acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

子檀嶺岳(こまゆみだけ)

2017年01月31日 21時39分24秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2017.1/28(土):日帰り

メンバー:kei2、他2名

 

長野県青木村には「青木三山」といわれる里山がある。

子檀嶺岳(こまゆみだけ)、夫神岳(おかみだけ)、十権山(じゅっかんざん)

今回は北に位置する子檀嶺岳に登る。

 

「道の駅 あおき」の裏手にある山が子檀嶺岳である。

ここ 「道の駅 あおき」から車で移動し登山口を目指すが登山口が見当たらず、30分もロスしてしまった。

諦めかけた時、ようやく目印にしていた休憩所を発見。

無料休憩所(トイレあり)

登山口に近い駐車場。

獣害柵のゲートを開け入る。

すぐに分岐となり案内板の指示に従い右側を進む

緩やかに樹林帯の中を登る

しばらくすると林道に合流

林道から左に細い道を入る。

高さ2mぐらいの低い鳥居

ジグザグに急斜面を登って行くと見晴らしの良い細い尾根に出る。

まるで花のよう。。。霧氷花?


1時間30分で山頂に到着

奥社

浅間山方面   青木村と塩田平(上田)を見下ろす

 

思った以上の眺望に感動。短時間で登れて最高!(往復3時間かからず)

何気に周辺の里山も気になる。

この時期、冬期閉鎖になっている道路が多いので事前に下調べを・・

 

 

おつかれさまでした。
☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

塩見岳

2017年01月14日 17時00分00秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2017/1/7-8 天気:晴れ→雪

メンバー:szt(単独)

 

 今は長期の遠征をするとなると,年末年始か5月の連休くらいしかなくなってしまった.だから今シーズンは聖にでも行こうとおもっていたら,事前の準備不足であっさり敗退.正月は思いがけずのんびりすることになってしまった.それでも成人の日の3連休があるじゃないか.体力も余り気味だったので,2泊3日の計画で年末年始山行のプランの一つだった塩見に行くことにした.

1/7(土) 天気:快晴

5:46,冬季ゲート手前に車を置いて歩き始める.ここから鳥倉登山口までひたすら林道歩き.年末の事を思えばまぁ短いかな?約2時間で登山口に到着.雪はほとんどない.水分補給&栄養補給をして7:51に登山道を登り始める.

ちなみに登山道はこんな感じで,雪はなし.

豊口山とのコルから北側に回り込む辺りから登山道が凍り始めるため,慎重に足場を選んで歩いていく.

途中にルンゼ上のところが何か所かありそこは雪で道が埋まっていたが,それ以外は年末年始のトレースがばっちり残っている.今回の3連休は中日の午後~夜で荒れそうな感じなので,帰りのポイントになりそうなところもチェックしていく.ルンゼのところは何か嫌な感じである.

ラッセルなどしないものだからどんどん進んで,塩川小屋との分岐には9:41に到着.よく見てみると,塩川小屋方面から歩いてきている強者もいるようだ.お疲れ様です.

ここら辺からつづら折りに高度を上げ,途中中央アルプスの山々や塩見を眺めつつ,三伏小屋には10:02に到着した.想像以上に速いペース.まぁ,年末年始からこの日まで天気は安定していたしね.歩かれた皆さんのおかげです.

翌日の天気がいつから崩れるのか予測できないのでまだまだ進む.ここら辺からは南アルプスの山々の景色が素晴らしい.天気も最高でいい眺めである.眺めを楽しみながら歩いているうちに三伏山に到着.ここで10:19.

年末年始の聖は惜しかったけど,こんなにいい天気ならここに来てよかったかもと思えるほどいい眺め.

まずは塩見岳.頂上まで行けるかな~?

続いて仙丈?

次は北岳方面?

もうちょっと手前に引いてみたりして.

あ~景色が本当に素晴らしい.できることなら今日塩見の頂上まで行きたいものだ,などと欲が出る.

そんなことを考えながら順調に進んで,10:59にはBCにする予定だった本谷山に到着した.

