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acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

金峰山

2015年04月02日 18時44分30秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2015/3/25 金峰山


「風が強かろうなあ。」
春めいてきたこの頃ではあったが、時折やってくる冬型の気圧配置に大方の予想はしていた。
瑞牆山荘前の駐車場でこの風だから、稜線はなかなか手強いだろうよね。
メンバ-はsuztさん、sak。

駐車場から砂払いの頭までは樹林でもあり、トレ-スもあり。
それでも途中、瑞牆山の迫力ある姿やこれから行く五丈岩の遠望に癒されながら行く。
雪はつるっつるな感じではなかったので、アイゼンは履かず。
忠実に踏み跡を辿る。

砂払いの頭でアイゼン、目出帽、ゴ-グルをつける。
ピッケルは使わなそうだったけど一応腰にぶら下げる。

歩行困難なほどの風ではなく視界も良好。
山頂までの道はこのル-トのハイライト区間。
「この稜線を歩くために。」
今までの樹林登りはプロロ-グ。

切れた千代の吹上はなかなかカッコイイ。
富士山、南アルプス、八ヶ岳、瑞牆山
奥秩父の盟主からの眺めはスバラシイの一言に尽きる。

見上げれば、深まっていく蒼天。
山頂から遮るものは無い。

往路を下ると、山頂目指すパ-ティ-もチラホラ。
さすがにこのロケ-ションは魅力だよね。

早めの下山で帰りは信州峠から内山峠まわりで。
信州峠からの瑞牆、金峰山はとっても迫力でした。

 

sak


 


八方尾根~唐松岳

2015年04月01日 18時38分19秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2015/3/8-9 八方尾根~唐松岳

心躍る響き。

「八方尾根、唐松岳」

なんかアルペン------な、この響き。


「発砲を、根っから待つだけ。」

句読点を間違うとさ、
なんか、不穏な響きになるので気をつけましょう。

早朝出発して白馬界隈に7:30着。
メンバ-はkei2さん、suztくん、sakの三名。
あわててもゴンドラが運航してないので、無料駐車場でのんびり準備。
ぼとぼと歩いてゴンドラまで。
意外と曲がりくねった道だけど、このあたりはkei2さんが詳しくて助かりました。

一同、ゴンドラ「アダム」に乗り込む。
いや-。ラクチンだわ。

その後、二本のリフトを乗り繋いで八方池山荘まで。
ここでアイゼンをつけて出発。

さてさて、このたびの計画。
メインは八方尾根~唐松岳の往復なんですが、途中天幕で一泊するという、チョットしたお楽しみがあるわけです。

歩き初めはゆっくりと。
視界が無いのでボトボト歩き。

ケルンを過ぎ、ケルンを過ぎ。
第三ケルンでも真っ白け。
なんか、アルペンな感じがしないよ-ぅ。

翌日は下り坂の天気予報なので、本日の登頂を目指す。
八方池あたりで幕装備はデポ。
依然としてガス濃い中をボトボト歩き。
アイゼンに雪団子がついてなかなか大変。

先の急登にツア-の行列。
これはチョット。。。
ということで、トレ-スを外れて団体さんの脇をザクザク登る。
が、
ココでなかなか疲れてしまった。
登りきったところでsuztさんに先を行ってもらい、ペ-スを整える。

まあ、その先も視界が無くってボトボト歩きに徹する。
それでも途中、不帰の稜線がうっすら見えたりしてたけど、正直期待はしてなかった。

が、しかし。
稜線に近づくにつれ、稜線に出て、そして山頂で。

 

心躍る景色。

云う事ないよ、もうさ。
さすがだよ、八方尾根。
「ありがとう、唐松岳」って気分だよ。

しばらく堪能して下山に取りかかる。
尾根に纏っていたガスもこのころには晴れて来て、下山も気分がいい。

サックリと八方池に着く。
まだリフトに間に合う時間だったけど今日はココで幕。

suztくんは初めての雪山泊。
癒し系の食糧計画にご満足いただけましたでしょうか?

