旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

北海道⑱ 阿寒湖の朝

2012年09月18日 | 2012年夏休み 北海道キャンピングカー

久しぶりにフカフカのお布団で、思いっきり手足を伸ばして寝ました。

キャンピングカーも意外にも寝心地も良く、快眠できましたが、やっぱり畳の上のお布団は違います。(当たり前だけど…。)

寝相の悪すぎるティガーは、お布団3枚分を思う存分使ってのびのび、というか、みんなに迷惑かけまくって寝ていました。

キャンピングカーの穴ぐらみたいなベッドからよく落っこちなかったもんだ。

 

あさ5時に起きて、まずはボルトの100m決勝を見届けます。

しばらくテレビ無の生活だったので、オリンピック鑑賞もいつも以上にワクワクします。

Photo21 さて、ボルトも無事金メダル獲ったことだし、我々は朝ぶろに行きましょうか。

昨夜は「女性8階・男性1階」

でしたが、今朝は「女性1階・男性8階」に入れ替わっています。

1階のお風呂は、夫が「今までで一番感動した風呂!!」

と絶叫したお風呂です。

私とマリリン、昨日の8階の阿寒湖を見下ろす露天風呂にも感動したのですが、1階のお風呂はどんなんだろうね~と言いながら早朝にいそいそと向かいます。

朝からお風呂って、泊まっている人の特権ですもんね~♪

まず、脱衣所が畳なのにも驚いたのですが、内風呂は檜の大浴槽や、泡風呂や、なんか冒険心をくすぐる洞窟風呂など、多種多様さに圧倒されました。

 

 

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でも、なんといっても圧巻なのは、ちょっと手を伸ばしたら、阿寒湖の湖面に手が届きそうなくらいの露天風呂。

阿寒湖と一体になったかのような、豪快かつ洗練された露天風呂です。

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いやいや、これは参りました。

8階の展望露天風呂も良かったけど、こっちの方がさらにいいっ!!

朝のちょっとひんやりした空気の中、阿寒湖を眺めながらいつまでも入っていたい露天風呂です。

 

Dsc02581 贅沢な朝風呂を堪能したら、豪華なビュッフェの朝食です。

今朝はもう一つのビュッフェ会場「天河」

「HAPO」の方が洗練された雰囲気ですが、こちらも朝から品ぞろえが半端ない。

和洋中はもちろん、韓まで加わって、一体何を食べたらいいのか?ってくらいです。

 

 

 


 

 

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中華のコーナーでは、炒め立ての野菜炒めやチャーハン、蒸し立ての点心。

地元野菜の和惣菜や、こちらのホテル名物のつきたてのお餅もあります。

朝からもりもり食べて、北海道最後の日を元気いっぱいで行こう!

今日は、阿寒湖から釧路湿原に向かいます。

キャンピングカーは返却してしまったので、移動手段はどうするの?

はいはい、ちゃんとレンタカー手配してあります。

こちらのホテルには鶴雅トラベルサービスという代理店があって、レンタカーの手配をしてくれます。

 

もちろん事前に電話で予約しておきました。

ホテルのフロントの脇にトラベルデスクがあって、そこで書類にサインなどするだけで、車はホテルの前まで持ってきてくれるので、ものすごく便利。

レガシーを1日借りて、最後に釧路空港で返却です。

(阿寒湖は同じ釧路市内なので、阿寒湖で借りて、釧路空港返却でも、乗り捨て料金は取られません。)

 

あかん湖鶴雅リゾートスパ 鶴雅ウイングス

ホテルの部屋、お風呂、館内の雰囲気、スタッフのサービス、 最後のレンタカーの手配の的確さ、すべてが素晴らしかったです。

また、泊まりたいと思えるホテルでした。

今度は、北海道内の場所で、または、再び阿寒湖なら、ここでも十分満足だけど、さらに上級のこちらとか泊まってみたいですね~。

キャンピングカーとお別れするときは「もう一晩キャンピングカーでも…」

と心から思ったんですけど、こんな素敵なホテルなら、また違った感動があって、最後の一晩はホテルにしたのは正解でした。

 


クレン おなか痛い…

2012年09月08日 | クレンちゃん

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*病気の話なので、犬の糞のことなど、不快に感じられる内容かもしれませんので、ご理解ください。

