acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

女峰山

2016年10月30日 21時15分54秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2016/10/23(日) 天気:晴れ

メンバー:szt,W辺

 

 23日は古賀志山で岩トレのつもりでいたら,自転車のジャパンカップが開催との情報が舞い込む.どよ~ん.じゃああきらめてこの時期の天気が良さそうなら山だよね~ということで女峰山に行ってきた.W辺さんも頂上まで行ったことないというので何とも癒し系なのんびりハイキングの気配である.

 いろは坂,東照宮周辺は車激混みが予想されるので,瀧尾神社の駐車場から7:50頃歩き始める.予想以上に駐車場はガラすきであった.

 今回の自分の目的はといいますと,ハッキリ言って「紅葉」.まさか会の人と来るとは思わなかったが,いずれは誰かを連れてきたいものである.

 で肝心の紅葉はといいますと,,,

なんだか葉っぱは散っている.多い木は樺系だから仕方ないのか?それとも台風の影響か?

8:52,稚児ヶ墓を通過.

 その先の広葉樹林帯はまずまずの色づき.しかし一面色がついている感じでもない.こんなものか?2年前に金精峠の辺りを眺めたけれどその時の色合いを見ているから,今年の紅葉ははずれな気がするのだが,,,そんなことないのかな?

それでも,標高が上がってくればカラマツの葉っぱが染まっていく.写真では伝わらないけどなかなか綺麗なのだ.

カラマツの黄葉を従える?男体山.どうにも綺麗に撮れないけど...

紅く染まった葉っぱもあるけれど限定的.

予報通り午前中は晴れていて,2,000m前後の高さはカラマツの黄葉が映えていた.赤い山肌,青空,カラマツの黄葉がキレイ.これまたうまく撮れずにこの景色を伝えきれないのが残念極まりない.

黒岩からみる,雲竜瀑方面もなかなか.

そうこうするうちに,12時前に避難小屋に到着.山頂方面を見上げるとなんか景色は悪そうだ.降りてきた人に話を聞けば展望はないということなので,私は山頂アタックはパス.ここまで来れれば今日は胸いっぱいです,はい.

W辺さんは折角なので山頂まで行くとのことなので,私はここで昼食&日向ぼっことなりました.

で,癒し系のつもりで今日は山に来たので,数か月ぶりに山でカップラーメンをすするのでした.

食べ終わったら,うたた寝までして最近のんびりした休日が続くなぁ~.

その頃,W辺さんは山頂で記念撮影.どうも雲が切れて何とか景色も眺められたみたい.良かったっすね~

これは男体山方面?

そして,太郎山,小真名子方面?

13時頃にはW辺さんと避難小屋で合流し下山と相成りました.

このルートはどちらかというと下山時の黄葉を見下ろすところがキレイでは?という予想通りなかなか見ごたえがありました.

 駐車場には16時頃に無事到着.多分当たり年の紅葉ならもっと綺麗なのかな~?などと思いつつ日光の山を後にした.

 振り返れば10月は癒し系の山が多かった.それでもココロに力を貯めるにはまだまだ時間がかかるかな?貯まろうが貯まるまいがまずは精一杯自然を楽しまないとね.

 

szt


蝶ヶ岳

2016年10月25日 23時50分28秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2016.10/22(土)~23(日):1泊2日 

メンバー:kei2


【コース】

1日目:三股登山口P~三股登山口~蝶ヶ岳・常念岳分岐~まめうち平~蝶ヶ岳(テント泊)

2日目:蝶ヶ岳~まめうち平~三股登山口~三股登山口P


【1日目】:曇りのち小雨(14時~19時頃)降ったりやんだり

 

仕事が終わり直行で三股登山口に向かう。
2330分に到着。5割程度と余裕。

430分起床。駐車場は7割程度。
5時頃から出発する人が数名。
準備を整え、暗い中530分。(ヘッドライトはかろうじて使わなくても足元は見える。)


ここから800m先が登山口


登山口と最終トイレ


最終水場 力水汗


ゴジラの登場

ここから一気に登りがキツくなり、急斜面をジグザグに登っていく。



休憩最適地のまめうち平
休憩しているとチラホラ人が・・・こんなに人が少ないとは意外だった。

まめうち平から少し緩傾斜の道が続くが、再び急登の始まり。



ダイナミックなな迫力の穂高連峰



 


槍ケ岳

色とりどりに輝くテント

 

【2日目】:晴れのち曇り

星空と穂高連峰


北穂高小屋


穂高岳山荘


常念岳と広がる雲海


6時の気温 -4℃



無事に下山しました。


ほりで~ゆ 四季の里を過ぎると登山口に通じる林道 烏川線(堀金烏川)の通行規制


 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆



雨飾山

2016年10月25日 22時47分06秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2016.10/15(土):kei2、他1名