明けてあとは降りるだけ。
スキ-場の最上部はまだリフトが動き出す前なので歩いていく。
そういえば、長野五輪が行われたのは1998年かぁー。
外国人も多くって、さすがオリンピック開催した地は国際的リゾ-トなんだよね。

想い出すのは、やっぱりスキ-ジャンプ競技だよなぁ。
という事で、帰りに白馬ジャンプ競技場に寄ってみたり。
山岳リゾ-トってこういうのなんだろね。

ということで、帰りのおみやは「おやき」
和風で締めくくるってことで。


sak


雲竜渓谷

2015年03月29日 22時13分22秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2015年 2/01(日) 天気:晴れ

日光 雲竜渓谷に行ってきました。

メンバー:N氏・S氏・Appleの3人パーティです。
装備:アイスクライミング用具一式 ザイルφ8.0×30m 2本

今回の登山行程は、前夜発車でR408=R125=R294=R123=R4=R119=雲竜渓谷林道ゲート(車中泊)まで入る。
01(日):7:35雲竜渓谷林道ゲート~7:55稲荷川遡行~9:00堰堤~10:00-10巻き林道へ~10:35洞門岩~11:20雲竜渓谷~11:50-14:20雲竜瀑(アイス訓練)~15:25洞門岩~16:30雲竜渓谷林道ゲート

前から興味があった雲竜渓谷に行くというので参加する。
CLを任せるとのことで、稲荷川を遡行して雲竜渓谷に行きアイストレーニングをする計画とする。
スポーレで待ち合わせて日光に向かう。駐車スペースは混雑が予想されるので今晩中に連動ゲートまで行く。
いつものように宴会して車中泊とする。

明るくなってくると雪を踏みしめる音で目が覚める。
沢山の人が雲竜渓谷に向かっているようだ。
皆を起こして朝飯食べて準備をして出発。
林道を右に入り沢に向かい、大きな堰堤の上を歩いて対岸に渡る。
雪の積もった沢左岸に降り、河原歩き遡行を開始する。
沢を2回徒渉して堰堤右に取付きフリーで登る。
S君がアイゼン慣れてないようなのでロープを下してビレイする。
しばらく行くと大きな堰堤が連続しており時間がかかるので右より高巻きして林道に出る。
林道をしばらく歩くと巨大な堰堤が表れる。右より巻いて大きな河原に出る。
徒渉1回して右岸よりに進むと氷柱が表れ、先にゴルジュが見える。
左より高巻きして林道に出る。ここからは一般道を歩くことになる。
洞門岩を過ぎたところより沢に降りる。こちらの方がショートカットになる。
一端林道に出て、雲竜渓谷と看板のある所から階段を降りると渓谷になる。
人が多いのでいてビックリする。団体のツアー客が沢山いるようである。
気温があまり上がらないので氷のコンデションは良いようだ。
人が多いのでアイストレーニングできそうな場所が無い。
雲竜瀑の下まで行くと左奥に人が居ない場所があり適当な氷柱を見つける。
大休止して行動食を食べて準備する。
N先生の指導のもとにアイストレーニングを実施した。
あまり時間は取れなかったがいい練習になった。
帰りは林道を下ったが長くてまいった。


雲竜渓谷 林道ゲート

  
稲荷川       ここより入渓する  最初の堰堤を越える

  
大きな堰堤が連続する 高巻いて林道に出る 巨大な堰堤 右より巻く


堰堤上部には広大な河原

  
綺麗な氷柱がある ゴルジュがあり左より高巻きして林道に上がる

   
雲竜渓谷入口 ツアー客が沢山いて渋滞している 立派な氷柱

 
雲竜渓谷最奥部  雲竜瀑

 
アイストレ1    アイストレ2


大氷柱の中から雲竜瀑を見る

by Apple


前掛山(浅間山)

2015年03月29日 14時49分42秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2015.03/28(土):日帰り Kei2

 【コース】

天狗温泉 浅間山荘~火山館~前掛山(ピストン)
7時出発~13時10分到着

http://www.nagano-tabi.net/sc/treckking/map/map13.pdf
さわやか信州.netより
http://www.city.komoro.lg.jp/doc/2014022400258/file_contents/4d0ec900008.jpg
小諸市観光案内.より


浅間山荘駐車場 500円
(車のドアノブに料金メモが貼付あり。メモと一緒に料金を支払います。)
冬期間トイレ使用禁止


前掛山は風が強いことでも有名なので、タミングを見計らっていたら、この時期になってしまった。
土曜日まで天気は広く晴れ、春本番の暖かさが続くと言うので、このチャンスで行くことに・・・

二の鳥居~火山館は目印がほとんどないので、道迷いに注意!




