議会が始まる前から、ちょっとごたごたあったのですが、それは次にご報告することにして・・・。
前回は「アリ」の話でしたが、今回は「蝶」のことを。
昨年の暮れに、いつも定期的にとっている有機野菜の中に、小松菜がありました。
料理しようと洗っていたら、中から青虫さんが逃げて流しのへりをモジョモジョ歩いて(這って)きました。
苺のケースに小松菜少しと青虫さんを入れて飼ってたら、2,3日して動かなくなり、プラケースの屋根部分でサナギになりました。
あら。
いったいどうしたらきちんと羽化までできるかしら。
こういう時は便利ですね。ネット検索でいろいろ調べました。
羽化する時に足がかかる場所をつくってあげる。
プラではつるつるしちゃうので、まわりにティッシュを貼って足場作成。
でも、いったいいつごろ羽化するのかがわからない。なにしろ冬ですし、春までなのかしらとか、冬に羽化したら家で飼うことになるなあ、とか。
毎日、サナギの変化を見ていました。
娘が調べたサナギの写真から、そうか、羽が透けて見えたら羽化が近いのか、とわかりました。
二月の中頃は、まだ寒い。
でも、羽が透けて見えてきた!
モンシロチョウです。
そろそろ羽化が近いな。ぜひその瞬間を見たいナと、気にしてちらちら日々見てました。
そんな日。
いかにもこれは明日あたりだな、という感じがして、さらにちらちら見ていたら・・・。
ちょっと仕事をしている間に・・・蝶になってる!
しかし、この子、飛べないのです。いつまでたっても。何日たっても。
ふつう数時間で翔ぶそうですが、そうか、仕方ないねと、蜜をつくってざるの中で飼ってました。
でも、蜜に誘導しても、まったく気が付かずに飲まない。
毎日蜜を交換して、蜜を含ませた脱脂綿をお箸でもんちゃん(勝手に名前つけてます)の前足をさわり、蜜のお皿に誘導しても、フラフラほかの所に行ってしまう・・・。
そんな日が10日続き、そして今日。(毎日生きてるかな?とドキドキざるの中をみていました)
夫は、翔べなくても外に出してあげたらどう?と言ってたけど・・・とざるの中を見ると、いつもはジッとしているもんちゃんが、バタバタしている!まるで「ここからだして~!」と言うように。
そこで、決めました。
庭につれて行って、ざるを取ったら・・・。
空に向かって羽ばたき、飛翔したのです!
なんだか、感動しました。
未熟に生まれても、ざるの中で成長してくれて、今飛び立っていきました。
なんだかジ~ンときました。、
すぐ鳥に食べられたりしないでね!
娘にメールで伝えたら、伴侶を見つけて卵を産んで、沢山の蝶になって稲城の空を飛んでもらいたいねと。
そうか。
稲城の空を飛ぶモンシロチョウは、私の養子になった子の子どもたちか・・・と思ったら、とてもホンワカした気持ちになりました。
とても良い体験をさせてもらいました・・・。