さて,ここで一考.この分なら山頂まで行ったとして5~6時間くらいで戻ってこられそうな気がする.う~ん,去年の五竜の事もあるし慌てるといいことなさそうな気がするしどうしよう.

ちょっと写真でも撮って頭を冷やそうということで記念撮影を進める.

富士山が少しだけ見える.あー,今日頂上まで行って富士山みたいな~

ずーっと見えていた中央アルプスも素晴らしい.来年は空木岳に登ろうかな~?

それとも木曽駒から宇津木への縦走もいいかな~?

なんてことをしていたら少し落ち着いた.今日は計画通りここまでにしましょう.焦って今日アタックすると五竜の時じゃないけど何かやなこと起きそうだからね.

ということでテントを建て,一服したらその先を少し偵察する.

所々でビューポイントがあり,南アルプス南部の山が輝いている.中々の迫力だ.そしていつものことながらその迫力を全然伝えられない.残念極まりない.

それでもまぁご覧ください.

本谷山から先は踏み跡はしっかりしているが,事前に調べたルートと違うみたい.どうしよう?まぁ明日考えよう.

明日は天気が悪そうだからこんな景色は今日で最後だろうな~と思いながら,テン場から最後に塩見をアップでパチリ.

 

 1/8(日) 天気:曇り→雪

本谷山をベースにしたおかげでスマホに電波がしっかり入る.天気予報では昼までは何とか持ちそうである.昼過ぎから飯田は小雨となっているが迫っているのは南岸低気圧.どのくらい荒れるのかは予測がつかない.林道の下りを考えるとできればあまり雪の積もらないうちに下の村まで降りたいところである.であれば昼前にここをたたんで下に降りるつもりくらいがいいのでは?

そんな感じで,2:30起床.前日は明るいうちから横になり,夜も結構眠れたので疲れはかなり抜け体はだいぶ楽になった.朝食を摂り4:00にテントを出発した.出発直前に4人パーティが通り過ぎる.その人たちの話だと夏道がしっかりついているからそのトレースをたどるようだ.自分も舗装道路並みのトレースを歩いていく.

ザクザク進んで,塩見新道と夏道の分岐に5:11到着.

ここからは尾根を上がっていく.風は冷たくなってくるが昨日同様それほど強くない.

塩見小屋の少し手前でジャケットの中にフリースを着込み,ストックからピッケルに持ち替える.

塩見小屋を5:35に通過.

初めて塩見に来るものだから天狗岩がどれだかさっぱりわからない.トレースらしきものをたどっていく.薄い岩の上に雪が氷化していてアイゼンを履いていても歩くのがいやらしい.トラバースもところどころ出てきて結構歩きづらい.これならアックスも持ってくるんだったなどと思いながら淡々と頂上を目指していく.夜明けだってもうすぐなのだ.

登りやすそうなところを淡々と登っていき塩見岳西峰に6:42到達.あー富士山が見える.

富士山だけじゃなく仙丈,甲斐駒,北岳がそして南アルプス南部の山だって見える.昨日ほどの景色ではないけど頂上からの眺めはまた味わいが違う.

写真を撮ったら東峰へ移動.

富士山が見える.

聖からだったらまた違ったのかな~,昨日の山頂からなら全然違ったのかな~なんて思ったりしたけど,ここまでこられてここから富士山眺められるんだからそれはそれで良かったんだろうな~

天気はこれから崩れるからこんな眺めともお別れだな~

これからの事を考えて7時前にはさっさと降り始める.下りは慎重に.

焦っていたつもりはなかったのだが下りの途中で2回も転倒.危ない危ない.危うく滑落である.

氷化したところが多いこと,岩の上に薄く氷雪がのっていること,そして去年岩に激突して痛めた左足首の可動域が狭く,左でステップした時の左脚の反応が悪いこと.これらが重なって下りはとても苦労した.左脚のトレーニングをもう少ししないとね.

明るくなってくると塩見小屋周辺の雰囲気がようやくわかる.なるほど,ここで幕営するのは風が強いと辛そうだ.幕営禁止というのもうなずける.ここで7:50.

