旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

4日目 シパダントリップ

2006年09月25日 | 2006年夏休み マタキン島&コタキナバル 

マタキンからシパダンへは、リクエストがあれば行くっていう感じです。

 

我が家はできればボート貸切で四人で行きたかったけど、シパダントリップは人気があるので、

結局オープンウォーター取ったばかりのファンダイブデビューのイタリア人ファミリー(パパ、ママ、14歳の男の子)と、

センポルナから一緒に車に乗ってやってきたイタリア人夫妻(シュノーケラー)と一緒に、計9人で行くことになりました。

 

 

シパダンへは政府からの許可がないと行けないらしく、人数制限も厳しいらしい。                     

リゾートでも翌日に空きがあって、すぐに許可が下りれば、前日に予約しての飛び込み参加も可能ではあるけれども、

やっぱり最低でも三日前には申し込んでおいたほうが無難みたい。

私は念のため日本からメールで予約しておきました。

 

子供は連れて行くか、置いていくか悩んだけど、シパダンは一日がかりで留守番もかわいそうだし、思い切って連れて行くことに。

二人ともシュノーケリングも上手になったし、なんとかなるだろう。

ベビーシッター代わりに、シュノーケリング・ガイドさんはお願いしました。

このガイドさん、イノさんっていう若い男性なんだけど、ちょっとシャイな笑顔が素敵で、すっごく子供の面倒見も良くていい人でした。

 

 

というわけで、イノさんと、日本人のダイブマスターのシホさんと、船長ムーミンさんとの団体でシパダンへ出発。

 

普通は朝食は7時半からなんだけど、シパダントリップがある日は7時から食べられます。

もちろん夫はダイビングの朝は何も食べないので、私と子供だけ、軽く食べて船に乗り込み、8時には出航。

 

 

今日は、ものすごく穏やかないい天気で、全くと言っていいほど波もなく、

海面は鏡面仕上げ状態。

滑るように船は進み、意外と早くシパダンに到着。

 

途中、カパライとかマブールとかのリゾートが見えて、ほんとに海の真ん中に立っていて不思議な感じ。

それらのリゾートからも次々と船がシパダンに向けて集まっていくのがなんだか磁石に引き寄せられるおもちゃの船みたい。

 

 

Img_21 シパダンに着くと、まず入島許可証を出すために桟橋に停泊。

 

軍隊も常駐していて、のんびりとした南の島に似つかわしくない、なんだかものものしい雰囲気。

 

 


 

ここで、マリリンとティガーとイノさんとはしばしお別れ。                                         

それと、シュノーケラー・イタリアン夫婦も三人はここで船を降りて、 ビーチからシュノーケリング。

 

再び船は動き出し、ビーチから1分くらいのところ、                                    

かの有名な「バラクーダ・ポイント」へ。

 

そうそう、今回はビデオカメラマンさんも来ていたの。別に頼んできてもらったわけじゃなくて、

とりあえず付いて来て、とりあえず撮影して、買って頂戴ね、という感じ。

 

エントリーすることろも撮ってくれるので、順番にバックロールでドボン!!                      

 

入った瞬間、あまりのすごさにレギュレーター口から外れました。                          

 

だって、だって、もうその海の中、透明度が素晴らしく、どこまでも見渡せるんだもん。

シパダンは魚影は濃いけど、透明度はそこそこと聞いていたので、まずびっくり。

そこにものすごいたくさんの魚に混ざって当たり前のように亀が泳いでるし。

 

バラクーダの群れにこそ会えなかったけど、亀、サメ、ブダイの群れ、などなど                   

普通のダイビングで一つでも見れたらラッキーなものが、次から次へと目の前に現れて興奮しっぱなし。

 

一緒に潜ったイタリアンファミリー、これが初めてのダイビングなんて、他潜れないでしょう?

 

この時こそ、水中カメラがほしいと思ったことはなかった。                             

次は絶対にハウジング買うぞ~(ハウジングに入れれば40mまで可能らしいから)

 

 

Img_0001_20 一本目終わって、ビーチに戻ると、マリリンとティガーも興奮して待っていた。                                

イノさんとシュノーケリングで亀やらサメやら見たらしく、すっごく嬉しそうに語ってくれた。

 

ビーチでの休憩時間にはツナサンドが出た。

 

 

しばしの休憩のあとは、「サウス・ポイント」へ

 

 

今回はマリリンとティガーもボートに乗り込み、ボート・シュノーケリング。

ダイバーが潜った後、マリリンとティガーとイノさんがドボン。                               

潜降しながら上を見ると二人が見つめていた。なんだか不思議な感じ。

ここも、大物オンパレード。                                                      

慣れって怖いもので、あんなに感動した亀もだんだん「あ、亀ね。」                            

くらいにしか思わなくなるものなのね。

 

 


 

Img_0002_11

これまた大満足の二本目を終えて、                         

 ビーチでのんびりランチタイム。

これが以外にも豪華でびっくり。

 

 

 

ピラフ、手羽元のから揚げ、ポテト、ゆで卵、ソーセージとナゲット。

Img_0003_8 目の前でカットしてくれたメロンがすごくおいしかった。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

Img_0004_8 そこへ、食べ物の匂いをかぎつけたのか、オオトカゲが登場。 

                                      

 このトカゲ、手羽元の太い骨も丸飲みしちゃうの。                    

 ほんと、恐竜みたいで、怖い。

けど、子供たちは骨を食べる姿が楽しくて、 から揚げ食べては骨をあげてました。

 

 

 

Img_0006_3 幸せな休憩時間です。

ビーチから10mも行かないくらいのところから海の色が濃くなる。

そこから突然600mのドロップオフなんて信じられないね。

 

 


 

 

休憩中、ダイブマスターのシホさんが                                             

「マリリンちゃーん、こっちおいで~!!アジがすごいよ~!!」

すごいってなにが?マリリンがゴーグルつけて海に入ると、

 

「うひゃ~~~~」

あまりにもマリリンが喜んでいるので、私とティガーも行ってみると…

 

 

Img_0005_4 アジが渦巻いていました!!!

だって、ビーチからほんの数mのところよ~

もう、シパダン凄過ぎます。

 


 

 

 

ランチの後、本来は3本目を潜るんだけど、イタリアン・ファミリーは翌日のフライトのため潜れず、

私たちももう満足だったので、みんなでシュノーケリング。                      

また「バラクーダポイント」へ

ここで家族四人でシュノーケリング。                                              

でも私たちはどんどんどんどん流されてしまい、ボートからは離れちゃうし、                    

深すぎて何にも見えないし、怖かった…

 

というわけで、大満足のシパダントリップは終了。                                     

帰りの船の中は、みんな疲れて爆睡。                                              

マリリンとティガーも亀を見れたし、家族であんなに素晴らしい海を楽しめて                            

二人を連れて行って本当に良かった。

夫いわく、「人生の最も楽しい一日に入る一日だった」                                      

大袈裟じゃなくて本当にそれくらい充実した一日だったな。

 

 

こんなに感動できるダイビングがあるからこそ、いくら気持ち悪くても                          

夫がダイビングしたいと思う気持ちはよくわかる。

 

そうそう、もちろん撮影してくれたDVD買いました。結構高かったけどね…                    

(確か300か400リンギット、1万円はしたと思うけど、それ以上の価値がある我が家の家宝となりそうです。)

 

 

ちなみに、シパダントリップは、ボート代が800RM。                                        

頭割りなので家は4人分で約360RM。                                           

それと、シュノーケリング・ガイド代が160RM。                                    

入島料が一人40RMで、四人分で140RM。                                    

 合計で660RM(約2万円)

 

 

 


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