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acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

立山室堂

2016年11月29日 22時57分38秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016.11/24(木)~25(金):1泊2日

メンバー:kei2、他2名


数年前から乗鞍岳で白いライチョウを冬の時期に見に行っているが
年は、立山室堂でのライチョウを見に行ってみよう!ということで半年以上前から予定を組んだ。

事前にみくりが池温泉のブログを見たが、かなりの雪不足だそうだ。

3年前、Nさん、Tさんと一緒に山スキーに来た時には、眩しいほどの快晴。
雪質は申し分のないフカフカのパウダースノーだった。


【1日目】


予報では室堂の風速は20m/sだった。
室堂駅の外にでてみると、風がほとんどない。
あれ?・・・
そして、雪がめちゃくちゃ少ない。
これじゃ、スキーヤーが滑るのは厳しそうだ。


山肌が丸見え(立山室堂山荘方面)

黒い斑点は岩。ゴロゴロむき出しになっている。



初日は、ライチョウを発見できず、みくりが池温泉でのんびりと・・・。



【2日目】


ライチョウのいそうな場所を探すが、なかなか見つからず場所を変えて再度、捜索。


冬毛をまとったメスのライチョウ。可愛い!


結局、この1羽しか発見できなかった・・・


下山前に記念撮影



山小屋の人にライチョウ情報を確認したら、ここ最近の目撃情報はなかったという。
11月下旬ともなると、標高を少し下げたところに移動してしまったのではなかろうか・・・



おつかれさました。


☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


五竜岳

2016年03月25日 08時24分03秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/3/22-23 天気:晴れ→曇り/雪

メンバー:szt(単独)

五竜に行ってきた.

初日の天気はご覧の通り晴れ.朝一番にゴンドラに乗りアルプス平までやってくる.スキー,スノーボードの人たちも楽しそう.

登山の格好をした人は私以外に3人いた.

地蔵ノ頭よりこれから向かう五竜がよく見える.

地蔵ノ頭には案内板があって火打,妙高がはっきりとわかった.8:50五竜に向けて歩き出す.

一ノ背髪,二ノ背髪を順調に通過.途中追い抜いた地元のおじさんの話では雪はとても少ないそう.今日中に五竜の頂上まで行けるのでは?ということだった.

しばらく歩いていくうちに,鹿島槍が見え始め,

遠見尾根を見渡しながら五竜が望めるようになる.

遠見尾根からは鹿島槍北壁が大迫力で見渡せる.確かに壁がそびえたっていてとてもかっこいい.それにしても写真ではこの迫力が伝えられない.仕方ないか.

中遠見を10:11に通過し,11時過ぎには西遠見山直下まで来てしまう.

雪はとても少なく,連休明けのためだろうトレースもあってコースがわかりやすい.予定ではここらへんにテントをたてて翌日に五竜に向かう予定だったが,天気予報ではこれから先が下り坂.

今までの越後駒,北岳の時の雪の状態や景色の距離感を基に,ここから頂上まで行って戻ってこられると思い,急遽五竜の頂上へ向かうことにする.

ここに戻る時間までは読めなかったので,風も少なそうでブロックも積んであるところにテントを設営する.

11:55幕営地から五竜に向けて出発する.

明るいうちにテントに戻ってこられるといいなと思っていたのだが・・・・

 

12:03西遠見山を通過.鹿島槍北壁も角度が変わって少し違う印象だ.目的地の五竜頂上も迫ってきた.白岳の斜面は直登するところは雪崩は大丈夫そうな気がする.

12:41白岳の稜線にでる.去年行った唐松岳,唐松山荘がよく見える.

ここからは予想通り風が強い.

12:55五竜山荘に到着.ここで念のためダウンジャケットも着込んでいよいよ頂上へ向かっていく.

風はとても強いがトレースがあり不安はあまりない.アイゼンもばっちり効くし,クラストしているので雪に足を取られることもほとんどない.黒部側をトラバースするうちに所々急な場所はあるがそれほど怖さは感じなかった.

頂上に近づくにつれ雪壁は立ってくる.雪壁越しに鹿島槍が見えたので参考までに.

頂上直下の登りの前に鹿島槍が綺麗だったのでまた一枚.ここから見ると北壁の角度がわかってきてこれまたかっこいい.こんな景色を眺めていると,チャンスがあれば北壁に挑戦してみたくなる.

でこちらが頂上までの道のり.

振り返るとこんな感じ.急ではあるが怖さは感じない.だからと言って落ちたら大変.冷静に頂上を目指していき,,,

14:01山頂に到着した.15時頃までにたどり着ければいいなと思っていたが予想より1時間早かった.

頂上の雪庇はこんな感じ.きっと今年は雪が少ないのだろう.そうでなければ初日のこの時間にここまで来られないはずだ.

