acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

奥白根山緑沢

2010年08月31日 10時58分26秒 | 山行速報(沢)
8月29日、奥白根山緑沢遡行。メンバーはK君、N君、A君と私の計4名。土曜日午後3時筑西市役所発。今回の楽しみは、遡行半分、宴会と温泉が半分といった具合かな。この数日の天候を見ていると、日光方面は毎日のように雷雨があり、午後に沢中に居ることは危険と判断した。当初は庵沢遡行緑沢下降を考えていたが以上の理由により緑沢のみに変更したものである。
28日夜、赤沼駐車場でKシェフの手料理で大宴会を取り行った。沢登りよりも、こうして仲間と飲み語っている時の方が楽しくなってきたのは歳のせいか。さすが戦場ヶ原は涼しく、車の中で4人寝てもぜんぜん暑くはなかった。
赤沼茶屋5時発のバスで小田代原に行き、そこから歩いて弓張峠を越えて出合に至った、5時30分。その辺りは伏流と聞いていたが水が流れている。昨日に大増水があったようで周りの草が倒れている。緑沢外山沢分岐、6時40分。緑沢に入り20mスラブ滝、これは右岸の枝沢から巻く。次の25mはロープを付けて右を直登。結果はロープの必要はなかった。


最初の滝は右岸の階段状を登る


2番目の25mは右壁を登る(ロープは必要なかった)

ナメに続いて40mの緑滝が現れるも傾斜緩く右をノーロープで登った。

緑滝はシャワーを浴びながら快適に直登

この上には大きい滝は無く、各自各々巻いても良し、シャワークライムをしても良し、好き勝手に登っていく。

緑滝上で小休止


気持ちいいーと言う言葉が自然に出てくる


水に入りたい人は積極的にどうぞ

ヤブコギもなく稜線着9時50分。ここから湯元に下る道の悪いこと悪いこと、手入れは殆どされていないようだ。悪いというのは難しいという意味ではなく、歩きにくいという意味である。スキー場の上部の沢でソーメンを作り大休止。11時15分~12時15分。あとはゆっくり歩いて湯元温泉着12時45分。昨日デポしておいたバイクで赤沼の車を回収して日光山温泉寺に行く。私には物珍しかったが、K君は以前にも来たことがあるとのことだった。これからの安全登山を祈願する。


本日歩いたGPSの軌跡



我々が温泉に入った日光山温泉寺



これからの安全登山を祈願する


激しい雷雨の中、日光市内で水ようかんを買い帰路に着く。
            
                    ガストンガニマタ

阿武隈川・南沢

2010年08月26日 14時25分50秒 | 山行速報(沢)
2010.08/15
阿武隈川 南沢溯行をしてきました。
メンバーは、N隊長、A夫妻、Appleの4名です。

今回の行程は、前夜発車で甲子温泉Pまで入り、
~南沢入渓~右俣~大滝30m~左沢~稜線登山道~甲子山
~甲子温泉Pまでの1日溯行です。




10m滝(F2)です。ザイルを出して水流右側を登ります。
倒木上部を使ってボディビレイできます。




7m幅広滝(F5)です。ルートを見きわめています。
左側から登れそうとの判断でロープ無しで取り付きます。




昼食は流しソーメンです。
猛暑の中の溯行だったので喉ごし良く美味しく食べれました。




大滝30m(F9)です。
左側の泥壁を途中まで登り水流左側を登ります。
ホールドも沢山あり難なく登れます。




左沢の詰めです。
この後薮漕ぎになりますが、30分ほどで稜線登山道に出ます。




甲子山▲1,549m山頂です。
ここで大休止し登山靴に履き替えて下山します。
途中でチチタケが採れました。

by Apple

鳥海山

2010年08月26日 14時10分57秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
2010.08/07~08
鳥海山登山をしてきました。

今回の行程は、前夜発車で湯の台口Pまで入り、
~滝ノ小屋~河原宿小屋~伏拝岳分岐~行者岳~御室小屋
~新山~七高山~ 百宅口分岐~御室小屋(泊)

