藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

[盛土」と聞くとチクリとする

2021年07月10日 | 雑感

 梅雨もあと少しで明けるとのことですが、まあ、今日は・・暑い!

 熱海市の土砂災害で救助作業をされている人たち、どれだけ汗を流しておられることか。

 未だ不明の方たちを、一刻も早くご家族の元にと思いながら動かれている様子が伝わります。

 「盛土崩壊」

 この言葉を聴くと胸に何かが刺さる感じがします。


 稲城市の京王よみうりランド駅と稲城駅の南側に位置する南山。

 稲城市最後の「緑の山」の東側は、今、きれいな住宅が並ぶまちになりました。

 ランド駅近くの50m近い崖が、高盛土工事で斜面上に開発され、以前の景色は一変しています。最新式の「サンドイッチ工法」での工事だそう。

 稲城市は「稲城砂」という、乾いて固まっていると強固だが、湿ると崩れやすいという性質の層が多く、南山のその場所も関東ローム層と稲城砂で形成されています。
 工事方法は、材質の違う土をサンドイッチのパンと具のように重ねていき、間に給水シートを挟んでいく。そして、その層を垂直に貫くように「排水パイプ」を仕込み、排水する仕組みとする、というものです。工事中雨がふってきたら工事を中断し、シートをかぶせて水がはいらないようにする、との説明も受けました。

 一体、その仕組みはどのくらいの期間有効なんだろう。稲城市は、そのメンテを行う費用を確保し続けられるのか、と、不安な気持ちの整理が未だつきません。

そのようななか、広島市では水に弱い「まさ土」が豪雨のために緩み、土砂災害が起こってしまった。
 そして今度はまさに熱海市で「盛土」が雨で崩れて住宅を押しつぶしてしまう。

 2020年に東京都が公開した「東京都における盛土工事数」を見ると、
三多摩地区で1435か所あります。
 そのうち八王子・町田・多摩・稲城各市の盛土箇所は1375か所です。
 これは場所から言っても、多摩ニュータウンの造成工事によるもの。
 もともと丘陵地に住宅を建てるわけで、平らにしなければならない。
 山や丘の間にある「谷戸」などを埋めて平らにしたのですね。

 稲城市におられた映像作家・・故浜田英夫氏がその埋め立てられていく谷戸の様子を、フイルムに残されています。

 もちろん、どの盛土も危険だ!と、言っている訳ではありません。

 しかし、大地は動くものです。
 不自然な開発工事は、どこかで歪みがくる可能性が高い。

 穴を深く掘る。
 広範囲に素早く整地できる。
 高く高く積み上げる。
そんな技術がどんどん高度に出来るようになってきて、すごいかもしれないけれど、周囲の安全への配慮と、長期的に考える慎重さをないがしろにすると、忘れた頃に悲劇が起こる可能性があることを、肝に銘じて取り組んでもらいたいと、切に思います。

 
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選ぶ、って結構難しい

2021年06月12日 | 雑感

 わが家の小さな庭に植木屋さんが来て、こざっぱりとしてくれました。

 私も美容院で、こざっぱりとしてまいりました。

 今私は、自分の人生において初めて「人を選ぶ」作業をしております。

 施設職員希望者の「面接」です。

 考えてみれば、結婚相手も「選んだ」わけでなく、なんとなく「巡り合った」感じだし。

 子どもはどうもこちらを「選んで」きたようだし。

 とにかく、初めての面接官体験をしている中で思ったのは、まあ当たり前ですけれど、
「いろんな人がいるなあ~」ということです。

 自分が描いている「こんな職員が良いなっ!」という勝手な想いはもちろん勝手な話で、
こちらが「良いな」と思ってもあちらが「お断り」というケースもありますし、まだ面接中なのにもう「出会えました!」とご自分一人で来ることが決まったような発言をされる人も。

 何回か行っていると、こちら側の面接役の人の性格もわかってきます。

 同じ施設の職員、というより上司の人たちなんですが、もう面接を数限りなくこなされきたんですね。質問内容や応募者がお帰りになった後の発言で、その人の意外な一面がわかる。

