acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

石裂山

2015年05月24日 15時23分34秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015.5/23(土) 日帰り

メンバー:kei2、他1名

天気:晴れ

 【コース】

加蘇山神社P~千本桂~中ノ宮~奥ノ宮~東剣ノ峰~西剣ノ峰~石裂山~月山~加蘇山神社P

石裂山無料駐車場 トイレなし 

加蘇山神社社務所・石裂山荘

 

GW過ぎてからの週末の天気が安定しない為、近場の石裂山に行くことに・・・


加蘇山神社社務所・石裂山荘


トイレ


石裂山駐車場


駐車場前の加蘇山神社


神社横の林道を行く


伐採されたままの倒木


第1休憩所手前の竜ヶ滝
滝前に倒木が・・・ せっかくの景観が台無し


第1休憩所


周回コースの分岐


千本桂



第2休憩所がある中ノ宮


ここから先は、急斜面・鎖場が・・・


登山道横から奥ノ宮へはこの梯子を登る


奥ノ宮 (行き止まり)





東剣ノ峰




西剣ノ峰から梯子を下る


石裂山


唯一の眺望  男体山?


月山


月山からの距離

 



急斜面を下る。
第1休憩所に合流し、駐車場へ

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

 

おまけ①


渓流で 「カジカガエル」

 

おまけ②


宇都宮餃子 みんみん (駅東口:毎回行列で30分程度待つ)

1人前 6ヶ 230円(写真:3人前)


奥秩父 久渡沢ナメラ沢遡行

2015年05月24日 11時29分18秒 | 山行速報(沢)

2015年 5/17(日) 天気:晴れ
奥秩父 久渡沢ナメラ沢遡行に行ってきました。

メンバー:Apple ・他1名
装備:ザイルφ8.0×30m、靴:フェルト

今回の登山行程は、前夜発車で常磐道=首都高=中央=勝沼IC=道の駅みとみ(車中泊)まで入る。
道の駅みとみ=雁坂トンネル料金所P~林道~沓切沢橋~峠沢~ナメラ沢~二俣~中ノ沢~沓切沢~林道~雁坂トンネル料金所P

好きな山域である奥秩父、道の駅みとみもお気に入り。
この山域の沢は砂岩なので水が濾過されて綺麗、そしてミネラルがあり水が美味い。
今日はナメラ沢遡行して周辺の沢を調査する。
雁坂トンネル料金所Pに車を止めて雁坂峠に向かう林道を歩く。
沓切橋に着いて沢装備を準備しようとしたら看板が・・・。あれ違うの?そんなはずは・・・。
看板の指示とおりに登山道を上がり、ナメラ沢の看板があるところから沢に下り峠沢に入渓する。
やはり水は綺麗だ。峠沢を下り沓切沢を確認したら間違いは無い。
すこし戻ってナメラ沢に入る。最初はゴーロ帯で平凡な感じである。
F1 5m滝は右より登る。残置ロープ有り。
ゴーロ帯をしばらく行くと中ノ沢出合1:1を左に入る。
また、しばらく行くとF2 20mナメ滝水流右よりを登るがコケで滑る。
F3 10m滝は水流中央突破。水流中のほうが滑らない。
F4 30mナメ滝は水流右をフリクションを効かせて登る。滑るので注意。
ゴーロ帯を行くと、二輪草の原種やすみれの群落がありとても綺麗。
陽当たりのいい場所で煮込みうどんでランチをする。
二俣はまでは空身で行くことにする。
きれいな一枚岩のナメ床がありカメラ持ってこなくて残念。
まもなく二俣に着く。やや増水には不安はあるが、いい天場になっている。
あとは往路を下降して、中ノ沢と沓切沢を調査して帰路に着く。

