acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

早池峰アイオン沢スキー登山

2015年03月31日 09時49分04秒 | 山行速報(山スキ-)

日時:2015年3月28日(土)

メンバー :kim 他2人

コース    :区界道の駅(6:00)~駐車場所(6:15)~夏道登山口(7:10)~林道ゲート(7:40 )~アイオン沢(8:45)~事業看板(9:20)~頂上(12:30/13:00)~事業看板(14:00)~ アイオン沢(14:40)~ゲート(15:15) ~夏道登山口(15:30)~駐車場所(16:30)

早池峰山の北面にアイオン沢と呼ぶ名前の沢があるのを御存じですか?

1948年9月に日本を襲った大型台風21号が岩手県の三陸沖を進み、岩手県では北上川やその支流が氾濫し、死者・行方不明者が700名を超える大きな被害を発生させ、早池峰山北面の沢では大きな土石流が発生し、広大な荒廃地が出現した。後日、この台風にはアイオンと名前が付けられ、この台風で土石流が発生した沢にはアイオン沢と名前が付けられた。

積雪期に山スキーで早池峰の頂きに挑むルートとして、このアイオン沢を登路とするコースがあり、積雪期早池峰の頂きがワンディー登山が可能なコースです。

夏道登山口までの林道は路面が露出している所があり、雪が無い所をシールで歩く場面があった。夏道登山口から林道ゲートまではシール登高で進むが、真新しい熊の足跡があった。

アイオン沢に入り林道看板までは左岸を登るが、今年は積雪が多いので途中から沢の中を進む事が出来て、密な樹林帯に苦労する事は少なかった。

林道終点の看板付近では、青空に輝く太陽の下、これから登るアイオン沢を見上げると、崩壊地の左側に白い急斜面が上部まで続き、登高意欲が湧いてくるのを感じる。

アイオン沢下部急斜面の登高は避けて、尾根を一つ越した沢状の所をシール登高した。アイオン沢下部急斜面を越してからは、右手に見える1,522mピーク寄りに進み、早池峰と中岳の稜線を目指して登った。

稜線上の1,850mのピークを早池峰の頂上と勘違いして頂上に着いたと思ったが、左方に更なる高みのピークがあり、決意を新たにして疲れた体に鞭打ってスキーで頂上に向かった。

早池峰頂上付近は、岩(石)に雪が付着して、さながら樹氷を思わせるスノーモンスターの中を進み、6時間の登高の末、念願の早池峰頂上に到着。

頂上には他の登山者が見られず、我々3人で早池峰の頂上を満喫出来た。

頂上付近はアイスバーンになっていたので、シールを装着したまま滑走開始。

シールを外してからはお待ちかねの大滑降だが、アイスバーン、ストップ雪、グサグサ雪と変化する雪質に対応する脚力が残っていなかったので、幾度か転倒しながら苦戦した滑降になってしまった。

事業看板からは、残っている体力を考慮して、林道を滑降した。帰路の林道では雪解けが進み、スキーを脱いでザックに括りつけて歩行するシーンが多々あった。

車を駐車した所に戻った時には、3人とも疲労はしていたが、心の中は満足感で一杯であった。

 


秋田駒ケ岳横長根スキー登山

2015年03月31日 08時50分36秒 | 山行速報(山スキ-)

日時  :2015年3月21日(土)

メンバー:kim 他6人

 コース :仙岩トンネル(7:20)~第1展望台(10:05)~ 第2展望台(10:40)~ 仙岩トンネル(12:30)

仙岩トンネル入口駐車場にて準備を整え、7:20 出発。

竜川にかかる橋を渡り作業道を進む。所々、片側は切れ落ちていて雪も硬いので注意して通過する。

一旦、国見温泉へ続く県道に出るが、すぐに尾根に取りつき針葉樹の混じった林をシール登高する。

急斜面が見えてきたらやや左に進路をとり、上部の白い平坦地(窪地)で小休止。滑降時に迷いやすいポイントには赤布でマーキングして歩を進めた。

ここから見上げる横長根は無木立の白い斜面が広がり、下降(滑降)時が楽しみだ。

その後はブナの疎林の尾根をシール登高するが、気温が低いせいか雪も適度に硬く登りやすい。

稜線直下は右にトラバース気味に登り、雪庇の切れ目から横長根稜線に出た。やや風があるが視程良好。

横長根の稜線をシール登高して第1展望台~第2展望台と進が、横岳までの稜線には、風で吹き飛ばされて雪が無くシール登高では進めないので、第2展望台で行動を打ち切り下降する事にした。

