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旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

アゲハの飼育日記

2008年06月30日 | ガーデニング

*虫が苦手な方、見ないほうがいいかもしれません。幼虫の写真も大きく載せていますのでご注意下さい。

P1010072 5月末のある日、庭に植えたレモンの木の葉っぱの裏に、小さなアゲハの卵を見つけました。

探してみたら、5~6個ほど見つけたので、葉っぱごと捕獲して、飼育してみることにしました。

 

 

 

 


 

 

 

 

P5260105 飼育ケースの中に、プリンカップを入れて、プリンカップに番号を書いて、一匹ずつ入れて成長を見てみることに。

同じ時期にかえっても、成長の度合いは違うのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

P6040110 幼虫は、最初は真っ黒の小さな毛虫なんだけど、段々と体に白い線が現れます。

頭からニョキっと出てるのは、威嚇用の角。

角とともに、臭いにおいが出るので、鳥を追い払うらしいけど、効果のほどは疑問…?

 

 

 


 

 

 

P6040112 黒い幼虫から、ある日突然、緑の終齢幼虫に脱皮します。

その変化は、感動的です。

エメラルドグリーンになった幼虫は、飼育ケースの中を自由自在に動き回り、バリバリと音が聞こえるくらいものすごい勢いで葉っぱを食べて、ものすごい勢いで大きくなっていきます。

幼虫の頭みたいなところに目のようなものがありますが、これはもちろん目ではなく、またもや鳥への威嚇用。

両サイドの目みたいな模様をつなぐように、冠みたいなものがあるのですが、これが、一匹づつそれぞれデザインが微妙に違うんですね。人間の指紋みたいなもんなのかな。

私は、この模様で 「この子3番さんだ。こっちが5番さん。」と見分けられるまでになっていました。 すごいでしょ?

そして、ある日、あんなに元気に動き回っていた幼虫が、動きが鈍くなり、飼育ケースの中に入れてある枝から離れて、飼育ケースの壁やふたの網のところでうずくまって動かなくなります。

少しでも安定できる場所を本能で探しているんですね。

サナギになると、もう私にできることは何もなく、ただ見守るだけです。

そのときの気持ちは、まるで、嫁入り準備をする娘を見守るような心境です。嬉しいような寂しいような…

 

Img_1386 とうとう、その日がやってきました。

今まさにサナギから出てきた瞬間です。

幼虫は、サナギの中で一旦解けて細胞が組みかえられて蝶に生まれ変わるらしいのです。

サナギの中には液体が残っています。

生命の神秘を感じずにはいられませんね。

 

 

 

 

Img_1388 ところが、この子は羽がうまく開ききらなくて、片方の羽がまがってしまいました…

上手に飛べないのですが、庭の花の上においてやると、蜜を吸って、いつの間にかどこかへ行ってしまいました。

自然の中で生き抜いていくのは厳しいかもしれないけど、頑張っていくんだよ~!!

 

 

 

 


 

Img_1376 

こちらは、大きくて立派な蝶になりました。

サナギになったときに、壁からはがれてしまって、もしかしたらかえらないかもしれないな、と心配していたのですが、よかったです。

この子は、飼育ケースのふたをあけると、ふわ~っと大空に舞っていきました。

その姿を子供と一緒に見送りながら、感動で涙したのでした。

ありがとう、アゲハよ!!


初収穫♪

2008年06月12日 | ガーデニング

庭に植えたキュウリがこんなに大きくなりました~!!

Img_1315

ねえ、すごくない?

太さと言い、長さと言い、形と言い、売り物のような美しさでしょ?

毎日毎日、あと少し長くなったら、色が濃くなったら、と収穫の日を首長くして待っていました。

そして、とうとうその日がやってきたのです。

ティガーが、ちょっと緊張気味にハサミを入れて、マリリンが受け取りました。

トゲトゲが痛いくらいの活きの良さ。

産地直送、採りたて、無農薬のキュウリだもの。 食べ方は最もシンプルに、塩をふってまるかじりです。 (マリリンとティガーの2人なのではんぶんこですが。)