 仕事ではよく接しているので、もう性格はわかっているつもりでも、違う角度から見ると今まで見えなかった一面が浮き出てきます。
いやあ・・・本当にいろんな人がいて、なかなか面白いものですね。

 先に書きましたが、いままで「人を選ぶ」ということを真面目にしてこなかった私です。

 どちらかというと「選んでもらう」ほうでした。
就職のための面接も、議員選挙も他人様に「選んでいただく」ことで前に進めたわけです。

 ありがたい話ですね。

 こうしてみると、選ぶ作業よりも選んでもらう作業のほうが楽だったな、と思っています。

 例えば選挙を例にとると、とにかく自分が稲城市をどのようなまちにしたいか、市民の皆さんのためにどう働きたいか、を伝えたり、今稲城でこんなことが起きてますよ、このようにしようとしてますよ、で、問題がここにありますよ、などを素直にまんま伝えていって、「そうか、ならこいつに働いてもらうか」と、票を入れていただく。
 
 ところが、こちらが選ぶほうになると、紙の情報と短時間の面接で判断を迫られる。
私なんぞがちゃんと見極められるだろうか、と思うとやたら肩が凝るのです。
他人様の人生を前に進めるという責任の重大さに、やたら首が痛くなるのです。

 数をこなせばそのうち慣れるよ、と言う方もいるけれど、私は、慣れて不遜な態度を身に着けるようなことだけはしないぞ!と肝に銘じているところであります。
 
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マスクでカブレます!

2021年05月24日 | 雑感

 暖かくなるのは嬉しいけれど、お顔がかゆくなってしまう!

 そう、「マスク」ですね。

 サージカルマスクも苦手ですが、先日購入したちょっと素敵なマスクが合わなかったようで。

 雪のお肌(!!!)がヒドイことに・・。

 元々あまり出来の良くない皮膚なので、よくぼつぼつやられます。

 先日は、ちょっと人事のことでいろいろありまして、誠実に欠ける対応をされたことから怒りを抱えていたのですが、会議終了後、帰宅途中についに蕁麻疹を発症! 自分でもビックリしました。

 あらあら、私ってデリケートだったんだわ! と。


 話は変りますが、先日、中学校の同期会をZOOMでやりました♪

 いつもは大勢集まって、ゴヤゴヤやるのですがこのご時世、少人数で初めてZOOM会。

 同期、と言っても、あんまり真正面から顔を見てお話しすることがなかった方もいて、果して話が途切れないかと思ったりしていましたが、なんの司会係がうまくて時間オーバーで楽しかったです。

 その際感じたのですが・・。

 私は自宅の仕事部屋。北向きの暗い殺風景なところから、いつもの会議の体でのんきに参加したのですが、なんだかみんな、明るいきれいな映り方・・!

 背景が外国の景色のケースもあり(私もこの手が良かったかな)

 女性はきれいにお化粧しているみたい!(いや、もともと美しかったらスミマセン)

 それで全員の画面を見ると、明らかに私はぼんやり灰色系に映っている感じ・・!

 そうか・・。

 私はお肌がデリケートなのに、こういうところは凄く鈍いな・・と。

 よく言う「デリケートじゃなくてバリケード」と冗談をいうのですが、この場合は
「無防備」でしたね。


 しかし、それも些細な事。

 それも私、これも私で、もう先が見えている人生なので、自分なりに重要と思うことにエネルギーを使うように致しましょう。

 それにしても、早くマスクをはずしたい・・。
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連休も何もないけど

2021年05月04日 | 雑感

 あらら、もう5月!

