acc-j茨城 山岳会日記

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花園山・七つ滝遡行

2008年09月05日 19時06分15秒 | 山行速報(沢)

2008/9月上旬 花園山・七つ滝遡行

発動

北茨城・花園山の山麓、七ツ滝。久々の「ふるさと探検隊」発動だ。 
七ツ滝は花園山の入口、花園神社から奥山へ程なく進む。 
滝幅は狭いが、高さは約60m、その名の通り一ノ滝から七ノ滝まで7段落下している。 
とくに三ノ滝が最も壮観で、岩をうがった滝壺には「鮑」が生息している、という伝説も・・・。

そもそも、遅めの夏休み山行、唐沢岳幕岩になるはずだったのだが、ここのところの不安定な天候によって計画変更。 
残念といえば残念なんだけど、ここ半月ほど仕事が立て込んでいてお疲れモ-ドのさかぼうには、かえって良かったのだろう。

気を取り直して、七つ滝。 
元来、そう登られている滝ではないらしい。 
さて、真価のほどは・・・。 

 

動員

アプロ-チはほとんどなし。 
駐車スペ-スから10分ぐらい。 
七つ滝が豪快に流れ落ちる。

2段目からアンザイレン。フォロ-。 
このたびのパ-トナ-、Mさんは右岸をいく。意外と手こずっている。アブミ動員。 
うむむ。 
当初、かなりお気楽に構えていたさかぼうもいってみると、スタンスがつるつるで安心できない。 
しかも支点がぼろぼろ。まるでクラッカ-のように触ればポロポロと粉々になる有様。 
最初っから、してやられた感。

合点

2ピッチ。リ-ド 
右岸のハング下クラックも行けそうだが、相変わらず、足場がツルツルなので、沢屋ならここだろうと、右岸小チムニ-から小さく巻く。 
一旦水流に戻ってから左岸に移り、次の滝も小さく巻く。何だかすっきりしないが・・・。 
と、上部で左岸水流沿いに支点発見。

ここまで来て、合点する。 
七ツ滝ル-トは「沢登」ではなく、あくまで「シャワ-クライミング」なのだということに! 
とはいえ、この曇天にシャワ-は勘弁。

一番大きな滝も左岸に支点があるものの、右岸を行く。 
最後の2段は水線をいく。なかなかカイテキだ。 

 

オマケ

残念ながら、核心らしい核心をル-トミスしてしまったが、それはそれで次回のお楽しみ。 
今度は暑い盛りに来てみたい。 
そうして今度こそシャワ-クライミングだ。 

天妃山

それから、その帰りの、オ・マ・ケ。 
茨城の低山「天妃山」21m。 
海の眺めがヨカッタヨ-。

 

sak