2人とも、「おいしい~!」 「うまっ!!」 「ジューシー!!!」 と、大感激で食べました。

Img_1316 次々と黄色いかわいらしい花が咲いて、小さなキュウリができつつあります。

次の収穫はいつでしょうね。

ただ、先ほど改めて野菜の育て方の本を読んだら、「苗が疲れないように、一番果は小さいうちに摘み取ります。そうすると二番果からどんどん成長します。」 という記述が…

張り切って、一番最初の実を心行くまで大きくしてしまったから、次からの実に続くかどうかは多少不安です…

でも、もしそれを知っていても、せっかく大きくなってきた実を、次からのために摘み取るなんてこと、貧乏性の私にはできません。

ところで、今の所、キュウリには虫害は発生していません。

キュウリのすぐ横に、ローズマリーが植えてあるんだけど(上の写真参照)、噂では「ローズマリーは虫除けになる」 とか? だからキュウリには虫がつかず、元気なのかもしれません。


癒されています…

2008年06月05日 | ガーデニング

P1010072 庭に植えた小さなレモンの木に、アゲハさんが卵を産みつけて行きました。

葉っぱの裏にくっついている白っぽいのが卵です。

こんな卵を5~6個見つけたので、葉っぱごととってきて、アゲハの成長を見守ることにしました。

 

 

 


 

 

 

P5260105 こんな感じで、プリンカップの中に一つずつ入れておきます。

卵が白から黄色っぽくなると、中から黒い幼虫が出てきます。

私は「虫好き」 ではないけど、我が家の植えたばかりのレモンの木に生んでくれたアゲハの心意気を買って、大切に育てていると、黒い毛虫もかわいく思えてくるから不思議です。

黒い毛虫から、段々と背中に白い線のある幼虫へと成長して、あるとき突然、例の緑色のイモムシになるのです。

緑の幼虫は 「終齢幼虫」 というのですが、その年齢になると、食べる葉っぱの量も半端じゃないので、我が家の小さなレモンの木の葉っぱだけでは足りなくなってきて、お隣さんからミカンの枝をわけていただきました。

なので、今は自然に近い形で、枝の上を自由に歩き回っております。

バリバリと音を立てて葉っぱを食べ、のっそりと歩き、見ていてほほえましいの。

ただ食べて動いてどんどん大きくなっていくのです。

邪念など全くありません。

マリリン(小5女子) も、うっとりしながら、その緑色の生命力溢れる姿を見つめています。

そして一言。

「この子見てるとさ、いろんな面倒なこととか、もうどうでも良くなるよね。」

奥深い一言です。

アゲハの幼虫に心癒される母娘。 ヘンでしょうか…


実のなる木

2008年05月27日 | ガーデニング

お庭に、なにか木を植えようと考えたときに、子供と一緒に収穫の喜びを味わえる 『実のなる木』 を植えたいな、と思いました。

そこで、見た目にもかわいらしいブルーベリーを植えることにしました。

園芸の知識が全くない私は、ガーデンショップに行って、初めて、ブルーベリーにもいろんな種類があることを知りました。

大きく分けて、「ハイブッシュ系」 「ラビットアイ系」 などがあり、「なんとか系」 の中にもいろいろな種類があるんですね。

(なんとか系 ってラーメン屋さんみたい…?)

で、とにかく 「なんとか系」 をそろえないと実がならないとのことです。

例えば、ラビットアイ系なら、ラビットアイ系のものを数本植えると、実がなる確率が高くなるというのです。

ラビットアイ系の中にも、ティフブルーだの、ウッダードだの、いろんな種類があるわけで、素人としては、種類をそろえなきゃいけないと思ったら、「ラビットアイ系のティフブルーを数本買えばいいのね。」と思うじゃないですか。

実は違うんですね。

ラビットアイ系の中の違う全部種類を植えたほうがいいらしいですよ。

ハイブッシュ系はうまくいけば、実がたくさんなるらしいけど、ラビットアイ系のほうが比較的育てやすい初心者向きとのことなので、ラビットアイ系の中から、4種類、4本の苗木をセレクト。

本当は1mくらいのそれなりの木を買いたかったけど、何種類も買ったほうがいいということだったので、予算の都合と、これから育てる喜びのためにもまだ20cmほどの小さな苗木です。

P5260103 そんな小さな苗木でも、一人前に、実がなったの♪

 

もうちょっと大きくなって色が濃くなったら、食べようかしら?