 
沓切橋       あれれ?ここは沓切沢のはずだが

  
峠沢より入渓    ナメ床が多い    今日の出で立ち

   
F1 5m滝  F2 20mナメ滝   盆栽のような花 このようなナメ床があちこちに

   
F3 10m滝  F4 30mナメ滝    煮込みうどんのランチ すみれの群落


沓切沢の4m滝

by Apple


飯豊山

2015年05月18日 18時00分00秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015/5/13-14 飯豊山


GWは全日仕事です。
そんな私にゴ-ルデンな日々、終了後のささやかなひととき。

ざ・ん・せ・つ・♪

良い響きですなぁ。
残雪というのは山の好きな要素の一つ。
なんでだろ?
行きたいところは山のようにある。


【 同じ風景を見に 】

-その昔の追憶-

「あの・・・。赤湯ですよ。起きてください。」

青森発上野行きの夜行列車内での出来事をふと思い出す。
もはやセピア色の時代。
昭和の出来事だ。

乳飲み子を抱えた婦人の向かいに、後から乗ってきた一人の酔っ払い。
彼はさっそく面前の婦人に半ば一方的に話しかけていた。
たまらず、婦人が聞く。
「どちらまで行かれるんですか?」
「俺はね、赤湯まで帰るとこなんすよ」と酔っ払い。
「それじゃ、もう少しですね」と少しホッとした表情の婦人。
「飯豊が見えるんすよ。家からね。」聞いてもいない事を話す酔っ払い。
「飯豊はいいでぇ、、、なんてねー。あはは。」
私はその時、「いいで」というのはなんなのか解らなかったし、気にも留めなかった。

その後、酔っ払いは座席に丸まって寝入ってしまう。
そして車内放送が「赤湯温泉」に到着するアナウンス。

「あの・・・。赤湯ですよ。起きてください。」

困った婦人が酔っ払いを揺り動かすが、男は寝言を言うばかり。
果たして男は乗り過ごし、婦人はどうしようもなく隣の車両に移っていった。

このエピソ-ド。
そして婦人の言葉が脳裏に残っていた。
今となっては、なんで一緒に起こしてやらなかったのかと思うばかりなのだが、若かりし日々の小さな後悔は人を育てるものなのだと自分に言い訳をしてみる。

そしてもう一つ。
山を知った、今となっては解るのだ。
「飯豊はいいでぇ、、、」
この言葉の意味を。


【この季節、この道を】

前夜出発して途中仮眠したりしながら、6時に朝靄かすむ大日杉。車は一台もない。

残雪を踏みながらザンゲ坂。
この上からは登山道が出ており赤布を探す手間はない。

御田で再度、雪が出てくる。
その上からは夏道と雪道を繰り返し地蔵岳直下は豊富な残雪。
ここから、飯豊の峰が眼前に現る。

このころから風が強く、風よけに雨具を着込む。
前日、台風から変化した温帯低気圧の通過で「晴れ」は堅いが吹き返しが強いだろうというのは想定内。
ま、このくらいならという感じだった。

しばらくは雪堤を拾いながら。
それが切れたところは夏道を行く。
この雰囲気、好きなんだよね。

御沢分れで切合小屋への道を行く。
豊富な雪の尾根をしばらくで切合小屋。
しかしながら、時に耐風姿勢をするほどに風が強い。

今日は本山小屋までという計画だったが、飯豊の峰はネズミ色の雲の中。
無理せず今日はここで泊。明日になれば幾分風も治まるだろうと考えた。
ならばと昨夜の寝不足を一気に解消モ-ド。
昼前から寝袋の人になる。

質素な食事をとって、さらに寝る。
暗闇の中、気になるのは風が弱まる気配がないことだ。

明けて日の出とともに行動開始。
若干ではあるが、風も弱まったような気もする。
切合から頂を望むと流れる雲が早いものの、一ノ王子まで視界が効く。

草履塚から先は夏道通し。
だが、しかし。
御秘所あたりから次第に猛烈な風。
時に岩陰に隠れてやり過ごす。


【そしてその場所を】

一ノ王子は何の変哲もない平地。
それこそ、テントが張れるくらいの平さ、そして広さ、何しろこの展望だ。
休憩するなら、、、確かにココだ。

なのだが、、、
猛烈な風に立って歩けん。
(写真じゃまったく想像のつかない世界、、、)