剱,立山,薬師?がよく見える.

それぞれアップで撮ってみた.

鹿島槍はもちろんのこと,槍もみえる.方向的には北鎌越しの槍なのか?

去年行った唐松岳だ.あの時もこんな感じで眺めは良かったっけ.でも今日の方が風は強くて雪が少ないか.

軽く栄養補給,水分補給をして下り始める.そういえば今日はあんまりお腹が空かない.北岳の時とは比べ物にならないくらいパワーを使っていない気がする.

この尾根登ってきたんだな~

まずは五竜山荘を目指して冷静に降りて行こう.

15:01五竜山荘に到着.途中クライムダウンを交えたり,ダブルアックスでトラバースしたりと冷静に楽しみながら下ってきた.吹き上げてくる風が強く,下りだというのにそれほどスピードは出せなかった.小屋の陰に隠れるだけで体感気温がまるで違う.

白岳の頂上付近には15:17.

白岳の稜線を超えるともう風はほとんどなく,時折強い風が吹き付けるだけになる.

明るいうちにテントに着けそうだ.と思いながら下っていく.しかし,,,

戻ってみるとテントがない.

テントの固定が甘かったらしく,テントは跡形もない.中に食糧,シュラフ,ストーブ類を入れていたがそれらも全くない...

慌てて頂上アタックを決めたため,がっちりペグで固定しなかったのがいけなかったみたい.風はそんなに強いところじゃないと思ったんだけど・・・

この時点で15:45.この天気からすると,暗くなる前にはアルプス平にたどり着くことはできるが・・・

前夜の天気予報で崩れるのは翌日の昼頃からとのことだったので,ビバークすることにした.

ところが,ラジオの夕方の天気予報では0時以降に崩れ始めると・・・

予報通り雪が舞い始め寒い一夜を過ごすことになった.

翌日は5時過ぎにビバーク地をあとにする.

昨晩の天気予報通り視界はとても悪かった.GPS持っていたからいいけど,持ってなければとても降りられるような天気ではなかった.

写真は中遠見の辺りで6:16.

五竜の方向を見るが全く見えない.

歩いていて思ったのは,視界がきかないと地蔵ノ頭へ向かうところが非常にわかりづらかった.

何とかアルプス平駅にたどり着く.始発のゴンドラで車まで戻り無事下山することができた.

スキー場のゲレンデはGPSなしでは歩くことはできなかった.本当にGPS様々であった.

でもそれ以上に初歩的なミスをしないようにしなければ.天気が日程の後半で崩れることがわかっていたから焦りを生んだのだろう.振り返ると下山のための地形確認もおろそかにしていたと思う.

課題の多い山行であった.そして失った装備を取り戻すための出費も多そうだ・・・

szt

 


八ヶ岳 南沢大滝,小滝

2016年03月14日 09時46分15秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/3/12(土) 天気:曇り時々晴れ

メンバー:szt,他1名

今シーズンおそらく最後?のアイスクライミング.お相手はいつものようにY野さん.

今回はリードの練習をするべく,今年2回目の南沢大滝をまずは目指す.

前日の夜に美濃戸口で泊まり,7:00前には美濃戸を出発.

1月に比べると雪景色!!木の葉っぱにも雪が乗っているところを見ると,3~4日前には雪が降ったみたい.

8:00前に大滝に到着.今回は一番乗り.

で,早速登り始める.

はじめはピッチを区切って登る練習.

少しずつ人が増えてくる.

トップロープをセットして何本か登り,左脇の灌木にある支点まで短いながらリードの練習をする.前回の唐沢の滝よりも立っているところをリードで抜けられた.ちょっと嬉しい.

そんなことをしているとだいぶ人の数も増えてきた.場所を変えることにする.

摩利支天大滝を見てみたいということで向かってみるものの,私は地図を忘れお互いの調査不足もあってどうやら違う沢に入ってしまった様子.

トレースはなく,膝くらいまである雪の中をあがる.これはこれで結構楽しい.

途中で荷物をデポして,私が上部を偵察.Y野さんがアバラコフをつくり下降の準備をすることに.

上部は5~7mくらいの小さな滝が連続しているが,大きな滝はなさそうということで南沢小滝を登ることにする.

14時頃に小滝に来てみると,午前中に比べて人は少なく氷の状態もまずまず.

何本かトップロープで登った後,比較的寝ているところをリードで登らせてもらう.

グローブが厚くロープ,スクリューの操作にやや手間取って課題はあったが無事登り切ることができた.ようやくこんな写真を撮ることができた.

独特の恐怖感はあったがこれをしないと課題が見えてこない.アイスクライミングでゆっくりではあるがステップアップしている実感を得ることができ満足満足.

