① 2010.2.9 市の中心部の常磐公園。 北海道100年記念事業として本郷新、本田明二製作のブロンズ像『風雪の群像』。
3人の若い男性とアイヌの老人、若い女性の5人の群像。
1970年5月、作品構想が公開されるとアイヌ老人のフォルムを差別にあたるとする公開質問状が出され、論争が起こった。
1970年8月、作品は構想通りに製作され除幕された。
1972年10月、ある過激集団により作品が爆破されたが、この暴力行為は作品の是非を論議していた両者から非難された。
1977年、『風雪の群像』は復元され現在にいたる。
作者側のこの作品が復元されるまでの経過、論争内容など
☆ 爆破事件について(ウイキペディア記事)
追加 ☆ 抗議側の内容、経過など
② 2010.2.9 冬は雪に埋もれて短靴では近くに行くことができない。 左手の建物は道立旭川美術館。
③ 2009.10.14 紅葉真っ盛りには、こんな景色だった。
④ 2009.10.14 北海道100年記念事業『風雪の群像』全体像。
⑤ 台座についている『建立趣旨』
⑥ 2010.10.14 作品の一部拡大。
⑦ これも台座についている一節『風雪百年』
ブロンズ像 立派ですねー
実際に差別の歴史があったようですから~・・。
ひげの濃い人物がアイヌでしょうか。彼の指先から見ると、他の人たちに案内をしているようですね。
裸じゃあ寒いですね。魂が燃えているのか。
「風雪の群像」歴史の証人のお一人ですね。
私は当時旭川ではなかったので、新聞TVで見聞きしただけでした。
この群像のブロンズ像が大破したそうですから、それなりの大きな爆発だったのでしょう。
東光からも感じられたそうで・・。
私は最近になって「これがあれなのか・・。」とじっくり見入った次第。
今は公園の中の彫刻群のひとつとして目立たずにポツンと知る人ぞ知るという感じで存在してます。
開道100年時、北海道主導でケプロン像と黒田清隆像が札幌大通公園に建立され、
民間人の力で名もない民間人の像が旭川常磐公園に設置されたものです。
切り株に腰を下ろしている老人がアイヌです。
再建後は穏やかに時が過ぎているようです。
衣服を着ている姿を想像するとして、どんな衣服がふさわしいのでしょう、イメージが広がりません・・。(笑
のか分かりませんが、躍動感があって素晴
らしいと思います。本郷新さんは俳優の
本郷淳さんのお父さんですよね。
③の紅葉の写真は、芝生の緑と様々な
色を見せる木々との色合いが実に素晴らしい
ですね。風雪の群像も存在感があります。
リンク先の記事ではそのことに触れていませんが、それに応えて切り株に腰を下ろす姿勢に変更したという経緯があったのです。作者としてはそれで十分配慮したということなのでしょうが抗議した側は納得しなかったと言うことです。
この像の背後にあるものとしてもう1つリンクを追加しました。
お読みいただければとおもいます。
本郷新、淳さん親子はお2人とも亡くなってますね。