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旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

大満足のモーニングサファリ

2007年11月08日 | 2007年夏休み ケニア

念願のチーターに会えて、命がけのヌーの川渡りも見れて、感動の涙を流しながらキャンプに帰ってきました。

いつものようにお昼ご飯を食べて、シャワーをして、午後のリラックスタイムです。

長かったケニア旅行も残り少なくなってきました。

Img_0979 こんなふうに、ゆっくり読書をしたりすることも、旅行の楽しみの一つです。

ゲームとテレビがないってすごいことです。

テントの目の前の川にたたずむカバも見納めだね~

(目の前を歩いていると怖いけど…)

午後のサファリは、ゆっくり目の4時スタートです。

狙いは一つ!

もちろん最後に残された豹探しです。

しかし、やっぱり豹は現れませんでした…

これはまたいつか豹に会いに戻って来いってことなのかもしれないね。

今晩の夕食は、いつものコース料理ではなくて、バーベキューでした。

肉(チキンかビーフ)を選んで、好きな野菜と一緒に鉄板で焼いてくれるのです。

味付けもちょっと辛目とか、照り焼き風とかいろいろ選べて、楽しかったし美味しかったです。

しかし、レストランからは向こうの草原がメラメラ燃えてるのが見えて、その火の勢いは、昨日より激しく、広がっていました。

寝るときはいつも、ぬくぬくの湯たんぽが嬉しいのですが、今晩は湯たんぽが熱くて邪魔。フリースのパジャマも暑苦しいくらい。

体がなれたのかしら?と思ったら、火事のせいで、空気が暖められて暑いんです。

ここまで火は来ないことはわかってはいても、なんだか眠れない夜を過ごしました。


再び川へ

2007年10月29日 | 2007年夏休み ケニア

マサイマラに来て最初のモーニング・サファリであっけなく見れてしまったヌーの川渡りでしたが、

もう一度じっくり見てみたい!!とフィリップさんにお願いして、朝食の後に川に行ってみることに。

Img_0959 ヌーたちが川に向かって大行進しています。

もしかしたら、渡るかもしれないよ。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

Img_0960 川べりは、すでに向こう側に渡りたいシマウマとヌーでごったがえしています。

大抵は、まずシマウマが先に渡り、その後にヌーが続くらしいのですが、シマウマは崖を降りてみたり、また上ってきたり、緊張するのか暴れてみたり、とにかく川を前に大変なことになっています。

「誰か早く渡んなさいよ」

「ちょっと~、押さないでよ」

「早くしてよ、うしろつかえてんのよ」

「だったら、アンタが行けばいいでしょ」

「アンタこそ先に行きなさいよ」

と、なぜかオネエ言葉のシマウマの水際でのおしあいへしあいが続きます。

 

一頭が勇気を出して一歩水に入ろうとするも、「やっぱりやーめた」と後戻りすると、群れも一緒に後戻りして、また一から出直し。

そうこうしているうちに、

「全く、シマウマはやる気ないのね。じゃあ、アタシが行くわよ。」

と、ヌーが飛び出そうとするも

「やっぱ、ムリ~~~」 

と引き返します。

そんな水際での攻防がずっと続きます。

私は車の屋根から身を乗り出して、手に汗にぎりドキドキしながらその様子を眺めていました。

気がつくとまわりには10台以上の車が川を囲むように等間隔で扇状に待機しています。

もっと近くに寄って欲しいなあと思ったけど、どうやら、それ以上は寄ってはいけないというルールがあるようで、みんな川から同じ距離を置いて駐車しています。

ドキドキしながらも、ヌーとシマウマの煮え切らない押し合いへし合いは一時間半以上続き、子供たちはもちろん待ちくだびれて、2人でポケモンのことなど話しながらゴロゴロしています。 

部屋から持ってきた毛布は大活躍で、子供が座っている辺りの屋根の上に掛けておき、ちょうど良い日よけになりました。あの炎天下ずっと太陽にあたっているのはなかなかつらいものがあります。

さすがに私の緊張の糸もふっと途切れて、目薬をしたり、子供にムヒでも塗ろうかと思ったその瞬間です!!!!!

 

Img_0965 ものすごい勇気の持ち主のヌーが突然川に飛び込みました!!!

すると、車が一斉にエンジンをかけ、よーいどんで川の前に押し寄せます。

どうやらヌーが川に入ったら、車は川の近くに移動しても良いというルールのようです。

すっかり油断していた私は、急発進に驚きよたよたしている間に…

 

 

 


 

 

 

 

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先頭は向こう岸に無事にたどり着きました。

すると堰を切ったように次々とどんどんとヌーが川に飛び込みます。

 

 

 

 

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無事、向こう岸へ渡ったヌーたちは、後ろを振り返ることもなく、晴れ晴れとした様子で、青く茂った草を求めてそのまま行進していきました。

 

Img_0974 今回の川渡りでは、一頭はワニに捕まり、一頭は流されてしまったようです。

まさに川を渡ることは、命をかけて新しい草を求めて命をつないで行くことなのです。

2日前にも川をわたっている様子は見ましたが、今回は川を渡る前の躊躇している様子もずっと見て、いかに勇気を持って川に飛び込むのか、まさに命がけの川渡りの一部始終をこの目で目撃してしまったのです。もう、感動で体が震えました。