アイスバーンになっていたのでシールを付けたまま稜線上滑り、適当なドロップポイントからシールをはずし、滑降を開始した。

雪質が気温上昇によって適度に緩んだのでテレマークターンも決まり、快適な滑りを楽しめた。

 


丹沢 水無川源次郎沢・勘七ノ沢遡行

2015年03月29日 23時22分04秒 | 山行速報(沢)

2014年 4/26(土)~27(日) 天気:晴れ・晴れ
丹沢 水無川源次郎沢・勘七ノ沢遡行に行ってきました。

メンバー:釣師N氏・Appleの2人パーティです。
装備:ザイルφ8.0×30m

今回の登山行程は、前夜発車で常磐道=首都高=東名=蛯名SA(車中泊)まで入る。
26(土):蛯名SA=秦野中井IC=9:55戸沢山荘~10:20源次郎沢入渓点~11:30-12:20F5~13:50-14:20F9~14:50-13:10大倉尾根~16:20戸沢山荘=秦野戸川公園P(車中泊)

釣り仲間の登攀訓練を兼ねて春まだ浅い丹沢に行く。
いつものように蛯名SAで買出しと大宴会の後車中泊となる。

戸沢林道は荒れており四駆であるがゆっくり走らざるをえない。
意外と時間がかかって遅い到着となる。戸川山荘の駐車場にはけっこう車が止まっている。
準備をして林道を歩き堰堤のところから入渓する。
注意して進まないと水無川本谷に方に入ってしまうので、直ぐの尾根道を上がり左に下って源次朗沢に入渓となる。
荒れた感じのゴーロを行くとF1は左を登る。F2は連瀑帯のような感じで何処でも登れる。
F4になると講習のような大パーティで渋滞している。行動食を食べたりして大休止。左より登る。
F5も大渋滞でまいった。ここでもお茶を沸かして大休止の後左より登る。
F6~F8はまり印象に無い。
F9も渋滞しており左よりロープを引いて大きく巻く。
巻いたあとはガレ場の続き、適当なところから左の尾根に取付き大倉尾根の途中に出る。
天神尾根を経して戸川山荘に下山する。

  
戸沢山荘駐車場   水無川 入渓点    源次朗沢の入渓してすぐ

  
F1 4m滝      F2 多段8m滝 F4 10m滝

  
F5 3段12m滝 F9 8mCS滝 左側の尾根を登る

  
大倉尾根に出る   大倉尾根を下る   天神尾根分岐

基点にもどる

 

27(日):10:30県民の森P~11:05-30西山林道二俣~11:45小草平ノ沢出合~11:50F1~12:20F2~13:00-45堰堤上~14:05二俣~14:30県民の森P

昨日の大宴会のせいで朝寝坊する。あわてて西川林道に向かうが通行止めになっている。
大きく迂回して県民の森から林道を歩いて入渓点まで行くことにする。大きく時間ロスである。
堰堤を左から越えて二俣になると左奥に滝が見えのがF1である。
ロープを引いて左壁に取付くがスタンスが小さい最初の2mが核心かな。
F2もロープを引いて右を登る。ガバなので問題無く登れる。
F3は釜のある斜瀑で左を登る。
堰堤は右より巻く。上の河原でランチにするが時間も押してきたので、今日はここまでとする。
登山道に上がって下山する。

  
駐車スペース   勘七ノ沢出合     入渓点

  
F1 7m滝   F2 6m滝  F3 7m釜あり斜瀑


堰堤上より登山道に出る

by Apple


雲竜渓谷

2015年03月29日 22時13分22秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2015年 2/01(日) 天気:晴れ

日光 雲竜渓谷に行ってきました。

メンバー:N氏・S氏・Appleの3人パーティです。
装備:アイスクライミング用具一式 ザイルφ8.0×30m 2本

今回の登山行程は、前夜発車でR408=R125=R294=R123=R4=R119=雲竜渓谷林道ゲート(車中泊)まで入る。
01(日):7:35雲竜渓谷林道ゲート~7:55稲荷川遡行~9:00堰堤~10:00-10巻き林道へ~10:35洞門岩~11:20雲竜渓谷~11:50-14:20雲竜瀑(アイス訓練)~15:25洞門岩~16:30雲竜渓谷林道ゲート