 桜餅をいくらも食べなかったのに、もう店頭にならんでいるのは柏餅。

 ゴールデンウィークもコロナ禍でどこに行くわけもなく、明日から仕事ですし。

 もともとあんまり外に出て走り回るほうではなく、家でモサモサやる性格なので、特に苦になることはないのですが。

 昨日は「憲法記念日」日本国憲法が74年前に発布された日ですね。

 そんなわけで、憲法関連の本を読んでました。

 昨日の新聞によると、憲法改正すべきと、改正すべきではないという人が半々、という数字が出ていました。

 改正したほうが良い、とした理由の中に「古くなったから」という理由が多くあったそうで、私ちょっとビックリしました。

 なにが「古くなった」のか・・。

 調査はそれ以上の中身を聴かなかったのか、載せなかったかはわかりませんが、何が古くなったと思うのかしら・・。本当に憲法そのものを読んで、そうおもったとはどうも思えないなあ。

 だいたい、憲法を「変える」か「変えないか」って、そういう設問自体がヘン。

 うちの洗濯機は、いったいいつ買ったのか記憶にないほど「古い」です。(買い替える気はないけど)それを替えるか替えないかみたいな設問には疑問。

 一番代表的なのは、九条の「戦争の放棄」だけれど、そのほかにもまだまだいろんなことが書いてあります。

 いったい、憲法のどこを、なぜ、どうしたいか、という設問なら解りますが。

 あと、現在コロナ禍で社会が息詰まっているという「現状」のみを取り上げて議論するのも危険です。

 だいたい憲法は、権力を持つあるいは決定権を持つ人達の暴走・・と言ったらなんだけど、その人たちに「このことをいつも念頭に入れて国民に向き合ってね」というものです。
 それを勝手に「ちょっと縛りがきついから緩めよう」と権力ある人達がその力を持って変えたりしてはいけないものです。

 自民党から「改憲四項目」が出ていますが、こう言っちゃなんだけど、自民党のみなさまは本当に憲法をよ~くよ~く読み込んだうえで、この項目を出されているのかしら。

 いえいえ、自民党のみなさまのことだけ言っていたら不公平ね。

 私たち「国民」も目先の事態だけを考えず、まず憲法をよく読んでみることが大切だと、思っています。

 う~ん、美味しい柏餅が食べたい・・。
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地下鉄サリン事件に思う

2021年03月20日 | 雑感

 今日、3月20日は、母の誕生日です。
 生きていれば95歳ですね。

そして、地下鉄の車両内に、猛毒のサリンが撒かれた日です。

あれから、26年。

 昨年、長く闘病されていた方が亡くなり、14人の方が犠牲になりました。
さらに6000人以上の方が被害に合い、未だ後遺症に苦しんでおられる方もおいでになる。

 あの事件以来、車内アナウンスは「不審物がありましたら、お知らせ下さい」でした。
今、新型コロナの感染予防のアナウンスに替わっていますが。

 私には、未だに理解できません。

 何故「頭が良い」「優秀な」と言われた人間が、一人の命令によって不特定多数の人間を殺害したのか。
 マインドコントロール、と言われるけれど、そうなる前に何故冷静な判断を保持できなかったのだろうと。

 とにかく、サリン事件以来、電車の網棚にある紙袋や改札口付近に置いてあるバッグなどに、神経質になりました。

 あと、ホームにいる時、後ろから突き飛ばされてホームに落ちないように奥の方に立つ、とか。階段を下りる時なども端っこを使うなど。

 そんなことを気にしている人は少ないかな?

 もしかしてよく人が気にするのは、「大声を出して歩いている人」とか「薄汚れた格好で座っている人」とかでしょうか。

私、そのような人たちは特に気になりません。むしろ大声出している人に誰か文句つけたら間に入ろうかと思うくらいです。

 色々な職業を経験し、現在縁あって福祉施設で働いていて、多くの障がいをもった方たちに接しているわけですが、その一人ひとりの生き方に多くのことを学びます。

 中には、一流の大学、大学院を卒業され、一流の企業に入ったけれど疲れてしまった人たちも複数おられます。明るい気持ちになったり塞いでしまったりと、本人も苦しんでいる様子がよくわかります。
 そのような人たちと一緒に仕事をしていて、嬉しい日もあれば、何とかならないかなあ・・と思う日もある私です。

 人は、どこかほんのちょっとしたことで、人生が変わることがあると思います。良い方へ悪い方へ。
 自分一人では抜け出せない苦しい世界につかまってしまうかもしれない。

 「空中浮遊が出来る教祖」をあがめ奉って、自己の判断力を失い「教祖」の指示に従ってしまった人たちも、もしかしたら「どこか」に抜け出せる、進める、と思ったのでしょうか。

