acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

富良野岳

2015年08月24日 21時50分56秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015.8/14(金):日帰り

メンバー:kei2、他1名

天気:曇り一時晴れ(大気の状態が不安定)


【コース】
十勝岳温泉登山口~上ホロ分岐~かみふらの岳~三峰山~富良野岳~
上ホロ分岐~十勝岳温泉登山口


早朝5時30分の登山口駐車場の様子



だらだらの道を30分以上続く


安政火口 (十勝岳方面)


安政火口の分岐手前のカレ沢?を渡る




上ホロ分岐 


だんだん急坂に


300段の階段
意外と登りやすかったが、濡れていると滑り易いので下るときは注意。



急斜面のガレ場を登っていく


稜線に出るとすぐにかみふらの岳


なだらかな道を三峰山へ・・・
ガスっているので、道迷いに注意!




3つあるピークの1つ(中央)三峰山
ここにもナキウサギが生息しているらしいので、1時間なかり粘ってみることに・・・

声はするが、姿が見えず・・・。


富良野岳へ向かう縦走路



富良野岳手前のお花畑。 もうすっかり終わってしまったが・・・



辺り一面 ガスで真っ白の山頂

あまり天気は良くないが、山頂は賑わっていました。


整備された登山道



富良野岳


上ホロ分岐に戻ってきました。


安政火口 (十勝岳方面)


安政火口のカレ沢? を渡る


戻ってくると、駐車場は一杯。

花の時期は終わっても、人気の山なんだな~。 

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

 

 


白雲山(北海道)

2015年08月23日 19時56分41秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015.8/9(日):日帰り

メンバー:kei2、他1名

天気:曇り時々晴れ(大気の状態が不安定)

 

【コース】 然別湖畔~士幌高原分岐コース~白雲山(ピストン)

 

予定していた山を変更し、然別湖周辺の山のひとつ白雲山。
今回の目的は、ナキウサギ。 
以前、大雪縦走で鳴き声は耳にしたが、観察待機時間がなく、目にすることが出来なかった。
果たして今回は???


登山口


ジグザグの尾根道を登っていく


尾根上の平坦な道を進んでいくと白雲山のピーク直下に出る。




白雲山(1186m)と然別湖

標高は低いが眺望はバツグン。

ナキウサギの声が聞こえるが、警戒心が強くなかなか姿を現してくれない。
姿を現したとしても、すぐ隠れてしまう。
なかなか写真に収めるのは難しそう・・・


辛抱強く待っていると・・・ようやくシャッターチャンスが・・・

なんてかわいらしいんでしょう

結果、3時間も粘ってしまった。


下山すると駐車スペースには車が17台も。
低山ながらも人気の山。


簡易トイレ(2ヶ所)

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


剱岳

2015年08月23日 19時10分37秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015.7/31(金)~8/1(土):1泊2日

メンバー:Kei2

 

【コース】

1日目:馬場島登山口(04:20)~(08:20)早月小屋(09:30)~(11:50)剱岳(12:50)~早月小屋(幕)(14:40)

2日目:早月小屋(05:20)~馬場島登山口(08:15)


馬場島P 無料 ( キャンプ場のトイレ有り)

前日の午後からの移動で現地 馬場島には午後9時前に到着。
登山口をチェックする為、ヘッドライトを点け10分ぐらい確認し、駐車場に戻ると、登山口から1つの灯りが見える。
登山者が下山してきたではないか・・・既に午後9時を回っていた。

恐る恐る近づき声を掛けると、かなり憔悴しきっていた。
どうやら、午前3時に出発し、この時間になってしまったようだ。 何度も言うが、午後9時過ぎ。
山頂には正午に着き、早月小屋を午後3時に出発して、この時間だそうだ。
本人曰く、日帰りピストンは健脚者向きで、かなり後悔したと・・・。 

今回、ソロでテント泊をする事を伝えると、少し驚いた様子で、気をつけて・・・と一言。
自分はこの山行で日帰りピストンにするか、早月小屋で1泊するか、室堂まで抜けるか、
散々悩んだ結果、ピストンで早月小屋テント泊に決めたのだが、ちょっと不安になってきた。