前から興味があった雲竜渓谷に行くというので参加する。
CLを任せるとのことで、稲荷川を遡行して雲竜渓谷に行きアイストレーニングをする計画とする。
スポーレで待ち合わせて日光に向かう。駐車スペースは混雑が予想されるので今晩中に連動ゲートまで行く。
いつものように宴会して車中泊とする。

明るくなってくると雪を踏みしめる音で目が覚める。
沢山の人が雲竜渓谷に向かっているようだ。
皆を起こして朝飯食べて準備をして出発。
林道を右に入り沢に向かい、大きな堰堤の上を歩いて対岸に渡る。
雪の積もった沢左岸に降り、河原歩き遡行を開始する。
沢を2回徒渉して堰堤右に取付きフリーで登る。
S君がアイゼン慣れてないようなのでロープを下してビレイする。
しばらく行くと大きな堰堤が連続しており時間がかかるので右より高巻きして林道に出る。
林道をしばらく歩くと巨大な堰堤が表れる。右より巻いて大きな河原に出る。
徒渉1回して右岸よりに進むと氷柱が表れ、先にゴルジュが見える。
左より高巻きして林道に出る。ここからは一般道を歩くことになる。
洞門岩を過ぎたところより沢に降りる。こちらの方がショートカットになる。
一端林道に出て、雲竜渓谷と看板のある所から階段を降りると渓谷になる。
人が多いのでいてビックリする。団体のツアー客が沢山いるようである。
気温があまり上がらないので氷のコンデションは良いようだ。
人が多いのでアイストレーニングできそうな場所が無い。
雲竜瀑の下まで行くと左奥に人が居ない場所があり適当な氷柱を見つける。
大休止して行動食を食べて準備する。
N先生の指導のもとにアイストレーニングを実施した。
あまり時間は取れなかったがいい練習になった。
帰りは林道を下ったが長くてまいった。


雲竜渓谷 林道ゲート

  
稲荷川       ここより入渓する  最初の堰堤を越える

  
大きな堰堤が連続する 高巻いて林道に出る 巨大な堰堤 右より巻く


堰堤上部には広大な河原

  
綺麗な氷柱がある ゴルジュがあり左より高巻きして林道に上がる

   
雲竜渓谷入口 ツアー客が沢山いて渋滞している 立派な氷柱

 
雲竜渓谷最奥部  雲竜瀑

 
アイストレ1    アイストレ2


大氷柱の中から雲竜瀑を見る

by Apple


前掛山(浅間山)

2015年03月29日 14時49分42秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2015.03/28(土):日帰り Kei2

 【コース】

天狗温泉 浅間山荘~火山館~前掛山(ピストン)
7時出発~13時10分到着

http://www.nagano-tabi.net/sc/treckking/map/map13.pdf
さわやか信州.netより
http://www.city.komoro.lg.jp/doc/2014022400258/file_contents/4d0ec900008.jpg
小諸市観光案内.より


浅間山荘駐車場 500円
(車のドアノブに料金メモが貼付あり。メモと一緒に料金を支払います。)
冬期間トイレ使用禁止


前掛山は風が強いことでも有名なので、タミングを見計らっていたら、この時期になってしまった。
土曜日まで天気は広く晴れ、春本番の暖かさが続くと言うので、このチャンスで行くことに・・・

二の鳥居~火山館は目印がほとんどないので、道迷いに注意!




浅間山荘駐車場



登山口入り口にトイレ(冬期間使用禁止)



鳥居を過ぎた左側で登山届を提出



橋を3回渡り、湯の平コースへの道標あり。
一の鳥居~沢沿いに進むと、不動滝


二の鳥居でコースを間違えないように注意。

鳥居横が火山館へのコース

鳥居をくぐり、踏み跡を辿ってしまい、道迷いしてしまい、斜面を横切ってコースに戻ることができた。

いくつもの迷い痕あり



火山館
冬期間トイレは男性用しか使用できなかった。



カラマツ林を抜けると森林限界。
岩場の急な上り坂を外輪山の稜線まで一直線に上って行く。


シェルター


外輪山の稜線


前掛山


北アルプスの全貌

遮るものがないので、大展望。
富士山、八ヶ岳、中ア、御嶽山・・・さまざまな山が360度。


風が冷たく、山頂での滞在時間は30分が限界。



6本アイゼンなので、下りは慎重に。結構な急坂。
後方は黒斑山稜線。


ゼブラ模様がさびしい。浅間山



槍ヶ鞘(やりがさや)

