々でした。

 
 六月は議会が末日まであったということもあり、そのための時間が必要でした。

 が、いつもよりテレビを見ていた時間も多かった気がします。

 
 「新しい判断」で消費税アップをまた延期した安倍首相は、どこの無駄をあぶりだして、どのように税制を見直して、約束した年金や福祉の充実を実現させようとしているのか、ニュースをみても新聞読んでもちっとも出てきません。


 マスゾエ都知事です。

 今度の50億円の選挙費用は、マスゾエさんに投票した都民が払う罰金だ、という人がいます。

 私は投票していないのに・・・。しかし、それなら都知事の仕事を持続してやってもらいたいか、というと、あのような公私混同上から目線の言い訳だらけの方には辞めていただくのが良い。


 イギリスEU離脱です。

 よその国の出来事では済まない、世界の国を巻き込んだ変化がやってきます。

 先日サミットに参加された首相、辞任です。シェフが渾身傾けて作った料理をにこにこして食べていたのに。


 
 こんどの選挙、18・19歳の若い人たちも参加ですね。

 でも、戸惑っている方たち、多いのではないですか。

 日本の学校は、政治に関することで、お互いの考えを出し合って比較したり討論したりする機会があまりに少ない、というか、政治的なことには触れずにいる。

 テストの点数や偏差値、受験希望校の出題傾向などはけっこう重要な扱いでも、安保法制や障害者差別解消法などの人権や、ほんとうはごく身近の教育基本法などなど、あんまりというかほとんど授業では触れないのではないでしょうか。


 それでいきなり「さあ投票に行け!」とか言われてもなあ・・・。と、思っている方、いるのでは?

 
 でもね。


 じゃあ投票やめよっと、と思ったら、いけませんよ。

 実は今度の(だけじゃないけど)選挙は、若いあなたたち、に、ふか~く深あ~く関係していて、今後

 「なんだって!そんなバカな!」と叫びたくなるようなことどもが、法律できまったり、憲法で定められたりしてしまうかも、しれないのですよ。

 
 それも、もしかしたら、ビックリするような法律を決めたり、憲法をヘンな方向に変えるようなことをする人たちは、年齢的に痛い目に合わないかもしれないけれど、若い方たちは、まさに現役で、痛い目にあうかもしれないのです。


 その、法律を決めたり、憲法を変えようということを決めるひとたちを、選ぶのが「選挙」です。

 
 いいですか。

 知った名前の有名な人だ。

 顔が好みだ好みじゃない。

 頼まれたから。

 なんかよさそう。


 ではいけません。今までこの失敗を大人たちは何度も何度も繰り返してしまっています。

 そして、未だに自分の意思もなく、「頼まれたから」「言われたから」と、候補者を比較検討もせずに言われた人の名前を投票用紙に書くことが、<投票>だとしている大人がゴマンといるのです。


 完璧な救世主みたいな候補者は、正直いません。

 でも、是非、<自分のため>でもよい、<将来の自分の子どものため>でも良いです。

 候補者が何を考えている人か、それが自分にとって、自分の未来の子どもにとって、良いことを訴えているかどうかを聴いて、投票をしてください。

 
 
 ああ、ひとつ加えておきますね。

 あんまり抽象的なキレイごとを並べてるだけの人は、眉毛に唾、つけて下さいね。


 
 

 

 
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