【1日目】:快晴

涼しいうちに、ある程度の標高を稼ぐため、夜明け前、身支度を済ませ 水2Lを背負って 
4時20分に出発


登山口に設置されている有名な 『試練と憧れ』 の石碑。

馬場島(760m)→早月小屋(2200m)→剱岳(2999m)

いきなりの急登。 北アルプス三大急登の1つ。
(烏帽子のブナ立尾根、燕岳の合戦尾根がある)

昨日、雨が降ったせいか、湿度がめちゃくちゃ高く、出だしから汗だく。



標高1000mの標識がある休憩ポイント。

この先200mごとに標識があるので、位置が確認し易い。
ここからしばらく平坦になるが、すぐに再急登。

標高1400mまでは快調に登ってきたが、あまりの暑さ(湿度)で、失速。
200mごとに小休止を取りながら、前に進む



丸山からの早月小屋

8時20分到着


ここがテントサイト用トイレ
きれいに清掃されている(和式3ヶ所 うち女性専用1ヶ所)

早速、受付。 テント場500円。いろはす炭酸水500円で一気に喉を潤す。


テント設営後、水を購入。2Lのミネラルウォーター 900円也

1時間後の9時20分に山頂へ向け再出発



荷物はだいぶ軽くなったものの、疲れと暑さと急登でペースが上がらない。





早月尾根と別山尾根の分岐



別山尾根


八ツ峰


左から中央にかけての尾根が源次郎尾根。中央付近は剱沢雪渓


そろそろ下山開始
登りよりも下山の方が神経を使う。
急こう配なので慎重に・・・




行きは気づかなかったが、ここが「カニのはさみ」らしい

 

【2日目】:快晴



早月小屋に別れを告げ、さぁ下山。 5時20分
気温が高くならないうちに~

急こう配の上、木の根っこが多いので、足元注意!

下山は写真を撮り忘れてしまった・・・



試練と憧れの碑に到着! 8時15分

いや~、疲れた。


ずーっと先まで路駐。(赤い屋根がキャンプ場のトイレ)

馬場島荘前の駐車場やココに停められて人はラッキー。
停められなければ、200~300mぐらい離れた場所の駐車場に停める人も大勢いた。

今回、日帰りでも行けることが分かった。
やっぱり、のんびり山を楽しみたい!

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

 


仙丈ヶ岳

2015年08月23日 17時23分49秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015.7/19(日):日帰り

メンバー:kei2、他1名

天気:晴れのち曇り一時雨

【コース】
仙流荘BS(戸台)=北沢峠~大滝の頭(五合目)~馬ノ背ヒュッテ~仙丈小屋~仙丈ヶ岳~小仙丈ヶ岳~大滝の頭(五合目)~北沢峠

海の日の3連休、楽しみにしたいたが台風の影響で予定を1度ならず2度までも変更するハメになってしまった。
過去2回の天気はあまり恵まれなかった。
今回、天気は回復傾向にあるとの予報だったが、どうやらハズレて残念に終わった・・・


仙流荘バス停駐車場


臨時駐車場

バスの始発は5:15、始発便に乗る為 4時起床で停留所に向かったが3番目。
まずまず・・・。

5日前の7/14(火)甲斐駒~鋸岳を縦走する為、今回と同様、戸台から入ったが
平日だったせいか、人もまばらで20人程度しかいなかった。

 


今回は3連休のど真ん中、駐車場は満車、大勢の人で行列。
混雑を緩和するため、定刻より15分早い5時に出発。

 


リニューアルした長衛小屋(旧 北沢駒仙小屋)のテント場(500円/人)

空いているスペースなどほとんどなく、やっとのことで小スペースに張ったが、
雨が降ったらヤバそうな場所だった。(雨の通り道)

急いでテントを張って、天気が崩れないうちにレッツゴー!


北沢峠の登山口


二合目


二合目を過ぎると急坂のグジザグ道を登って行きます。


大滝ノ頭(五合目)
馬の背と小仙丈ヶ岳の分岐


馬の背経由で今回は行きます。



藪沢小屋(無人)


かなり立派な馬の背ヒュッテ


しばらくすると遠くに仙丈小屋


小屋の下にある水場。冷たい!