浅間山荘駐車場



登山口入り口にトイレ(冬期間使用禁止)



鳥居を過ぎた左側で登山届を提出



橋を3回渡り、湯の平コースへの道標あり。
一の鳥居~沢沿いに進むと、不動滝


二の鳥居でコースを間違えないように注意。

鳥居横が火山館へのコース

鳥居をくぐり、踏み跡を辿ってしまい、道迷いしてしまい、斜面を横切ってコースに戻ることができた。

いくつもの迷い痕あり



火山館
冬期間トイレは男性用しか使用できなかった。



カラマツ林を抜けると森林限界。
岩場の急な上り坂を外輪山の稜線まで一直線に上って行く。


シェルター


外輪山の稜線


前掛山


北アルプスの全貌

遮るものがないので、大展望。
富士山、八ヶ岳、中ア、御嶽山・・・さまざまな山が360度。


風が冷たく、山頂での滞在時間は30分が限界。



6本アイゼンなので、下りは慎重に。結構な急坂。
後方は黒斑山稜線。


ゼブラ模様がさびしい。浅間山



槍ヶ鞘(やりがさや)

火山館から二の鳥居間は目印がほとんどないので、道迷いに注意しながら
下山。(左側ルート)
二の鳥居から山道を通って一の鳥居への下山ルートで駐車場へ。

登山者は30人もいなかった。
6本アイゼンは自分を含め2人だけ。(皆、10本以上)

 

おつかれさまでした。

 

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

 

おまけ

登山口の浅間山荘のアイドル発見

生まれたばかりのミニブタちゃん


 


南沢大滝

2015年03月15日 17時04分26秒 | 山行速報(雪山・アイス)

八ヶ岳 南沢大滝

 

メンバー jin&yoshi

今回で3回目かな、綺麗なブルーアイスでうっとりしますね。。

アイスをこよなく愛する男yoshiの勇姿

午前中は、貸し切り。昼からは上がってきました。

タフガイyoshiの勇姿2 

アバラコフやってみたり  NO ICE NO LIFE !

 

                                                   jin

 

 


位ヶ原(乗鞍)

2015年03月03日 22時03分39秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2015.2/28(土)~3/1(日):1泊2日 

メンバー:kei2、他2名

【 コース】

1日目:第3P~トップゲレンデ~ツアーコース~山荘分岐~位ヶ原山荘
2日目:往路の逆コース


【1日目】:快晴



トップゲレンデに到着。
ここからツアーコース。


位ヶ原山荘分岐。

山荘へ向かう人は誰もおらず、トレースもなし。ラッセルを開始(スノーシュー)

赤旗に導かれながら尾根を登るが
ワカン装着の2人は度々潜ってしまい一苦労。どんどん差が開く。


頭上の雪庇に気をつけながら、急いで通過!?(度々足を取られる)


スカイラインに乗り上げ、ガードレール沿いに山荘に向かう。
途中、表面がカチカチに凍っており、ワカンの歯だけでは心細く慎重に進む。


1ヶ所雪崩が起きそうな場所がある。位ヶ原山荘南側。
この斜面の真下(写真中央)を通って山荘へ向かう。

※要注意!(山荘より撮影)



昼食を済ませ、いざ、雷鳥観察へ
いくら探しても雷鳥が見つからない。
今回は諦めて山荘へ戻ることに・・・

後で雷鳥を見たという山スキーを楽しんで来た宿泊客に話を聞くと、
随分標高の高い所で見かけたそうだ。
気温も高く温かかったから標高を上げて移動したのではないか・・・(推測)

非常に残念。またの機会に・・・


夜は自炊で「きのこたっぷり鍋」

 

【2日目】:雪


朝食は絶品の「いわなの甘露煮」
これが食べたくて、あえて朝食付きに!

 

予報通り、天気は下り坂で雪。


風はあるが、気温が高いのでさほど寒くない。
視界があるうちに急いで下山。

 

お疲れさまでした。


☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

 


西上州アイス

2015年02月22日 17時34分45秒 | 山行速報(雪山・アイス)
2月21日
西上州の狭岩峡、不動の氷瀑目当てで行きましたが、ダメでした。パートナーのyoshi氏は先週、相沢と犬殺しに行ってガッチリ凍っていたそうなので期待していたのですが。。。


20メートル程下ったところにある仙人の氷瀑も車道から見える。全貌は見えないが、登れそうな気配。取り付きまで15分くらい○でした。




終了点の灌木までで50メートルいっぱいなので、見た目より高さはある。

登攀終了後、時間が早いので、象ヶ滝をチェック。水量多くダメだったが、中間にアバラコフの残置があり登攀可能まで凍ったようだ。
ちなみに、滝までの林道は狭いです。ランクルでギリッギリです!