 でも、そう想像してみても、起こしてしまった罪が軽くはならない。
 
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10年前がよみがえる

2021年03月11日 | 雑感
 3月11日、東北大震災の日。

 あれから10年経ったのですね。

 母が生きている時は、3月10日。 東京大空襲の日です。

 東京のど真ん中に住んでいたので、すぐ近所にB29が落ちた話や、10日には家を捨てて避難する際に、池の中にお釜に入れたお米を沈めたことや、新宿で土管の中から猛火に包まれる電車を見た話しなど、毎年まるで昨日のことのように語っていました。

 そして私は1月17日の阪神淡路大震災。3月11日の東日本大震災。

 阪神淡路の震災の年に、初めて市議に立候補。
 東北の震災の年には、市長に立候補。  そんな巡りあわせもありました。

 3月11日は市役所庁舎にいて、道路の改良の話を担当職員としていました。

 経験したことのない揺れに、来庁している市民の方たちの情況を各階走って見た記憶があります。
 選挙事務所に行ってから、テレビが映し出す、現実とは思えない光景に立ちすくんでいました。
 その後、暫く何をしていたか、今思い出せません。

 家に帰って、母の無事を確認後、リュックにパン、ペットの水、生理用品、10円玉をあるだけ詰め込んで近くの避難所に行きました。 
 避難所の中学校には消防団と職員がいましたが、皆も落ち着きがありません。
避難してきた方に、クラッカーをくばったけれど、水が来ないと、入り口で固まっています。
 私は体育館の床に座り込んでいる女性の方たちに生理用品が必要か尋ねてまわり、お渡ししていきました。
 
 次に駅に行くと、帰れなくなった方が改札前に大勢いらっしゃる。駅前の床は、隣のスポーツクラブのプールが破損したのか、揺れたせいか、水浸し。
職員が避難所までの地図を掲げていても、通勤している人は道が良くわからないのでキョロキョロしています。 私、持ち前の大声で、避難所案内係ですと、行かれる方こちらに集まってくださーいと、観光バスのガイドさんみたいに手を振り上げて、10人単位くらいでご案内しました。
 体育館は随分の人です。

 中に落ち着かないご高齢のご婦人がおられます。
わけを聴くと、娘さんの家にいく途中できっと心配している!とのこと。
電話番号がわかるとのことなので、持参していた10円玉を使い、公衆電話で連絡代理。
無事につながって、一安心でした。

 家に帰ろうと歩いていると、迷ってしまって居る人たちに会います。帰宅しようと遠くから歩いている方や、避難所が解らなくなった方などです。持参のパン、水を御渡しします。

 こうしてみると、11日当日の様子が母と同じく昨日のように思い出されます。

 原発の爆発を見た時は、もうこの世の終わりかと思いましたが、まだまだこの世は続いています。

 廃炉となるにはまだまだ、まだまだかかります。
私は廃炉を見届けられないと思う。年月からして。

 悲惨なことも、小さな喜びも、後悔も、希望も、みんなひっくるめてとにかく生きている限り、マイナスの方向に足を引っ張るような生き方だけはしたくない、と改めて思います。
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森さん、「老害」じゃなく認識の問題よ

2021年02月08日 | 雑感

 まったく。
 女性差別は無くなりませんね。

 そんなに男性が優れているとお思いなんですかね。

 森さんだけではなく、会議の席で笑った方がたも。

 「女性は競争意識があって」って、じゃ、その場においでの男性は「わきまえて」意見も言わず、どなたかが発言したことに、黙って特に考えずにうなずいたりするのですか、もしかして。

 謝罪会見とは名ばかりの暴言に更に腹立ちます。

 これは「老害」なんかではなく、森さんご自身の認識でいらっしゃるので、もう変えようがない。オリンピックパラリンピックの親分の座には不適格です。
 こんな発言を公の場で堂々となさることに対して、与党の女性の議員も怒らなくちゃ。

