acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

安達太良山

2017年05月23日 23時19分35秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2017.5/20(土):kei2、他2名

 

沼尻登山口から沼の平の外輪をぐるっと周回。

最初は緩やかな登り。5分も登れば「白糸の滝展望台」

展望台から20分 湯の花採取場(胎内岩)への分岐。

湯の花採取場(胎内岩)分岐からの眺め

分岐から灌木帯を抜けると沼の平が目に飛び込んでくる。

切り立った断崖が続く障子ヶ岩の上に辿り着く

沼の平の絶景

船明神山の岩壁(右)
直登ではなく、右側に大きく廻り込む

ここからが風が一段と強くなる。牛の背経由で安達太良山へ

山頂での記念撮影は順番待ち。山開き前日も大勢賑わい。

沼の平

鉄山避難小屋

ちょっとだけキックステップ練習

大自然の野湯。
雪解け水が大量でかなりぬるめ。でも、彼らは大自然の秘湯に大喜びでした。

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


丹波・火打石谷

2017年05月13日 09時08分50秒 | 山行速報(沢)

2017/4/29 丹波・火打石谷

今日の辛い想い出も、時間が経って「また行ってもいいかも」
そう思えたらのなら、間違いないです。
あなたはきっと困難に立ち向かう、選ばれし者たち。

簡単に言うと、、、


-沢始め-

久しぶりの沢靴
ネオプレ-ンソックスの感触。
谷に響く渓の音色

体が自然に溶けていく、あの感覚。
沢登シ-ズンの始まりです。

チョイスしたのは丹波の火打石谷
下部の滝場から幻の大滝までが見所。
距離は長いが、支沢を詰めてのショ-トカットも可能だ。

時に自由闊達に山を徘徊する楽しさは、沢登の醍醐味。
不安なのはここ数か月、デスクワ-クに特化した自分自身なのだが、さて如何に。

早朝集合でも奥多摩山行が可能になったのは圏央道の御陰さま。
8時前には大常木林道から丹波川、小常木谷から火打石谷へ
メンバ-はsak、SZTさん、KAKさん、沢デビュ-のFURさん。

切立ったゴルジュに穏やかな流れ。
時に現れる滝は水流近くを登ることができる。

流れ落ちる水流の裏を潜り抜けて登るあたりは、なかなか面白い。
ゴルジュ出口あたりの12mは、左岸支沢を少し登って左へトラバ-ス。
リッジをひと登りして、あとは懸垂で沢床に戻る。

ここは、チョット岩の脆さが際立つ。
落石に注意が必要だ。

その後もいくつかの滝がリズムよく現れる。
時に立った滝もあるが、手掛かりは多く楽しく登れる。

ナメが続くと前半は終了。
そのあとのゴ-ロがやたら長く感じる。

いくつかの滝場をこなすと、前方に大滝の姿。
その手前の二段滝は水流近くを登るが、ヌメっていてちょっと怖い。

40m大滝(支流)を仰ぎ見て、本流は右に屈曲。

そして現れるのが30m大滝(本流)
「大滝は左岸に明瞭な踏み跡」とあるが、そう明瞭ではない。(と思う)
ヤブも疎らな落ち葉に埋もれた急斜面を適当に行く。

その先の滝場を超えると、またもゴ-ロ。
時間も13時を過ぎ、そろそろ潮時。
支沢を詰めて、熊倉山へ。
支沢はなんてことのない沢が続くが、ツメは急斜面。
オマケに岩も脆く、足元も踏まれていないので安定しない。
辛い登りだ。

尾根に乗って、峰をひとつ超えると登山道。
熊倉山を越えて、熊倉尾根を下山。
登山道ではないものの、全く快適な仕事道を2時間ほど。

前半は良いリズム
後半が玉に瑕ず。

それでも心地よい風に吹かれた沢始め。
鈍りきった体に筋肉痛は心地良き度合いを越えてしまったのは言うまでもない。
それでも楽しかったと思える。


「もしも、この世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう」
                                                                                                 Helen Adams Keller


今日の辛い想い出も、時間が経って「また行ってもいいかも」
そう思えたのなら、間違いないです。
あなたはきっと困難に立ち向かう、選ばれし者たち。

簡単に言うと、「沢ヤ」向きです


sak


三岩岳スキー登山

2017年05月12日 21時43分46秒 | 山行速報(山スキ-)

桧枝岐三岩岳スキー登山

 2017年4月16日(日曜日)

天候  : 快晴

メンバー: N公爵(講釈師)、Y伯爵、S男爵、K板爵(晩酌)

登山開始国道352号(6時50分)~電波塔(7時10分)~1,300㍍鞍部(9時08分)~山頂2,065メートル(11時40分)山頂発(12時00分)~国道352号着(14時00分)

 

