acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

足尾松木沢・黒沢

2012年02月28日 01時16分01秒 | 山行速報(雪山・アイス)
足尾松木沢・黒沢 アイスクライミング



二月のとある休日。
GRさんが平日に休みの日があるらしい。
どこか行きませんか?とウレシイ報せ。

さて、どうしたものかと熟考することしばし。
冬の日帰りバリエ-ションといえば八ヶ岳といいたいところだったが、手ごろなル-トがないものかと躊躇しているとGRさんよりメ-ルが入る。
「黒沢でアイスはいかがですか?」

黒沢アイス。
もちろん、黒沢牧場のアイスクリ-ムではない。





松木沢は銅親水公園から林道歩きが始まる。
しかし、いったいこの工事というのは何時からやっているのだろうか?
退屈な歩きではあるものの、道すがら荒涼とした草地に跳ねるニホンシカや雄大な採石場など意外な見どころは満載だ。



奥のゲ-トを越えると穏やかであった林道は一転。
次から次に落石、崩落、落盤のオンパレ-ド。こりゃ、ひどい有様だ。
ときに自然落石が踏み跡に落ちる。
これは気分が良くない。はっきり言って危険地帯だ。



対岸の松木沢ジャンダルムは植生の絶えた乾いた岩壁が続く。
岩登りの課題というものあるのだろうが、針峰の折り重なった影は濃く重い。
まるで焼け焦げた卒塔婆の林立した墓場である。

次第と切れ込んだルンゼに氷瀑を見るようになってきたころ、大きな堰堤が現れる。
その下流に黒沢はある。

見たところ、氷の発達は弱い。
他の氷の状態を見ようということで、ウメコバ沢まで行ってみるが、どれも登ろうという気にならない傾斜だ。
結局は黒沢まで戻って、行ける所まで行ってみることとした。





F1は時期によっては埋まってしまうらしいが、今日はちょうどいい傾斜のアイス。
GRさんリ-ドでサックリ登る。



F2はとても登れる状態ではなく滝に薄氷が乗っている程度。
これでは話にならないと左岸のルンゼから巻きル-ト。
今日はアイスがGRさんなら、これはsakの領域だ。



ルンゼから小リッジ、一旦切ってから薮とスラブのコンタクトラインを行く。
スラブはベルグラ状でなかなか緊張させられる。

ふと左のF3方向を見ると、すでにF3半ばまで高度を上げてしまったようだ。
数歩トラバ-スしF3の観察。
上部はシッカリ氷結しているものの、下部は所により黒い岩肌が透けて見えて、その薄さが見て取れる。
アイス担当のGRさんのジャッジでF3は諦め、ここから懸垂下降。
F1で何本か練習することにした。



F1は要所にバンドもあって、レストしながら楽に行ける。
トップロ-プで3本ずつ登り本日の終了とした。

山には様々なカテゴリ-があって、それぞれのコツみたいなものがある。
いくら雪稜や雪壁をやっていてもアイスクライミングはアイゼンの使い方からして異質である。

sakにとって、アイスというカテゴリ-は触れることが少なかった領域。
新しい遊びを手に入れた喜びは大きい。
そのキッカケを作っていただいたGRさんに感謝なのである。

アイスクライミング。もっと行きましょう。
って、その前にもっと練習が必要か。

sak

R&V

2012年02月27日 00時21分30秒 | 管理人日記
R&V



Rock&Valley
ACC-J茨城の山行記録やコラムを編した会報である。
長きにわたる当会史の中、1991年4月~2007年6月まで、全65号(合併号含む)に山行記録とコラムが掲載されている。

山行記録というのは、山岳会の歴史そのもの。
それが会報というカタチとなって、後に残こすことは僅かばかりではあろうとも山岳史に関わっていくことといえよう。

いまでこそ、ウェブサイトやブログといったメディアにとって代わられ、世への発信性が格段に向上した。
時代といえば時代であるが、ときに当会の会報「R&V」も紙という媒体であるが故、発信性には欠けていたのも事実である。
そこで、この当会会報をウェブサイトから閲覧できるようにした。