~新山~御室小屋~千蛇谷~七五三掛~御田ヶ原分岐
~鳥海湖~T字分岐~河原宿小屋~滝ノ小屋~湯の台口P
までの1泊2日の行程です。




滝ノ小屋より八丁坂から望む鳥海山です。
心字雪・大雪路・小雪路などの雪渓が見えます。




河原小屋に到着です。
ここが最後の水場になるので水を満タンにすますが、
先の雪渓でも水は汲むことができます。




大雪路の雪渓を登ります。
スプーンカットの雪面でアイゼンは不要でした。




外輪山に到着です。
伏拝岳から行者岳▲2,159m向かう縦走路から
鳥海山・新山▲2,236mを望む。




今夜の宿、御室小屋に到着です。
食事はまずいとの評判なので自炊で、
夜はパスタ・サラダ・スープです。
朝はカニ雑炊です。




この岩山の向かうが新山になります。
越えたところの2つの岩山から山頂に向かう道があります。




鳥海山・新山▲2,236mでのスナップ写真です。
岩稜に囲まれ、ここからはあまり眺望がありません。




七高山▲2,229.2mの三角点のような標識に
ヨッコラショと休憩です。
百宅口方面が一望できます。




千蛇谷を通って七五三掛・鳥海湖に向かいます。
朝はガスで残念ながら影鳥海は見えませんでしたが、
いまは晴上ってます。




千蛇谷雪雪渓から外輪山と御室小屋を望む。
猛暑のせいで雪渓はみるみる溶けていってるようです。




御田ヶ原分岐より山腹を望む。
青空と入道雲が美しいです。
これ以上発達しなければ良いのですが・・・。




ニッコウキスゲの大群落がいたるところにあり、
早くもアキアカネが姿を見せています。

by Apple

谷津川本流

2010年08月24日 07時15分37秒 | 山行速報(沢)
8月22日、N氏、K君、N君、ガストンの4名で谷津川に行ってきた。21日夜、道の駅「あらかわ」でN氏と待ち合わせるも、途中、話に夢中になり道を失い着くのが遅くなってしまった。「あらかわ」は虫も少なく静かで、寝るのには最高の所だった。6時55分、遡行開始。これといった悪いところもなく、ロープが欲しそうな滝は巻く。夏の暑い日の遡行は、シャワークライミングが気持ち良い。シャワーを浴びたくて、わざわざ水の中に入ったりもする。


いよいよ遡行開始 K君とN君



滝も続き、いよいよ楽しくなってきた



積極的に水の中に入る


人間は幾つになっても、本音は子供と同じで、こういう遊びは誰でも好きなんじゃないかと思う。少なからず私は、水遊び、木登り、崖登り、洞穴潜り、などなど子供のする遊びと名前の付くものはなんでも好きである。地獄谷出合7時35分。七ッ滝沢出合8時10分。


右岸から七ッ滝沢が入る。登れるかも知れないが、かなり悪そう



楽しいシャワークライムが続く


とりたてて説明するような場所もなく、地図と遡行図を見ながらモクモクと進む。この沢の滝は、やる気ならすべて直登できる。でもロープを出してまで登りたいという気にはならなかった。やがてツメのルンゼに入る。


やがてルンゼ登攀となった


ルンゼ内もすべて直登できる。ルンゼが終わるとヤブコギなしで登山道に飛び出した。


途中にあった営林署小屋は壊れて中に入るのは危険


登山道着10時。この登山道を降りていき、地獄谷を横切る地点で大休止(10時40分~11時30分)、ソーメンを作り、アルコールゼロのビール(正しくはビールではない)で乾杯する。いやいやどうして、最近のアルコールゼロのビールは旨くなってきたと思う。喉を通るとき、ちゃんとビールの味がする。登山口まで降りて(12時10分)、全員スッポンポンになって水浴びだ。これが最高に気持ちよかった。しかし、水浴びをした場所は、一般登山道のすぐわきで、当局に見つかったら、おそらくワイセツ物チン列罪で、4人共警察署のお世話になっただろう。帰りはいつものように秩父で「黒糖水ようかん」をお土産に買った。渋滞もなく家には明るいうちについた。
                                
                                 ガストンガニマタ

穂高岳縦走 その3

2010年08月18日 09時24分58秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
7月17~19日
穂高岳縦走登山をしてきました。

今回の登山行程は、前夜発車で沢渡Pまで入り、
~沢渡(バ) ⇒ 上高地~明神館~徳沢園~横尾山荘~本谷橋~涸沢ヒュッテ(泊)

雪のため北穂高岳の予定を変更して、
~穂高岳山荘~涸沢岳~穂高岳山荘~奥穂高岳~穂高岳山荘(泊)

