15日のコロナ感染、NHK調べ午後6時40分現在、全国で961人(延418454人)の感染と66人(累7049人)の死亡が発表されている。愛知県では42人(延25273人)が感染、4人(累482人)が死亡した。
国民の意識が政府のワクチン施作の方向に向くのはある意味致し方なかろうが、ワクチンに比べて政府の積極性を感じない感染検査のあり方についてメディアの指摘が継続してくれることを期待する。ワクチンは発症抑制薬であって治療薬ではないから、ワクチン投与者が隠れキャリアになることを恐れるのである。
コロナがもたらした人間の行動変容の中で一番ポピュラーなものといえば、やはり「マスク」だろう。
「ノーマスクで強いアメリカを示そう」というある意味で手前勝手な、科学的根拠を無視したトランプ前大統領のMAGAキャンペーンの結果は、驚くべきコロナ蔓延を全米に広める無惨な結果を招いた。
安倍前首相が考えた自分のレガシー作りの足を逆に引っ張ってしまった「アベノマスク」も同様にマスクにからんだ政治的な失敗だったといえるだろう。
人気のなかった「アベノマスク」だが、市場には「〇〇マスク」という命名法に倣ったいろいろなマスクが後になって出現している。これもコピーの得意な日本人らしい金儲けの発想だった。
なぜか右へ倣えに安心する日本人たちのファッションだが、トランプ大統領も安倍首相も退いた今となっては、「〇〇マスク」も従来の白色中心の基準品を離れ、防ウイルス効果を謳い、他との差別化も図り、使う素材・色柄・デザインに工夫をする余裕も出来ているようだ。毎日使うマスクの選択肢が増えるのは歓迎だろう。
今日のNHK富山局は「富山駅で駅員〈トヤマスク〉着用」というリードで、JRが観光PRにマスクを利用しはじめているというニュースを伝えている。
JR富山駅の駅員が今日から着用を始めたのが「トヤマスク」と名付けたこのマスク。コロナの感染拡大を防ぎながら富山の観光資源の魅力を発信しようと富山市が考案したもの。
紺と臙脂の2色で、名産の鱒ずし、松川に咲く桜、おわら風の盆などのイラストに〈Amazing Toyama〉という英文キャッチと共に描かれている。今日は20人の駅員たちがさっそくトヤマスクを着用、改札口などで利用客の対応に臨んだとある。
「富山観光のPRに合せてマスク着用の行動啓発もできる」という駅の助役さんのコメント通りのマスク効果が現れるのか注目である。
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