冬の空

寒い寒い
そうだよ冬だもの
と、みつをになってしまいそうな朝の焙煎小屋

ゆるりゆるり
5釜を終えて小屋を出ると
青く高い冬の空と白い息

最近
本を読む暇がないほどたくさん来店いただいている
ありがとうありがとう

ありきたりな
言葉しか言えない自分がもどかしいなと
思い見上げる冬の空

今年は行くことに

メールをたくさんいただいた
店でもたくさんお声がけいただいた

なので今年は
健康診断に行くことにする

40才になるんだし

町へでよう

開店以来店と家の往復の毎日
繰り返しを繰り返す
ただただ良いコーヒーを作りたくて

4年目に入る今年は世界を少し広げるために
町へでようと決めた
なんだかドキドキしている自分がいる

知らぬ間に型に嵌られていた自分を
少しだけ開放するために
違う世界を見に行こうと思う

きっと私のコーヒーはまだまだ美味しくなる

分

自分自身の事がわかる年になったようだ
自分の分を弁える

そうすれば無理に背のびをすることもなく
卑屈になることもない

楽に生きるために負荷をかける
何だかとても矛盾するようだけれどこれが大事

うまく捨てていくことを覚えた
だからこそ捨ててはいけないことの大切さを知った

自分の分を弁えて生きていく
それが今年の自分自身への指針

COFFEE FESTIVAL 2009

昨年の東京に続き名古屋で開催されます。
詳細は下記をご覧くださいませ。

http://millebooks.blog.so-net.ne.jp/

近郊にお住まいの皆様、ふらりとお立ち寄りくださいませ。

きっと何の意味も持たない主義

初詣には行かない
年賀状も出さない
テレビは見ない
定期検診には行かない
焼酎やウイスキーは割らない

世界とは対峙する
つまらないことに意地を張る
何もしないくせに平和を願う
季節を愛でる
どこでもない場所ここで生きていこうと思う

意味なんかいらない
だけれど譲れないものはずっと持って生きていく

大切なことがある

自分の中でだけ通用するルールと思想がある
あくまで自分自身の中でだけど

とても大切なことがある
言葉にした瞬間なんだか嘘になりそうなほど脆く頼りない

だけどそれがあるからやっていける
いろんなことがあるけれど目指すところはブレちゃいない

嫉妬や蔑み、つまらないことはもういいや
アクセルを少し強く踏みこむ、そう少しだけ

怖くなんかないさ、そこには見たことのない景色があるはず
きっと君も笑っていてくれる、きっと

ローストロースト

本日今年最初の営業日
日本各地からたくさんのお客様にご来店いただいた
日本は狭いのか、それとも想いは届くのか
ありがとうございます
昨日20キロほどローストしたにもかかわらず
明日の朝も同じ位ロースト出来ることになった
コーヒーを焼いて暮らせる幸せ

そんなこんなではやくも発送がすこし遅れ気味になっております
よろしければ少し早めにご注文いただけると嬉しいです

ローストロースト　アイムベリベリーハッピー

風が強い日

風が小屋を揺らす凶暴な音を聴きながら
ただ黙々と焙煎を繰り返す
明日からのコーヒーの準備が出来た

のこり少なくなった甘く怠惰な休暇
ワインと炬燵と子供たちの喜声
今年のはじまりをはじめる為の心の準備

酔った頭でとりとめのないことばかり考えている
そんな風の強い日の午後

眠る眠るそして眠る

大晦日の夜、そうそうに眠る
除夜の鐘などもう何年聞いてないのだろう
正月の朝はアアルト君の掃除
昼に親戚が集まり食べて呑む
案の定酒に呑まれて眠る
夜ぼーと起きて夕食を食べまた眠る
ただただ眠れることの幸せ

みんなが今年も良い年でありますように