ACC-J茨城 website 山岳会の本棚はこちら

読み込んでいくなれば、ドウドウセン遡行や剣沢大滝といったガストン氏の珠玉の山行や、sasa氏の知床、西表島サバイバルなど貴重な記録も満載なのである。
倉庫や書棚に埋もれるという、憂き目となるには勿体ない。

もちろん、冊子として手元に残したい方はご一報を。
在庫部数に限り、送料のみでの頒布を行っています。

トビラには「北関東の山無し県 茨城のクライマ-集団の会報」とある。
ハッとさせられる刺激的な言葉だ。

当会の理念、領域そして行動指針。
ふと、そんなことを思いながら当会の歴史を紐解いてみるのも面白い。

sak

歩きトレ 筑波山

2012年02月26日 11時50分04秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
今日(2月26日)ウチの裏山といっても良いくらい近くの筑波山へ歩きトレに行ってきた。先週は藤坂ロックガーデンで岩トレ、その前は天城山、その前は袋田の滝でアイスと、クライミングと歩きを交互に行っているみたいだ。単なる偶然ではあるが。
奥多摩に行こうと思っていたが、昨日雪が降ったようなので行くのをやめた。そんなわけで筑波山にしたのであるが、予報では晴れのはずなのに曇っていて空気もあまり澄んでいない。
地元の人しか知らないと思われるところに車を止め、仕事道を歩き出す。いままで気が付かなかったが、途中タラの木がたくさんある所を見つけた。春が楽しみだが踏跡も少々あるので敵も多いのかもしれない。おたつ石コースに合流する。弁慶七戻りの所の大杉が切り倒されていて、年輪を見ると樹齢4~500年くらいか。2000年、1900年、1800年、1700年としるしがつけられており、自分の生まれた年の年輪を探してしまった。


切り倒されたスギの巨木(自分の生まれた年はどこか探すのも面白い)

頂上から少し下ったところで、以前はクライミングジムで毎日登っていたY君に会う。ボルダーが上手で「ボルダーキング」とよばれていた。肩を悪くして暫らく休んでいたが、よくなってきたので間もなく復帰する、と言っていた。なんでも筑波山を100回登るそうな。今日は84回目で今年中には終わると思うと言っていた。御幸ヶ原コースを降りていくと又Y君に会う。薬王院コース~頂上~つつじヶ原~筑波山神社~御幸ヶ原コース~頂上~薬王院と、つまり一日2回登るわけだ。じゃあ100回といっても実際には200回登るわけだ。いやはや速いのには驚いた。
小生の方は、今日はなぜか特に膝が痛くてゆっくりしか歩けない。他の人に抜かれながらも休まず歩く。筑波山神社~迎場コース~つつじヶ原~駐車スペースと4時間くらい歩いてトレーニングを終了した。
                                                                  ガストンガニマタ

天城山縦走

2012年02月13日 20時34分34秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
天城山縦走
今回も、歩くトレーニングの一環として単独で計画していたものだが、K氏が同行してくれることになった。
2月11日早朝、天城高原ゴルフ場そばの広い駐車場に着く。トイレ完備の駐車場だが、トイレは3月末まで使用できない。道路は除雪されているものの、周りは場所によってかなりの積雪の所もある。
仮眠後軽食を取り出発とする。まず万二郎岳に登るのだが、登山口には既に単独登山者がいた。さすが百名山である。挨拶をして私達が先行する。天気予報では良いはずなのに雪が舞っていて結構寒い。気温が低いので雪が硬く締まっており歩きやすいのは助かる。


登山口にあった案内板


万二郎岳頂上

万二郎岳は寒いので休まず通過。相変わらず雪が降っている。少しのアップダウンを繰り返し万三郎岳まで行く。天城山という名前の山は無く、万二郎岳と万三郎岳あたりを総じて天城山と呼ぶようである。やはり雪が舞って寒いので休まず通過。まわりの木々は霧氷になっていた。


万三郎岳でのK氏


周りの木々は霧氷になっていた

万三郎岳を過ぎるとアップダウンは少なくなり、道は長いが殆ど巻き道であり、まさしく高原のプロムナードである。しかし今日は天気が良くないので視界が殆どない。


高原のプロムナードを行く


一面氷で覆われた八丁池

やがて八丁池に着いた。一面氷で覆われているが歩けるほど厚さはないようである。
ここからも、ただただ歩き天城峠に着く。想像していたより小さい峠であった。少し下ると旧天城トンネル、さらに下ると新天城トンネルに着いた。


