5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

旬の若筍

2021-04-05 21:11:01 | たべもの

5日の愛知県ではコロナ感染が45人(延27901人)死亡が3人(累593人)となり、全国では感染が1563人(延488049人)死亡が16人(累9265人)と発表されている。また変異ウイルス感染は民間検査の69人を新たに加えて累計136人になったと愛知県が発表している。

昼の食卓で春が旬の野菜の話題になった。菜花をもっぱら食べる我が家だが、これもそろそろ終わりだねということから、ほかの食材に話が移ったのだ。

スーパーには筍が売られているが、はしりは小振りの若筍の筈なのに、今年はなぜか初めから太い筍がならんでいる。何故だろうかと思ったが、これは、出入の魚屋の奥さんも同様の観察をしていたらしい。昼食は筍が食べたいねということで終わった。

そんな昼間の話が夕食には現実になった。生麩と筍の煮物が出てきたのだ。家人の知人からの頂きものだという。何処かは知らぬが竹林で知人のご主人が朝掘りをしたものを茹でて持ってきてくれたのだとか。おかげで、今年最初の筍を楽しめた。

贅沢なもので「和布と一緒に炊いた京風のおばんざいが食べたいねえ」というのが夕食の締め言葉である。まさか、明日には若筍煮がやってくるなんてことはなかろうが。

そんな春の味覚、筍の初出荷を前にその生育を確かめる試し堀りが行われたという金沢のニュースをNHKが放送している。

白山の西麓、金沢市の四十万町の竹林が試掘の場所。金沢の筍は加賀野菜の一つで現在160軒の農家が栽培し県内出荷量の9割を占めるとある。伝統野菜最大の産地というわけだ。

今日は、JA金沢の筍部会(伝統野菜の最大産地だからこういう部会があるわけか)が集まって今年の筍の生育状況を確認した。雪の下で良い筍に育っているそうだ。今年は収穫が少ない裏年にあたり、出荷量は去年の半分、約200トンを見込み、初出荷は今週末の土曜日を予定しているという。

来週あたりの近江町市場には、柔らかい掘りたての朝掘り若筍が現れる。惣菜屋にはきっと旨そうな和筍煮も並ぶことだろう。金沢住民たちが羨ましい春である。

 

 


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