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住吉川沿いの桜並木

2022年03月30日 18時25分25秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
今日は近所にお花見に行って来ました。私が今住んでいるのは住之江区なので、まず真っ先に住吉公園が花見の名所に上げられます。しかし、住吉公園は花見の名所として余りにも有名で、例年お花見の季節になると大勢の人が押しかけます。コロナ対策で人混みは出来るだけ避けたいです。そこで、桜だけ見れて人混みの少ない所を探したら、ありました。
 
それが住之江公園周辺です。住之江区には住吉公園と住之江公園の二つの大きな公園があります。元々は住吉公園だけでしたが、国道26号線や南海本線の開通で公園が寸断されてしまったので、もう一つ住之江公園も作られる事になりました。
 
 
住之江公園周辺の桜の名所は主に次の三ヶ所です。一つは大阪護国神社の境内。護国神社は、戦没者を弔う為に、明治政府によって都道府県に一社ずつ作られた神社です。いわば靖国神社の地方版です。鳥居周辺では桜がもうすぐ満開を迎えていました。桜の周りでは骨董市が開かれ人で賑わっていました。
 
 
もう一つは公園のグラウンドや池の周辺です。公園の南側は花壇になっていて、綺麗な花が咲いていますが生憎桜の木はありません。それに対し、公園の東側から北側にかけて散策路が整備され、桜が見頃を迎えていました。池にはコンクリート製の太鼓橋もかかっていました。
 
 
最後に住吉川の川沿いです。住之江の競艇場や公園の北側を比較的大きな川が流れています。これが住吉川です。少し上流に行くと細江川と名前が変わり、川幅も大幅に狭まります。その住吉川の阪神高速ガード下から下流の住之江大橋のたもとまで、両岸に見事な桜並木が続きます。
 
 
川の両岸に遊歩道が整備され、桜並木を楽しむ事が出来ます。特に川の北側(右岸)では所々にベンチが設置されています。住之江大橋近くでは、土手が盛り上がり、まるで丘の上で花見を楽しむような気分になれる場所もあります。ここも週末となれば混雑しますが、それでも住吉公園と比べたら大分空いています。
 
ここから再び川の源流を巡ります。上流に遡ると、住吉大社の境内の横に出ます。住吉大社に奉納するお米を栽培する御田(おんでん)や、住吉大社末社の浅沢社や大歳社が現れます。川を挟んで南側(左岸)にあるのが大歳社で、北側(右岸)にあるのが浅沢社です。
 
 
浅沢社の周囲は池になっていて、杜若(かきつばた)が植えられています。以前来た時は水が枯れていましたが、今日はポンプから水が勢いよく出ていました。
 
 
橋を渡って対岸の大歳社に行くと、境内に一本だけ桜が咲いていました。境内には「おもかる石」が三つ並べて置かれていました。この石を持ち上げると願いがかなうと言われています。
 
そこから上流には、もう桜はほとんど見られません。南海高野線の鉄橋をくぐり、千躰(せんたい)の交差点に出ると、川は暗渠に変わります。そして交差点の先で、親水河川に変わります。暗渠の代わりに大阪市が整備した人工河川です。その人工河川のたもとに桜が二つ咲いていました。
 
 
私のお薦めの花見の名所は、何と言っても住吉川の桜並木です。ここも週末になると人で混み合いますが、住吉公園ほど人混みは酷くありません。桜が散るまでに、後もう一回ぐらいは花見が楽しめそうです。

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