以外に小さい峠だった天城峠


旧天城トンネル


新天城トンネル横にある登山口(下山口)

天城高原ゴルフ場(6:50)-万二郎岳(7:50)-万三郎岳(9:00)-戸塚峠(9:45)-白田峠(10:15)-八丁池(11:00~11:15)-天城峠(13:00)-旧天城トンネル(13:10)-新天城トンネル(13:20)
歩行距離 19,3km   歩行時間  6時間30分

嬉しいことに今日は車の回収作業がない。ちゃんと車を回しておいてくれる人員がいたのである。浄蓮の滝を見学し、河津に下りてスーパーで買い物。その後、松崎町の「花の三聖苑道の駅」に向う。この道の駅は大正解で、温泉もあり、さっぱり温まってから、いつもの大宴会に突入と相成った。この道の駅には又行ってみたいものである。

2月12日。天気は最高。ちょっと気になっている岩場を2つほど偵察する。あとは、今回付き合ってくれたお供にサービスしようとしたが、結局まっすぐ帰路についた形となった。沼津市内が少し混雑したが、あとは大きな混雑も無く順調に茨城に着いた。

                                                      ガストンガニマタ

湯ノ丸山スキー

2012年02月13日 19時01分49秒 | 山行速報(山スキ-)
湯ノ丸山スキー 2012年2月11日
メンバー:N艦長、Nak、装備:山スキー
新雪5-10cm、天候:曇りのち晴れ、微風

 本山域を熟知するN艦長の案内のもと、湯ノ丸山に行ってきました。Ara夫婦はワカンで頂上まで同行、ときどき空洞にはまって苦労しておられました。
 地蔵峠からリフト一本のり、ちょっと滑ったコルからほぼ登山道沿いにシール登高します。
3パーティほどぬいたら、本日のラッセルトップとなりました。雪はくるぶしから足首程度.
天候は曇りですが、ときどき青空がのぞきます。



 山頂からはまず北東方向へ滑降、気持ちのいいオープン斜面を真東へ10回転ほどのあと、南側へ回り込んで密な針葉樹林をカワし、湯ノ丸山頂から東にのびる尾根上に出る。途中、やや急な北東斜面のトラバース途中でなんと地熱帯があり階段登高で迂回しなければなりませんでした。
 ゆるやかな尾根上を歩いて1855m峰に達したあと、旧鹿沢スキー場リフト跡ぞいに急斜面を滑る。タラノキやコシアブラの手頃な木(春は収穫が期待できそう)がこわくて、スピードは出せません。新雪下のクラスト層もときどき破れ、自由には滑れませんでした。スキー場下1640m付近の東屋で休憩しているうちにすっかり晴れになってきました。
 さて本日2回目の標高差500m上の山頂を目指します。気温は氷点下5度くらいですが、晴れて風が弱いので、汗だくになり、途中で昼食。横をたくさんのスノーシューアー、ボーダー、スキーヤーが登って行きます。2度目の山頂からは、大斜面を標高差100mほど下ってから一回目よりも早めに南へドラバースし、さらに東尾根と夏道を超えて湯ノ丸スキー場の地蔵ゲレンデの南側に回って地蔵峠に下山しました。
 樹林が多少じゃまでもう少し雪が多いといいのかもしれませんが、気温は程々に低くて雪質はまずまず風もそれほどない条件に恵まれ、山スキーはいい天気に限ると思いました。

コースタイム(8:35 )地蔵リフト降り場ー湯ノ丸山頂(9:40-10:05)-旧鹿沢ゲレンデ東屋(10:37-10:56)-昼食休憩(12:30ごろ)-湯ノ丸山頂(12:53-13:07)-地蔵ゲレンデ下(13:40)


二居峠[雪洞訓練]