火山館から二の鳥居間は目印がほとんどないので、道迷いに注意しながら
下山。(左側ルート)
二の鳥居から山道を通って一の鳥居への下山ルートで駐車場へ。

登山者は30人もいなかった。
6本アイゼンは自分を含め2人だけ。(皆、10本以上)

 

おつかれさまでした。

 

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

 

おまけ

登山口の浅間山荘のアイドル発見

生まれたばかりのミニブタちゃん


 


安達太良山スキー登山

2015年03月24日 19時11分35秒 | 山行速報(山スキ-)

2015年 3/14(土)-15(日) 天気:曇り・晴れ
安達太良山スキー登山に行ってきました。
 
メンバー:Apple(単独)
装備:山スキー一式
 
今回の登山行程は、前夜発車で常磐道=磐越道=東北道=安達太良SA(車中泊)まで入る。
14日:安達太良SA=二本松IC=R459=8:55あだたら高原スキー場~9:40バイオレッドライン・リフト上部~10:50-11:00薬師岳展望台~11:55仙女平分岐~12:30-40_安達太良山山頂手前/滑降~13:10薬師岳展望台~14:00スキー場=道の駅つちゆ(車中泊)

年度末の多忙な中時間が取れたので、ささっと出発。
いつもの安達太良SAで宴会して車中泊。ウルトラマンダイナは健在であった。
 
朝移動して、あだたら高原スキー場に着くと、くろがね小屋のあんちゃんがいる。
雪1mぐらい積もったから覚悟して行ってねとのアドバイス。
そんなの関係ねーとチケット1枚買って出発。
登山道を登りゴールドラインのリフト乗り場に着くと行列が、リフト故障して動かない。(^_^;
バイオレットラインを動かしてもらって乗ったが、予定よりはるか下までしか行けなかった。
トレースがまったく無いなかを1人若者スキーヤーがラッセルして登っている。
おっちゃんも交代しようと頑張って追うが追いつかず。(T_T)
薬師岳展望台に直登という感じで深雪急登をなんとか乗り切る。
仙女平分岐を過ぎたころから風が強くなり視界が悪くなる。
若者は先に進んだようだが、今日はここまでかと滑降し往路を戻る。
ワカン・スノーシューのパーティは敗退したようだ。

 登山道を登るが雪が深い

深雪の急登を山スキーヤーを追う

薬師岳展望台に到着

これより少し先斜面より滑降する


15日:道の駅つちゆ=8:50あだたら高原スキー場~9:20ゴールドライン・リフト上部~9:50五葉松平~10:30-45稜線~11:00仙女平分岐~11:50-12:10安達太良山/滑降~12:50-13:00峰ノ辻~至勢平~13:15-25至勢平下部~14:25スキー場
 
昨日とうってかわって良い天気。
今日はゴールドラインのリフトは動いているので利用する。
トレースがばっちりついているので、楽に五葉松平を経由して稜線に出る。
ここで大休止していると世話になった福島県警の防災ヘリが旋回したりホバリングしたりしている。
昨日遭難してビバークした人を救助したらしい。
仙女平分岐を過ぎたころからトレースを外れ直登で山頂を目指す。
最初は快調に登ったが、山頂近くになるとクラストしたアイスバーンとなり滑る滑る。(>_<)
いまさらルート変更もしゃくなのでそのまま根性で登り山頂下に出る。
アイゼンを着けるのも面倒なのでそのままで山頂へ、帰りは滑るので緊張した。
ここから滑降しようと試みるがアイスバーンでヤバそうなので、斜滑降で雪がやわらかそうなところまでトラバースする。
峰ノ辻の上辺りから滑るが、所々が凍っており冷や汗せもんであった。
峰ノ辻で大休止して至勢平を滑降する。すばらしい広大なバーンである。
トレースの無いコースがふんだんにあるが雪が重く曲がるのが大変。
あっというまに登山道に合流する地点になるが、ぎりぎりまで粘って合流した。
狭い登山道を頑張って滑ったが足はパンパンに。
適当なところでスキーを引いて坪足で下山する。

快晴のあだたら高原スキー場
 
五葉松平から安達太良山頂を望む
 
稜線で大休止中、自分撮り
 
南側の稜線を見る
 
山頂直下のクラスト斜面
 
立派な海老のしっぽ
 
安達太良山山頂です。
 
トラバースしてここから滑降
 
山スキーヤーが滑降している
 
至勢平は広大なバーンだ

by Apple

谷川岳 芝倉沢 山スキー

2015年03月21日 21時14分39秒 | 山行速報(山スキ-)