 私、ロンドンブーツの淳さん、見直しました。

 女性蔑視発言もひどいけど、その前の、聖火リレーについて「人気タレントは田んぼを走れ」発言も聞き捨てなりません。

 これは職業差別。タレントさんと農業に携わる方がたの両方を。

 
 私は、「女性進出」という言葉は好きじゃありません。
だって、それじゃあ「男性社会に進出する」って意味じゃないですか。

 以前、議員だった時に仕事で警察署に電話を入れた際。電話口に出た男性の方が、担当者に替わる時に言いました。
「お~い、女の議員から電話。」聞こえましたよ。
 だから担当者が出られた時に言いました「はい、女の議員です」と。
 ヘドモドされてましたっけ。

 またある時、自宅に電話が入りました。私が出ますといきなり、「男性はいるかね」と。
 「いいえ、私だけです」と答えると、仕方ないな、という感じで「議員先生はおいでかね」
 そこで「はい、私がその議員ですが」と答えると、電話の向こうで息をのむ気配がしていきなり電話が切れました。

 つまり、「議員は男」という観念。

 もちろん、世の中の男性がみんなこんな感じとは思っていません。むしろ性別に無関係にあるいは性別という割り方自体に無関係に、個人として判断し、認識する人が増えてきていると思っています。

 しかし、前に戻って森さん、もしかして人種に関しても同じような認識を持っておられるかも、と疑っているところです。

 

 
 

 
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「富岳」を使うと高額なの?

2021年01月13日 | 雑感
 まず。

 先日自分のブログを見てて、「いいね」と「応援」をしてくれた方がいるのを発見し、どういう訳か多分ちょっと嬉しくなってフラフラしたのか、自分も「いいね」と「応援」を押してしまった!
 
 いったい、何を自画自賛・・(汗)

 再度の緊急事態宣言発令に、うちの施設は(偉そうに、自分の施設ではありません。働いているだけです)利用者さんのシフトを調整して、密にならない、更に感染防止策をとる、ということで作業続行しています。
 利用者さん一人ひとりの意見を聞き、「やっぱりコワい」という方は在宅支援にしています。

 あと、喫茶店ですので、おいでになるお客様へのご協力の呼びかけ強化とご来店時の体温自動測定器設置、ご利用時間の短縮のお願い、などなど。

 感染は飲食店が主、という発言がガースー・・いえ、菅首相からもありましたが、

 本当に、そこだけで良いのか。

 多くの人々が、「そうじゃないよな」と感じていると思いますよ。
そう感じるのは、どうもちゃんとした<根拠>が示されていないからではなかろうか。

 少し前ですが、世界的頭脳抜群のスーパーコンピューター「富岳」が、食事時における人の飛沫の拡散の様子を図で見せましたね。
 
 大変失礼な話ですが、あれを見ても「やっぱりな」で特に新しい情報ではなかった。

 そしてつい先日、ある大学の先生がグラフをつくって示してくれましたね。
今回の飲食店のみの自粛策を取った時、何も策をとらなかった時、あと、更に自粛策を行った時の今後の感染状況を三本の線グラフにして今後の予測をされた。

 それを見て、これは・・もっと対策練らないとあかんのでは!と改めて思った次第です。

 コンピューターが作ったシミュレーションよりも、一人の人が発表したグラフのほうがよっぽど実感し、直に頭脳に響きました。

 で、思いました。

 「富岳」使ってもっと判断できないのかしら?と。

 もちろんあらゆるデータを人間が投入しなければ、いくらスーパーコンピューターでも役にたたないのだとは思います。
 もっと昨年よりいろんな情報を入れる事ができたはずでは?
 飛沫の拡散状況だけじゃなくて。

 ああいう機械は、あらゆる生き物がどうしたら安心安全に生きていけるか、環境とか自然災害とか、経済とか外交とか、あるいは医療などの「生物が生きるために役に立つ」のに使うために作ったんじゃないのか、と私は思うのです。

 パソコンを、「パ」くらいしか使えない私が言うことではないけれど。

「富岳」は使うと「高額」になるからなのかな?
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「がーすーです」ですか・・。

2020年12月14日 | 雑感
 わ~っ、N君、お孫さんの誕生おめでとうございます(^^)
私だけが年をとっているのではないんだ・・と変な安心感。

 ・・と、個人的なこと、口走ってすみません・・。

 我が家の窓から観る、開発を逃れている「西の南山」は、、正に紅葉真っ只中!