リードで登ったあと私はトップロープで1本登って今シーズンは終了.Y野さんは3本連続で登って17時過ぎまで登る.

夕焼けを眺めながら美濃戸へ向かう.だいぶ陽も長くなったな~.

暗くなり始めた18時頃に無事美濃戸の駐車場に到着し,家路についたのでした.

szt


栂池 

2016年03月13日 19時14分26秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016.3/5(土):日帰り

メンバー:kei2、他1名

天気:晴れ

 

【コース】
栂池ゴンドラリフト(栂池高原駅-白樺駅-栂の森駅)~栂池自然園付近(散策)~栂池ゴンドラリフト

※ 栂池ロープウェイは運休の為、(栂大門駅-自然園駅)の区間は徒歩。

今年は暖冬でこの時期 雷鳥が果たしているのだろうか?
そんな不安を抱きながら、雷鳥観察をしに栂池に行くことにした。

 

栂の森駅を降りて林道を自然園まで1時間ほど歩く。


山スキーヤーで賑わっている。



林道から途中ショートカット。


成城大小屋


栂池ビジターセンター前の積雪はかなり少ないですね。
10年以上前は屋根しか出ていなかったのに・・・

この日はあまりにも暖かく風もなくまったく寒くない。
むしろ半袖でも問題ない。

 

さて・・・雷鳥がいそうな場所を探すことに・・・


コロコロ・・・雷鳥の「糞」を発見。
乾燥しているので、数日経っている模様。

結局、1時間30分ほど探したが、雷鳥の姿を確認することはできなかった。
この暖冬じゃあ仕方ないな~、残念だけど。

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


 


小川山 唐沢の滝

2016年02月29日 18時27分01秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/2/26-27 天気:晴れ

メンバー:szt,他1名

前週に続きY野さんとアイスクライミングへ行く.今回は26日に岩根山荘のゲレンデ,翌27日に唐沢の滝という予定.前回は滝に穴が開いて氷を登ることはできなかったが,今回はY野さんが岩根山荘のライブカメラで氷の状態をチェックしながら滝の状態を予測して計画が決まった.

初日は朝からお互いひたすら登る.

ドライもやったりして・・・

平日ということもあり我々のほかには誰もいない.貸切状態で15本は登ったかな?翌日もあるので16時くらいで終了とした.

翌日は7時頃宿を出発し廻目平キャンプ場に車を置く.この日もまだ誰もおらず一番乗り.

7:30唐沢の滝へ向かう.今日もいい天気だ.

カモシカ登山道を進んでいくと,トレースが凍っていて歩きづらいので途中でハーネスとアイゼンを装着して・・・

8:45にお目当ての滝に到着した.カモシカ登山道は日当たりが悪かったが滝の上部は陽が当たっている.果たして登れるのか?とにかく準備して登り始める.

もちろんリードはY野さん.私も早くリードできるくらいの実力をつけたいものだ.

下部の滝をセカンドで登ったが,滝の中央は氷が薄く水流も見える.多分ギリギリ登れる感じなんだろうな~.やっぱり今年はあったかいんだろうな~.滝の真ん中が厚ければリードの練習できたのかな~?などと思いながら登っていくと,滝を乗越していくところは結構立っているし,終了点に向かっていくトラバースも意外と嫌らしい.こういうところをリードできるって凄いっすよY野さん!!先々週に行った黒沢よりは難しく感じた.

上部の滝の寝たところでリードの練習をさせてもらう.一応スクリューを落とすことなく打つことはできた.しかし氷が立ってくると途端に恐怖感が増す.スクリューをねじ込むのに緊張が走る.これだよな~.これを体感してひとつずつ身に着けていかないと上達しないよな~.残念ながら今の自分の実力では上部の滝をリードで抜けられそうもないので,行けるところまで登ってクライムダウンしY野さんにバトンタッチ.

Y野さんもテンションをかけながらではあったが見事に滝を乗越していく.なるほど~,そのルートで行けばいいのか~.リードでトライしてみれば,登れなかったとしても人の登りをみることで自分の課題が見えてくる.これはアイスクライミングに限ったことではない.

乗越した後は氷が薄いとのことだったがうまく切り抜けて終了点まで達したので,セカンドで登っていく.そうしている間に1パーティやってきた.早く来てよかったっすね~,などと思いながらY野さんが登ったラインをなぞっていく.

やっぱり乗越していくところが難しい.おまけに乗越したあとも氷というよりもほぼ岩.セカンドでロープがあるからいいけれど,ここをリードでこなす自信は全くなし.Y野さんの実力をまざまざと見せつけられたのであった.

とにかく無事終了点までたどり着いたので記念撮影.

一旦中間部まで懸垂でおり,滝の右側をトップロープで登る.滝中央はやっぱり薄く水流が見える.

