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 4月29日に姫路市の手柄山交流センターに開館した「モノレール展示室」に行ってきました。
 姫路モノレールを追いかけて来ましたが、長い間眠っていた姫路モノレールが展示室という形で一般の前で公開されることになりました。



↑姫路駅観光案内所にて


 今回も恒例のメンバーで手柄山へ歩いて行きました。4年前の姿とは変わっています。モノレールを見学するための通路やエレベーターが設置されています。




 入るとドーンとモノレールの先頭部が現れます。「開通」のプレートが再現されています。




 姫路モノレールはロッキード方式という方式で、鉄製の車輪で1本のレールをはさんで走行するモノレールでした。




 室内は固定式の対面シートが並びます。両運転台・2扉構成です。
 車体にも注目! 姫路モノレールは川崎航空機製で、飛行機の機体の要素が入っております。現在日本を走るモノレールの多くに採用されているアルミ合金車体やステンレス車体とは異なっています。

 
↑赤いシートの室内(左)、航空機の技術で造られた車体(右)


 現存する車両2両が展示されていますが車内に入ることができるのは1両のみです。また、ほかの1両はすでに解体され、その部品や機器が展示コーナーに並べられています。





 ただいま、展示室の上のフロアでは資料の展示会も開催されています。当時の様子がわかる貴重な資料を見ることができます。




 1966年に開通した姫路モノレール。新幹線に負けず劣らず“夢の乗り物”であったはずです。何でも手に入るような今と違って、博覧会がやって来て、モノレールという珍しい乗り物が走る。それだけで市民が幸せになり、盛り上がる時代だったのでしょう。
 昭和の時代の雰囲気を感じる展示会でした。

 
 屋外には台車が展示されています。塗装もしなおされ(液ダレが目立ちますが…)、レールのレプリカにまたがった状態で置かれています。ロッキード式モノレールを物語る一品ですね。



 展示場所が鳥の糞だらけにならないことだけ祈ります。




 手柄山公園からの眺望。気候もよく、最高です。

 帰りはモノレールの遺構に沿って帰りました。大将軍駅のあるマンション。JR姫路駅の高架化が完了したので前の道路の跨線のスロープがなくなり建物全体が見渡せるようになっていました。




 夕日を浴びて佇む姫路モノレールの遺構。その上には山陽新幹線がクロスしています。




 モノレールも一般公開されるようになりましたが、レールの遺構はいつまで残されるでしょうか。


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