 以前家にトラックで魚を売りに来ていたおじさんが言いました。

「人間なんて、偉そうにしてるけど、木っ端一枚造れないんでえ」って。

 さて。

 我が家から坂道を降りた先、真正面にポスターが貼ってあります。

 菅総理の穏やかなお顔。 横に文字。

「国民のために働く」と。

 私は膝がカクンとなりました。

 よく撮れている上質のポスターですが、ちょ、ちょっとまてよとキムタク並みのつっこみ。

 あの・・わざわざそれを書きますか・・。

 それってもうサイショもサイショ、それが無きゃ始まらないお仕事なんです。

 その次にどうするの、っていうとこなんです。

 先日、テレビを観ていて、やはり肘がカクンとなりました。

 首相が紹介されて開口一番「がーすーです」と。私は聞き間違いかと思いました。

 司会者も笑っていて、うすら寒くなりました。

 私、思いました。

 安倍前首相の「アベノマスク」

 側近が「マスクを国民に配ればいいですよ」と進言したとかしないとかでしたね。

 菅首相も、もしかして側近のダレかが「がーすーで国民は受けますよ」とか、言ったのを真に受けて「うん、そうだな」とやったのでは?と。

 視聴率調査みたいに数字が出るとしたら、この瞬間、不支持率が上がったのではないかしら。

 いつも深刻な顔をしてとは言いませんが、日本だけでなく世界中がコロナ感染拡大という暗雲に覆われている今、暮らしが成り立たない、明日が見えない、医療体制は人員不足で崩壊の危機、精神的に追い込まれて命を絶つ人がいる。そんな日々を送っている国民に向き合い、ベターな対策を考えていくという真剣さが感じられないでしょう「がーすーです」じゃ。

 言葉って大切だ、って、先のブログに書きましたが、ほんと。

 最初に「自助」と言われた時は何言ってんだ!と思ったけれど、これではほんとに自助で踏ん張らなきゃ、と思った私です。

 
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なぜそうなるの?

2020年09月06日 | 雑感
 総裁選挙前に、もう結果がでてるという虚脱感の中。

 今朝テレビを観ると、これはなに?

 「管氏の奥様、そもそものなれそめ」
 「本当はおちゃめなところも」
 
 なんで次期首相候補の一人である管氏をこのように紹介?

 私の印象は、記者会見の席上で、ある特定の記者に対して嫌悪、とまではいかないまでも、明らかにイヤそうな顔をして誠意の薄い答え方をしている、「人を区別する管氏」です。

 百歩譲って、本当は優しい方としても、なんでマスコミが急にこのようにまるで売り出したいアイドルみたいに「いい人アピール」しているのか。

 いい人だから、次期首相でいいよね、的な流れをつくりたいのか?

 本来、今この時期に取るべき政策は何か、何を問題とし、どう解決する考えを持っているのか、それを国民に伝えるべきではないかしら。
 コロナしかり、経済しかり、教育・暮らしの格差・・課題は山積しています。

 安倍さんの政策をそのまま継承するだけの人なら、かならず行き詰る。

 もっとも弱い立場の人間の声を聴く姿勢を持たないと、今人々の交わりが寸断されている状況は更に亀裂を生み、格差が大きくなるのでは、と私、危惧しています。

 テレビや新聞、情報番組の影響は大きい。

 国民の洗脳にもなりかねないくらいじゃないかしら。

 上辺だけの内容を安易に流すような番組作成はしないよう、心がけてほしい。
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くらしは続くよどこまでも

2020年09月02日 | 雑感

 辞意、表明されましたね、安倍首相。

 病人にムチ打つ訳ではないですし、潰瘍性大腸炎は辛いですが。

 この時期の辞意表明は、やっぱり《首相在任期間最長記録》を自分のご褒美にしたかったのでしょうかね。
 
 森友問題・加計問題・さくらを見る会と、ご自身の家族や友人を大切にされて、法律もルールもおかまいなしにして、廃棄と隠蔽を行って、真面目に働いていた人の命さえ失わせて。