そして、気づいたら目には涙がたまっていて…

その涙がツツーっと流れそうになった瞬間、後ろからむせび泣く声が…

なんとマリリンが泣いているのです。

何にも言わず、ただただ泣いているのです。

川渡りが終了して、キャンプに帰る車の中で、ずっとずっとマリリンは泣いていました。

後から聞いてみたら、命をかけて川を渡る姿、何頭かは命を落としてしまった残酷な現実、川を渡り終えて爽やかに駆け抜けていった後姿、全てに衝撃を覚えたようです。それに加えて、長かったアフリカ旅行も、もう終わりなんだと思ったら、涙が止まらなかったみたい。

そんなふうに感じてくれたマリリンに感動してしまった父と母でした。

ヌーの川渡りを見ることができて良かった…

アフリカに来て、本当に良かった…

 


チーターの獲物をめぐっての争奪戦

2007年10月28日 | 2007年夏休み ケニア

昨夜、BS-i で、ケニアの動物についての番組がありました。

メインはマサイマラのチーターのお話。

チーターは狩名人で、群れからはぐれた一頭のインパラなんかを3kmも先から見つけて、草むらに隠れてできるだけ近くに寄ってから、その俊足で一気に仕留めます。

チーターが狩をすると、空からはハゲタカがそのおこぼれを狙って上空をグルグルと飛び回り、地上ではハイエナが横取りを企てます。

私は、ハイエナはチーターの食べ残しを狙っているんだと思っていたら、実はチーターが経った今仕留めた獲物丸々取っていっちゃうんですね。

チーターのほうが強いのかと思ったら、実はハイエナも負けてなくて、するどいキバで攻撃してインパラ一頭丸まる持って行っちゃうの。

チーターは足が命だから、ハイエナと闘って怪我をするよりは、ハイエナに取られた獲物はあっさり諦めて、次の狩を成功させるほうが得策ということを知っているのです。

さらに、びっくりしたのは、チーターの獲物を狙っているのはハイエナだけでなく、なんとライオンも…!!

百獣の王ライオンが、チーターの獲物を横取りなんて、あなた、プライドってもんはないの?

ライオンは、チーターほど足も速くないし、持久力もないから、実はそれほど狩が上手ではないのです。だから、自分で狩をするよりは、チーターの獲物を横取りするほうが断然ラクなんです。

それはわかるけど、でも、なんだか納得いかない私…

今回主役だったチーターは3頭の赤ちゃんチーターのお母さん。

途中で一頭は死んでしまい、お母さんと2頭の赤ちゃんとの3頭でいつも一緒にいるのです。

ん?

3頭のチーター?

ガバナーズの比較的近くで何度も目撃されていたチーターも3頭で行動していたなあ。

もしかして、そのお母さんと子供達だったりして…?


カバのパラダイスで朝食

2007年10月25日 | 2007年夏休み ケニア

念願のチーターとの対面で時が経つのも忘れていました。

もう9時半になっています。子供達はおなかペコペコ。

マラ川でカバのファミリーを見ながら、ゆったりのんびり贅沢な朝食タイムです。

Img_0952

周りはブッシュで囲まれて、目の前は川。

朝食にはぴったりの場所です。

たまに、ブフォ~~とカバの鳴き声が聞こえたりして、エキサイティングなピクニックです。

メニューは昨日と同じ、パン・ベーコン・ソーセージ・ゆで卵・フルーツ。

フィリップさんがコーヒーやホットチョコレートを作ってくれました。

おなかもペコペコだったし、サバンナの中でいただく朝食はものすごくおいしくて、子供達もいっぱい食べました。

ロング・サファリでの朝食は、ケニア旅行の中でも最も楽しい思い出の一つです。


7日目 やっと会えたね!

2007年10月22日 | 2007年夏休み ケニア

夫は今日も双眼鏡を持って、豹柄動物探し。

フィリップさんも今日のロングサファリで見つけようと頑張ってくれています。

でもやっぱり豹柄は姿を現してはくれません。

そんなとき、突然 「チーターだ!!」

え?どこどこ?

広い草原の先に、車が一台止まっていて、そこにチーターがいるらしいのです。

急いで行って見ると…

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いました!

チーターです。

やっと、やっと会えたね。

 

 

 

 

 

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Img_0918 肩から腰、そしてお尻までの流れるようなしなやかなラインにうっとりです。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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スタイルがいい人、いや動物は座っても絵になります。

 

 

 

 

 

夫は、サバンナの中で一匹でたたずむチーターの姿を涙目で見つめていました。

ずっと探し続けてやっと会えたんです。

(実は夫はチーターは、もっと黄色だと思って、黄色の物体を探していたらしい。実際には土や草にマッチするような地味な色、つまりは保護色でした。やはり素人には発見するのは難しいですね…)

チーターを見ていたら、さらにもう一台車が。それはなんとミカプンさんの車でした。

ミカプンさんファミリーは、今日お帰りなので、これが最後のモーニングサファリ。

8時半にはキャンプに戻らなくてはならないけど、8時、ギリギリのところでチーターと会えたんですね。なんてドラマチックなエンディングでしょう。

(でも、ミカプンさんファミリーはキャンプへの帰り道に、なんと3頭のチーターのグループにも会ったとか。会えるときには会えるもんなんですね。)