藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

アリの次は蝶の話で

2016年02月28日 | 雑感


 議会が始まる前から、ちょっとごたごたあったのですが、それは次にご報告することにして・・・。


 前回は「アリ」の話でしたが、今回は「蝶」のことを。


 
 昨年の暮れに、いつも定期的にとっている有機野菜の中に、小松菜がありました。

 料理しようと洗っていたら、中から青虫さんが逃げて流しのへりをモジョモジョ歩いて(這って)きました。

 苺のケースに小松菜少しと青虫さんを入れて飼ってたら、2,3日して動かなくなり、プラケースの屋根部分でサナギになりました。

 
 あら。

 いったいどうしたらきちんと羽化までできるかしら。

 
 こういう時は便利ですね。ネット検索でいろいろ調べました。


 羽化する時に足がかかる場所をつくってあげる。

 プラではつるつるしちゃうので、まわりにティッシュを貼って足場作成。

 
 でも、いったいいつごろ羽化するのかがわからない。なにしろ冬ですし、春までなのかしらとか、冬に羽化したら家で飼うことになるなあ、とか。


 毎日、サナギの変化を見ていました。

 娘が調べたサナギの写真から、そうか、羽が透けて見えたら羽化が近いのか、とわかりました。


 二月の中頃は、まだ寒い。

 でも、羽が透けて見えてきた!


 モンシロチョウです。


 そろそろ羽化が近いな。ぜひその瞬間を見たいナと、気にしてちらちら日々見てました。



 そんな日。


 いかにもこれは明日あたりだな、という感じがして、さらにちらちら見ていたら・・・。


 ちょっと仕事をしている間に・・・蝶になってる!


 しかし、この子、飛べないのです。いつまでたっても。何日たっても。


 ふつう数時間で翔ぶそうですが、そうか、仕方ないねと、蜜をつくってざるの中で飼ってました。


 でも、蜜に誘導しても、まったく気が付かずに飲まない。

 毎日蜜を交換して、蜜を含ませた脱脂綿をお箸でもんちゃん(勝手に名前つけてます)の前足をさわり、蜜のお皿に誘導しても、フラフラほかの所に行ってしまう・・・。


 そんな日が10日続き、そして今日。(毎日生きてるかな?とドキドキざるの中をみていました)

 夫は、翔べなくても外に出してあげたらどう?と言ってたけど・・・とざるの中を見ると、いつもはジッとしているもんちゃんが、バタバタしている!まるで「ここからだして~!」と言うように。


 そこで、決めました。

 庭につれて行って、ざるを取ったら・・・。

 
 空に向かって羽ばたき、飛翔したのです!

 
 なんだか、感動しました。


 未熟に生まれても、ざるの中で成長してくれて、今飛び立っていきました。


 なんだかジ~ンときました。、


 すぐ鳥に食べられたりしないでね!


 娘にメールで伝えたら、伴侶を見つけて卵を産んで、沢山の蝶になって稲城の空を飛んでもらいたいねと。


 そうか。


 稲城の空を飛ぶモンシロチョウは、私の養子になった子の子どもたちか・・・と思ったら、とてもホンワカした気持ちになりました。


 とても良い体験をさせてもらいました・・・。


 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 働かないハタラキアリの存在 | トップ | サンドイッチの「具」と思えばね »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑感」カテゴリの最新記事