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家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

エジプト⑫ ルクソール西岸 「王家の谷」

2010年06月01日 | 2010年春休み エジプト&ローマ

アスワンから3時間かけてやってきましたルクソール。

ルクソールはナイル川の西岸にある「王家の谷」と東岸にある「カルナック神殿」「ルクソール神殿」と遺跡群が西と東に分かれています。

まずは、今回の旅のハイライトのひとつでもある「王家の谷」にLet’s Go!

といっても、王家の谷は写真は禁止。カメラは入場ゲートで預けなくてはなりません。

というわけで写真はなし。

「王家の谷」 はその名の通りエジプト代々の王さまのお墓がいっぱいあるわけです。

入場料を払うとその中の3つを選んで見ることができます。

ただし、「王家の谷」の、というか世界中でも最も有名な墓である「ツタンカーメンの墓」は別料金。

あと「ラムセス6世の墓」も別料金です。

ってわけで、マリリンたちはフリーチョイスの中から 「トトメス3世」 「ラムセス3世」 「ラムセス9世」の3つと、「ツタンカーメン」 「ラムセス6世」に入場。

マリリンの感想は…

☆ツタンカーメン⇒黄金の装飾が今でも残っていてすごい。

ツタンカーメンのミイラは小さい。19歳だというけど、こんな小男…?

☆ラムセス6世⇒3000年以上前のモノだとは思えないほど壁画がすごい!!!

色も鮮明で感動!!!

で、ここで謎の係員登場。

「奥にもっとすごいのあるよ。ついてこい!」

マリリンと夫、ついて行くと、さらにすばらしい壁画が…!!

感動していると「ここは別料金、チップ払え」

やっぱりそうきたか…。

実はそこは一般観光客は立ち入り禁止の場所で、本来は入れない場所?

でも本当に素晴らしい壁画だったのでチップを1ドル渡そうとすると…

「えぇ~~~?こんなすごい壁画を見て1ドルか?? ケチすぎだろ????」

夫もおずおずとチップを払う人ではないので、喧々諤々の交渉の末、壁画には本当に感動したし、まあ2人分で2ドルってことで決着がついた。

まあ、エジプトじゃあどこにでもいる係員だかなんだかわからない謎の人。

これもまた楽しい駆け引きです。

☆「トトメス3世」⇒遠い!ひたすら遠い!! 

35度の炎天下坂道を上って、傾斜のきつい階段を上って、崖に挟まれた細ーい道を行くとようやく現れます。

盗掘防止のために古代エジプト人頑張ってこんなに奥に作ったけど、結局盗掘されまくり。

泥棒さんのほうが一枚上手だったわけね。

足腰に自信がない人、暑さに弱い人にはお勧めできませんが、壁画と棺はきれいです。

☆「ラムセス3世」「ラムセス9世」⇒ 壁画が美しい。

ラムセス系統はどれも壁画に力入ってる。

でもラムセス6世の壁画にはかなわないね。

と、いう感じだったようです。

038

 

 

こちらは「ハトシェプスト女王葬祭殿」

3000年以上前に作ったとは思えないほど正確で繊細です。

 

 

 


 

 

 

040 この石畳のぴっちりさ!!

今度うちの庭にタイルを敷いてもらいたいわよ。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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壁画もかなりきれいに残っています。

 

ちなみに、このハトシェプスト女王の墓も「王家の谷」の中にあるのですが、このときは修復中ということで見られなかったそうです。

残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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これ3000年以上前に書かれたんですよ~。

こんな色鮮やかな壁画を見ると、しびれちゃいますね~

 

 

 

 


 

 

 

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「メムノンの巨像」

私はこの写真を見た瞬間、

「砂の嵐に囲まれた~

バビルの塔に住んでいる~

ちょーのーりょくしょーねんっ

バビルにーせい♪」

が頭の中を駆け巡りました。

なんだかそんな感じじゃない?

054

 

しかし、このバビルの塔…

じゃなくって、メムノンの巨像はそうとう朽ち果てており (石だから朽ちるという表現が妥当ではないかもしれないけど…)

穴ぼこだらけで、その穴は鳥が巣穴として使っている。

それはそれでなんだかほほえましい。

テレビで見て憧れてきた「王家の谷」に本当に足を踏み入れて、ツタンカーメンの墓を見ちゃった感動の「ルクソール西岸」でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

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ご無沙汰しております。 (みかぷん)
2010-06-01 23:39:27
ご無沙汰しております。
久々の海外旅行記、楽しく拝見させていただいております。
エジプトには13年前に行ったことがありますが、イシスアイランドホテルやメナハウスオベロイなど、懐かしい名前が出てくるととても嬉しいです。
この続きがとても楽しみです。
ちなみに、私もご主人同様、アブシンベルが一番印象的でした。
ところで私たち家族は、GWにマイルを使って、小学校を休まずに済むニューヨーク5日間の弾丸トラベラーを体験してきました。今夏は娘が25日間の米短期留学に挑戦するので少し早めの海外旅行となりました。夏休みの家族旅行は富士登山くらいになりそうです。
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いやー、すごい! (Coco)
2010-06-02 18:42:23
いやー、すごい!
王家の谷…というこのフレーズだけで、ゾクッとしてしまいますよ。いいですね、マリリンちゃん、本当にツタンカーメンのお墓に行ったんだね~。その話を「聞いただけ」で感激しちゃう歴史おばさんです(^^;)

チップのかけひき、ちょっと怖いですね。女の子だけのグループだったら言われたままに払ってしまうんじゃない??
私だったら、もちろんご主人様と同じように断固値切りますね!(笑)
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☆みかぷんさへ (えびふらい)
2010-06-02 23:20:10
☆みかぷんさへ

お久しぶりです~!!

みかぷんさんもエジプト経験者でしたか。
遅々として進まない旅行記ですがこれからもお付き合いよろしくお願いします。

ところで…

なんですってぇ~~~?
みかぷんちゃん夏休みに短期留学!?
すごい~~~!!!

ケニアでお会いした時にも、ティガーと同じ年とは思えないしっかり者だわ、と思っていましたが、1人で外国に25日間も行くなんてすごすぎます。

留学話、ぜひお聞きしたいです。

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☆Cocoさんへ (えびふらい)
2010-06-02 23:27:03
☆Cocoさんへ

Cocoさんの歴女の血が騒ぎますか?
Cocoさんのような知識豊富な人こそエジプトに行くべきです。
感動すぎて熱くなりすぎて倒れちゃいそうですけど…。


謎のチップ男、確かに女性だけのグループだったらちょっと怖そうですが、実際には「大金まきあげてやろう」とかっていう悪い奴ではなく、ちょっと小銭もらえたらラッキーくらいな明るい感じみたいですよ。

どこにでもいるちょっとずる賢いけど、なんか憎めない人たちって感じ?
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