acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

子持山獅子岩

2018年10月30日 20時11分07秒 | 山行速報(アルパイン)

2018/10/28(日) 天気:晴れ

メンバー:szt(CL),koz

装備:8.6mm × 50m ロープ×2,登攀具一式.

6:20道の駅こもち発→6:45 3号橋手前分岐スペース→7:10 7号橋登山口→7:53取付き着→8:00頃登攀開始→12:00頃頂上岩壁トップアウト→12:36取付き着→12:42下山開始→13:45基点P

 

 マルチピッチクライミングの練習として子持山に行ってきた.

前日は雨.よって予想されることは,ルートの大渋滞.初めは7:30に道の駅こもち集合としたが,念のため1時間早める.事前の情報から7号橋まで車で行けないことはわかっていたものの,どこから上がれるかイマイチよくわからなかったが,車でずんずん入っていくと適度に駐車できるスペースがありホッとする.

ただ,車はすでに5台ほどとまっており,どのくらいクライマーがあがっているかわからないので取付きまで黙々と歩く.7号橋直前の道が流されて,でかい岩が横たわっている.今までの駐車場までは多分もう上がれなくなるんだろう.

旧林道をふさぐ岩.多分もう道は整備しないでしょう.

獅子岩はここからアプローチ.ちょっと間違えそうになりました.

「この先危険」の方へむかうと...

取付きにたどり着けば先行は1パーティのみ.我々の直後に1パーティ.我々が登っている間に続々とやってきて,その後来たのは6~7人くらいいたのではないだろうか?見上げてみれば,岩はばっちり乾いてそう.

取付きより

到着時はご覧のような賑わい.この後も続々と参りました.

できればツルベで登りたいと思っていたが,1P目から前も後ろも渋滞の様相を呈し呑気に練習できる雰囲気はなし.空気を読んで1P~3P目はわたくしがリード.

1P目は途中の支点で一休み

このルートは全ピッチリードしているはずだがすっかりムーブは忘れている.リードしたピッチでは1P目と3P目がちょっと難しく感じた.クライミングスキルが落ちたのかな?

3P目途中.

3P目が終わったところの支点から先では,工夫すれば後続パーティをかわせそうだったのでここでパートナーにリードを交代.見た目にも容易そうな右のルートを進むことにする.

初リード?ガンバって~!!

後続パーティもやってくる

一旦区切ってさらに藪を進んでもらう

敢えて登れるところをと思い木や石を落とさないようにしながら藪の中を進んでもらい,頂上岩壁下でピッチを区切る.最後はやっぱりパートナーにリードを託しトップアウト.

ここのピッチ,登りづらいと思うのは私だけ?

上までくれば,毎度のことながら眺めが素晴らしい.ハイカーの方々や後続パーティもやってきて狭いながらもそこそこの賑わいに.せっかくなので記念撮影もしたりして.

安定しているのに,ロープを外すと途端に怖くなるのは私だけ?

記念撮影されるハイカーの方々

腹ごしらえをしたら,装備をばらし取付きにデポした荷物を回収して下るだけ.最近は安定した晴天が多くこの日もクライミング日和でした.

下部の派生ルートに取付くパーティ.今度はここを登りに来てもいいかも?

帰路は尾根の道から.青空に岩壁が映えますな~

この奥にも退避スペースがあり3台ほどとまっていた

ツルベで登るという目的は果たせなかったが,それは宿題ということで.課題があるから登山は楽しめる?

帰りの道中では久しぶりに温泉につかり,別行動となる相方と別れひとり下道でつくばへ帰ったのでした.次はどこに行こうかね~~

szt


天狗山~男山

2018年10月26日 23時50分40秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2018.10/22(月):kei2

天気:晴れ

 【コース】
馬越峠~天狗山~男山~天狗山~馬越峠

 

八ヶ岳連峰と中腹に広がるカラマツの黄葉を見るためにこの山を選んだ。

馬越峠は長野県の川上村から南相木村を結ぶ峠。
天狗山、男山に行くにはいくつかコースはあるが、馬越峠から天狗山~男山の縦走路が一般的なようだ。

登山口から天狗山まで1時間もあれば山頂に着く。
最初から急こう配なうえ、この時期落ち葉が多く、スリップ注意。
天狗山は岩場が多く、補助ロープが数か所あるが、ホールドやステップが豊富なので、使わずに済むところ多い。
360度の展望が広がる山頂の眺めは最高。