 まだ議員はお続けになるそう。

 なんか、ビックリ感よりやっぱり感。

 そして次の首相が、既に菅さんで決まる感。

 なんの高揚感もなく、猛暑の疲労が増すような。

 でも。

 「はい、オシマイ。さあ寝ましょうね」と、パタリと「あべくんのおはなし」という絵本を閉じて、「は~い、おやすみなさい~」という訳にはいかない。

 私たちの日々は続く。

 権力に対する<見張りの目>を閉じてはいけない。

 公文書の改ざん、隠蔽、特定の人間への優遇はこれからも残念だけど行われるという危機感があります。
 まだまだ、カジノ関係や河井選挙関係など、総裁選に紛れないようにきちんと裁いてもらわなくちゃ。

 そうそう、野党のみなさんもしっかりしてほしいわ、この際!
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敵地攻撃能力の取得案はきっと

2020年08月08日 | 雑感

 この猛暑のなか、うちの施設の利用者さんたちはよく通ってきてくれています。

 マスクにフェイスシールドは暑いので、先日少しでも涼しいマスクをつけてもらおうと、試着検討を行いました。
 結果、ぴったりしているけれど、息が苦しくない洗えるマスクを採用。皆さんに配ることにしました。

 先日、布のマスクは要りませんか、の問い合わせがありましたが、お断りいたしました。

 やはり、アベノマスクは小さい。

 男性の利用者さんが着けると、会話中に下唇が出そうになったり鼻が出たりと忙しい。
要りません。

 先日朝、テレビを観ていたら、介護施設の施設長がこれもはっきり「要りません」と。

 よく見たら、彼女は高校の同級生。しかもよくつるんだ子。(もう子じゃないけどお互いに)

 「もっと言ったれ!昔のように!」と応援したけど、きっともっと言ったけど、あまりの毒づきにカットされたんだと思います。

 さて。

 イージス・アショアが、もうずいぶん前から機能的に古く使い物にならない代物だったのを、言い方を変えて「計画中止」に。

 そうしたら、今度はその代わりにと「敵地攻撃システム」の着手発表!

 なにをどう言っても、憲法違反の範囲になるとおもいますよ。

 私はそれを聴いて、すぐに感じたのです。

 コロナに対する対策も、先を見るビジョンも見いだせず、具体的な医療体制も生活困窮支援方法もしっかり出せないで、だいたい国民の前に姿を見せない安倍首相。

 支持率が下がり、批判を浴び、能力を疑われている状態の時。

 出ました、仮想敵国への美しい日本の対応策。

 「敵地攻撃能力の取得」

 ああ、これは、間違いなく「現実逃避」だと。

 コロナの蔓延に立ち向かうのではなく、仮想の<敵>に立ち向かうことに意欲をむけた。


 逃げずに現状打開に心血を注いでほしい。

 国民に手洗いうがいを望むだけだったから、トラベルで感染拡大。

 これは人的被害、人災と言われても当然の、トラブル。

 現実逃避はほんと、止めて。あらゆる情報を集めて、ちゃんと働いてほしい。

 

 

 

 
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東京コロナで鎖国ですか

2020年07月21日 | 雑感

 アクセルとブレーキを一緒に踏むような国策で、コロナ感染者が増える中での「旅行のおすすめ」

 でも、東京人は だめよ!

 東京に行くのも あぶないよ!

・・・と言いつつの「GOTOOキャンペーン」・・。

 旅行に行く際には、かならずアベノマスクを着用ください。そうすると旅行代金は半額になります。

・・・と言うのはウソですが。

 医療関係の方々が、このままでは又病床が不足すると、声を涸らして訴えています。

 もっと多くの人が検査出来る体制を作る必要があると、何回も言われています。

 私は、オロオロはしませんが、深いため息が出てしまいます。

 どうしてこうも、深刻さに欠ける対策ばかり打ち出すんだ?