我が家のチビヨーキーのクレン。

小さいけど、とっても元気。


朝はいつも、私が起きて1階に降りてくると、ケージの中から「おはよー」としっぽふって、出してもらうのを待っています。

でもある日の朝は、寝たままで起きてきませんでした。

おかしいな~と思って、ケージの中をのぞくと、ケージの中に5か所くらい、吐いた跡があります。

まだ乾いていないので、朝方吐いたのでしょう。

それに、普段決してケージの中ではしないウンチまで…。

(その時のウンチは下痢でもなくて、普通でした)

自分のベッドは汚すことなく、周りに吐くとは、きれい好きなクレンらしい…。

と感心してる場合じゃなくて、これは大変です。

ケージから出してもヨロヨロしていて、ちょっと歩いては吐き、水を飲んでは吐き…。

もう心配で心配で…。

朝一番で動物病院に駆け込みました。

クレンは黄色の液体を吐いていました。

胃液なら、透明な泡状。黄色いのは12指腸などもうちょっと先の方からの嘔吐らしいです。

すぐにレントゲンとって、異物を飲み込んでないことは確認し、(といっても、金属なら映るけど布やビニールの端切れは映らないんですけどね)

どうやら、12指腸のあたりにガスがたまって炎症起こしてるかもな~と言われました。

お医者さんも「クレンちゃん小っちゃいからな~」と少々戸惑いながら、吐き気止めと抗生物質と上部消化管運動助ける薬を注射して、お薬を処方してくださいました。

家に帰ると、注射が効いたのでしょうか、吐き気はおさまったようで、少々ぐったりはしていますが落ち着いていました。

その日は友達とランチする予定でしたが、こんなクレンを置いて出かけるわけにもいかず、友達に家に来てもらっていました。

もう大丈夫だわ~。

と思って、友達としゃべっていたんですけど、クレンを見ると、なんだかピクピクしてるんです。

クレン、けいれんしてる?

抱きかかえると、目線はしっかりはしているものの、手足がピクーンってけいれんしてるんですよ。

もう怖くて怖くて、すぐにお医者さんに電話。

「それが20秒以上続くようなら連れてきてください。」

って、今は数秒ずつだけど、20秒になるまで待てと…?

そんな恐ろしいこと私にはできない。

すぐに病院に連れて行きました。

先生もクレンのけいれんには驚いた様子で、いろいろ調べて考えた結果、万が一、脳に炎症起こすと後遺症が残ったり、命にもかかわるかもってことで、炎症を抑える注射をしてくれました。

「後遺症」「命にかかわる」 とか、あまりにも怖い単語が出てきて、私、パニックです。

しばらく病院で様子を見て、どうやらけいれんも収まったようなので、不安な気持ちを抱きつつも帰宅。

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もともと小食なんですけど、全く食欲もなく、ずっと、前足を出して、その足の上に頭を乗っける姿勢でぐったり。

こちらのHPによると、膵炎の場合、前足を前に突き出して胸を床につけて、後ろ足はたてて「祈るポーズ」をするらしい。

きっとおなか痛いんだね…。

 

 

 

 

 

 

 

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夜、心配なので、クレンのケージの前に布団を敷いて寝ました。

「お母さんばっかりずるい!オレもクレンと寝たい!!」

って、別にクレンと一緒に寝るわけじゃなくて、クレンの様子を見るためにここに寝るのよ?

あんた、一度寝たら絶対起きないじゃん?

クレンは「ねえ、ティガー、おなか痛んだけど…」って起こしてくれないんだよ?

あんたここで寝る意味ある?

と思いつつも、ティガーのクレンに対する愛は誰も邪魔することができず、私とティガーと、クレンのケージの前で寝ました。

私は1時間おきに起きてクレンの様子を見てました。ティガーは決して起きませんでした。


Dsc00798  翌日は、朝からちょっと元気で

「おなかへったよ~」って素振りでしたので、病院からもらった「高消化フード」をティガーがスプーンでちょっとずつあげると、喜んで食べました。

これで大丈夫ね~と安心していたんですけど…。




 

 

 








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ウンチしたんですよ。

それが、真っ黒のネトネト。

岩のりみたいなドローっとした下痢とは違った、見たこともないヘンなウンチ。

なんだろな~と思って、ネットで

「黒い糞」とかで検索すると出てくる出てくる。

「胃や12指腸あたりで出血してると黒い糞をする」

「緊急かつ重篤です。今すぐ医者に!」

「うちの子は黒い糞をして、三日後に亡くなりました…」

なっ、なんですって?