ひたすら登ってきたトレースをたどってBCまで戻っていく.ごらんのとおりトレースはバンバンだ.

9時過ぎにはBCに到着.事前の予想通りの時間で戻ってこられた.とっとと撤収して10:10には本谷山を後にする.

10:57三伏山を通過.三伏小屋までもう少し.

ここら辺から3,000m近いところには雲がかかってくる.

南アルプスの南部方面はこんな感じで,

塩見岳だって怪しくなってきた.

三伏小屋に11:10到着.ここら辺から小雪がちらつき始める.予定通り下山しましょう.

登山口に降りたのが13:04.ここら辺から雪の勢いが強くなってくる.

夏場のゲートでこんな感じになり.

冬季ゲートの駐車場に着いたのが14:51.冬季ゲートまでの道のりが思った以上に長かった.ほぼ2時間.行きと大きく変わりなし.あー疲れた.そして思っていたより雪降ってますぜ.やっぱり今日降りてきてよかったよ.

麓の村に最後の最後でタイヤを滑らせながら降り立ってようやく一安心.つくばまでの帰りの道中だって雪はじゃんじゃん降ってるし,中央道は途中通行止めになってるし,家に着いたのは翌日の2:30過ぎだった.

それでもいい景色を見られたし,頂上に行くことができたし,危ない目にあって課題も見つかったし,充実した山行だったのかな?

 

szt


日光白根山

2017年01月13日 19時56分19秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/12/10(土) 天気:雪

メンバー:szt(単独)

 

 随分と報告を書く気にならず,ようやく昨年の分を載せる気になったので報告を.

この時の計画はあくまで日帰りで日光白根山だったが,天気予報はよくなかったので年末年始のトレーニングの意味で行けるところまで行くつもりだった.

ルートは通行止めになる前の金精峠から五色山を経由するもの.当日車を運転していけば,湯ノ湖を過ぎたあたりから雪と風がひどくなる.金精トンネルの登山口を出発したのは7:00過ぎ.風が吹き荒れていてなかなかの迫力だった.

金精峠までは1か所いやらしいトラバースがあったものの取り立てて雪は多くない.7:40には金精峠に到着する.

ここからは尾根を西側から回り込むため風が強く吹き抜ける.夏道をトラバースした後に急登があり時折膝くらいの積雪量.傾斜も急なので積雪が多ければ急登は雪崩そうなところもありやな感じ.稜線近くまで登っていくのはいいけれど,下りはルートを見つけるのが難しそうだ.そんなことを思いながら歩いていけば金精山に到着.ここで9:38.

ここから歩いていくうちに次第に雪が深くなる.ツボ足では辛くなってきたのでわかんを装着.少し歩くのが楽になる.

ザクザク進んで,国境平に到着したのが10:35.

ここからの登りが雪が増えて辛くなる.だいたい膝~大腿,時に腰近くまで雪に埋まる.おお~,これは去年経験できなかったラッセルだ!などと思いながら必死で進む.これでは日光白根は無理だろうな~などと思いながらとにかく五色山を目指して進んでいく.見上げるが視界はよくもなく...

葉っぱにのった雪も多いな~などと思いながら進めば...

12:03に五色山に到着した.展望はまるでなく白根山などちっとも見えなかった.当たり前か.

年末年始の山行トレーニングのつもりでテントや食料一式を持ってきているので,避難小屋に泊まって頂上を目指すという手もあるけれど,今日の目的は雪装備の確認&トレーニングのつもりだったのでこの日はここまでとした.

戻っていくと案の定,金精山から下に降りるルートがいまいちわからずちょっと迷いかけるが地形をイメージしてトラバース気味に下って行ったら夏道に出た.やれやれだ.

その後は淡々と下って,金精峠まで来ると少し安心.

いやらしかったトラバースはアイゼンを着けたまま通り抜け,14:55には登山口に到着したのでした.

まぁ,いいトレーニングになったかな~という感じだった.