午前中は陽当たりがよく,2月に一度暖かかったのもあって溶けたのか?まぁ今シーズンは仕方がない.

下まで降りて,もう一度途中までリードの練習をさせてもらう.でY野さんはアバラコフをつくって懸垂下降.お互いに試してみたいことをして14時に終了となりました.

とてもいい経験ができました.次の目標はリードで1ピッチ抜けることだろうな~

szt


足尾 松木沢 ウメコバ沢

2016年02月20日 07時22分56秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/2/18 天気:晴れ

メンバー:szt,他1名

ウメコバへY野さんとアイスクライミングに行ってきた.

7時前にダム駐車場を出発.2/6に来たときは林道に雪が積もっていたがすっかり溶けていた.黒沢の滝もだいぶ溶けていた.8:30頃出合に到着し沢を登っていく.

F1,F2はフィックスロープを頼りに登り,お目当ての滝を見てみると,上部の氷に穴があり水が流れている.

これは登れないということで,半ば諦めながら巻いて上部の滝へ行ってみる.

こちらも上部の穴から水が出ている.

Y野さんは滝下部の氷でリードの練習ができるよと誘ってくれたが,滝の状態と空腹でスイッチは切れたまま.今年はどうもロープを出す冬山は低調だ.こんなことなら荷物を持ってくれば良かったと思っても食料は下である.

気持ちが乗らなかったのでそのまま下降し今回はこれで終了とした.

結果的に冬装備でのロープワークの練習であった.それはそれでおもしろかったけど.

szt


北岳

2016年02月14日 10時40分58秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2/10(水)-12(金)

メンバー:単独

この前の1月に甲斐駒を登り北岳を見た.調べてみると2泊3日で冬にも行けそうで,雪山を登るいい練習になりそうだ.去年富士山,奥穂の山頂まで行っているから北岳に行ってみようと思い,2月上旬の天気のよさそうなタイミングを見て決行した.

直前の土日はそれぞれ日帰りで山に行ったので,先週の白毛門の山行を思い出し,1日休みを入れたあと1日移動にあて2/10から入山することにした.

入山前sakさんに会う機会があり,「北岳は遠いんですよ」との言葉を頂く.その意味をあとでたっぷり思い知らされるとはこの時思ってもみなかった.

入山前日に夜叉神トンネルの手前に車を置くつもりで芦安温泉まで来てみると,山の神~夜叉神トンネル通行止めの表示が出ている.目論見が早くも崩れる.下調べが不足していた.

 

2/10(水) 天気:晴れ

仕方がないので,予定を早めて3:30山の神の登山口から出発する.どうなることかと思ったが,登山道は踏み跡が明瞭で車道に出るまで迷うことなく歩き進めることができた.車道を進み,

5:07夜叉神トンネル入り口に到着する.事前に調べた風景と違いトンネルのシャッターが開いている.通行止めの看板があるが進んでいくと西側で工事をしていた.だから歩行者も通行止めなのか...帰りは通れないってこと?またまた調査不足である.出だしが思惑と違い少し動揺する.我ながら気が小さい.

しかし,1時間40分ほど余計に歩いている.落ち込んでる暇はない.どんどん先に進む.歩行者も通行止めになっているためか,林道に鹿のトレースはあるものの人の歩いた形跡は見られず,周りがまだ暗いこともあって緊張がなかなかほぐれない.

そうこうするうちに6:27鷲ノ住山登山口に到着.この日は雲はないものの冷たい風が強く,この登山口のあたりはちょうど風の通り道になっているようで体も冷える.その上登山口からすぐの尾根がなかなか細く抜けるのに気を使う.

すこし登って歩いていくと,ピンクリボンや赤布があってルートはわかりやすくひたすら野呂川めがけて降りていく.

8:08吊り橋に到着.

発電所の脇からしるしを頼りに対岸の車道まで上がり,北岳への登山口のあるき沢橋まで歩く.途中のトンネル内で車2台をやり過ごし,

あるき沢橋の登山口に到着したのが8:50であった.ようやく北岳へ向けて登り始めることとなる.

ここからはトレースやピンクリボンがありコースは明瞭だが,急な登りのうえトレースが微妙に凍っていて足を取られて歩きづらい.

ここらへんでアイゼンをつけ,フウフウいいながら池山御池小屋を目指して歩いていく.

 池山御池小屋に到着したのが12:00.参考にしたガイドブックではここをベースにしているが,北岳はこれが最初で最後になるかもしれないと思い,できるだけ登ることにする.小屋の周囲ではトレースがわかりづらく,雪の量もすねから膝下ときに膝上であったので,アイゼンからわかんに付け替える.