またパニックになって、すぐに病院電話。

「それは、12指腸あたりで出血があったんですね~。 で、今はどうですか?」

「ご飯も食べたし、元気です。歩き回っています。」

「なら、次のウンチまで待ってみてください。」

確かに、昨日までと比べてすごく元気だし、食欲もある。今病院に連れて行ってもなにかできるわけでもないだろうと思い、次のウンチまで待つことにしました。

家族全員、心配で心配で、夫も何度もメールしてきて、

「そういえば、ちょっと前に、オレが歩いていたらクレンが足元飛び込んできて、思いっきりけっちゃったんだよね…。そのせいかな…。」

いや、そのせいじゃないから。

翌日、待望のウンチ。

前半は黒いけど、後半は普通な、しっかりしたウンチでした。

念のため、検便してもらって、異常もなく、クレンもすっかり元気になって、一安心です。

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今日は、いつものように日向ぼっこをして、穏やかに暮らしております。

真夏でもここが定位置。

本当に、本当に心配しました。

お医者さん良心的で、結果的にはそれほどお金かからなかったけど、その瞬間は、お金の問題じゃない、クレンが元気になるならなんでもしてあげる!!

って思っていました。

とにかく、「黄色の嘔吐」「黒いウンチ」には注意してくださいね。

早く病院に行って、なんてことなければ、それでいいんですから。

 

 

 

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☆ティガーのクレンへの愛の証拠

クレンが吐いた最初の朝、ティガーは涙目で学校に行きました。

「お母さん、クレンちゃん、よろしくねっ」と

真剣にお願いされました。

そして、学校に着くと、携帯に公衆電話から電話が…。

ティガーからです。

学校は携帯禁止なので、学校の公衆電話からかけてきたのです。

まず、朝7:40頃。

「おかあさん、クレンちゃんどお?」

「病院9時からだから、もうちょっと」 ガチャ

1分後

「9時に病院連れて行くの?それまでクレンちゃん大丈夫なの?」

「今は大丈夫そ」 ガチャ 「…う」

1分後

「病院行ったらどうだったか教えてね。心配で心配で」 ガチャ

で、1・2時間目が終わった中休みの時なんでしょう。

また公衆電話から電話。

「クレンちゃんどお?」

「なんかね、12指腸あたりに炎症があるみたいで注射して」 ガチャ

 

そう、公衆電話から10円玉入れて電話してるので、2秒しか話せないんです。

はたと気づきました。

もしかして、こいつは公衆電話の使い方を知らないんじゃないか…?

10円玉を何枚かまとめて入れることができるってことを知らないんだ。

まとめて入れられること知らなかったら、もちろん、使われなかった10円玉は戻ってくるってこと知らないんだ。

でも100円玉だとおつりはこないよ。

それに、携帯じゃなくて、家の電話にかければ、もっと長く話せるってことも知らないのね。

公衆電話使うことってないですから、知らなくて当然といえば当然ですね。

電話かけるのにお金がかかるってこともピンときてなかったでしょうね。

ティガーのクレンへの愛を改めて思い知り、公衆電話の使い方を知らなかった事実を改めて思い知ったのでした。

 


北海道⑰ あかん湖鶴雅リゾートスパ 鶴雅ウィングス

2012年09月07日 | 2012年夏休み 北海道キャンピングカー

今晩は、素敵なホテルに泊まります。

あかん湖鶴雅リゾートスパ 鶴雅ウィングス

鶴雅は、北海道の有名ホテルチェーンで、阿寒湖だけでも4つもあるんです。

我が家はその中でも最もエコノミークラスの 鶴賀ウィングスですけれども、それでも

十分すぎるくらいの素晴らしいホテルでした。

我が家が泊まったのは、「レラの館」という最近リニューアルしたらしい、アイヌのイメージの洗練された素敵なお部屋でした。

ホテルのHPから予約したのですが、そこが一番安くて、まあいいかって感じだったんですけど…。

ロビーから複雑に入り組んだ廊下を仲井さんにくっついて歩いていくと、レラの館専用のゲートに到着。

そこから突然、木のぬくもりたっぷりのおしゃれな雰囲気に変わります。

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ゲートのところで靴を脱いで、自分の部屋番号の下駄箱に靴をしまって、冷たくて心地よい木の床を歩いて、お部屋に到着。

こんな感じの落ち着いたお部屋です。

 

それほど広くはないですけど、今までキャンピングカーでひしめき合って生活してきたので、ものすごく広く感じます。

 

 

 

 

 

 


 

 




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部屋の奥側からみると、夫が建っているところが入口。

入口入ると、かなり広い前室があります。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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その前室には、充実のお茶コーナー。

こんな大きなホテルの、最も安い部屋なのにもかかわらず、ネスプレッソがあります!!

