お庭に、なにか木を植えようと考えたときに、子供と一緒に収穫の喜びを味わえる 『実のなる木』 を植えたいな、と思いました。
そこで、見た目にもかわいらしいブルーベリーを植えることにしました。
園芸の知識が全くない私は、ガーデンショップに行って、初めて、ブルーベリーにもいろんな種類があることを知りました。
大きく分けて、「ハイブッシュ系」 「ラビットアイ系」 などがあり、「なんとか系」 の中にもいろいろな種類があるんですね。
(なんとか系 ってラーメン屋さんみたい…?)
で、とにかく 「なんとか系」 をそろえないと実がならないとのことです。
例えば、ラビットアイ系なら、ラビットアイ系のものを数本植えると、実がなる確率が高くなるというのです。
ラビットアイ系の中にも、ティフブルーだの、ウッダードだの、いろんな種類があるわけで、素人としては、種類をそろえなきゃいけないと思ったら、「ラビットアイ系のティフブルーを数本買えばいいのね。」と思うじゃないですか。
実は違うんですね。
ラビットアイ系の中の違う全部種類を植えたほうがいいらしいですよ。
ハイブッシュ系はうまくいけば、実がたくさんなるらしいけど、ラビットアイ系のほうが比較的育てやすい初心者向きとのことなので、ラビットアイ系の中から、4種類、4本の苗木をセレクト。
本当は1mくらいのそれなりの木を買いたかったけど、何種類も買ったほうがいいということだったので、予算の都合と、これから育てる喜びのためにもまだ20cmほどの小さな苗木です。
もうちょっと大きくなって色が濃くなったら、食べようかしら?
と、思っているうちにいつも鳥に先越されてしまいます…
しかも、いかにもブルーベリー食べましたよって言わんばかりの糞までしていくなんて、失礼極まりないわっ。
これは、子供のたっての希望です。
柑橘系の木には、アゲハチョウが卵を生みに来ます。その幼虫を育ててたいと言うのです。
柑橘系の木は、ゆず・きんかん・みかん などいろいろありますが、見た目がどうしても和風な感じで、ちょっとイメージが合わないので、レモンならその中ではお洒落っぽいかなということで、レモンにしてみました。
もし実がなったとしたら、一番使えそうだしね。
(国産無農薬レモンなんて高級品よね!)
←買ってきたときは、ヒョロヒョロで枯れてるんじゃないの?というくらい頼りなかったのですが…
モクレンが小さくなったような白くて、当たり前だけどレモンの香りがする花です。
そして、そして、子供達お目当てのアゲハチョウは?
なんと、まだ植えて一ヶ月しかたっていない、この小さな木にしっかりと卵を産み落としていってくれたのです。
アゲハチョウも、どうやって見つけたのでしょうか。
ヒラヒラと飛んでいたら偶然にも 「あらこんなところにレモンの木!」 と思ってくれたのでしょう。
そんなアゲハチョウの気持ちにこたえるべく、現在5匹の幼虫を飼育中です。