歩き始めるとトレースがすぐに出てくるが,ところどころ消えておりわかんに変えたのは正解だった.城峰の手前に幕営適地があったが,砂払いまで行きたいと思いひたすら歩く.

城峰を13:57に通過し,砂払いに続く尾根を登っていくがさすがにバテ始めてきた.ここにきて夜叉神トンネル手前からスタートできなかったツケがきたようだ.パワー不足スタミナ不足もあるかもしれない.

翌日のことも考え,14:34テントを張れそうなところで行動を打ち切りテントを設営する. 本日はここまで.

 

2/11(木) 天気:晴れ

10日の深夜は強い風の音がしていたが,風の音も徐々に収まり天気予報通り今日は風が弱そうだ.

5:46行動開始.3:30には起きて5:00頃から行くこともできたけど,砂払いまでそれほど遠くないだろうと思い込んで開始を遅くし,ピッケル,アイゼンで歩き始める.これが見当違いだった.

トレースはところどころ残っているもののわかりづらく,トレースを外すと膝辺りまで潜ってしまう.時には傾斜が急で腰までの雪をかき分けながら進む.

砂払い手前の開けたところで夜が明け,

ここの時点で7:31.1時間くらいで砂払いまで行けるだろうと思っていたがまだまだ先である.せっかくGPSを持ってきているのに確認しない自分が悪いのである.しかし視界がようやく開けてきた.

 

間ノ岳もようやく全貌が見え,鳳凰三山も見ることができる.

8:00前に砂払いをようやく通過.

ボーゴン沢ノ頭へ向けて歩いていく.ご覧の通りトレースはわかりやすい.

8:17ボーゴン沢ノ頭に到着.やっとで北岳にご対面だ.甲斐駒,八ヶ岳もみられる.風は強くなく,いい天気で登山日和である.北岳まではまだまだ長い.

八本歯ノ頭に着いたのが9:30.BCからここまで3時間半以上.本当に山頂まで行けるのか不安でいっぱいであった.

いよいよ八本歯のコルへむけての下りである.今まであったトレースは見当たらない.ここで皆引き返したのか?それとも雪のないときに皆向かったのか?とにかく自分で考えながら行くだけだ.

「八本歯の辺りは切れ落ちているから気を付けて」と事前に言われていたが,確かになかなかの高度感である.今回ロープは持ってきていないので慎重に下り,時にはクライムダウンも交える.

八本歯のコルに到着したのが10:01.ここまで下れたから登り返すのも慎重にいけば大丈夫そうだ.

それより気になるのは果たして本当に頂上まで行けるのか?BCを出るときは4~5時間くらいで頂上に行けるだろうと思っていたが,どう考えても1時間では行けそうにない.「これは無理かな?」という考えが頭をよぎり少し弱気になる.

北岳山荘への巻き道分岐の通過が10:55.写真を撮っている余裕がなかったのでわかりづらいが,吊尾根分岐の下のところが立っていて傾斜が急である.

入山前に降雪もなく天気も安定していたので,雪崩が起こる可能性は低いとはいえ絶対ないわけではない.日も高くなってきたため雪が硬いわけでもなく登るペースが上がらない.

雪壁を避けて岩の出ているところを登っていくが,登りに夢中になっているとこの傾斜のことを忘れそうだ.振り返ってみると,傾斜は急でここで落ちると止まらない.登りはいいが下りではここは降りられないなと考えながら登っていく.

標高が高くなってきたせいなのか心臓はバクバクで,狭心症の人ってこんな感じ?なんてことも考えながらとにかく頂上を目指す.あー苦しいなー.「北岳は遠いんですよ」の言葉がよぎり,確かに遠いとあの言葉を実感する.

 

11:19,「そろそろ吊尾根分岐のはずだけどまだかよ~」などと思いながら一息ついて小さな雪庇を抜けると・・・

そこには分岐の標識とともに中央アルプス?が.標識には山頂まで20分とあり,「よし,いける!」とスイッチが入る.

いままでより明らかに冷たい風が吹いているが,強さとしては無いに近い部類に間違いないのだろう.今までの雪壁に比べ雪は硬く岩も多い.慎重にルートを見極めて登っていく.

「あそこが頂上か?」と思いながら登ってみても稜線はまだ上に続いている.それでも自分を励ましながら進んでいく.そして,

11:43山頂に到着した.

まずは富士山をバックに登ってきたところをカメラに収め,

富士山を正面に写し,

間ノ岳方面

恵那山?

中央アルプス?

仙丈ヶ岳

甲斐駒,北アルプス,八ヶ岳と時計回りで記念撮影.

鳳凰三山で記念撮影をしめる.

頂上に滞在したのは10分程か.風は冷たいし帰りのことも考えれば長居は無用である.