しかし年末年始があんなことになろうとは...つづく...


szt


大山

2017年01月03日 18時57分56秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2016.1/1(日):日帰り

メンバー:kei2

 

初詣を兼ねての大山~大山三峰縦走を計画。
しかし、あまりにも天気が良く、大山でのんびりし過ぎて、縦走の時間がなくなってしまいました。
こんな日があってもいいしょう!

今回は2回目の大山初詣山行初日の出

 

阿夫利神社下社

つきたてのお餅のふるまいがありました。長打の列で並べず・・・
有料ですが、七草粥300円がありました。 完売で食べれず・・・

下社から相模湾が見渡せます

下社を一丁目として山頂が28丁目になっています。

いきなり急こう配の石段がお出迎え

本格的な登山道。 傾斜はかなりキツイ。

8丁目の夫婦杉:根元が一つで途中二つに分かれる大きな杉

ベンチのある休憩ポイント。眺望よし

16丁目の富士見台からの眺め

二つ目の鳥居を越えると、奥の院はすぐそこ。

奥の院

山頂 1252m
ハイカーで賑わっています。

 新宿の高層ビル


山頂裏手に回れば富士山や丹沢が一望




見晴台経由で下山

つづら折れの急斜面

見晴台  都心の眺望抜群

男坂と女坂の分岐
今回は女坂へ

大山寺
女坂の中間地点(ケーブルの中間)

ケーブル駅付近で開花している花がありました。

こま参道

 

前回、大山に来た時は初心者を連れてきたので、山頂ピストンで終了。
しかし、今回はのんびり散策した結果、素晴らしい眺望を堪能することができました。
実に楽しかったです。時期やコースを変え、また来まーす。

おつかれさまでした。
☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

鷹ノ巣山

2017年01月03日 17時34分05秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2016.12/31(土):日帰り  

メンバー:kei2

【コース】 
東日原BS~中日原BS~巳ノ戸橋~稲村岩分岐~ヒルメシクイノタワ~鷹ノ巣山~六ツ石分岐~三ノ木戸林道分岐~羽黒三田神社~奥多摩駅

 

さて、年末最後の山はどこに登るか・・・
奥多摩エリアに日帰り登山として多くの登路があり、富士山や丹沢の眺望が素晴らしい。
また、奥多摩三大急登の一つ 「稲村岩尾根」 に惹かれ、この山に決定!

 

始発6:27→6:54着の奥多摩駅から東日原終点のバスに乗る。
乗客は私一人。

 

東日原BS終点で降り、中日原BSの先にあるカーブミラーを目印に道標を探す。

 

ここから沢まで下降する。

 

 

巳の戸橋を渡ってすぐに急登が始まる。

 

稲村岩を回り込んで沢沿いに進む
沢沿いの登山道から離れジグザグに急登を繰り返す

 

稲村岩のコル

 

ここから本格的な急登の始まり。
キツイだけあって高度をどんどん稼げる。
しかも距離が長い。飽きてしまうほど。ひたすら登るしかない。

 

平坦地のヒルメシクイノタワ (1562m)
残すところ標高差 約200mの急坂を登る

 

開けた山頂に到着。 山頂にきて、ようやく人を出会う。(先着者2名)

 

登って来た甲斐あり。眺望が素晴らしいきらきら

 

南アルプス

 

下山は六ツ石経由で奥多摩駅へ
ここから見通しの良い長~い、長~い道のり

 

 

絹笠経由で奥多摩駅へ

 

やっと、やっと道に出ました。

 

カーブの続く車道を下る。

 

ショートカットあり

 

羽黒三田神社を抜ければ、あともう少し・・・

 

日原街道入口。 奥多摩駅はすぐそこ・・・到着

 

天気にも恵まれ、のんびり登山を充分満喫。
丸一日歩いて出会った人は10人いただろうか・・・超穴場。
こんな静かな山歩きが好き。

 山頂で出会った人に別ルート情報を教えてもらったので、次回はそちら側からTRYしてみよう。

 

おつかれさまでした。

 

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