2012年02月10日 15時43分15秒 | 山行速報(雪山・アイス)
2012.02/04(土)~05(日) 天気:晴れ→雪、晴れ

二居峠[雪洞訓練]スキー登山をしてきました。

メンバー:N艦長・K氏・Appleの3人パーティ。
装備:山スキー、ビーコン、プローブ、ピッケル、スコップ

今回の登山行程は、前夜発車でR50=太田桐生IC=北関東=関越道を走り月夜野ICで下車し1:30田代ロープウェイPまで入る。

04日(土) 8:40発~9:00-05二居集落~10:05-20二居峠~東谷山稜線偵察~11:20二居峠[雪洞掘り]12:50雪洞(泊)
05日(日) 8:20発~9:00-05二居集落~9:30二居Pの1泊2日です。


東北に山スキーに行こうと計画していたら、N艦長より雪洞訓練やるよメールが・・・。
雪洞の中での“正しい大宴会”を実施するために参加することにする。
なぜか最初に準備したのは銘酒“八海山”である。(^_^;


家の節分をすませ、前夜発で待合せ場所の田代ロープウェイPに着くが2人の車は見当たらない。
ま、いいやといつものように車中泊するが寒さのせいか年のせいか何故か1時間ごとに小便に起きてしまう。
明るくなり外のざわつきで7時に目が覚め、改めて探してみるが見つからず何処に居るコールする。
あれれそっちなの?で二居パーキングに移動し合流する。

ま、のんびり行くべ~で、朝食の恵方巻きと鳥唐揚げを食べる。
のんびり支度をしスキーを担いでまずは国道歩きから、次に二居集落を抜け林道入口まで歩く。
スキーにシールを貼り林道を進むが、まもなく除雪した道もなくなり雪の中へ。
パウダー状の雪だか浮力は十分でサクサク登り、雪とシールの感触を楽しみながら間もなく二居峠に到着する。

K氏がなかなか上がってこないので上から探すと、やたら雪にはまっているらしい。スノーシューだと浮力が足りないようだ。
ほっておいても問題はないので、ザックを置いてN艦長と雪洞適地の探索に出かける。
稜線の東側は吹きだまりになっており何処でも雪洞は掘れそうである。
東屋の近くがブッシュも少なそうなのでゾンデ棒で雪の深さ等を測量する。
位置が決まった頃にK氏が上がってくる。雪と格闘してた割には元気なので早速雪洞掘りを開始する。
実質60分で掘り上げたが、K氏が時間もあるので仕上げ工事に30分をかけM不動産真っ青の豪邸になる。
あとはお待ちかねの大宴会に、まずは“八海山”で乾杯、続いてビール・焼酎・ウイスキーと・・・これが夜まで延々と続く。(いつもこのパターン)
これではアルパイン・ドリンカーと言われそうである。(^_^;
小腹が空いたころに豚バラと白菜の鍋・チャンポン麺とで夕食をとる。美味かった~。
暗くなってから照明は蝋燭である。これがまた幻想的でワンダフル・ビューティフル・ナイスっ!てな感じで。
スキー場でもって雪洞掘りますでナンパできるな~と妄想を抱く3人であった。


夜中に雪洞をチェックすると斜面側天井高が約20cmと入口高が約40cm下がっていた。
雪が締まってないので下がるのは予想していたが、天井と壁の取合い部分はRをもっとつけた方が沈下量を減らせると思う。
翌朝は昨日の鍋の残りに餅と麺を入れ朝食とし、のんびりと下山する。




二居峠に到着する。トレースの先に国道17号線がみえる。




二居峠の東屋です。あそこにザックをデポし稜線に沿って雪洞適地の探索に向かう。




雪洞入口です。入口は縦横1m×1mで奥行き1mにしたが、天井面はRをつけた方が強度アップになる。




入口から見た雪洞内です。さっそく八海山で乾杯し大宴会が始まっている。




雪洞内は縦横2m×3.5mで高さ1.5mの豪邸です。3人には十分な広さです。




フラッシュ焚かずに撮影しましたが、蝋燭3本を立てると十分明るいです。すごく良い雰囲気です。

by Apple

袋田の滝 アイスクライミング

2012年02月04日 02時04分58秒 | 山行速報(雪山・アイス)
袋田の滝 アイスクライミング

ガストンさんから「袋田の滝が凍ったよ」
この知らせに、幾分風邪気味であることなど忘れて「行きます!」
わずか5分で何にも予定のない休日が埋まった。

氷瀑・袋田の滝を登るのは、自身の行きたいリスト上位にランクインしていた。
袋田の滝は日本三大瀑布。茨城の誇る自然造形でもあり、馴染みは深い。
しかもACC-Jに入って10年近く、袋田が凍結したという報に触れたことがなかった。
(実際には、6年ぶりだそうだ。)
まあ、それくらい近年では貴重な事象なのである。

