何もないほうがいいのではない

財産がある人は奪われないようにするために人を信用できなくなる。
知識がある人は自分の知っていることを知らない人を見下すようになる。

もしかして人が生きていく上でいろんなものは邪魔なのかしら？

そんなことを思ってしまうくらい不安になるときが人にはある。
だけど、大丈夫、その不安は成長しているってことだから。

何もないということは、幸せだという感情さえも知らないということかもしれない。
不安な気持と幸福である状況は、表と裏、同じものを違う角度から見ているだけ。

不安である感情に押しつぶされそうになるときがある。
そんなときは、成長してるんだ今、そう自分に暗示をかけるんだ。
何度も何度も繰り返しているうちに心は強くなる。
でもね、ヤバいと思ったら速攻で逃げるんだ。

やっぱり何もないということはつまらない。
何でもいい、夢中になれるものを見つけたい。
ずっと無かった私は、結婚し子どもが生まれ家庭が出来た。
家族愛というものが人より薄い（ナショナリズムなどすべてのそういう感情が希薄だ）
けれど、彼女彼らのためにがんばっている今は幸せだ。
そう思う毎日、今日も焙煎がんばってます。