休憩したいところだが、空が怪しくなってきたので、先を急ぐことに・・・


仙丈へ向かう途中・・・鋸岳



すっかり雲が低くなってきたので、急いで下ります。


雷鳥の親子に遭遇・・・


どんどん登ってきますが、小仙丈ヶ岳経由は急坂でキツイです。
登るなら馬の背経由がオススメです。

二合目まで下ってくると雨が・・・
まずい、本降りだ。
テントまで間に合わない。
北沢峠のバス停テイトサイトで1時間雨宿り。

雨が小降りになってきたので、テント場に戻ると撤収している人達があちこちに・・・

よし、今だ!いい場所へ移動だ・・・

移動してホッとしたところで、小屋で天気情報を確認することに。
どうやら回復が望めない。
テント場の代金を支払ったが、撤収することに決めた。

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


八ヶ岳 東天狗

2015年08月09日 23時52分58秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015/8/5-8/6 八ヶ岳 東天狗

メンバー:sztm,会員外3名

 今回の山行,発端は6月にsakさんと行った八ヶ岳大同心,小同心だった.クライミングはもちろんおもしろかったけれど,晴天の八ヶ岳の山々の眺めとテントの中での小宴会で,「あーなんか楽しいな~.たまにはこういう癒しの山遊びもいいもんだな~」と思っていたら,「そういえば行きたいって言ってた人いたな・・・」と思いだした.

 ということで,行ってみたいと言っていた人に声を掛けたら,あれよあれよという間にはい決定.とってもあっついつくばを抜け出して,昨年に続き八ヶ岳に行って参りました.

 スタートは去年と同じく稲子湯温泉.天気予報ではまあ問題なさそうな感じで,本沢温泉へ向けて11時過ぎに出発した.

 今回のメンバーの皆さん,すでに「富士山にはのぼりましたー」とおっしゃる方々.そのうちの2人とは遊び程度に筑波山にも行っているので,ある程度の実力?は把握していたつもりだったけど,さてさて今回の山行はどうなるのかな~??

 と思っていたら,「コケ!」「きのこ!」と早速写真撮影が始まりました.

 う~ん,やっぱり女子...今までこんな山行あったっけ?とは言いながら休みをはさみつつ,順調に歩みを進めてみどり池に到着し,ここで少し長めの小休止.

 ここまで,おおむね2時間ちょっと.まあ上出来上出来.皆さんやりますな~.

 今回は小屋泊まりだけど,食事は自分たちで準備しているので,早く着くにこしたことはない.さあどんどんすすみましょう!

 きれいな景色の写真を撮りながら,そういえば去年は九輪草の花がいっぱい咲いてたな~なんてことを思い出しながら歩いていくと,到着しました本沢温泉.着いて早々内湯で汗を流し,標高は2,200mだけに吹く風は涼しいし,温泉で肌はすべすべだしで個人的にはもう満足満足.

 いやいや,食事を作らねば.皆さんの日頃の緊張の連続による疲れを癒すには,緑豊かな景色と涼しい風だけでは足りぬはず.たいした食事ではありませんが,2,3日くらい前から頭を捻って準備した食材をみんなで調理して,つまみができたらハイかんぱーい.

 きゅうりをメインに据えたつまみだったけど,リサーチ不足でSさんがきゅうりNG.がーん,ごめんなさい.個人的には,チーズインソーセージがクリーンヒット!準備したタイカレーの受け入れのまずまずで,会山行で振る舞ってもらったお茶漬けはみんな笑顔いっぱい.やはり持つべきものは山の先輩だなー.

 2日目は朝食を食べて6時に出発.白砂新道をてくてくと順調に登っていく.

 稜線に出ると,冷たい風と快晴のもと素晴らしい眺めが待っていました.

 去年は,硫黄岳からここを通過し白駒池に向かった時だけ天気が悪く,東天狗の記憶といえばガス,ガス,ガスだった.ところがところが,今年は見えるじゃありませんか東天狗,西天狗!

 御嶽だってほら.