2012/2/2
氷点下といえども、さすがに八ヶ岳ほどの寒さはなく、快適。
天気も良く、風も少ない。

閑散とした無料駐車場から、観瀑台入口へ。
入場料300円は9時前なら無料だそうだ。
途中の分岐は吊り橋方面へ。
吊り橋の袂から川床へと降りる。川面はほぼ凍結しているが、バリッバリッとたまに不気味な音を立てる。

装備を付けて滝へと進むと、先ほどまで見当たらなかったパ-ティ-が。
あれ?もう取っついてんの?と思ったら、上部から懸垂してきたらしい。

下部の容易な一段目を登ると、あれれ?どこかで見た顔?と思ったら、水戸葵のMさんでした!
志の同じ人たちって、やっぱり行動や出現場所も似るのね・・・。

でもって、どうやら三段目は氷が薄くてリ-ドは厳しいらしい。
そこでMさんたちのトップロ-プを使わせていただくことに。(さすが!Mさん。太っ腹だ。)

そして、ガストンさんのリ-ドでクライムオン。
ガストン親方は当たり前のようにサクサク行く。
この二段目は容易なはずだが、アイス経験に乏しいsakは、このピッチが一番緊張した。



しかしコツというか慣れというか、体が反応してくると実に快適。
三段目は、決して氷結が発達していなかったものの、トップロ-プという気軽さもあって実に楽しかった。
初めはパラパラであった観瀑台のギャラリ-もいつの間にやら、かなりの数となっていた。





やっぱり今日は幾分暖かいようだ。
三段目上はところどころ水流が走り、四段目の表面に水の流れる場所も出てきた。
さすがにこれから氷も解けるだろうからこの上の生瀬の滝まで行って終了することに。





しかし、落とし穴が。
生瀬の滝手前で、ガストンさん、sakの順に氷を踏み抜く。
うひゃあ!



容易な生瀬の滝を越えると饂飩屋さんが見えて終了。
日向で装備を解き休憩していると、「NHK」を名乗る青年が。

どうやら、Mさんたちはこの取材をかねて来ているらしい。
そういえば、観瀑台入り口で「茨城県山岳会の方たちですか?」なんて声をかけられたりした。
その時は特に何とも思ってなかったけど、そういうことか、と合点が行く。

その後、Mさん一行もこの場所に到着し、事の次第を歓談。
袋田の駐車場まで送っていただいたりしてまったくもってお世話になってしまった。

どうやら袋田の氷結が今日のNHKニュ-スで放映されるらしい。
そういえば、袋田の滝の凍結やシガの流れる様子は冬の風物詩として取り上げられることが多い。

それにしても、だ。
今日の計画は上手くいきすぎだ。

【今日の出来過ぎフロ-チャ-ト】

ガストンさんからお誘いがなければ、袋田に来ることはなかった。

タイミングよく取付きでガストンさんと旧知のMさんと出会う。

Mさんが三段目にセットしたトップロ-プを使わせてもらい完登できた。(リ-ドではチョット無理)

Mさんのお仲間、茨城岳連T理事長の車に乗せてもらい、車の回収もラクチン

T理事長へ取材のおかげで、ちょっとだけテレビに映る(笑)
FNNニュ-ス スピ-ク

家族に話して、家庭内での面目を保つ


ガストンさん、Mさん、T理事長無くして今日の成功はない。
今日の成功どころか、家庭内での面目躍如!

運も実力のうち?いやいや。
恵に預かって分かる、親方のありがたさ。あれ?違うか?

いや、ほんとに感謝しております。


sak