~奥穂高岳~紀美子平~前穂高岳~紀美子平~岳沢ヒュッ
テ~上高地(バ) ⇒ 沢渡Pの2泊3日です。




奥穂高岳から見たジャンダルム▲3,163mです。
山頂には登山者が2人見えます。
そのうち登ってみたいと思います。




吊尾根縦走中の標識です。
眼下には上高地、遠くには焼岳・乗鞍岳が見えます。




これから向かう吊尾根です。
足場はしっかりしており比較的安全に縦走できます。




前穂高岳▲3,090m山頂でのスナップ写真です。
ここまでの登りの険しさとは違い、山頂は広いです。




涸沢カールと槍ヶ岳です。
岩と雪のコントラストが美しいです。
ず~っと見ていたい風景です。




前穂北尾根を懸垂下降中のクライマーです。
こんな乾いた岩登りは快適でしょう!




重太郎新道から見た吊尾根です。
空のブルー・岩のグレー・草木の緑が美しです。




河童橋から見える岳沢を真近に見ます。
名残りおしいですが、これから下山します。

岳沢の雪渓と練乳で食したかき氷美味であった。

by Apple

穂高岳縦走 その2

2010年08月17日 13時40分14秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
7月17~19日
穂高岳縦走登山をしてきました。

今回の登山行程は、前夜発車で沢渡Pまで入り、
~沢渡(バ) ⇒ 上高地~明神館~徳沢園~横尾山荘~本谷橋~涸沢ヒュッテ(泊)

雪のため北穂高岳の予定を変更して、
~穂高岳山荘~涸沢岳~穂高岳山荘~奥穂高岳~穂高岳山荘(泊)

~奥穂高岳~紀美子平~前穂高岳~紀美子平~岳沢ヒュッ
テ~上高地(バ) ⇒ 沢渡Pの2泊3日です。




早朝小屋の前から見える
モルゲンロートに染まる涸沢槍と北穂高南鐐です。
今回はあまり焼けなかった。




身支度をととのえていざ出発!
小屋のオヤジに北穂南稜は
アイゼン無いと危ないといわれコース変更。




涸沢カールの雪渓を登る拙者です。
後方には青空と涸沢槍がくっきりと見えます。




北穂上空を飛ぶヘリコプターと飛行機雲です。
ただのパトロールのようです




ザイテングラードの岩場でのスナップ写真です。
後方は、穂高岳山荘がある白沢コルです。




途中の岩場で大休止です。
お天気の山でのんびりは本当至福の時です。
ちょっとポーズをとってみました。




涸沢岳▲3,103.1m山頂でのスナップ写真です。
穂高岳山荘からここまではサンダルでも登れるくらいです。




奥穂へ向かう登山路です。
いきなりの梯子だ大渋滞なので、
しばらく様子をみてます。




奥穂へ向かう最後の登りです。
空は快晴・風は微風!ほんとうに登山日和です。




奥穂高岳▲3,190m山頂でのスナップ写真です。
知ってる人は知っている、クエ~のポーズに
その場の人達は目がテンになってました。




山頂直下の岩場に咲く花です。
ハクサンイチゲかと思いますが、
すぐ脇は涸沢側に切れ落ちてます。




今晩お世話になる穂高岳山荘です。
こんな高山にありながら快適な山小屋です。




穂高岳山荘の夕食です。
さすが北アルプス!
ここも山小屋とは思えない豪華な食事です。




夕食の後、寒い中粘って撮った。
夕陽の染まるジャンダルムです。
神々しいほど赤く染まりました。




雲間に沈む夕陽です。
刻々と変る雲を見ていると飽きないのですが、
薄着の私は寒いです。(^_^;)

by Apple

穂高岳縦走 その1

2010年08月12日 19時14分59秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
7月17~19日
穂高岳縦走登山をしてきました。

今回の登山行程は、前夜発車で沢渡Pまで入り、
~沢渡(バ) ⇒ 上高地~明神館~徳沢園~横尾山荘~本谷橋~涸沢ヒュッテ(泊)

雪のため北穂高岳の予定を変更して、
~穂高岳山荘~涸沢岳~穂高岳山荘~奥穂高岳~穂高岳山荘(泊)

~奥穂高岳~紀美子平~前穂高岳~紀美子平~岳沢ヒュッ
テ~上高地(バ) ⇒ 沢渡Pの2泊3日です。




ひさびさの上高地!人の多さに感心しながら、
朝靄の中をのんびり歩くと明神館に到着する。
梅雨明け宣言があり空は晴上る兆候!