 どう考えても付け焼刃的な。

 世界に比べて死者が少ないとかなんとかは、関係ありません。

 今、国民が何に困り、何に苦しみ、何を望んでいるか、その解決解消にどうしたら良いかを、ちょっと真剣に考えておられるのか、それ自体に不安になってしまう。

 私の働く福祉施設は、お店をやっと開けることができても、売り上げは半分。いえ、半分以下。

 利用者のみなさんに、工賃をお支払いするのに苦労しています。

 正直な話、旅行の予約キャンセル料の補填をあわただしく決定したけれど、むしろ、旅行に行けるような状態じゃない生活になってしまった人たちの補填を、しっかりやってよ。

 陽性が判明した無症状の人たちを隔離する場所の確保に、税金使ってください。

 東京に住み、世田谷で働く私なぞ、地方に旅行に行ったら白眼視されるかも。

 夫の実家の義父が気になるけど、帰省することを不安に思っている、私。
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リニアよりコロナでしょ

2020年06月27日 | 雑感

 膨大な工事費と期間をかけて、自然をぶち壊しながら完成させようとしている、リニア。

 今、静岡県知事が工事に待ったをかけて、予定の工期がまた遅れるそう。

 私としては、リニア新幹線整備に反対です。静岡県知事、ガンバってください!

 そんなに速く名古屋に大阪に行く必要があるのかしら? 飛行機だって到着して降りて歩くと、なんだか体が変なかんじがするのは私だけでもないのでは?
 人間が普通に生きる速度では無いところからくる違和感、でしょうか。

 ましてリニアは電気を大量に消費するのりものです。完成しても、その維持費たるや大変なものでしょう。
ま、お客からとればいいさ、なんて考えだったら更に反対の二乗。

 
 国は国民に呼びかけます。
「新しい生活様式」。

 福島原発の廃炉作業に、日々汗を流している作業員さんたち。頑張ってくれているけど、なかなか困難なことばかり。

 新型コロナウイルス対策に、日々従事している医療関係者さんんたち。ワクチン開発は今途上。

 そんな中での「新しい生活様式」

 もちろん、人混みを避けるとか、マスク着用に手洗い励行とか、ソーシャルディスタンスとか大抵の方は実行していると思います。

 なら。

 国としても「新しい日本」(以前の「美しい日本」ではないですよ)を見据える時です。

 本当にリニア新幹線は必要か? 果たして予測されている大地震にどう対応するのか?


 イージス・アショアが、技術的にももう古いとわかっていたのが随分前とのこと。今回計画が無くなってほんと、良かった。

 この際、辺野古も再考の時。
まるで針供養状態になる地盤というのがバレても、まだやめない。豆腐(地盤)に針(杭)を刺しても豆腐は豆腐。

何年もかけて美ら海を壊しているうちに、もう不要なものになりましたとなりかねません。ましてやその間、普天間の返還は出来ないなどという不条理も変わらず。

 いままで必要と言っていたものが、本当に必要なものなのか。

 いままで必要ないと言っていたものが、本当に必要なかったのか。

 私ごとき一主婦も考えるきっかけにするので、国の偉い方々も、お願いしますよ!

 

 

 
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コロナで「憲法改正」ですか

2020年05月08日 | 雑感

 連休中も仕事で、私チョット疲れ気味なんだと思います。

 テレビに向かって怒っても、どうにもならんのに。

 安倍首相が、憲法改正の必要性を叫んでるのを見て思わず「はあっ!?」と叫んだ私。

 五月三日の憲法記念日にかこつけて、いやいやコロナにかこつけて、ですね。

 小さなお店も大きな企業も、閉店・倒産せざるを得ないひっ迫したこの時期に、まだ「憲法改正」ですか。

 いったい、憲法の何条を問題にしたいのか、くるくる変わる、とにかく「改正」

 十万を配っても、これから先もしかしたらコロナで倒れる方より、自死してしまう方のほうが多くなるかもしれないというのに。

 頭の良い人が日本にも大勢いらっしゃるので、日本の首相に言ってやってください。

 ああ、でも、聴く姿勢をおもちで無いのか・・。別人格なのは勿論ですが、おつれあいと同じなのか・・。

 国民のいのちを守ることよりも、国民の権利と行動規制ができるような憲法に変えることを優先させないでね!

 
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