縦走路の男山まで地図上の標準タイムは1時間40分とあるが、1時間で到着。
男山山頂は、目の前に八ヶ岳(西)をはじめ、南アルプス、富士山、奥秩父、浅間山とぐるりと360度の大展望。

ひとり貸し切り状態で、贅沢な時間を過ごすことができた。

最初から急な登り。落ち葉が積もった急斜面は若干登りづらい。
ドンドン高度を上げて行く。

岩場にはお助けロープ。 使わずに済むところが多い。

山頂は360度の展望

縦走路の先にある男山と八ヶ岳連峰

富士山の横にはゴツゴツした瑞牆山

山頂に伸びるロープ

ぐるーっと360度の展望。サイコー!

遮るものがなく、八ヶ岳の全山と広い裾野が一望。
文句なしの大展望

南アルプスの北岳と間ノ岳は早くも雪化粧

富士山が真っ白(南)

さっきまでいた天狗山。来た道を引き返すことに。あ~、遠く感じる。

無事到着。

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


奈良倉山、鶴寝山

2018年10月26日 22時39分50秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2018.10/21(日):kei2

天気:晴れ

奈良倉山

【コース】
松姫峠~林道~奈良倉山~林道~松姫峠

前日、道の駅こすげを起点に大菩薩をぐるりと周遊。28km歩いて もうクタクタ。
あまりにも天気が良く、いてもたってもいられなくなり、予定を変更して軽めのハイキング。

奈良倉山は富嶽十二景のひとつ。
登山道はよく整備され、雑木林の合間から富士山を眺めながら歩くことができる初級コース。
30分で山頂に到着。
山頂からの眺望はないが、南側に展望台があり、富士山を望むことができる。

 

鶴寝山

【コース】
松姫峠~鶴寝山~松姫峠

峠を挟んで奈良倉山と反対側に登山口がある。
富士山を背後に雑木林の中を登るので、歩いている時は富士山は望めない。
20分で山頂に到着。

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


日光手焼沢

2018年10月23日 20時43分45秒 | 山行速報(沢)

紅葉の神子内川手焼沢を遡行し、長手沢を下降 (2018年沢納め山行)

 

20181021(日曜日)

天候  : 晴時々曇り

メンバー: sztm .Kim. koj

手焼沢入渓(8:00)~半月峠(11:40)~長手沢源頭(1200)~手焼沢/長手沢合流点(14:40)

 

今年の沢納め山行は癒し系の沢登りにしようと相談し、日光連山の神子内川支流の手焼沢に向かった。日光は紅葉の真最中なので、日光方面に向かう車の数は多く、高速道路の出口では朝の8時前に渋滞が発生していた。日光と足尾を結ぶ国道122号線は、かつて日本最大規模の銅鉱山として栄えた足尾銅山跡へと続く道路で、「銅街道(あかがねかいどう)」の別名がある。手焼沢は日光と足尾間にある日足トンネルを抜けると右手に流れ込んでいる沢で、国道からも不動滝の雄姿を眺める事ができる。トンネルを抜けた所にある空地に駐車して入渓。

不動滝とその上にある堰堤を階段状の巻道からクリアして手焼沢と長手沢の合流点に降り立った。手焼沢には大滝は無いが、3m~7mの小滝とナメ滝があるので初心者向きの沢かも知れないが、紅葉の中をのんびり遡行するには適した沢である。

10月に入り水が冷たくなってきたの、膝以上の水に入るのを避けて釜(滝つぼ)は巻気味に越して行き、途中の乾いた岩場でハーケンの打ち方及び、支点の取り方の講習を交えながら、一度もロープを出すことなく遡行すると、廻りの木々の葉が色づく中を流れるトイ状のナメ滝が出現。ここを快適に越して少し進むと、程なく縦走路に合流して半月峠に出飛び出す。木々の間から中禅寺湖が見える快適なところで大休止。

