アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

新年明けましておめでとうございます。

2014年01月02日 19時47分21秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
  

 2014年に年が変わって早2日。新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 私の年末年始は、12月は25日と31日、1月は2日の今日と5日が公休で、後は出勤です。今年に入って最初のこの記事も、今日2日の休みに書いています。そういう事で、少し遅めの新年の挨拶となってしまいました。
 上の写真は左から順に、元旦出勤時の職場構内の注意書き、今日2日に住吉大社に初詣に行った時の絵馬の願い事、その帰りに撮った阪堺電車住吉分岐点の風景です。分岐点では阪堺線(前の道路上を左右に行き交う線路)と上町線(その道路を横切って手前に延びてきている線路)が交差しています。ちょうど、左の阪堺線の方から乗り換えポイントを通って、手前の上町線の方に天王寺方面行きの電車が進入してくる所です。それをやり過ごす為に、次発の住吉公園発天王寺方面行きの電車も右の方で待機しています。大阪にもまだこんな路面電車のジャンクション(分岐点)が残っているのです。普段はガラガラの路面電車も今日は超満員でした。

 昨日の元旦も私はあいにく仕事でいつも通り始発の次の電車で出勤しましたが、そんな早朝の時間帯でも途中駅の住吉大社から大勢の初詣客が乗ってきました。その中には韓国人と思しき若い女性たちもいて、私の目の前で韓国語で何やら会話を交わしていました。今、安倍首相の靖国参拝問題もあって日韓関係が冷え込んでいるにも関わらず、韓国の人たちも日本の神社に参拝に来るのを見て、私も大変勇気づけられました。
 何故「勇気づけられた」か。年末の私の職場にも、外国人労働者が派遣社員として大勢応援に来ています。私たちの部署にも、黒人と白人の二人の方が来られて、仕事を手伝って下さいました。二人とも流暢(りゅうちょう)な日本語を話されていましたが、仲間同士の会話は英語だったので、みんな気後れしてなかなか喋りかけようとしませんでした。かくいう私も、忙しさにかまけてほとんど何も話しかける事が出来ませんでしたが。
 これらの外国人労働者は、私たち以上に劣悪な労働条件の下で働かされています。そして私たちも、これらの外国人労働者よりもホンの少しマシか、同じような条件で働かされています。だったら、私たちが会社に待遇改善を求めようとするなら、外国人労働者も同じ搾取される仲間として一緒に行動して貰うよう、説得するのが一番の近道です。味方は多ければ多い程良いのですから。逆に同じ搾取される者同士がいがみ合えばいがみ合う程、会社の思う壺です。その意味で、外国人労働者が増えれば増える程、仲間も増やせる可能性がある。だから「勇気づけられた」と感じたのです。

 それを右翼のように、いつまでも外国人を排斥して日本人だけで凝り固まっていて、何か良い事ありますか。何もないでしょうが。今や日本の貿易相手国のトップは米国ではなく中国ですよ。その中国を排除して、今更、鎖国みたいな事が出来ますか。あるいは安倍首相のように、未だに「かつて日本が起こした戦争は正しいものだった」という考え方に固執していたら、一体どうなりますか。かつて日本が起こした帝国主義(植民地獲得)の為の戦争は、あれはどこから見ても侵略戦争でしょうが。
 確かに、日清・日露戦争の頃までは、どの国も帝国主義でした。しかし、その後、各国では徐々に民主化が進んで、普通選挙権や女性の権利や労働組合を結成する権利なんかを国民が勝ち取っていった。植民地が独立する権利も徐々に認められるようになっていった。その中で日本だけが、いつまでも「天皇絶対崇拝」や「侵略肯定、戦争万能」の考え方に固執していたから、やがてヒットラーなんかとくっついて世界中からも孤立するようになり、最後に第二次世界大戦でコテンパンにやられてしまったのでしょうが。
 勿論、領土問題などでの今の中国や韓国の主張が、100パーセント正しいとは私も思いません。中国や韓国の反日デモについても、あの主張や方法が100パーセント正しいとは思いません。どちらにも言い分があるでしょう。だったら、双方が納得いくまで話し合えば済む問題じゃないですか。それでまだ納得いかない部分が残ったとしても、和解できた範囲で友好的に付き合っていくしかないじゃないですか。そうしてこそ初めて、相手側の人権問題や行き過ぎについても日本側から反論する事ができるようになるのです。それを日本が、「かつての植民地支配は正しかった」というような、思いっきり人権に反した立場に今でも固執し、反日デモとも「目くそ鼻くそ」でしかない右翼の外国人排斥デモを野放しにしたままで、幾ら相手の非ばかりをなじった所で誰が聞く耳持ちますか。

 少し硬い話になってしまったので、ここいらでもう少し身近な話題を。

 今日の家族の新年会の帰りに、以前ブログに書いた親父のサプリ依存症について、思い切って兄貴夫婦に相談してみました。ブログに載せたサプリメントの写真も見せて。そうすると、兄貴たちも、私が親父からされたのと同じ様な事を経験した事を話してくれました。
 それによると、去年の12月23日に、家族でどこかで忘年会をした時に(当日は私は仕事で欠席)、待ち合わせ時間の連絡の行き違いで、兄貴と親父が口論になったようです。親父は「10時半に兄貴宅に立ち寄る」と連絡したのに対し、兄貴は「10時半に親父は家を出る」と聞いたという感じで、どこかで話が食い違ったまま、親父が10時半に兄貴宅に来てしまい、玄関先からまだ着替え中の兄貴の携帯に、僅か5分位の間に4回も催促の電話を入れられ、兄貴がとうとうブチ切れてしまい、しばらく険悪な雰囲気になったようです。
 それで、サプリメントの件も、「もう親父は老い先短いから自分は好きにしても良いが、それを息子にも強要するのは間違っている」と、「年寄りの自己チュー」への愚痴で意気投合。ついでに兄貴にも、返す刀で「兄貴にも親父みたいな自己チューな所がある、自分が橋下徹や「維新の会」を支持するのは勝手だが、それを俺にも押し付けて来るのは止めてくれ」と、すかさず言ってやりました。
 だからどうだという訳ではありませんが、これで大分私の気が晴れました。これで、少なくとも親父の自己チュー改造の件では兄貴にも相談できるようになったし、兄貴からも橋下「維新の会」支持を強要される恐れはなくなりましたから。
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