掌に重みを感じる仕事はきっと無くならない。

起業ブームらしい。
インターネットと使った新しいプラットフォーム作りが多いみたい。
有名大学の就職先は外資のコンサルや銀行が人気らしい。
少子化、移民を受け入れない日本で虚像の仕事が人気って、なんだかなあ。
とコーヒーを焙煎しながらそんなことを考える。
掌に重みを感じる仕事はきっと無くならない。

新しいはだから危険なんだって。
必要ないから無かったのかもしれないし、新しいものからすぐに古びるんだ。
時間をかけて生き延びて来たものの強靭さ足るや。
新しいの反対は古いではないんだよ。

ずっとある仕事。
一人前になるまでに時間のかかる仕事。
そういうものに目を向ける若者が増えるといいな。
めっちゃ儲かるわけではないけれど、生活は出来るくらいには稼げる。
それじゃあ、駄目なのかしら。