ここから下降路の長手沢に入るには、急斜面を笹に掴まりながらトラバース気味に下降すると浮き石の堆積した長手沢支流源頭部に難なく下降できた。急な斜面を落石に注意しながら下降し、途中で肩からみ懸垂の練習を交えながら下降すると程なく長手沢本流に合流する。

長手沢本流に入ると水量も多くなり、水深の深い大釜(滝壷)を持った小滝が現れてくるので、夏の暑い時期に滝壷での水泳訓練を交えて、キャニオンニングしながら下降すると面白い体験ができそうだ。また、長手沢の左岸には昔の作業道の痕跡があるので、苦労することなく見覚えのある手焼沢との合流点に到着。キノコは全く採れなかったが、紅葉の中で楽しく遊ぶことができたので楽しかった。

今年は週末に台風の影響で何回かの山行中止があったが、今回の手焼沢の遡行で沢納め山行が完了。帰路、車の中で来シーズンの沢登り計画を相談しながら帰宅した。

Kim

 

~・~・~<感想>~・~・~・~

 今年の沢登りの幕開けは,K(im)会長も一緒に行った6月末の軍刀利沢でした.そしてこれまた会長と一緒に行ったナルミズ沢を遡行した辺りから,も~沢登りしたい病に罹患してましたね..おかげさまで振り返ってみれば今年の沢登りは11本と,昨年の9本を知らぬ間に上回ってました.

手焼沢&長手沢は,沢初心者の沢遊び,ロープワーク,懸垂下降,沢下りの練習にもってこいって感じでしたね~.泳ぎ初級者のわたくしとしては,泳ぎの練習であっつ~い夏の時期にまた来るかもっす!

これからの季節は,去年あまり行かなかった雪山いきたいな~なんて思ってまして,機会がありましたらこちらのご指導も会長よろしくお願い致します~~m(_ _)m.

szt(m)


谷川岳・一ノ倉沢4ルンゼ

2018年10月22日 00時58分06秒 | 山行速報(アルパイン)

2018/10/13 谷川・一ノ倉沢4ルンゼ


~ 山行前の回顧録 ~

山行の数日後に込み入った仕事が控えていて、念の為にと前日同僚と仕事を共有。
これで大丈夫。と安心した反面、

「あれ?これってなんか身辺整理?」

と思い至り、少しだけ嫌な予感があったのだけれども、パ-トナ-には黙っておくことにした。

- おしまい -


紅葉シ-ズンの谷川。
ロ-プウェイの駐車場は夜間閉鎖のため、臨時駐車場は夜明け前から相当な賑わい。
続々とヘッドランプが隊列を組んで進んでいく。
これはもしや、たいへんな混雑かも。

ヘッドランプが暗闇を切り裂くこの感じ。
あの頃のような高揚も意志もないけど、やはりこうでなきゃ。

マチガ沢あたりで前後を行く灯りもなくなる。
「警笛ならせ!」の道路標識を過ぎると、眼前に広がる一ノ倉の舞台。

2ルンゼ、3ルンゼとトレ-スしたならば、やはり次は4ルンゼ。
本谷バンドを渡って上部に抜ける計画。
初イチノクラのkojくんとsztmさんと。

テ-ルリッジはいつも通り。
秋空に紅葉も映えるが、「紅葉アタリ年」ではないみたい。

前日の雨の影響もあり烏帽子スラブは結構濡れていた。
南稜テラスまで、烏帽子奥壁の取付き確認などsztmさんは予習に余念がない。
kojくんはテンションが高め。
sakも初イチノクラのときは興奮したなぁ、と郷愁。

本谷バンドをロ-プを出してトラバ-ス。
トラバ-スしてたら、下部からパ-ティ-が上がってきて、本谷の雪渓が消えた事を知る。

自身、下部は以前登っていることもありノ-マ-ク。
今年は春先に残雪が多いとの情報が頭に残っていて、情報収集もしていなかった。
kojくんは下部の幻の大滝に興味がありそうだったので申し訳なかったなと反省。

F滝はいつも水量がショボショボだけど、今日は水流多め。
左を巻き気味にリッジにを行く。

F1はガイドでは右からとあるけど、支点が見当たらず不安なので、sztmさんには確実に支点のある左草ルンゼを上がってもらう。
後続は水流沿いをフリ-で我々を追い抜いて行った。一番合理的なのかもしれない。