下りは慎重に進みながら,写真を撮る余裕も出てきて,わかりづらいかもしれないが北岳山荘もいれて間ノ岳をパチリ.

あっという間に吊尾根分岐の標識まで戻る.ここからの下りは慎重に.

 

 北岳山荘への巻き道分岐を過ぎ,

 

少し余裕が出て,八本歯のコルまでの道中の写真を何枚か.

で八本歯のコルに再度到着したのが12:58.ここからは復路のポイントなので小休止.

落ち着いて登り返し,

往きに一番嫌だったポイントも落ち着いて通過した.ここにはハーケンとスリングで支点があった.振り返ってのぞき込むと,確かにロープを出したくなる.

さあ,あと一息で八本歯ノ頭だ.

13:17八本歯ノ頭に到着.ようやく富士山を安心して見られるところまできた.

やっと緊張感から解放され,間ノ岳や登ってきた北岳も安心してみることができる.

さあ帰ろう!帰りは富士山を眺めながらテクテクと下っていく.

途中振り返って北岳を眺める.

「頂上いけてよかったな~.よくみるとどっしりとしてかっこいいな~」と思ってとった一枚がこれ.

太陽の角度も午前中とは違い,山頂まで登りきったことも重なったからかこの瞬間が北岳の姿を一番味わっていたような気がする.

ボーゴン沢ノ頭からもやっぱり富士山だ.

砂払いを過ぎて,

なかなか見ることのできないこちら側の鳳凰三山もこれが見納め.

そして最後はやっぱり富士山.アップで撮ってしまった.

15:14無事BCに到着した.

 

2/12(金) 天気:晴れのち曇り

夜叉神トンネルの工事があるから作業が終わらないとトンネルが通れないと思い,起床は7:00までのんびり休む.テント一式を片付けて9:16に下山開始.雪が意外と深かったので,しばらくわかんをつけて下ることにする.

池山御池小屋を過ぎ急な下りの直前でわかんを外す.ここで10:27.下りは早い.

登りではアイゼンを履いていたがなんとかなりそうなのでツボ足で下る.しかし足元は滑りやすいところもあり,ところどころ傾斜が急で幅が狭いところもあり気を使う.

それでも途中にでかいブナがあったりと,普段お目にかかれない大きな広葉樹林帯を気持ちよく下っていく.

あるき沢橋の登山口に11:46.ここから発電所まではそんなにかからないが,発電所は日当たりも悪いのでここで栄養と水分補給のために小休止.ヘッドランプも準備する.

発電所から見上げる鷲ノ住山はやっぱり高い.

リボンを頼りに黙々と登って上まで到着.

でもこのあとのやせ尾根が意外と歩きづらい.慎重に通過し林道に出たのが14:11であった.ふぅ,汗かいた.

初日は暗い中歩いたので,林道からの眺めを味わいながらのんびり夜叉神トンネルへ向かっていく.天気予報通り午後は曇ってきた.それでも15:12には夜叉神峠西登山口に到着してしまう.

遠くでは工事をしている音がする.ここで少しだけ昼寝をして時間をつぶす.

17:00にトンネルを見れば,やっぱり作業は終わってる.

トンネルの中は水があふれているところもあって,靴をできるだけ濡らさないように歩き,

無事反対側に出た.

その後は車道を歩いてひたすら降りる.途中で日は暮れ真っ暗になるが随分日は長くなっている.冬ももう終わりだな~.

18:15車に到着して無事下山となった.

「山は逃げる」という人と,「山は逃げない」という人がいるけれど,私は山は逃げると思う.今の体力・環境などいろいろなことがある中で,目の前の機会を逃すと次の機会はもう訪れないかもしれない.

今回の山行は準備が足りず途中で登頂をあきらめかけたけど,天気に恵まれ山頂まで行くことができて運が良かったと思う.もしかしたら一番素敵な北岳に登り,もう北岳に登るチャンスはないかもしれないかと思うと,課題は多いのかもしれないが頂上まで行けたことが少し誇らしく思えるのだった.

最後に,,,下に降りてみれば,週末のためなのか山の神の通行止めのゲートは開いていた・・・

szt


足尾 松木沢 大岩沢 アイスクライミング

2016年02月08日 10時02分57秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2/6(土) 天気:晴れ

メンバー:szt 他1名

アイスキャンディや南沢大滝でトップロープの練習をしたので,Y野さんにお願いしリードの練習をするべく松木沢へ向かう.

予定では黒沢へ行くということだったが,Y野さんの勘違いで予定していたのは大岩沢ということで8:23そちらへ出発.

 

でF1の取り付き始めたのが9:28.Y野さんの話では前回来た時よりも雪が多いとのこと.リードの練習をするにはF2がいいということであったが・・・

F2を見てみると上部にはぽっかり穴が.これでは登れないので早々に撤退.