まさか、まさかの匍匐前進か?
という思いがよぎったが、四つん這い状態で三点確保しながら進む。
砂利や砂が飛ばされてきて、顔に当たる。
・・・痛い。
でも、背を向けると、送り出されるようにして飛ばされそうで怖い。

本山小屋手前の平地も同様に進み、本山小屋でようやくひと心地。

ここから飯豊山まで往復30分くらいのところなんだけど、この風、そして稜線だ。
それこそ、匍匐前進か?
強風に煽られ滑落の危険も。

ということで、山頂は放棄。
まぁ、またくりゃいいか。

あとは、忠実に往路を戻るのだが、風は終ぞ止まなかった。


【エピロ-グ】


同じ風景を見に。
この季節、この道を。
そしてその場所を。

それでも謎は解けないけれども。
どうしても時間は戻らないけれども。

彼の見た景色が、どんなだったか。
そのうち話せる時も来ると思う。


sak

 


長沢背稜

2015年05月17日 13時27分11秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015/5/13-14:1泊2日 

メンバー:sztm(単独)

コース:鴨沢ー雲取山ー長沢背稜ー酉谷山ー天目山ー川苔山ー鳩ノ巣駅

 本当はこの日程でsakさんと一緒に別の場所に行く予定だった.ところが5/5の越後駒ヶ岳からの下山直後,目の状態がよくなかった.6月下旬までスキー場のようなところはDrストップがかかっているのにもかかわらず,紫外線の強いこの時期に標高2,000mの雪の上にいたらそりゃまずいよな~...ほんとは常念,蝶ヶ岳あるいは飯豊山が候補にあがっていて,とっても行きたかったんだけど無理は禁物ということで泣く泣く辞退した.

 じゃあ1人でどこへ行こうと考えた時に,以前雑誌に載っていた長沢背稜がちょうどいいかもと思い,仕事を終えた12日の夜に自宅を出発.季節外れの台風が迫りひどい風と雨の中,車を走らせて鳩ノ巣駅の無料駐車場で車中泊をした(結果的にはこの時の移動が核心?).奥多摩駅から雲取山の登山口である鴨沢までのバスの出発が平日だと5:38.鳩ノ巣駅から奥多摩行の始発電車では間に合わないので,鳩ノ巣駅から奥多摩駅まで約1時間ほど歩かねばならない.ということで,駐車場を4:20頃出発してトコトコ奥多摩駅まで歩いてゆく.決まった時間を気にして歩くのは何ともイヤな感じだけど,無事5:30前には奥多摩駅に到着してお目当てのバスに乗る.バスに揺られて約40分,鴨沢に到着して6:20頃から登り始める.

 

 前の晩かなりの風雨だったけど,平日なのに駐車場には車が止まっている.さすが奥多摩,人が多い.

 5月では4時ころから明るくなり,7時前ではかなり日差しも強いけど,とっても新緑がキレイ.目の保護のため今回はサングラスをしっかり着用して歩みを進める.雲取山までの道中,一人に追い抜かれ,すれ違ったのは3パーティ.「やっぱり山奥とはいえ東京都.人が多いなぁ」などと思いながら,歩いていくと富士山や南アルプスの眺めが台風一過の青空のもと素晴らしい.

 そうこうしているうちに,10:50ころ雲取山に到着.東京都で一番高いところって,小学生のころ何かの本で読んだっけ.前来た時は確か7~8年前の4/29,30あたりのはずで,その時もいい天気だったけど今回も大当たり.八ヶ岳,甲斐駒,北岳,聖岳なんかもよく見える.なぜそんなに山座同定ができるかというと,山頂に便利なものがあったから.