ガンガン照りの中、
横尾山荘より穂高屏風岩をバックにスナップ写真を撮る。
これからしばらく林の中なのでホッとする。




屏風岩の正面から望む、美しい岩壁だ。
まだ誰も取り付いていない。
私はきっと登ることはない岩壁である。




沢音が大きくなると本谷橋に到着です。
たくさんの登山者が休憩している。
私もここで大休止!




涸沢に向かって最後の雪渓登りです。
前を歩くおばちゃん御歳70才?!さすがである。
私はいつまで登れるんだろう?




涸沢ヒュッテに到着です。
ここにも御高齢なおじいちゃんが!
穂高は人気があるのを改めて実感する。




涸沢ヒュッテの夕食です。
さすが北アルプス!
山小屋とは思えない豪華な食事です。

by Apple

阿武隈川・南沢

2010年08月09日 00時13分02秒 | 山行速報(沢)
阿武隈川・南沢に行ってきました。

ホンモノの夏がやってきた!
久しぶりの熱い夏。入道雲が眩しい。
こりゃあ、沢しかあんめぇよ。
「じりじりと焼けるアスファルトに嫌気が差した末の山行でした。」


阿武隈川

メンバ-は、久しぶりのMさん、Aさん。そしてsak。
アプロ-チも良く、入渓まで30分たらず。
当会のS子さん執筆のガイド頼りに。

程よく滝登り。
たまにロ-プを出したり、仕舞ったり。


F2の登り


F1は問題なく直登
F2・8mY字状が実際の核心か?ロ-プを引いて水流右を直登&トラバ-ス。残置ありⅢ+。
F3は直瀑。左岸を巻く
F4、水流右。念のためロ-プ。支点もある。
F5は左岸のルンゼ状もいけるが、水流左壁のカチを拾っていくのも楽しい。足をすべらせ、ヒヤッとする場面も。
あとは登れそうなところを気の向くままに登ろう。


南沢大滝

F10の南沢大滝(30m)
右岸にしっかりした踏み後。クライミングもワンポイントであとは木の根ピッチの様相。
高度感はあるものの、困難はない。


快適に登るAさん


スラブを行く(細かい落石注意!)

奥の二俣は右俣をチョイス。
枯れ枝がうるさいが急な細ナメを行く。
最後は急斜面のスラブ。岩屑が多く、油断はできない。
たまらず右の茂みに活路を見出す。


すぐに山頂だった

そこからわずかで登山道。
先には甲子山山頂標がすぐそこ。ほぼ山頂にダイレクトというのはなんだかチョットお買い得感。

山頂で大休止。旭岳が雲間に見え隠れ。
ふと携帯を見れば、山岳会のメ-リングリストでは、来週末、南沢に行こうという計画で賑わっていた。
と、いうことは我々は先発隊か偵察隊かな?なんて暢気さ。
事によると本隊は昼に「流しそうめん」をやるらしい。流石!

下山は甲子温泉まで1時間ほど。
アプロ-チといい、下山といい、とてもお手軽。
滝登攀もほど良い間隔で、程よい緊張感。一服の涼にはもって来いだ。
下山後の甲子温泉もgoodです。

sak

ナルミズ沢(宝川本流)

2010年08月06日 13時13分04秒 | 山行速報(沢)
2010年7月31日(土)~8月1日(日)
利根川支流宝川本流(ナルミズ沢)沢登り
メンバー:Yu-chan, Apple

今回はエキスパートでないメンバ2名による沢登り。
結論から言うと一日目に欲張りすぎました。結構長い沢を登って釣りも焚き火もというのは。出発前は、はっきりしない天気。前夜に入山地点に泊まったときの空模様もはっきりしません。久々に重い荷物を背負って宝川本流沿いの林道を歩いていきます。板幽沢をわたって何度か林道が曲がると、登山道になります。すぐに水平なトラバースになると思いきや意外と上り下りがある。やっとのことで徒渉地点に降り立つと、そこには釣り人がいらっしゃいました。ここで沢靴にはきかえて、遡行を始めることにしました。最初から、いきなり深いところがあり、さらに巨岩の滝や淵をたどります。広河原(ウツボギ沢出合)にたどりつくまでに少々エネルギーを使った感じになりました。
 広河原のテント場はなんども使われているようで、しっかり踏み固められています。タープを張るには、支柱に工夫がいりそうで、他にないか少し探してみましたが、仕方がないようです。とにかく日帰り装備を背負って本流遡行をめざします。