 青い空,気持ちいいっすね~

 皆さんの日々の頑張りに,誰かがご褒美くれたみたいです.

 ハイカーが言っててわかったけど,天狗の鼻だってほら.

 山頂からは硫黄岳,赤岳,阿弥陀だってよく見える.その先の甲斐駒や南アルプスの山々もよーく見えました.

 天狗の奥庭を降りてくるころには,なんだか怪しい雲が増えてきた.

 思っていたよりも岩が多くて,思っていたよりも下りが大変そうで,嫌な雲が増えてきたので・・・・

 予定していたにゅうはあきらめて,1日目に来たみどり池,しらびそ小屋へエスケープ.

 だって1日目と比べて黒い雲が多い気がするのでね・・・

 そうして一路稲子湯へ向かっていたら,遠くでゴロゴロとなりかけた.

 稲子湯でお風呂に入っている間には一雨来たようで,個人的には行程が短くなって残念だけど結果的には正解だったようで,何より何より.今回参加した面々も,食事と景色のよさに総じて満足してくれたようなので,こちらもほっと一息つけました.

 本当は一番山での付き合いが多かった君を誘いたかったんだけど,いろいろ事情が重なって今回は参加できなかったね~.KHくん,来年は行けるように手を打つのだよ!こっちもできる限り準備するから!それから今回参加したみなさんは・・・?

sztm


甲斐駒ケ岳-鋸岳

2015年08月04日 08時34分32秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015/7/14-15 甲斐駒ケ岳-鋸岳


中央道から見るたびに、いやぁ、いいねぇ。
そう唸る。

行ってみたいねぇ。
そう思う。

そこで、思い出す。
チリチリ痛む胸の傷跡に効くクスリはどこにあるのだろうか?
もしかしたら、あそこにあるのかもしれない。


---戸台・仙流荘前---

北沢峠へのバスは8:10
ハイシ-ズン直前の平日。山屋としてはちょっと遅めだが致し方ない。
早朝バスを期待してきた人は、仕方ないから帰るという。
お疲れ様でございます。

このたびのメンバ-はkei2さん。
待ち時間は二度寝したり、柔軟体操したり。あとは適当にブラブラして過ごす。


---北沢峠---

バスから降りた面々は各々のル-ト目指して行く。
砂利道をそぞろ歩いてテント場を横目に見る。
長衛小屋をすぎるとようやく登山道らしくなってくる。


---仙水峠---

ゴロ石がそこらじゅうを埋め尽くす。なんか、いいなぁ。
仰ぎ見る摩利支天。すごく、いいなぁ。

さすがアルプスだなぁ、などと唸っていると荷揚げだろうか?
頭上をヘリコプタ-が飛んで行った。


そこで思い出す。

ヘリコプタ-のロ-タ-回転数より
扇風機の羽根の回転のほうが速いんだよ。


【歩程に想う小噺-sakの場合-】


じゃあ、扇風機も飛ぶのかい?

いやいや、それはないだろ。事実、飛んで行かないじゃないか。

どうしてだろうね?

いろいろ「理由」ってものがあるんだと思うよ。

えーと、それはさ、扇風機とヘリコプタ-の力関係で、とか、
扇風機が「俺が飛んじゃまずいだろ」ってヘリコプタ-に遠慮してる、みたいなこと?

そういう叙情的なものではないと思うよ。絶対に。

じゃあ、やっぱり・・・。

ん?

