最後に、北海道キャンピングツアーのまとめです。
1日目 羽田⇒旭川 (JAL) ドーミーイン旭川泊
2日目 キャンピングカーレンタル
旭川→美瑛・富良野→旭川(ラーメン、動物園)→層雲峡 層雲峡公共駐車場泊
193km
3日目 層雲峡→網走 道の駅流氷街道網走泊 169km
4日目 網走→知床(知床五湖・ 知床遊覧船) 道の駅ウトロシリエトク泊 107km
5日目 知床→阿寒湖 キャンピングカー返却 あかん湖鶴雅リゾートスパウイングス泊 178km
6日目 阿寒湖→釧路湿原→釧路市内→釧路空港 197km
釧路⇒羽田(JAL)
北海道は広いから、欲張って詰め込みすぎると運転ばっかりで大変だから、最長でも1日250kmまでと決めて計画したんですけど、5日間もドライブしたら、余裕で1000kmは超えると思っていたら、意外と844kmでした。
距離も短めだったし、道は広くてまっすぐで運転しやすかったし、キャンピングカーは本体がハイエースってこともあり運転しやすく、車高が高くて気分もよく、全く疲れませんでした。
初めて乗るキャンピングカーで初めての北海道をドライブ旅行。
泊まるのは道の駅。
なんとなく不安もありましたが、全く問題もなく、無事に安全に、本当に楽しい思い出深い家族旅行になりました。
もし、これからキャンピングカーでの旅行をお考えの方に…。
キャンピングカー、本当に面白くて、全く不満はなかったのですが、ちょっとした盲点としてお話ししますと…。
☆キャンピングカーの後部座席は意外と疲れる。
というのは、後部座席は、停泊しているときにくつろぐことを大前提で作っているので、移動するときはどっしりとお尻に安定感があるわけではありません。
大きくカーブするときなどは、シートベルトをしていても、つるんと通路に体が投げ出されそうになります。
マリリンとティガー中学生2人でも並んで座るときついので、結局どっちか1人は進行方向反対向きに座らないといけません。
運転席からの景色は最高に素晴らしいのですが、後部座席には、進行方向向かって右側に小さ目の窓があるだけです。
左側はキッチンなどがあるため、窓がありません。
なので、後部座席は景色を楽しむって感じではありません。
一応「7人定員」 となっていても、4人がマックスです。
今回は、4人でちょうど。あと一人増えてもかなり厳しいですね。
それぞれのキャンピングカーの構造を考えて、余裕ある定員を検討してみてください。
☆キャンピングカーなら、レンタカーとホテルが一体でお得?
そんな感じがするでしょうが、実はそうでもありません。
お金の話も野暮ではありますが、やっぱり気になるので、再検してみたいと思います。
ホテル&レンタカーのツアーならとんでもなく安く行けると思いますが、それだと比較するのが
難しいので、個人手配で比べてみます。
例えば、家族4人で快適に移動できるレガシーを4泊5日レンタカー。旭川で借りて釧路で返却。
乗り捨て料金も入れて約50,000円。
ホテルは北海道は安いので、1人10,000円出せば、良さげな温泉宿に泊まれます。
もちろん夕食と朝食がついて、温泉も入れて、フカフカのお布団で眠れます。
(ちなみに、阿寒湖の大感激した温泉宿、鶴雅ウイングスでも、1人12,000円でした。)
家族4人で1泊40,000円。4泊で160,000円。
そう思うと、キャンピングカーはとっても割高。
レンタカーして、ホテルに4泊するのとほぼ同じ。
食事代や、温泉代などを考えるともしかしたら、キャンピングカーの方がお高くなるかもしれません。
でもね、
お金では買えない幸せがあるんですよ。キャンピングカーには。
寝心地が悪いかもしれない。
狭いし息苦しいかもしれない。
トイレやお風呂が面倒かもしれない。
けど、そんな不便さや居心地の悪さも全部含めて、キャンピングカーじゃないと経験できない充実した特別な時間があるんです。
狭い空間の中で、肩寄せ合って過ごす穏やかな空気があるんです。
狭いベッドにワクワクしながらもぐりこんで、ドキドキしながら眠る、普通の旅では体験できないような刺激的な夜があるんです。
もし、キャンピングカーでドライブ旅行、やってみたいけど、できるかな~、大丈夫かな~って不安に思って躊躇している方がいらっしゃるなら、是非ともトライしてみてください。
バリバリアウトドア! ってわけではない、普通の家族の我が家でもできたので、大丈夫です。
またきっとキャンピングカー第2弾ツアー行きますよ!!
最後に、今回の北海道旅行で心に残ったこと。
キャンピングカーは全員断トツぶっちぎりで第一位なので、それ以外で
夫: 北海道の食事 (特に、旭川の大黒屋のジンギスカン・ 回転寿司トリトン・ 網走の居酒屋蒸気船)
マリリン: 網走感動朝市 (海鮮丼、最高! 市場で朝ごはん、気分上がる~!)
ここでのトイレ事件は笑えた。
ティガー: 毎日おいしい「ホタテバター」を食べれた。 ラーメンをたくさん食べれた。
カヌーがよかった。
私: カヌー! あの静寂の中の浮遊感と解放感は感動。
網走の感動の径もよかったな。
やっぱり、さすがは北海道、食べ物への感動が大きいですね。
マリリンも夫も釧路湿原でのカヌーはここには入っていませんが、かなり好印象。
知床メインで行ったつもりですが、意外にも他のところが良すぎて、知床は選外…。
富良野もとってもよかったんですけど、ラベンダーが終わっていたってことと、人が多かったってこともあったのかな。
知床や釧路湿原なんかのさらに雄大な景色を見てしまうと、富良野の印象が薄れてしまったのかもしれません。
北海道は広いので、、きっと、ひとそれぞれ感動する景色や食べ物があることでしょう。
私たちも、さらに素晴らしい風景や、おいしいものを求めて、またいつか北海道に行きたいと思います。