 八ヶ岳,甲斐駒くらいはわかるようになったけど,南アルプスは山の位置関係が今一つピンとこない.まっそのうちわかってくるかな??

 さあ今回の山行はこれから先が本番.雲取山荘で水を補給して縦走路を歩いていく.

 はじめて来たけど,東京都とは思えない木々の眺め.ダケカンバはまだ芽吹いていないけど,ブナ,朴,楓の新緑がとてもきれいで,本当に東京都?まるで北国の山の中にいるような感覚でした.そうそう,コンテツ(コシアブラ)もいい具合に芽が出ていて,食べたらとってもおいしそう.

 武蔵の山々は私にとってはアウェイな感じで,どこがどこやらさっぱり.とにかく酉谷山避難小屋に16:00前に到着して,予定していたよりも早く抜けられた.上出来上出来.誰も人は来ない様子なので,今夜は避難小屋で一泊.雨漏りはしていたけどよーく眠って,14日は3:30から行動開始.

 日の出を横目にテクテクと歩き続けて,天目山からはガイドにある通り石尾根の展望がいいですね~.

 途中一杯水避難小屋が気になったので偵察がてら寄り道をして,今回は川苔山までひたすら巻き道をトラバース.できることなら獅子口小屋跡に行ってみたかったけど,途中の登山道が崩落していてその気になれず.川苔山を目指して歩いていく.

 8:30ころ川苔山の山頂に到着.30年ほど前,父親に連れられて獅子口小屋に泊まり,翌日川苔山を経由して奥多摩駅に降りたのが自分にとっての登山の第一歩だった気がする.小屋の近くの水場の水がとっても美味しかったこと.山の中を歩いているときになんだか楽しい気分になったこと,半袖半ズボンで歩いていてアザミの葉っぱが痛かったこと.奥多摩駅辺りで食べた山菜そばがとてもうまかったこと.そんなことをちょっとだけ思い出す.そんな思いがあったので,獅子口小屋跡には行きたかったんだけど,どうにもコースがスマートじゃないのでねぇ...また何かの機会でコースに組み入れましょう.ってことはまた来なくちゃな~

 「これからもたくさん山登りをしたいので,父上殿ずーっと元気でいてこちらの手をわずらわせないようにしてください.こっちは勝手に遊んでますから.」と極めて身勝手な思いを念じながら,川苔山を後にして鳩ノ巣駅に向かう.

 11:00前には鳩ノ巣駅下の駐車場に到着して無事下山.その後は温泉で汗を流し,まだ時間に余裕があったので初めて車で日原へ行き,壁のような山の眺めに「すげーところだなー」と思いながら奥多摩を後にした.

 今後のこともいろいろ考えないとな~.以上.

sztm


越後駒ヶ岳

2015年05月17日 09時08分21秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015/5/5(火) 越後駒ヶ岳 日帰り

メンバー:sztm

 GW中本当は北アルプスにでも行こうと思っていた.でも,自分の体調,天候,スケジュール,準備の整い方,人の多さ等々考えたらシンドそ~と思い.やーめた.ただせめて1日くらいはどこか行きたいな~と思って決めた先が越後駒ヶ岳.

 振り返れば去年の4月に日光の女峰山から眺めた,たっぷり雪をかぶった新潟の山々の眺めが印象的で,その時は雪のある時期にここらへんを登ることなんか考えてもいなかったっけ.

 そんなこんなで前日の昼ころ自宅を出発し,銀山平の登山口周辺に到着したのが前日の18時頃だった.ちなみにこの時期はシルバーラインが6時~18時のみ通行可となっていて,ゲートを通り過ぎたのが17:40ころと結構ギリギリだった.あぶねー.警備のおじさんに登山口を確認したら「雪崩には気をつけてねー,この前も事故あったから」と...駐車場の車中で寝ている間は雨がザアザア降るし,おじさんの言葉は気になるし,一人で雪山登ることも合わせてちょっと怖かったっす.