日程:2015年3月21日

メンバー:sasa

コースタイム:天神平8:50-肩の小屋11:40-一ノ倉岳13:40-湯檜曽川14:50-土合橋15:40

 

今年から山スキーに復帰しようと思い2週間前に兼用靴、板、シールを購入した。TLT対応の兼用靴だったが、よくわからないのでビンディングは古い板からジルブレッタ404を付け替えた。


山スキーは10年間のブランクがあるので、前日に天神平スキー場で1日練習をして滑り方を思い出す。

水上道の駅で車中泊し、朝はゆっくり起きて天神平ロープウェイの駐車場に移動する。

朝8:30分のロープウェイに乗り天神平へ。天神尾根には登山者の列が出来ていた。
天神平からシールを付けてトラバースして行くが、全体的に雪は締まっていてアイゼンは必要そうだ。肩の小屋まではシールで登ってみたり板を担いだりを繰り返し手間がかかった。肩の小屋の広場でのんびり過ごし、食べ物や水分を補給する。

オキノ耳から一ノ倉岳へは、たまに足がズボリと潜るので疲れる稜線歩きになる。
一ノ倉岳から少し下った芝倉沢の降り口は急斜面でカリカリなので非常に怖い。傾斜のなだらかな尾根の方へいったん逃げる。
芝倉沢では先行の2名、後続の2名のスキーヤーと一緒になった。ノド付近は急斜面になるが雪がゆるみだし滑りやすくなる。デブリが目立ちはじめ全く気が抜けない中、安全そうな所で休みながら滑り下りて行く。
下部になるとデブリが沢を覆っていたので板を外して通過した。

虹芝寮付近になると傾斜はゆるやかになり樹林帯の中を安心して気持ちよく滑る。そして湯檜曽川沿いを土合橋までのんびり滑った。

 

天神平からシールを付けてトラバースして行く。

北斜面になるとクラストしているので途中からアイゼンに変えた。(自作スノープレート)

熊穴沢避難小屋を過ぎた辺りから再びシールで登る。

傾斜が急になってきたので。板を担いで登る。

オキノ耳までは登山者が多い。

一ノ倉岳の登りはズボズボ足が潜るのでシールを付けて行く。

芝倉沢の降り口。

芝倉沢上部の大斜面。

芝倉沢のノド付近から見下ろす。

芝倉沢の中間部。

デブリが沢を覆っていた。

湯檜曽川沿いを滑る。

 

 


奥沼津~沼津アルプス縦走

2015年03月21日 19時56分08秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015.3/14(土):日帰り 

メンバー:kei2、他1名

 

【コース】

1日目:日守山公園登山口~太平山~鷲頭山~徳倉山~横山~香貫山~香陵台

車2台使用。 登山口と下山口に車をデポ

登山口:日守山公園登山口P  20台程度( トイレあり)
下山口:香貫山香陵台P      10台程度 ( トイレあり)

 

沼津アルプスは太平山から、鷲頭山、徳倉山、横山、香貫山と続く標高400m以下の低山の連なるアップダウンの縦走路。
今回は太平山から東にある日守山、俗に言う奥沼津アルプスからスタートすることに・・・。

西側は沼津市外と駿河湾が一望、北側は富士山、そして箱根。
残念ながら、今回は富士山を見ることはできなかった。

 

平成26年2月13日(木)に、皇太子さまが沼津アルプスで登山を楽しまれましたそうですヨ。

 

【1日目】:晴れ

 

ここが、日守山公園登山口P



地元の人の散歩コースとなっており、親切に杖が用意されている。


桜咲く 


日守山公園山頂まで20分。正式名は大嵐山
ピクニックには最高。立派な展望台もあり。


柵の隙間から登山道へ


太平山までアップダウンの道で、急坂にはトラロープが付いている。 


太平山 356m
ここまでが奥沼津アルプスで、この先から沼津アルプス。





最高峰の鷲頭山 392m


徳倉山 256m


横山 183m
 

一旦車道に出る。
 

車道から香貫山への登る。
ゴルフの打ちっぱなし場横を通り、林道を山頂まで、グダグダ登る。


香貫山頂の展望台からの眺め。
沼津市と海


遊歩道を通り、20分足らずで駐車場へ


おつかれさまでした。

 

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

 

 


南沢大滝

2015年03月15日 17時04分26秒 | 山行速報(雪山・アイス)

八ヶ岳 南沢大滝

 

メンバー jin&yoshi

今回で3回目かな、綺麗なブルーアイスでうっとりしますね。。

アイスをこよなく愛する男yoshiの勇姿

午前中は、貸し切り。昼からは上がってきました。

タフガイyoshiの勇姿2 

アバラコフやってみたり  NO ICE NO LIFE !