 

天気:晴れ晴れ

 

【コース】

雨飾高原キャンプ場~大海河原~荒菅沢~笹平~雨飾山(ピストン)



400m毎に案内標識が11枚。 山頂まで4400mの道のり。


最初は少し下り、その後しばらく平坦な木道


ここからブナ林の急坂を登る。


登山道が大渋滞


荒菅沢で皆 小休止



あっ、という間に、山頂(南峰)は大混雑。


焼山から噴煙がモクモク・・・


糸魚川方面


ズームイン右  日本海まで~・・・


駒ヶ岳~鬼ヶ面山~鋸岳の縦走路


黄葉がみごともみじもみじもみじ


下山はハシゴの上り下りで立ち往生。

紅葉の山を求めて山登りをしたが、1~2週間ほど、色づきが遅れているようだ。 

その分、長く楽しめるのかもしれないが、燃えるような紅葉はあまり期待できそう・・・


おつかれさまでした。

 

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


登川・米子沢~巻機山

2016年10月19日 01時45分09秒 | 山行速報(沢)

2016/10/15 登川・米子沢~巻機山


「はぁ~。いいねぇ。」

そう、何度言ったか。
いや、腹の奥底から自然と出てきたことか。


決して

     イイネ!(・ω・)b

そういうのじゃないです。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

米子沢は言わずもがな。
巻機山に突き上げる名渓。
sztさんと。

前夜に桜坂駐車場へ。
朝には駐車場は満車状態。さすが、秋の巻機。
いつも平日山行のsakは「なんか土曜日ってすごい」とか思っちゃうのでした。

作業道をテクテクあるいて、河原は乾いた石伝いにトントン跳ねるがごとく。
秋空が心地いい。

そして最初の「はぁ~。いいねぇ。」

滝場の前に身支度を済ませて滝場を適当に行く。
多段大滝は右岸高巻く。

10m滝は水流右の岩溝を行くが、朝一なので慎重に。
あとは、登れそうなところを、登って行く。
今日のこの天気に乾いた岩なら不安はない。

ゴルジュ帯も問題となるところはないが、初心者がいたならロ-プを出した方がいいだろう。
程よい間隔で滝場をこなしていくと、米子の白眉。

大ナメ。

草原に、やや枯れの草原。
向こうに雲一つない青空。

「はぁ~。いいねぇ。」

言葉ではないのです。
たぶん、写真でも伝わらないのです。
それは、そこでのみ感じることなのです。

 

ゆっくりと、堪能しながら水を蹴る。

 「はぁ~。いいねぇ。」

sztさんと顔を見合わせ、この言葉他ない。

 


青空への階段をゆっくりと。

 「はぁ~。いいねぇ。」

この瞬間、みんなにも分けてあげたい

 


左俣から避難小屋に出る。
優しい巻機の峰に行き交う人たち。
それに習って、巻機本峰から牛が岳まで。

越後駒-巻機-谷川。
憧れの縦走路を仰ぎ見る。

この山が、そしてこの草原が生まれてこなかった、世界を想像してみる。
彼が、彼女が、生まれてこなかった、世界を想像してみる。


この世界は、偶然なのだろうか?
否、現実はいつでも必然だ。

素晴らしき哉、山人生。


sak


谷川岳 一ノ倉本谷下部

2016年10月18日 19時01分14秒 | 山行速報(沢)

谷川岳 一ノ倉本谷下部


今年はさ、あれだよね。
一ノ倉沢のさ、あれ。

たぶん、もうないよね。
幻の滝が出てるだろうよね。

9月の中頃から、山仲間に囁かれていたものの、
折からの天候不順で計画は延期、延期を繰り返して10月に入ってしまった。
そして、ようやく秋空の好機が。

S子さんと、いざ一ノ倉本谷。

「幻の滝」 幻とはいえ、実際にはないものが、あるように見えるたりするわけではない。
むしろ、それは恐ろしい。

((((;゜Д゜)))ガクブル


「万年雪」といわれる本谷の雪渓が消えた時にのみ姿を現す。
つまり、存在の確認が難しく稀有なこと。有り難い現象。

(´∀`*)))ハイ、正解ィ★★


一ノ倉出合から沢通し。
衝立前沢の滝は腰まで水に浸かって、チョックストンを越える。

フィックスを伝って滝上まで
このスラブからロ-プを出してテ-ルリッジ下部まで。

沢床に降りて右岸バンドを上がり、草付手前で右にトラバる。
岩ドロな斜面をトラバ-ス。結構いやらしい。

ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!!