と、思っているうちにいつも鳥に先越されてしまいます…

しかも、いかにもブルーベリー食べましたよって言わんばかりの糞までしていくなんて、失礼極まりないわっ。

 

 

 

 


 

P1010063_2 もう一つ、実のなる木として、レモンの木を植えました。

これは、子供のたっての希望です。

柑橘系の木には、アゲハチョウが卵を生みに来ます。その幼虫を育ててたいと言うのです。

柑橘系の木は、ゆず・きんかん・みかん などいろいろありますが、見た目がどうしても和風な感じで、ちょっとイメージが合わないので、レモンならその中ではお洒落っぽいかなということで、レモンにしてみました。

もし実がなったとしたら、一番使えそうだしね。

(国産無農薬レモンなんて高級品よね!)

 

←買ってきたときは、ヒョロヒョロで枯れてるんじゃないの?というくらい頼りなかったのですが…

 

 

 


 

P5260102 こんなきれいな花が咲きました。

モクレンが小さくなったような白くて、当たり前だけどレモンの香りがする花です。

 

そして、そして、子供達お目当てのアゲハチョウは?

なんと、まだ植えて一ヶ月しかたっていない、この小さな木にしっかりと卵を産み落としていってくれたのです。

アゲハチョウも、どうやって見つけたのでしょうか。

ヒラヒラと飛んでいたら偶然にも 「あらこんなところにレモンの木!」 と思ってくれたのでしょう。 

そんなアゲハチョウの気持ちにこたえるべく、現在5匹の幼虫を飼育中です。

 


My Garden

2008年05月26日 | ガーデニング

私は、お花をもらってもすぐに枯らしてします。

クリスマスに夫の母からシクラメンの素晴らしい鉢植えをいただき、手入れの仕方も母から詳しく教えてもらったのに、すぐに枯らしてしまい、母が来る前に走ってシクラメンを買いに行ったこともあります。

子供の教材のプチトマトだって、友達の家では鈴なりになっていたのに、うちでは一粒もできませんでした…。

私には、草花を育てるのは向いてない。

お花であろうと、野菜であろうと、私には無理だし、第一、そんなに好きじゃないんだからできるわけないじゃん。

だから庭だっていらないんだ~

ずっとそう思っていました。

でも、新居に引っ越して初めての春を迎え、街路樹の葉っぱも芽吹いてきて、新緑がまぶしくなってきたら、ちょっとやってみようかしら…? なーんて気持ちがムクムクと湧き上がってきました。

久しぶりの新鮮な気持ちです。

そうと思ったら、すぐに行動。

P4230059 家の南側の通路の砂利をどけて、そこの土をちょっと掘り出します。

レンガと土を買ってきて、花壇を作り、小さな苗をいろいろ植えてみました。

ちょうど一ヶ月前のことです。

 

 

 

 

 


 

 

 

P5260107_3  それが一ヶ月でこんなに成長しました!!

バジル・ ミント・ ローズマリー・ しそ といったハーブ類はお料理に使えるくらいにまで葉っぱが生い茂っています。

ベビーリーフミックスは、摘んでも摘んでも新しい葉っぱが出てくるので、新鮮なサラダが食べられます。

プチトマトとキュウリもすくすくと成長しています。

 

 

 


 

 

P5260098_3 キュウリは、花が咲いて、その根元には小さな小さなキュウリができています。

キュウリって、こんなふうになるのですね。

知らなかった…

これが食べれるようになるまでには、あとどれくらいかかるのかなぁ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

P5260101_2 プチトマト。

こちらも、小さな緑色のプチトマトの赤ちゃんがいっぱいついています。

せっせと水をあげて、雑草がはえてきたら抜いて、虫がついたら取って、すごくかわいがっています。

朝起きて、この子たちの成長を見るのがすごく楽しみなんです。

庭仕事なんて嫌いだと思っていた自分が、こんなにのめりこめるなんて思ってもいませんでした。

GWに3日ほど家を空けたときも、「野菜の苗は大丈夫かなぁ」 と心配で心配で。

そのときは、結構雨が降ってくれたみたいなので、苗たちは強く成長してくれました。

旅行より野菜の心配をしてしまう自分って… 自分じゃないみたい…