いよいよ、クルーズの目玉の寄港地「キャスタウエイ・ケイ」
今日は早起きして(いまだに時差ぼけのためいつも早起きだけど)、下船に備える。
なにしろ、ハンモックの数は限られてるし、どこに陣地を取るかで一日が決まると言ったら大げさだけど、それくらい気合が入っていたのだ。
船を下りるとすぐに電車のようなバスのような乗り物がいるけれど、
それに乗ると余計に時間がかかりそうなのでそれは素通りして、ビーチを目指した。
夫が先に行って、木陰のハンモックとビーチチェアをゲットしてくれた。
ここではもちろん、シュノーケリングです。
マリリンと夫は二人で張り切って「海底のミッキー像」を探しに出発。
係りの人に聞いて泳ぎだすが、なかなか見つからない様子。
かなり遠くまで行ってしまった。
その間、私とティガーは浅瀬でバチャバチャ。
人口のビーチなので、ものすごーく綺麗ってわけでもないけど、
雰囲気がウォーターパークっぽくて、楽しい。
ティガーは、ここでは「恐竜発掘」をなによりも楽しみにしていた。
ファミリーディギングタイムは午後からなのでそれまで待ってね、と言っても待ち切れなくて、
あんなにいやがっていたキッズクラブに一人でも行くと言い出した。
大丈夫かなあと思いつつも、連れて行くと、振り返ることもなく発掘現場へ飛んでいってしまった。
そして私は一人取り残され、ハンモックでのんびり。
マリリンと夫は一時間以上もシュノーケリングを楽しみ、ヘトヘトになって戻ってきた。
ミッキー像はかなり深いところにあるらしく、透明度もいまいちなので見つけにくかったようだ。
朝一番に行ったからよかったけど。
ミッキー像を見たい方は朝早めに行ってくださいね。
そろそろおなかもへったし、ティガーを迎えに行って、お楽しみのバーベキューランチ♪
と思ったら、ものすごい泣き声が…
あの声はティガー。
走ってキッズクラブに入っていくと、大号泣してるティガーが!!
キッズクラブの女性の方が言った事をそのまま訳すと
「もうランチタイムなのに、行かないって言うのよ。それで泣き出しちゃってもう大変。
なにがなんだかわからなくて困ったのよ。英語しゃべらないし」
って最初から「ノーイングリッシュ」って言っておいたじゃない。
どうやらティガーはどうしても化石が見つからなくて炎天下、約二時間、一人で化石を掘り続けていたようだ。
それでもあきらめきれなくて、泣いていたようだ。
もちろん英語は全く話せないから、一人で頑張っていたんだね。
その後、ランチも食べずひたすら泣き続け、(バーベキューランチはおいしかったです)
そのままハンモックで昼寝してしまった。
すると、予想通り、ティガー、熱い!!この熱さ、尋常じゃない。
もともと虚弱なティガー、長期の旅行で疲れていたところへ炎天下での化石探しはかなりきつかったんだろう。
船に戻ったほうがよさそうだ。
マリリンは島一周サイクリングしたがったけど、ティガーが熱があるし、
雲行きも怪しくなってきたし、船に戻るよと説得してマリリン泣く泣くサイクリングは断念。
しかし、戻り途中、ちょうどファミリーディギングタイムだったため、
熱でフラフラしてるティガーはまたまた化石堀に行くことに。
そんなに掘りたかったのね。
そこでようやく化石を発掘できて、満足したようだ。
大きなバナナみたいな恐竜の歯を見つけたの。
それを見つけると、小さい化石(石膏の)と交換してくれる。
で、アンモナイトとティラノサウルスの歯をもらって、船に戻った。ちょうど雨が降り始めた。
船に帰ると、ティガーますますぐったり…
いつものこととはいえ、やっぱり心配なので医者に行ってみる事に。
医者は船の一番下の階にある。
入り口には酔い止めの薬が山盛りになっていた。
受付で症状とか容態とか書いて待っているとすぐに感じのよいドクターが登場。
アメリカのお医者さんって、「サービス業」としてすごく患者さんに優しくて話しやすいんだよね。
途中まではなんとか英語で説明できたものの、薬の説明となるとすっかりしどろもどろ。
抗生物質についての説明なんてできないから、普段飲んでいる「フロモックス」と言ってみたが通じなかった…
思い切って「ジスロマック」と言ってみたらわかってくれて、それを処方してくれた。
一日一回、三日飲んで一週間効き目ありっていう特性も知っていたし、安心だった。
「ZITHLOMAX」って言うのね~
ドクターに見てもらって、薬ももらったしちょっとほっとした。
ティガーは持参していた解熱剤飲んですやすや寝てるし、最終日というのに、食事に行けなくなってしまった。
でも最終日はウエイターさんたちにチップを渡す日なので、
とりあえずチップを持ってレストランまで行き、
状況を説明すると、部屋まで食事を運んでくれるというので、お願いしてみた。
お部屋で食べるお食事もいいものね。
で、ここからが戦い。
なにしろ夜のうちに荷物を部屋の前に出しておかなきゃならないのだ。
クローゼットにしまった服などをスーツケースに押し込んで、明日の分の手荷物を作って、
なんとか準備ができたのはかなり夜遅くだった。
今日で夢のようなクルーズ生活も終わりかと思うと寂しいような、
でも十分満喫できたからそろそろ日本も恋しいような複雑な気持ち…
これは犬? サングラス置いておくとそれも使ってくれるので楽しかった。
見事な鼻です。
ある日は、ベッドに動物がいないので、ガッカリしていたら
なんと壁にぶら下がっていました!
モンキー!! ウッキー!!
ルームキーパーさんは、毎晩タオルの名人芸を披露してくれて、お部屋もきれいにしてくれて
愛想もよくすごく素敵な方でした。
もちろんチップは弾んだよ!!
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