                                                         jin

那須・茶臼岳~三本槍岳

2015年02月17日 12時29分52秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2015/2/12 那須・茶臼岳~三本槍岳



何度目の那須だろう。
遅まきながら自身2015年の幕開け山行は、suztさん、maeさんと。

風がない。
とても穏やか。
これなら、三本槍まで何とかなりそうだ。

大丸温泉駐車場からトレ-スを辿る。
凍結はしていないので靴のまま行く。



ロ-プウェイ乗り場を過ぎ、
峰ノ茶屋駐車場を過ぎ、
あっという間に峠ノ茶屋避難小屋。





荷物をデポして茶臼岳。
御鉢めぐりをして再び峠の茶屋避難小屋。

夏道のトラバ-スは雪崩の危険もあるので、剣ヶ峰を越えることにする。
雪もうっすらで斜度もあるのでアイゼン装着。



朝日岳の岩稜帯は夏道トラバ-スル-トをとる。
概ね問題なく朝日の肩まで。





朝日岳を往復。
東南稜がとても見栄えする。

肩へ戻ってアイゼンを外す。
なんだか遠くに思える熊見曽根は案外近かった。
雪がついていることで遠近感がブレているんだろう。



清水平へ降下すると、深雪地帯に突入する。
たまらずワカンをつけて灌木帯を避けながら歩くがそれでも時に踏み抜き消耗する。

中ノ大倉尾根から山スキ-ヤ-が登ってくる。
さすがに浮力はワカンとは比べ物にならない。
三本槍へのチョットした下りを快適に下りおり、あっという間に豆粒ほどの大きさになっていった。



一方、我々ワカン三人組は灌木をよけながら地道な歩行を続ける。
まったく地味なものだけど、時に辛いこともあるけれど、そういうものだろうね。
三本槍からは全方向的大展望となるのだが、気持ち的には「365度」くらいあるんじゃないかと(笑)。





中ノ大倉尾根は以前、闇に追われ、結果ヘッデンで降りた時があるがあまり印象はない。
しかしながら、末端で下る方向を間違えると厄介なのでGPSのスイッチを入れる。
途中でワカンを外し、ツボ足で行く。
トレ-スもあり、時に膝下程度の歩行。

途中、スキ-場への分岐を右に行くが、トレ-スに導かれていくとスキ-場に出た。
GPSにしたがって夏道へと出ると、トラバ-スラッセル。
交代しながら行くと、ひょっこりとトレ-スが出る。
スキ-場経由して尾根を降りたようで、この季節にはそちらの方が合理的なのかもしれない。



急な斜面を下っていくと、北温泉。
味わい深い温泉宿。

そこから、最後の登りをこなして北温泉の駐車場。
車道をボトボト歩いているとチラチラと雪が降ってきた。
大丸温泉駐車場から見上げる那須はガスに巻かれ、霞んで見えた。
とにかく天候に恵まれた山行だった。

sak


北アルプス 西穂高岳

2014年08月26日 11時02分09秒 | 山行速報(雪山・アイス)
2013.12/29(日)-30(月) 天気:晴れ・曇り
北アルプス 西穂高岳に行ってきました。

メンバー:N艦長・Appleの2名パーティ
装備:アイスアックス・ザイルφ8.0×30m

今回の登山行程は、前夜発車で常磐道=首都高=中央道=松本IC=R158=沢渡P(車中泊)まで入る。
29日:沢渡P=8:50新穂高P~9:00新穂高口駅(ロープウェイ)=9:45西穂高口駅~11:10西穂高山荘
30日:7:15西穂高山荘(1:30)~8:40独票~9:25-10:35西穂高山荘~11:40-12:45西穂高口駅(ロープウェイ)=13:05新穂高口駅~13:15新穂高Pの前夜発1泊2日です。


茨城をN氏・K氏と共に出発し小平でN艦長をピックアップして一路沢渡へ向かう。
沢渡のトイレ前にパーキングの止めていつものように入山祝いの宴会を開く。
トイレ前はアスファルトの下に温泉のお湯を通しているらしく凍って無く、サンダルでトイレに行けるので便利だ。
明日はゆっくりなので大宴会になってしまう。いつものことですが(^_^;