(私の中で、「ネスプレッソがある=高級」 という等式が…。)

冷蔵庫は空っぽですが、なんと

「サービスのアイスクリーム」

が入っています。

 

仲居さんが、てきぱきと、夕食や朝食会場の場所、食事時間の予約、お風呂の交代制の説明などをしてくれて、とにかく感じがいい。

そう、仲居さん、長い廊下を歩きながら、ちらっとティガーを見て、ティガーの身長を確認して、部屋に用意した館内着がティガーに合うかどうかさりげなく確認してたんですよね。

こんなに大きなホテルで、決してお高いわけでもないのに、徹底したサービスぶりに感動しました。

 

 

 


 

 

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洗面台は2ボール。

お風呂もありますけど、立派な大浴場がありますから、使いませんでした。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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トイレは洗面所&お風呂とは独立のくつろげる個室。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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お部屋を出ると、こんな落ち着いたパブリックスペース。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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そして、なんといっても嬉しかったのは、レラの館宿泊者専用の足湯。

お部屋のすぐ前にあって、家族で足湯こたつ状態。ティガーが特に気に入っていました。

(ティガーが着ているのが、アイヌ風の館内着。上下分かれていて、とても着易く、浴衣ほど寝間着っぽくもなく着心地良かったです。)

 

 

足湯ももちろん気持ちいいのですが、なんといってもここのホテルの素晴らしいのは、充実の大浴場です。

1階と8階にあって、その日によって、男女時間入れ替え制です。

私たちが行った日は、夜7:30までが、1階男性・8階女性。

夜8:00から翌朝までが、1階女性・8階男性でした。

食事は夜8:30からにしましたので、夫とティガーは1階、私とマリリンは8階のお風呂へGO!

 

 

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*お風呂の写真はホテルのHPからお借りしています。

私とマリリンが行った、8階のお風呂の紹介です。

屋上展望露天風!

阿寒湖の素晴らしいこと!!

いやあ、こんな素敵なお風呂は初めてよ!!

でも、これ、阿寒湖凍りつく真冬は、寒すぎて入れないでしょ…?

 

 

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内湯も、泡が出たり、丸太くりぬいた浴槽があったり、いろんなお風呂があって、楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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岩盤浴もあって、時間ぎりぎりまで、マリリンと2人でここでじっくりと汗かきました。

気持ちよかった~!

幸せな気分で部屋に戻ると、夫が興奮状態で

「こんなにすごい風呂、初めてだっ!!めちゃくちゃよかった!!! 感動した!!!!」

と叫んでいます。

8階のお風呂もすごかったけど、どうやら1階のお風呂はもっとすごそうです。

明日の朝、1階のお風呂行くのが楽しみよ☆

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夕食は、「天河」「HAPO」と2つのビュッフェレストランがあり、我が家は最近できた「HAPO」の方でした。

北海道の野菜をメインにしたお洒落なビュッフェ。

私、ビュッフェって嫌いなんですよね…。

落ち着いて食べられないし、お皿ぐちゃぐちゃで何食べてるかわからないし、質より量って感じでそれほどおいしいものがあるわけじゃないし…。

そう思っていた私のビュッフェの常識を覆す、革命的感動的なビュッフェでしたっ!!!!

 

 

 

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和洋中、とにかく種類がとんでもなく多くて、どれもこれもおいしい。

目の前で焼いてくれるステーキはとろけるほど柔らかくジューシー。

野菜は素材を生かしつつ、丁寧に味付けされた優しいお味。

 

 

 

 

 


 

 

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普通のビュッフェではお見かけしないような、デパ地下のおしゃれなお総菜屋さんで並んでるような、つい手を伸ばしたくなるものがいっぱい。

プレゼンテーションもお洒落で、とにかく心躍るビュッフェです。

焼き立てのワッフルのコーナーもあり、デザートにワッフルやソフトクリームを使った超豪華なパフェも目の前で作ってもらえます。



キャンピングカーとお別れしたときは、

「あと1泊ホテルじゃなくて、キャンピングカーにすればよかった…」

と思っていたけれども、こんな素晴らしいホテルなら、やっぱりホテルもいいわね。

部屋に戻ると、4つお布団が敷かれ、久しぶりに思いっきり手足伸ばしてフカフカのお布団に寝っころがり、これまた久しぶりにテレビを見ました。

ちょうど、オリンピックのフェンシング団体が「残り2秒」で勝利した試合を見たり、

翌朝は朝5時からボルトの100m決勝を見たりして、オリンピック観戦も楽しみました。