今回はN講釈師と茨城のメンバー3人が塩原道の駅で合流して、一路桧枝岐に向かった。

今年の桧枝岐地方の道端には雪が多く残っており、また、空には満天の星空が見えているので、今回はN講釈師も積雪期三岩岳の頂上を踏むことができそうである。

小豆温泉近くの路肩に駐車して小宴会後に仮眠。翌朝6時起床、6時30分出発。

国体コースに雪は残っているが急斜面なのでスキーを背負って国道352脇を出発(6:50)

電波塔からは痩せ尾根が続くが雪が解けているので、ブナの疎林が続く雪の斜面までスキーを背負って進み、雪が安定した所でスキーを履きスール登高に切り替えて1,300mの鞍部を目指した。

鞍部で小休止後、三岩岳避難小屋に続くブナ疎林の雪の斜面を登高するが、スキーでの滑降が楽しみな斜面だ。

三岩岳避難小屋は深い雪の下にあり、屋根が少し出ているだけなので小屋には入らず頂上を目指してシール登高を続け頂上に到着(11;40)

三岩岳で最初に雪の大斜面にシュプールを刻むのは快感この上ない。各々が持っているテクニックを駆使して直滑降、斜滑降、良い滑降(良い格好)、不滑降(不格好)と楽しみ、あっと言う間に1,300mの鞍部に到着。小ピークをトラバース気味にスキーで進み、ブナの疎林の中で小休止後、雪が切れたところでスキーをザックに括り付けて電波塔過ぎて国道脇に着いたのが(14:00)。今日も三岩岳の雪の斜面で楽しく遊ばせて頂いた。


扇山~百蔵山

2017年05月11日 23時22分16秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2017.5/5(金):kei2、他1名

 

【コース】 梨の木平P~つつじ群生~扇山~百蔵山~猿倉駅~鳥沢駅~梨の木平P

 

山梨県大月市にある山の頂きから富士山の景観が美しいとされる『富嶽十二景』に選定された山に行って来ました。

GWで混雑を避ける為、5時に出発。

扇山登山口Pからつつじ群生地を通り、山頂までは1時間ちょっと。

広々とした芝の山頂からの富士の眺望。

誰もいない山頂はとても贅沢な時間。

 

百蔵山へは縦走路は最低鞍部まで300mほど下る。

覚悟を決めて200m登り返すが、意外とすぐに山頂に着いてしまった。

 

富嶽十二景 七番山頂 百蔵山

4月中旬ごろに来れば、山頂にある桜が見ごろだそうです。

ちょうど八重桜が咲いていました。

 

下山後 JR中央本線 猿倉駅→鳥沢駅(1区間)とタクシー 鳥沢駅→梨の木平(1810円)を乗り継いでスタート地点に戻ってきました。

 

眺望を満喫できた贅沢なリハビリ登山でした。

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


焼石岳スキー登山

2017年05月11日 08時06分48秒 | 山行速報(山スキ-)

焼石岳スキー登山

 

2017年4月8日(土曜)

天候  : 曇り一時雨

メンバー: N公爵(講釈)、S男爵、S子爵、K晩爵
第2ゲート出発(7:20)~銀明水避難小屋(10:24)、~焼石岳山頂(12時:20)~銀明水避難小屋(13:30)~第2ゲート着(15:15)

 国道397号線はツブ沼の先に第2ゲートがあり、ここで通行止めになっているので、ゲート手前の道路脇に車を止めて小宴会後仮眠(いつものパターン)。

翌朝6:30に起床して準備をしていると、岩手在住中にお世話になった盛岡S友会の

皆さんが到着したので合流して出発。

 

今日の雪は硬く締まっているのでラッセルは一切なし。

同行したS子爵はゲレンデ用スキーを背負い、更にスキー靴をザックの中に入れてシール登高の他のメンバーと一緒に登っているので凄い体力だ。

下山時に備えて、所々に赤テープで印を付けながらブナの疎林をシール登高を続けるが、濃霧のためにGPSを頼りに進む。

 

程なく進むとぼんやりと銀名水の小屋が現れて来た。

銀名水の小屋に入り大休止。

大休止後、小屋の外に出てみると霧が濃いが若干明るさを感じるので、焼石岳の頂を目指す事にした。

小屋上の雪の大斜面は滑降時に楽しみだが、今日は霧の中なので所々に赤布を残しながら慎重に登高を続け、途中、雪が少ないところは小ブッシュの中をシールで歩くところがあった。

頂上に続く雪の斜面は濃霧の中を左側の横岳側からシールを効かせて登り、12:20に焼石岳の頂着。

 

頂上でシールを外しお待ちかねの大滑降だが濃霧の中の滑降なので慎重に滑った。

高度を下げるに従って霧が晴れて見通しが良くなってきたので、銀名水の小屋上部の大斜面はメンバー各々が快適にシュプールを残して滑降出来た。

小屋前で小休止後、ブナの疎林を滑降し、登山口の第2ゲート着15:15。

楽しかった。