黒沢なら登れるということで,Y野さんは行ったことはないがひとまず黒沢にむかってみる.

黒沢対岸より確認すると,10人くらいは入っていそう,この時点で12:20.とにかく取りつきまで行ってみる.

12:30よりF1を登り始める.F2は薄くて登れないという情報だったが,ほかのパーティも登っておりY野さんも取り付き私もセカンドで登る.F3はF2より寝ていて確かにリードの練習をするにはよさそうな感じであるが長い.Y野さんも始めてきた場所ということでさすがにいきなりリードをする自信は全くなし.

ということで,F3もY野さんにリードしてもらい自分はセカンドで登る.1回登ってみれば今度はリードで登れそうな気もするが時間も気にかかる.翌日は別の山行で朝も早いし,今回はここで撤収となる.

アイスクライミングのリードの練習ができなかったのは残念だったが,手袋をしての懸垂下降,スクリューの回収時の注意点などいくつかの成果はあったかな?セカンドで登ることに関しても,今回くらいの傾斜であれば特に恐怖は感じなかった.

そんなことを思いつつ17:06に駐車場に到着.Y野さんと次の日程を確認し家に帰るのであった.

szt


白毛門

2016年02月03日 08時07分12秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/2/2(火) 天気:雪

メンバー:単独

怖いもの見たさ?

今年の冬に山へは何回か入ったけれど,1月上旬までの暖冬の影響で雪がたっぷりの条件で山行はしていない.これからの予定している山行を考えると,どこかで雪のある山を体験しておきたいと思っていた.

それから,上越国境の山は夏には行ったことあるけれど,豪雪で知られているだけに1度は真冬を見てみたい.

行ったはいいが全然上まで行けないかもと思いつつ,今回は白毛門に行くことにした.

いつものように前日に移動し車中泊.翌日は6時くらいに出発しようかな~なんて思っていたけど,いざ朝を迎えるとやけに体が重い.金土日の疲れが抜けていないみたいだ.月曜日は移動だから休めるかと思っていたけれど,足を伸ばせずに眠るのがやっぱり疲れる.今日の目的は頂上に行くことではないので,出発はいつもと違い明るくなってからに切り替えた.

6:46土合駅をスタート.

朝の時点での天気はこんな感じ.山の上の方は視界が悪そうだ.

事前にネットで見た記録では,駐車場の雪はすごいようだったが今年はとても雪が少ないのか?

トレースもはっきりわかり,これならもう少し早く出てもよかったかもなどと思った.

意外に下が硬く歩きづらいので,ここらへんでアイゼンをつける.

8:23,1154のピーク?うっすらとトレースは何とかわかる.週末に登っている人たちなのか?

もっとすごいラッセルがあるのかと思っていたから,いささか拍子抜けである.

トレースを外すと,これくらい.後で記録を見てみたが,やっぱり今年は少ないみたいだ.

雪庇を踏み抜かないようにとアドバイスをもらったので気を付ける.トレース沿いにいくと意外と危なそうなので,ところどころトレースから外れるとさすがに雪は深い.

広葉樹林帯の急登を抜けると,

松ノ木沢ノ頭?に9:40.地図を確認しながら登って行ったが,自分がいまどこら辺の高さまで来ているのかがよくわからない.ここが松ノ木沢ノ頭だったと気づいたのは下山後に調べてから.視界も悪いし,高度計も高価で装備していないし,それは仕方がない.

ここを過ぎると白毛門が見えるらしいが,ちっともみえない.なんか見える岩がジジ岩ババ岩かな~などと思っていた.

雪庇に気を付けながら先へ進むが,景色はあまり変わらない.天気予報でも弱い冬型なんて言っていたから,おそらく天気が良くなることもないだろうと思っていた.この時点でどこが松ノ木沢ノ頭だ?まだ先か?などと思いながら進んでいた.

白毛門に来る前に登ったことのある人に聞いたところでは,頂上直下が雪崩の可能性があるということだったが,自分がどこら辺にいるのかピンと来ていないのでどこが危ないのかがわかっていない.

後で調べて分かったことは,わかりづらいかもしれないが上の写真の雪壁のところが雪崩が起こるところらしかった.ここらへんはトレースもなくなり,雪崩れるところはもしかしたらここかな~などと思いながら雪壁を登っていた.岩を過ぎたら稜線に出そうだしそこで考えようと思っていた.

で,稜線にでても視界の悪さは相変わらず.頂上がどこなのかよくわからない.この時点で11:04.

スタートした時点で今日は12:00までにしておこうと決めていたが,あと1時間ある.いろんな人からアドバイスをもらったが,冬山で大切なのは天気という言葉が頭をよぎる.