 雨は予報通り夜中にはあがったので4時ころからいよいよ登山開始.石抱橋の小屋を通り過ぎ道を歩いていく.おじさんは「何人も入ってるから足跡あるよ~」と言っていたので進んでいくといろんなところに足跡が...1回間違えて別の尾根を登ってしまって道まで戻り,今度こそと思って登った尾根は夏道の1つ手前の尾根で途中から藪が出現.「こっちの方の藪ってスゲーな~」なんておもいつつ藪をかわしながら夏道に合流して道行山,小倉山へと進んでいった.

 2回コースを間違えたこと,道行山までの登りが結構つらかったことで意外と消耗し,道行山からみた駒ヶ岳の頂上までの道のりがやけに長く感じられ,「18時にはシルバーラインしまっちゃうし,今日頂上に着くのは難しいかなぁ,..」なんてことが頭をよぎる.

 それでも黙々と歩き,念のため百草ノ池の少し下の地点でアイゼンを履きピッケルを出す.前駒のあたりや駒ノ小屋への登りも凍ってる感じはなく,アイゼン履かなくても大丈夫そうだったけどせっかく持ってきたんだからねぇ.前駒の辺りから頂上までは登るの大変だけど,なんか楽しいな~と歩くのに集中してる.

 そして10時頃,山頂に到着.

八海山??

中ノ岳??

中央奥が平ケ岳??

中央やや左,遠くの方にうっすらと女峰山??

上越,会越,越後の山々はホント全然わかんないっす.

違ってたらごめんなさい.でも,今まで私が見てきた山の風景とまた違ったおもむきがあってとてもいいですね.

日本にはまだまだ知らない山の景色がいっぱいあるんだろうな~.

 「ここ登ってきたんだな~...ってじゃあ日帰りだし帰りますか」と来た道を下っていく.

下り始めたころには青空が見え始め荒沢岳の眺めもいいし,よく見るとブナの新緑もキレイ.

 で,14時ころ無事に駐車場に到着.

 到着したときは,「明るいときにここらへんから見る駒ヶ岳ってこんな感じか~,それにしても雪多いな~」と思っていた.でも写真はないけど自宅までの道中,大湯温泉の辺りからの駒ヶ岳や国道17号からの駒ヶ岳を眺めていたら,「白くてかっこいな~,あそこまで行ったんだ~」となんか不思議な気持ちになりました.

 少しは前に進んだかな?

 以上.

sztm


倉見山

2015年05月11日 23時21分13秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015.5/10(日):日帰り

メンバー:kei2

 天気:快晴

【コース】
西桂町民グランドP~厄神社~さすの平~倉見山~堂尾山公園~クマガイソウ群生地~西桂町民グランドP

西桂町民グランド(トイレ有り)

 

 前日の夕方、テレビで山梨県西桂町のクマガイソウを紹介していた。
何気にメモを取り、翌日の栃木県の日帰り山行の準備をしていた。
準備が終わり一息ついたところで、ふとクマガイソウの事が気になり、
PCで調べると 5000株のクマガイソウは、ほぼ満開になり5/10頃まで見ごろ
これを逃したら来年になってしまうと思い予定を変更して倉見山に行くことにした。

 ※ クマガイソウは環境省レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている。

【名前の由来】
クマガイソウは、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣(ほろ)に見立てている。
鎌倉時代の武将・熊谷直実に由来する珍しい花。


 

7時前にグランドに到着したが、クマガイソウの群生地は町が管理している為、
見学時間は午前9時~午後4時までとなっている。
先に倉見山を目指し、ゆっくりとクマガイソウを見るとこにした。

詳細地図を持って来なかった為、町の登山ルート案内を参考にしたが、若干間違っていた。
少々、道迷いをしてしまった。

ルート案内では、グランドから中央高速に沿って歩いて行くが、
実際には、中央高速の下をくぐり、沿って歩いて行く。


高速の上の橋を渡り、高速道路沿いに行く。


林の中を歩いていくと(踏跡あり)、厄神社と見られる場所に出る。(舗装路)


登山道にはチェーンが張ってあるが、車の乗入禁止の為らしい。





結構な急斜面の樹林帯を登って行く。


ここがさすの平?