ウツボギ沢出合からしばらくは平凡な瀬を歩きます。


比較的深い釜とナメ滝が連続する沢です。



暑いので泳いでみたいのですが、深い釜は底がみえなくてちょっと怖くて泳ごうという気にはなりません。水が冷たくてかなわない、ということはなかったのですが。ところどころ腰ぐらいまで浸かって釜をへつったりすることが何度かありました。滝は傾斜のゆるいやさしいのが多い。釜をへつるのが無理で、3度ぐらい小さく滝やゴルジュを巻くことがありました。巻き道はしっかりした踏み後があります。魚影はほとんど見ないです。


魚止めの滝らしい。沢は開けていてとても明るいので、日当りがよくて暑いのが難です。


奥の二俣付近からはいよいよ周囲が全面草原になり、ますます解放的です。ナメの上を流れている浅い水は全然冷たくありません。


苔むしたナメが草原の斜面へと続いています

 最後は草原なので薮こぎなしで大烏帽子山と地蔵頭のコルに着くことができました。稜線の笹は膝ぐらいの背丈しかありません。このあと、朝日岳ジャンクションピークまでの登りがつらかったです。おまけににわか雨が降ったりして。そこからは道がしっかりしていてだいぶ楽になりました。朝日岳からは大石沢へ向かう尾根の道で、草刈りをしている方に合いました。ご苦労さまです。それにしても宝川本流へまっすぐ下る道は単調です。大石沢横断地点からは宝川本流に沿って広河原まで行くだけです。そこもやはり細かいアップダウンがあって、楽ではありませんでした。夕暮れにようやく幕営地にたどり着き、大急ぎでたよりない樹木にロープを張ってタープを設営しました。食欲もやや減退するほど疲れていましたので、みそ汁だけ作って夕食とし、雨も降ってきたのでさっさと寝ました。

 翌朝はゆっくり起きて、焚き火でごはんを炊いて、腹一杯に飯を食べてから、淡々と下山しました。


GPSによる軌跡図

行程とタイム記録
07/31(土)
宝川温泉の先駐車地点05:09~05:33初沢横断~06:25登山道開始~07:29徒渉地点
入渓07:47 溯行開始~08:15広河原(ウツボギ沢出合)08:40~10:08大石沢出合~
11:38二俣~右俣へ~13:10鞍部(大烏帽子ー地蔵頭)
~15:15朝日岳~16:53大石沢横断~17:44広河原幕営地
08/01(日)
幕営地08:30~08:47徒渉地点~10:10林道開始~11:09駐車地点到着

(参考)今回の行程1日目の水平距離と標高差(登りと下りそれぞれの累積標高差)と所要時間
徒渉地点までの林道と登山道:5.79km 標高差401m(+589m、ー188m) 2:20
徒渉地点から遡行して鞍部まで:5.53km 標高差562m(+939m、ー377m) 5:20
鞍部からベースまで:5.5km 標高差-532m(+427m、ー959m) 4:30

恵那山・御嶽山 後編

2010年08月06日 09時11分31秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
6月28日~29日
石川県白山市での法事の帰りに恵那山・御嶽山登山をしてきました。

今回は前夜発車で黒井沢登山口Pまで行き、
~黒井沢~野熊ノ池避難小屋~恵那山頂上避難小屋~恵那山~往路戻る、
車で移動し田の原P(泊)

~七合目~八合目石室~九合目~王滝頂上~御嶽山(剣ヶ峰)~往路戻る
の1泊2日の行程です。




田の原(王滝登山口)から御嶽山を望みますが頂はガスの中です。
予報は曇りだったのですが、山の天気はこんなもんでしょう。




八合目付近のお社です。
御岳教の守護神なのでしょうか、
中には立派な金剛力士像が祭られています。




九合目付近には、やたら目立つ案内板があります。
ここまでやる?って感じですが、ガスの中では見やすいです。




山頂までの石段です。
一瞬日が差して、なぜかここだけ乾いているので不思議に感じました。
おそるべし御嶽教?!




信仰の山だけあり、立派な奥宮が建立されています。
ここでの参拝は霊験あらたかでしょう!




御嶽山(剣ヶ峰)▲3,067mでのスナップ写真です。
晴れていればお鉢が綺麗に見えるはずなのですが、
ガスで展望は無く残念です。

by Apple