後塵を拝し、あわてても仕方ないのでここで休憩。

F2は水流左。
F3も水流左。
完全に沢登の世界だ。

F4に着くと、先行パ-ティ-が登り始めたところだった。
しばらく様子を伺う。
ル-トは明瞭だが、確実に濡れる。
しかも頭から水流を被っている。


~ 核心部での個人的な回顧録 ~

一段上がってのトラバ-スは支点プアのチョイ怖。

シャワ-となる場面では支点も豊富だが、ヌメっているので慎重に。
早く抜けてぇ-。
と気が急くものの、確実に足を置いて水流を渡るとひと登りで終了点。

しかしながら、支点はボロボロ。
足元の岩にスリング巻いてビレイ。

そしてここからが(心理的な)核心。
とにかく寒い。
寒すぎて、もう下山後のラ-メンのことしか頭に浮かばない。
「家系が喰いてぇ。」

そんな中、セカンドのkojくんがシャワ-登攀で吼えるのを聞いて、「若いっていいな」と”ほっこり”した。

- おしまい -


F5は乾いた右岸リッジを巻き上がり、F6手前の広場で登攀は終了。
思い思いに靴を履き替え行動食を口にするが、寒くて咀嚼がぎこちない。

ここから右手の草付を適当に登っていく。
適当に、というものの時に結構な傾斜があるので、要注意。

草付を登り始めて1時間ほどで一ノ倉尾根の踏み跡。
そこから40分ほどで一ノ倉岳。

「みんな、今日も覚悟してね♪」

抱返り沢に続いて、ヘッデン山行が濃厚。
kojくんは2度目の会山行ながら、「ヘッデン率100%」
それよか、バテないんだから凄いよねぇ。


~ ヘッデンについての回顧録:sakの場合 ~

ヘッデン山行を指折り思い起こすと、”マイベスト山行”がズラリと並ぶ。
それらに共通するのは、「出し切った」と思える爽快感。

苦しい思いは誰しもしたくはない。
反面、自身の成長を実感できるのもこういう時なのではないだろうか。

それが「苦闘の美味」かと思う。

- おしまい -


ガスが濃くなる中、明るいうちに肩の小屋。
ヘッデン頼りでの岩場下降を嫌って、下山は天神尾根から田尻尾根。
これは、大アタリ。
さしたる困難もなく、肩の小屋から2時間半で下山。

ヘッドランプが暗闇を切り裂くこの感じ。
繰り返しの日々も、孤独と戯れる時も
あの頃のような高揚も意志もないけど、今も僕を歩かせる。
やはりこうでなきゃ。

sak

 

~・~・<感想>~・~

 去年登ったのは幽ノ沢だったので,一ノ倉に来たのは2年ぶり.なんだかんだで今年は4ルンゼを登り,結局毎年谷川の岩壁を楽しめているのは間違いなくsakさんのおかげです. 今回は骨のあるピッチをすべてフォローだったので楽させてもらいました.

 F4のトラバースをしているときに,数年前の二ノ沢の大滝と同じような冷た~い水を浴びるピッチのリードを振って申し訳なく思っていましたが,計画を立てたのはsakさんなので大丈夫っしょ!と勝手に一人納得してました.

 チャンスがあれば来年以降に,本谷下部から4ルンゼをつなげに来られればいいかなぁなんて思ってます.その時のパートナーはkojさんはじめ期待の新人さんたち...かな?

szt(m)


越後三山 八海山(大崎道)

2018年10月11日 21時33分54秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2018/10/8(月) 天気:曇り→晴れ

メンバー:szt(単独) 

5:58大崎口P→6:55霊泉小屋→7:48選拝堂避難小屋→8:36女人堂避難小屋→9:15薬師岳→9:30千本檜小屋発→10:57選拝堂避難小屋→12:25基点P

  10月の3連休に計画していた山行が雨で順延.9月末に抱返り沢を終えたら沢登りしたい病はひとまず落ち着く.3連休をどう過ごそうかと思っていたら,10/7に北沢本谷の計画が上がったため6日土曜日はノロノロと下道で新潟方面に移動した.6日夜に某所で宴会が執り行われたが,残念ながら7日は本降りの雨のため沢登りは中止になってしまった.8日は天気が回復しそうだったので前から気になっていた八海山に行くことにした.宴会で久しぶりに多量のアルコールを摂取したおかげで体調は最悪.よってお気楽に大崎口からてくてくと行けるところまでハイキングをすることにした.