倉見山山頂。 想定外の眺望に感激。
それもひとり占め。なんて贅沢な・・・


眺望は期待していなかったので、ビックリ!!

お・み・ご・と  あっぱれ!


山頂の先にある展望台からの眺めも最高。
ここにはテーブル&ベンチあり。


東屋がボロボロの堂尾山公園。
富士山の眺望は最高なのに電線が邪魔。ガッカリ↓↓↓

 


     スミレ(種類不明)            スミレ(種類不明)


         イカリソウ                 チゴユリ


        ヒメハギ                  フデリンドウ


      ツクバキンモウソウ             ホタルカズラ



山にもクマガイソウが・・・


一旦、麓まで下りる。



その後、標識に案内されるがまま山の中へと少し登り返す。


ここが町で管理しているクマガイソウ群生地
ネットで囲われている。



花がBIG! お見事!!

クマガイソウを存分鑑賞することができて大満足

 

おつかれさまでした。

 

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

 

 


乗鞍岳

2015年05月11日 22時57分48秒 | 山行速報(山スキ-)

2015.4/25(土)~26(日):1泊2日

メンバー:kei2
※ 他2名:雷鳥観察

【コース】
1日目:三本滝~ツアーコース~肩の小屋~位ヶ原山荘
2日目:往路の逆コース

三本滝レストハウス ( 屋外トイレあり)

今回は、仲間と別れてひとりスキー

2015年度 乗鞍岳春山バスの運行開始予定は4/25~位ヶ原山荘までだったが、
例年より残雪量が多く道路の開通が遅れることから、運行開始日を延期。
位ヶ原山荘までバスで楽々行けると思ったのに・・・

昨年も春バス開通時に来たが、夜間に来ないと満車で止められないほどだったが、今回は余裕。

仲間の2名は位ヶ原山荘まで8キロの車道を歩くことに決め、6時に出発。
距離的にはツアーコースの方が短いが踏み抜きが多いとのことで、車道を選択。
(この時間帯なら大丈夫)

ラクラク8時に山荘へ到着したそうで・・・。
(ちょうどよい高低差でツアーコースより歩き易いとのこと!帰りも車道を通って下山。)
その後、雷鳥観察を・・・


【1日目】:快晴


この通り余裕


三本滝から先は通行止め


30分遅れて、ひとりで三本滝横のかもしかゲレンデ急斜面を登行。
雪面が凍っていないか不安だったが、シールでも大丈夫だった。
中には、板を担ぐ人や、ロープで引きづりながらアイゼン歩行する人もいた。

車道に一旦出るが、目の前の雪面を登るのはちょっとキツイ。
(ここを登ればリフトの最高地点)
1コーナーだけ車道を歩いて、すぐに緩やかな雪面を歩いてリフトの最高地点へ。
こちらを選択して大正解!
直接、駐車場から車道を通って、この地点まで来てた方がラク!