あとは、乾いたナメとスラブを快適に。
足を突っ張ったりしながら。
水線を右に左に、思い思いのトレ-スを引く。

幻の大滝は、左壁に取りつく。
結構、クラック、リス、バンド状が目立つものの、なかなかどうして。
S子さん、ナイスリ-ドです。

クライミングシュ-ズにすべきだった。ちょっぴり後悔。

( ;_;)ヾ(・ω・`*)ナカナイデェ

 


あとは、ワイド画面のようなスラブを行く。
左に滝沢下部。右に衝立岩。
見慣れたテ-ルリッジからの景観とは違う世界が広がる。

゚+。感:.゚(O*p´∀`q*)゚.:激。+゚


本谷バンド到着が想定時間を越えていたので、ここは潔く4ルンゼを諦め、南稜テラスへ。
撤収です。

撤収ッー!! (-o-\) λλλλλ,,,,,ゾロゾロ

 


幻に想う。

『人の生を享くるは難く、やがて死すべきもの、今いのちあるは、有り難し』

仲間とともにある、幸せ。
去り難き、幸せ。
有り難し。


sak


日光男体山

2016年10月11日 21時07分10秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2016/10/10(月) 天気:晴れ/曇り

メンバー:szt(単独)

 

最近は仕事の兼ね合いで,勤務日直前の休日は全力山行,遠征のクライミング全力トライは控えている.こんなこと1年前には考えられなかったけど.その時その時で人のココロは変わるものだ.

で,三連休最終日だけ晴れそうならやっぱ山でしょ!疲れが残りすぎないところはどこか考えて,,,

日光の紅葉具合の偵察もかねて男体山に行ってきました.

お目当ての葉の色づきはといいますと,いろは坂や中禅寺湖周辺はちょっと色がついたくらいな感じ.それより驚いたのは車の数!登山口の無料駐車場は7時過ぎの時点ですでにいっぱいのため,初めて有料駐車場に車を泊める.

振り返れば日光のこの時期に土日祝日に来るのは初めて.人気あるんだな~

7:30に久しぶりに神社から歩き始める.

車が多ければ人も多い.特に飛ばすわけでもなく,いつものペースで登っていく.

振り返れば中禅寺湖に朝日が当たって輝いている.

五合目辺りだったか,少し色づいた葉っぱもちらほら.

8:30頃は青空が素晴らしく,山頂の展望に胸が膨らむ.

どんどん高度を上げて振り返ると,中禅寺湖の眺めにも雲が見え始めた??

で,9:16もうすぐ山頂というところまで来てみると,ガスが,,,

9:26,山頂に到着したものの残念ながらガスに巻かれて期待していた展望はなし.

トホホ,戦場ヶ原や湯ノ湖周辺の紅葉や,白根山,会津の山々の眺めを期待していたのに宿題となってしまった.残念.でも,山登りに限らず他のことでもいえるけど,いいことばかりじゃないよね.紅葉に染まる景色を見おろすという目標ができたと思えば,また来ようという気持ちも生まれるし...

10分もたたないうちに,栄養補給,水分補給を済ませて下山にとりかかる.何しろ寒いので.

下山途中,小さなカラマツが色づいていた.かわいらしくてきれいだね~

男体山を下るたびに思うけど,天気が良ければ下りは中禅寺湖の景色が楽しめる山だよな~

下る最中も午前中だけあって登ってくる人が多い多い.こちらはユルイ系ハイキングのつもりなので,ノンビリ下っていき,11:20には神社に到着したのでした.

概ね4時間ほどの山行.今日望んでいたものは百点満点とはいかなかったけれど,久々に青空の下のんびり歩いて程よく疲れた一日になったのだった.

szt


岩遊び 古賀志山

2016年10月11日 20時19分31秒 | 会員日記

2016/10/9(日) 天気:小雨/曇り

メンバー:szt,他1名

 

ようやく暑さも落ち着き,スポーレで仲良くなったN隊員とともに古賀志山で久々の岩登り.当日は朝からいい雨が降っていて,道中「こりゃ~無理だろ~」と思いつつ岩場に向かってみたところ,,,

 

岩の状態は何とか登れるレベル.手は尽くしてみるものだ. 

前回来たときは降雨にて途中終了となったが,N隊員に今回は看板ルートのカモシカハングに登ってもらうべくアップ代わりにヌンチャクをかける.

いざトライとなると,,,フラッシュにて一撃...その実力はわかっていたが,いや凄いっす!

核心で戸惑っていたものの,あっさり突っ込んでガバを取るあたり,大切なのは勇気?気持ち?と思い知らされる.

その後も10台は一撃を続けるN隊員.

 

さすがに11台となると一撃は難しいようだが,こだわって11台の課題に何便も出さないスタイルといい余裕が感じられる.

こういうスタイルもありだなとモヤモヤとした頭の中を爽やかな風が駆け抜ける.

かくいう私も久々の岩場で登っている課題ばかりに取り付いたが,数えてみれば10本も登っていた.

程よく楽しめた一日だった.

 

szt