なんでも,江戸時代ころにこの大崎から八海山への信仰登山が始まった(←正確でなかったらごめんなさい)とかで,ゆかりのある建物やら石碑やら案内板やらがいろいろありました.うろうろしたら肝心の登山道を見逃してしまうなんてこともありましたが..

登山道のわきの雰囲気のあるお社

登山道は前日が雨ということもあって滑りやすかった.途中,ハシゴやら鎖などがある中を登っていくと霊泉小屋に到着.きれいな避難小屋で通り過ぎた時には,一人ここに泊まっていた様子だった.

霊泉小屋.ちょっと下れば冷たい水場もありました.

ブナ林の中を歩いていくと機械音が聞こえ始め,展望台を過ぎると選拝堂避難小屋に到着.ここでは2人パーティが泊まった様子.登りで通り過ぎたときはロープウェイは始発前だったみたい.

選拝堂避難小屋

選拝堂避難小屋を過ぎると,登山道からところどころ八海山の山並みがみられるようになってくる.小屋の屋根らしきシルエットも見えてくる.遠景の色づきとしては山頂周囲が紅葉に染まっているが,台風の影響から近くで見ると葉っぱは枯れた感じ.それでもここら辺から青空となり始めなかなかきれいな山の姿だった.

登山道より薬師岳方面の眺め

傾斜のついたのぼりをこなしていくと,女人堂の避難小屋に到着.八海山の避難小屋は総じてきれいなものが多かった.これなら縦走もいいかも?

女人堂避難小屋のわきにて

女人堂から少し登った先に祓沢がありここで水が汲める.ただ,女人堂に泊まるとなると少し遠いかな~という印象.その後も鎖場やらを登ると薬師岳に到着.9:00頃はガスが切れとても眺めがよかった.新潟まで出向いた甲斐があったというものです.

 

六日町方面の眺め

平野部の眺めとは反対側を眺めると越後駒ケ岳もくっきり見え,水無川の流れも見える.そして支流が水無川に降り注いでいるように見える沢の姿も確認できる.どうやらあれが噂に名高いオツルミズ沢のようだ.本当に水がおちている感じの滝,滝,滝...いつか行くことになるのだろうか?

越後駒ケ岳方面

アップにして真ん中にオツルミズ沢の大滝が.あの迫力がちっとも伝えられないのが残念なところ

相変わらずの撮影技術のなさのためオツルミズ沢の迫力が全く伝えられませんが,行こうかどうか迷っている方はここまで来て眺めてみればいかがでしょう?きっと登ってみたくなるのでは??

この日はまたもや左のアキレス腱に痛みが出始めたこともあって千本檜小屋までとする.帰りのつくばまでの道中も長いのであまり奥まで向かう気になれなかったこともありますが.

千本檜小屋

下山ではロープウェイから登ってきたハイカーたちの集団にかち合って選拝堂避難小屋までは意外に時間がかかる.登山道が狭くてかわせないことがこの道の難点か.また,前日の雨のため案の定?途中で尻もちをつくこと数回あり.せっかく治りかけていた手の痛みも再発してしまう始末.

昼過ぎには登山口に到着し,雰囲気のある蕎麦屋でソバをすすりたかったが自宅までの道のりを下道で帰ることを思うとのんびりする気にもなれず,途中湯沢の”山の湯”で汗を流してつくばへ帰る.

宮野谷そば.次に来るのはいつのことやら...

家に帰って知ったのだが入道岳よりさらに奥の荒山からは,真沢を眺めることができるらしい.果たしてそれを眺めに来ることが先か,遡ることが先か,はたまたオツルミズに取り付くことになるのか,,,いずれも来年以降の課題となりましょう.少しずつ体力も戻していかねばナリマスマイ.

szt