これから先は登れるには登れるが自分がつけたトレースも埋もれてしまうし,天気がいまより悪くなっても良くなることはない.自分の目標は天気の悪い白毛門の頂上に立つことではなくてもっと別のこと.今日はここまででもいい経験ができたのではないか?と思い,下山することに決める.

白毛門には,天気のいい日谷川岳を見に来るつもりだからと撤退を決めたところの写真を何枚か撮る.

雪壁を下っていくが自分がつけたトレースはもうほとんど埋まっていた.

さあお家へ帰りましょう.

途中気づかなかったけれど,レリーフもあった.

後で調べて分かったが,ジジ岩ババ岩だったみたい.

ここら辺までは順調に戻ってきたが,松ノ木沢ノ頭から誤って別の尾根を降りそうになる.やっぱり早めに降りてよかったな~.

登ってきた広葉樹林の景色を頼りに下っていくと,ピンクリボンや目印が見つかり始めほっとする.

で1154のピークに再度ついたのが,12:47.

あとは順調に下り,

駐車場の橋を越え,

トンネルをすぎ,土合駅に戻ったのが14:00であった.

いろいろなこと至らないことはあったけど,また一つ貴重な経験ができました.

さぁて次はどこに行きますか?

szt


甲斐駒ケ岳 黒戸尾根

2016年01月20日 07時08分54秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/1/14-15 甲斐駒ケ岳黒戸尾根 テント泊

メンバー:szt

年末の八ヶ岳山行を終えて父親のいる沼津までの道中,甲斐駒が目に入り無性に登りたくなった.

冬の日帰りは単独で山に入ったことあるけど,テントもっていくにはちょうどいいかと思い黒戸尾根をあがることにした.

前日は移動にあて,尾白川渓谷の駐車場から4:22歩き始める.

林の中をひたすら歩くうちに日の出の時刻をむかえる.

雪は全然なく,「きっと今年は少ないんだろうな~」などと思っているうちに8:31刃渡りに到着.

鳳凰三山,富士山がよく見える.

とにかく先に進んでいくと,ようやく甲斐駒が見えてくる.

そうして五合目小屋跡に到着.10:03

そろそろ雪も増えてきたしアイゼン出そうかな~なんて思っていたら,七丈小屋に到着.11:08.

テン場は誰もいないので独り占め.

もともと,登山開始は6:00頃?なんて思っていたけど,車中の居住性の悪さでだいたい出発が早まるのでテントをたてるのも昼前には終了.まだ時間あるしもう少し上まで行くかってことで八合目御来迎場まで登ったのが13:12.

行こうと思えば頂上まで行けるけど,なんかガスかかりそうだし今日はここまでにしてテントまで戻ってお休み.明日の晴れを願う.

食事をしている最中に人の声がしたので誰かあがってきたのかと思ったが,どうやら黄連谷を登って降りてきた人たちのようだった.

翌日は3:30起床.4:30くらいに行動開始をするつもりだったがいろいろしていたら遅くなって,出発は5:00となった.5:42に八合目迎場に到着.

さあこの先は前日歩いていない.真っ暗だけど天気もいいし,危なそうなら安全なところに明るくなるまでとどまって行けるところまで行くつもりで先へ進む.いろいろあったが案外順調に進み夜明けが近づき,風のあまり当たらないところを選んでしばし写真撮影&眺めを鑑賞する.

写真撮っても伝わらないけどとおもいながら,記録として残すために何枚か記念撮影.雲は全然なく,風もほとんどなし.きれいだな~.

あとは山頂を目指すのみ.

で,7:09山頂に到着.

快晴,ほぼ無風.たくさんおまけがついてきた.

中央アルプス?仙丈,北岳,鳳凰三山,富士山,八ヶ岳.甲斐駒は初めてだから360°見渡せても思った通りピンとこない.それでも仙丈なんてなかなかみられないから,天気が穏やかでとっても良かった.

写真も撮ったしさあ下山.8:37にはテン場に到着.のんびりかたづけて,テン場をあとにしたのが10:09.

下りは雪がついていたので,アイゼンを履いたままハシゴ,鎖場を通過し雪が少なくなってきたところでアイゼンを外す.五合目小屋跡に着いたのが11:05,刃渡りには11:58.

あとはひたすら下り.全然雪はないし夏山の風情.笹の平到着は13:03

往きは真っ暗だったので林相がわからなかったけど,結構立派なヒノキ林だったことに気付く.

それにしても下り長いっすね~黒戸尾根って.

神社も過ぎて

駐車場に到着したのは14:08でした.

ずーっと気になっていた甲斐駒を,冬に,テントをあげて,素晴らしい天気の中,頂上まで行くことができ,いい眺めを味わえたのはよかったです.

さて次はどこに行こう?

szt