自分が自分じゃない。

お?深いねぇ。

扇風機が飛んじゃったら、それはもう飛行機だろ。ってことか。


【歩程に想う小噺-sakの場合-】-おしまい-


---駒津峰---

仰ぎ見る甲斐駒。
突き出た石灰岩と砂礫の峰は夏の青空が似合う。


---摩利支天---

ココから見る甲斐駒がまたいい。
このリッジを登ってみたいなぁ。


---甲斐駒ケ岳---

いやぁ、やっぱりいいねぇ。
そう唸る。

そしてその先の縦走路。

行ってみたいねぇ。
そう思う。

そして今日、一歩踏み出してみる。


---六合目石室---

この日の宿泊は我々だけ。
念のためと持ってきたテントは無駄となってしまったが、やはり小屋泊は快適だ。

つまみを作ってみたりしながら一杯。
途端に酔いが回り、ひと寝入り。

頭が痛い。
高山病の症状か。

そこで思い出す。

山のレシピは登山経験の化学反応。
如何に安く美味しく、そして意外性が感動を呼ぶんだよね。


【山仲間との対話】

山のご飯って、山仲間のレシピに刺激、受けるよね。
みんなのアイデアとか発想とか。

そうそう。

買い出しに行くとス-パ-でずいぶん時間をかけちゃう(笑)。

前に山にケ-キを持っていったことがあって。

え?ええっ。ケ-キ?

うん。

それはすごいよ。感動ものだよ。

でも、なんか邪道だといわれた記憶が。。。

いやいやいや。聞いただけで素直にカンド-したよ。
ちなみに、その方の正道というのは?

コッヘルを洗った汁は棄てないで、飲む。・・・らしいです。

あぁ、エコ、、、ですか。

そうそう。地球にやさしい。

それで、自分に厳しく、と。
山の世界は刺激的だなぁ。


【山仲間との対話】-おしまい-

 

---第二高点---

石室を夜明けとともに出発。


踏み跡をトレ-スしていき、中ノ川乗越。
ガレザレの斜面を行くが、上部が悪い。

登りきるとそこが第二高点。
眺望がすばらしい。


---鹿窓---

第二高点から稜線を外れ、信州側へと高度を下げる。


踏み跡を下っていくとキレットから落ちるガレ沢を渡る。
渡った先を少し下るとガレのバンド。
ガレのバンドを進み、岩のバンドへとつなげる。
ここで落ちると、とても痛そうなので、慎重に。

岩のバンドから草付へ
そこから見上げると、鹿窓。

ぽっかりと空いた小さな岩穴。
こころに空いた針孔のよう。
小さな胸の傷跡が疼く。

適当に登っていくと、鎖がある。
それより、不安定なガレ場なので慎重に。
ひと登りで鹿窓を潜る。


---第一高点---

小キレットは鎖もあり問題ない。

緩い傾斜を鎖のある脇、草付を下り、最後だけ鎖を使う。
登り返しは傾斜があるが、足がかりも多く鎖もあるので問題ない。

ぼちぼち行くと小ピ-クを過ぎ、二つ目が第一高点、鋸岳のピ-ク。

南アルプス林道を走るバスを眺めたりしながら大休止。
遠く御嶽山に噴煙を見る。


---角兵衛沢---

不安定なガレ場が続く。
ガレ場好きにはたまらない場所だが、生憎そういう趣味はない。


---大岩下ノ岩小屋---

まさにオアシス。
染み出る石清水がまさに沁みたっス。


---戸台川---

角兵衛沢出合から対岸に石伝いで行く。
しばらくは左岸の河原をいく。
二つ目の堰堤を左岸から下ったが、ここは右岸。しっかりとした砂利道がある。
しかし次第にその砂利道も河原と化してしまう。

あわよくば、靴をぬらさぬようにと、時に悪いヘツリなどしてみるが、だんだん面倒になってきて、靴のまま渡渉。
そのほうが、早いし安全。
どうやら、右岸の道は流失し、寸断しているようだ。

沢としては何の変哲もないが、渡渉を嫌ってずいぶん苦労してしまった。


---戸台大橋---

駐車場について、戸台大橋への舗装路をボトボト行く。
ここから、バスに乗ろうと思ったが、次のバスまで2時間ほど。
仕方ないので、空身で車を取りに行く。

時にRUN。
木陰で蝉時雨に打たれながらも心地よい。

そこで思い出す。

中央道から見るたびに、いやぁ、いいねぇ。
甲斐駒、行ってみたいねぇ。

-想うにありき遠い場所-

本当は決して遠くはないのです。
煩雑な日々を言い訳に省みる。
自分が自分じゃない。
チリチリと胸が痛むのはそういう時。
「どうにかなる」どちらかと言えば、そっちの範疇だと、行ってしまえばすぐわかる。

もっと、自分に優しくて。
エコじゃないけど、いいんじゃない?


sak