 

                                                   jin

 

 


厳冬期岩手山 ワンディ登山

2015年03月11日 21時24分44秒 | 山行速報(山スキ-)

厳冬期岩手山 ワンディ登山挑戦記                    

1、日時 2015年2月28日(土曜日)
2、メンバー kim 他3名
3、行動時間 相の沢駐車場(6:50)~砂防ダム(7:40)~スキーデポ地点1,586m(11:15) 
     ~最高到達1,740m(12:00)~スキーデポ地点1,586m(12:30~13:00) 
     ~砂防ダム(14:00)~相の沢駐車場(14:15)


前日、盛岡は春を思わせる湿った雪が降り続き、沿岸地方は快晴で強風が吹き荒れ、山には湿った新雪が降り積もったが、日曜日は悪天が予報されているので、今日の土曜日がワンチャンスと判断しての山行が実行された。しかし、樹林帯のラッセルに時間を採られると時間切れになったり、頂上付近に強風が吹き荒れていると上部はアイスバーンになっていて手強いし、悪天で視界が悪いとホワイトアウトになる等で、厳冬期の岩手山をワンディ(1日)で登頂するのは至難の業だと思うが、先週に登った白い桃源郷八幡平の余韻が残っている3文字名前の中高年の星テレマーク4人組が、今週は2月最後の厳冬期岩手山の頂を目指して相の沢駐車場に再び集結した。
シールを装着して雪の中に歩を進めるとスキーが20Cm~30Cm位沈み、ラッセルのアルバイトを強いられる一日になりそうだ。しかし、中高年の星3文字名前のテレマーク4人組は先頭を交代しながら黙々とラッセルに励み、確実に高度を上げて行った。


山の神も我々中高年の星テレマーク4人組を見捨てず、雲が流れて徐々に青空も見えるようになり、風も弱まってきた。しかし、上部に行くにしたがって雪も深くなり、スキーでのラッセルが辛くなり、先頭を交代する頻度が多くなってきた。
 途中で小さな沢を横切る所では、今日の雪質では雪崩の心配は少ないが全員同時行動は控えて、先頭がラッセルして横断するまで見守り、安全を確認してから残りのメンバーが沢を横切った。
少しでも雪崩の懸念がある場所では、登高時も滑降時も1人づつ行動して残りのメンバーは、その行動を見守り、万一の場合には速やかにアクションを取る事が必須だと思う。


小さな沢を横切った対岸の尾根には白いオープンバーンが広がっているが、少しでも雪崩のリスクを回避する為に樺の木々の中をラッセルして進むと、雪面の状態に変化が見られ、アイスバーンの所も現れるようになってきた。上を見ると所々には這松の葉が見られ、更に上部には岩が出ているのでシール登高を断念してスキーをデポし、テレマークブーツにアイゼンを装着してツボ足で更に高みを目指した。しかし、雪が締まっていない場所では膝まで雪に潜り、疲れること甚だしく、時間だけが過ぎ去って行くように感じられた。


岩手山の頂上は遥かかなたなので、御神坂コースとの合流点を目標点に定めて登高を続けたが、1,7400m地点で断念した。やはり厳冬期岩手山の頂は遠かった。
スキーデポ地点まで戻り、シールを外したスキーをブーツに-装着して滑降モードに切り替え、お楽しみの滑降開始。しかし世の中は甘くは無かった。

                         
最初はシュカブラ状のところで脚を取られて転倒したり、昨日降った湿った雪が更に重くなり思うようにターンが出来ず、今日は修行モードの滑降になりそうだ。


直滑降、不格好、斜滑降、と各自が持っている引き出しから応用技術を引っ張り出して、重い湿った雪の樹林帯を滑ると太股がパンパンに張り、途中、大休止をして無事滑降終了。
今日の修行モードの雪質の中、怪我もなく無事に滑降できた中高年の星テレマーク4人組の老練なテクニックに脱帽。