最高地点のリフトが見えれば、いつもの見慣れた風景。
ツアーコースの入口急斜面。



いつもは左のコースを辿り位ヶ原山荘へ行くが、今回は直進。


この急斜面を登れば、大雪渓。


剣ヶ峰方面前の大雪渓。
強めの冷たい風が吹くのでかなり寒い。


コロナ観測所


肩の小屋前。 やっとのことで到着(10時)
こちらへ来る人は誰もいない。 皆、剣ヶ峰へ。




セルフで「ハイ、ポーズ!」


いよいよ、位ヶ原山荘へ向け滑降。

途中、山荘への分岐がわからず行き過ぎてしまった。


いつもの見慣れたコースへ出てしまった。

除雪された車道が山荘へと続く。



除雪は山荘までした終わっていない。

 

【2日目】:快晴


山荘前から位ヶ原方面


山荘からの急斜面を登り大雪渓へ。
ハイマツの岩壁が目印。


下るときは、ハイマツの岩壁へ。
(来た道を振り返る)


北アルプスの絶景。(奥穂、吊り尾根、前穂)

昨日と同様、肩の小屋へ向かう。(1時間半で到着)
皆、剣ヶ峰へ向かうスキーヤー&登山者。

雪面はデコボコしていて、滑りが下手な自分は踏ん張りながらの滑降で駐車場に着くまでに
足がパンパンになり、苦労しながら下りてきた。

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

 

おまけ

一ノ瀬園地の水芭蕉群生地


聖岳東尾根~奥聖

2015年05月10日 20時40分39秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
2015/4/30(木)~5/2(土) 2泊3日 単独

【CT】

2015/04/30(木) 椹島→白蓬ノ頭
 0405椹島-0425牛首峠-0445東尾根取付(電柱225)-0535鉄塔28番-0850標高1750
 -1315ジャンクションピーク-1700白蓬ノ頭

2015/05/01(金) 白蓬ノ頭→奥聖岳→白蓬ノ頭
 0515白蓬ノ頭-0540森林限界-0710東聖岳(2800)-0935奥聖岳1000-1445白蓬ノ頭

2015/05/02(木) 白蓬ノ頭→椹島
 0545白蓬ノ頭-0800ジャンクションピーク-1315東尾根取付-1400椹島


【感想】
3度目の正直で聖岳東尾根から奥聖へ辿りついた。
積雪量少なくヤブ漕ぎに悩まされたものの、ありがたい先行トレースに導かれ、白蓬ノ頭ベースに奥聖岳へ。
だが、何か必死にノルマ達成の感もあり、いつかまた、東尾根を楽しむ山行をやりたいと思っている。

【1日目】

東尾根取付


薄い踏跡を辿る


JP


白蓬ノ頭と三角点

【2日目】

山頂に向けて出発


東尾根森林限界より稜線を望む


ハイマツが煩いものの、やはり踏跡がある


いよいよ見えた奥聖


最後の登り


奥聖岳山頂と三角点


上河内岳


赤石岳


我が家に戻ってきた

【3日目】

名残惜しい下山日


藪尾根をどんどん下る


下界は春


取付到着


命の水


椹島登山小屋ノートにあった、先輩の記録


by ebi

子持山獅子岩南壁

2015年05月07日 14時48分56秒 | 山行速報(アルパイン)

2015/4/16 子持山獅子岩南壁


春風に吹かれ、桜の季節も終わりに想い出した幼少時代の記憶。
庭に咲く春の花

強く、すぐそれとわかる芳香
あれは何の花だったろうか。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

天候にも恵まれ、クライミングにはもってこいの一日。
パ-トナ-のsuztくん、初めてのマルチ、そしてツルベ登攀。

久しぶりの獅子岩だなぁ、などと指折り数えてみる。
すると、sakも久方ぶり(約二年ぶりか・・・)のマルチクライミングだった。

とゆ---ことで
なかなかの奮闘となったことを付け加えておこう。(笑)

一方のsuztくんは初めてのツルベ、ロ-プワ-クもこなしてクライミングも上々。
後はどんどん登って、いろんなトラブル(事故にならぬ程度の)も経験して強くなってほしい。