朝食をとって釜トンネル前まで上高地行のN氏・K氏を送り新穂高ロープウェイに向かう。
一番に心配はロープウェイが動くかどうかどうかだが天気もよく無事運行で一安心。
穂高口駅に着くと観光用の雪の回廊になっており迷路な感じでおもしろい。
ちょっと探検気分で散策してみる。
今日は西穂高山荘までなのでお気楽モードである。
皆アイゼン着けてるようだが、もちろんこれぐらいではアイゼン着けない。
でも滑るので根性で登る。
天場に着くとテントは数張りだったので小屋前の張る。
普通の人は足跡を敬遠するところだろうが何処でも寝れるので・・・。

後はやることは無いのでランチを食べ雪から水を造って宴会モードに。
昼前から飲み始めると、ほ~んと酒が減ります。
いい加減酔っぱらったら昼寝。腹ごなしの散歩。テントの整備。
そして宴会の二次会といつものパターンで・・・。



動いてよかった新穂高ロープェイ


西穂高口より山道へ


西穂高山荘に到着


テントは張ってランチ


水を造る


宴会 刺身と魚肉ソーセージ焼き


腹ごなしに外へ


夕飯はソーセージポトフ


朝起きると風は止んでいた。薄曇りでいい感じの登山日和。
これで安心したかバラクラバをテントに忘れてしまった。
このほんのちょっとの失敗が敗退の原因となる。

丸山までは風もそれほどでなく快適に登る。
N艦長のアルミアイゼンも曲がること無く調子いいようだ。
丸山を越え稜線に出ると西風が強くなりバラクラバを置いてきてしまったことに気づく。
左頬をネックウォーマーと帽子と雨具のフードで隠すが、容赦なく風が突き刺さる。
辛抱たまらんけどなんとか独票まではたどり着く。
行くか?の問いに すんません敗退します。とヘタレとなりました。
左の頬は凍傷となりしばらくマスクの生活となるが、花粉症なので普段とかわらずなのが救いでした。
いい教訓となりました。



西穂高岳へ出発前


西穂高岳へ帰着時(独標で敗退)


降りたらお天気?


太陽まで出て来た


西穂高口に無事到着


駅のレストランでビールを飲みながら

by Apple

2014年雪上訓練(ビーコン主体)

2014年04月08日 20時10分18秒 | 山行速報(雪山・アイス)
2014年雪上訓練(ビーコン主体)
久しぶりで雪上訓練を4月6日谷川岳付近で行った。以前は毎年、雪上訓練、岩登り訓練、救助訓練を行っていた。山岳会は、それらの訓練を毎年行うのがあたりまえ、と考えている俺の頭が古いのかも知れないが、近年参加者が少なくなって自然とやめてしまっていた。そういえば当会が合宿をやらなくなって久しい。「同じ釜の飯を食って・・・」などと言ったら今の若者には笑われるのかも知れない。今回は参加者がまとまったので楽しく行うことができた。東京から3名、岩手の遠地から1名、茨城から6名、計10名の参加者があった。
今回はビーコン捜索主体の訓練である。まず1個のビーコン探し、次に2個、最後は3個を埋めて捜索訓練だ。深く埋めるとゾンデの必要性が高くなる。途中で人間を埋めてゾンデの感覚を覚えてもらう。ザックにビーコンを入れて、近くまで行ったらゾンデを行い掘り出す。皆さん要領を覚えてきて、だんだん見つけるのが早くなった。
お昼頃から雪が激しく降ってきて、掘り出した後の搬出訓練を行う。ツエルトを使っての搬送方法。スキー板を使っての搬送方法。岩手のK氏が持っていた、スコップにもピッケルにもソリにもなるアイテムは軽くて便利に感じた。
最後に滑落停止を少々行って終了とした。雪が降っていなければあと2時間位やりたかったが、まあそれなりの訓練ができたと思う。これらの技術を実際に使うことがあってはならないが、訓練は繰り返し行うことによって身につくものであることを肝に銘じていただきたい。


さあ!ビーコン捜索訓練の開始!!

こーじゃねえ!あーじゃねえ!船頭さんばっかり!!


まず一つは見つけたぞ!次だー!!

人間を埋めてゾンデの感覚を覚えてもらう


ツエルトを使った搬送訓練

雪玉を使ったツエルトとの結び方

実際に搬送してみる

山スキー板を使ったソリの作り方の例

                                    ガストンガニマタ