29日のコロナ感染確認、愛知県では155人が報告されている。うち名古屋市は77人、豊橋市は7人、豊田市は2人、その他市町村は69人である。これで県内累計は10017人と、1万人を超えた。
東京都の速報値では418人の感染確認。日曜日に発表される人数としてはこれまでで最多だとある。役人的・恣意的な発表調整が間に合わなくなってきたのかもしれない。
アメリカの真似事、ブラックフライディセールでにぎわうスーパーの食品(フルーツ)売り場で大きな柿を見つけた。
横に並んだ「次郎」や「富有」の頭が平たい格好ではなく、天辺が尖って太った柿だ。これだけが他とは違うから、客寄せのデコーレーションなのかもしれない。天辺が尖った大ぶりの柿だと「富士」や「代白」などがあるが、どちらも渋柿だろう。
日本の柿生産といえば愛知県も岐阜県も上位に入るが、今日の中日新聞には岐阜の干し柿の話題が二件載っている。
ひとつは、美濃加茂市蜂屋の名産ブランド〈堂上蜂屋柿〉の天日干し作業が最盛期を迎えたというもの。長い歴史があって、糖度65度の強い甘味を売り物にした高級干し柿だということくらいは知っているが、一個2千円にもなる貴重品、残念ながら食べたことはない。
もうひとつは、美濃加茂の西隣にある山県市の伊自良地区で作られる「連柿」のニュースだ。
こちらは「伊自良大実」というやはり地元産の渋柿を使う。剥いた柿の実は竹串で横から三つずつ刺すが、これは、祖父、父、子の三代が平和に暮らせるようにという願いを込めたカタチ、それを十段に編んでいくのが「連柿」。柿の短冊が農家の軒先に吊るされるわけだ。これから2~3週間を美濃の寒風に晒し、柿が飴色に変ってきたころが、ちょうど正月用の出荷タイミングというわけだ。
春の長雨と夏の日照りで例年より小さめだが、干し柿の味は「いつも通りに甘くおいしい」という柿農家のお勧めも載っている。堂上蜂屋柿ほどの高値にはなるまいから、名古屋のスーパーに出回ることがあれば、買って柿農家の言い分を確認したいとも思う。甘ければ虫歯の穴が疼くからよくわかるはずだ。
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