獅子岩頂上でのんびりまったりしていると、子持山方面からハイカ-の声が聞こえた。
そういえば、山頂行ったときないんだよね。そのうち行かなきゃな、などとぼんやり考えていた時。
言葉では言い表せない厭な感覚、ん?感情?
いわゆる六感というものだろう。
後から思えば、、、なんてことはよくある事かもしれないけども、このシチュエ-ションでは笑えない。
下山はトレ-ニングも含めて同ル-ト懸垂下降を予定していたんだけど、歩いて降りることにした。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

花の名前は沈丁花。
葉の縁が斑模様で、薄い紫のグラデ-ションをした小さな花が集まり手毬状で印象深い。
花言葉は「栄光」「不滅」「永遠」とあった。

もうすぐ、あの日から一年経つ。
「忘れない」ではなく、花の香りと共に記憶に刻んでいく。


sak


焼山 北面台地 山スキー

2015年05月05日 01時12分02秒 | 山行速報(山スキ-)

日程:2015年4月22日~23日

メンバー:sasa

コースタイム
4月22日:笹倉温泉7:00-アマナ平10:00-北面台地の北端11:00(泊)
4月23日:テン場6:50-焼山頂上11:50~12:10-テン場13:30~14:20-笹倉温泉15:40

 

焼山の北面台地でのんびり過ごしてみたいと思い計画を立てたが、ズルズルと日程が延びて4月22日となった。

笹倉温泉の駐車場に車を止め、雪に覆われた道路をスキーで進む。

九十九折の林道は次第に急斜面になり雪がカリカリなのでスキーでは無理そうだ。
途中でアイゼンに履き替えて行くが、雪で埋まった急斜面のトラバースが怖い。

九十九折の林道を過ぎるとなだらかな雪面になりホッとする。
前日までの雨でトレースは消え、林道や地形がわかりにくいのでGPSを見ながら進んだ。

アマナ平から急斜面をひと登りで北面台地にとび出た。
焼山から延びるなだらかな斜面の台地は絶好のロケーションだ。
広大な台地にぽつんとテントを張り、まだ昼前だが疲労もかなりあったので本日の行動はここまでとする。
時間がたっぷりあるので、1時間くらい登りスキーを楽しんだ。

テン場では携帯電話は圏外だが、携帯のワンセグが映ったのでテレビとラジオで天気予報をチェックできた。
夜中になると天の川や星がきれいに見えた。

朝7時前に出発。昨日の昼間と違って朝は雪面が硬いのでシール登行が楽になる。
途中まで夏道通りに進んで行く。焼山の稜線にはダケカンバが点在していて美しい風景だ。

溝に突き当たり覗いてみると結構深い。溝のわきを上部まで登って行く。
1950m付近で傾斜がさらに急になり、シールからアイゼンに履き替え、スキー板をデポして頂上を目指した。
2050mで岩稜が現れ、そこからルンゼ状をトラバースしながら右上して行く。
思っていたよりも急斜面で、今回買ったウィペットではちょっと頼りなく感じる。
火口まで雪が繋がっているが、雪質はやや硬めでバイルが1本あると安心だ。

この辺りでは珍しいライチョウが歩きながら逃げて行った。
火口からガレ場を登ると焼山頂上に到着。近くには蒸気がモクモクと上がっている。
午後になってゆるんだ急斜面を降りて、デポ地点から景色が良く快適な滑りを楽しみテン場へ戻った。

ビール休憩してからテントを撤収し、帰りはスキーのトレースを追いかけて長い林間コースを滑り下りた。

笹倉温泉で温泉に入って、夜は糸魚川で車中泊。
夜中の1時過ぎに起き、海を巡回して良さそうなポイントで投光器をセットしてホタルイカすくいをする。
明け方4時頃まで続けてまあまあの収穫。朝のうちに全てボイルしてから茨城へ戻った。

 

笹倉温泉

焼山が遠くに見える

北面台地にとび出た

スキーで遊ぶ

北面台地でのんびり過ごす

北面台地を望む

急斜面の登り

焼山頂上

火打山

ホタルイカを茹でる